親友が英雄の転生者だった件について   作:電脳図書館

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第七十七話になります!fgoでこの作品にも関わるあの子が復刻されたので回したら2体来てくれて宝具3に出来ましたぜ!


悪魔召喚士

「(戦場は互いに優勢、劣勢、拮抗って状態か・・・盤上が動く気配は今だ無いとなると、今動かなければ黒雪が危ないか。リスキーだが手はある。"保険"も使うとしよう)」

 

自身の五感と仲魔達の視覚、聴覚から得られる情報を元に戦闘中ながら戦場全体を俯瞰し、動くことを決めた。

 

「さて、悪魔召喚士(デビルサマナー)の戦いを見せてやろう」

 

「な、なんじゃ急に!?」

『黒雪、ボディス交代だ』

 

「っ!?ああ、分かった!」

「ええ、視ていましたから知っていますよ。では置き土産を」

「何か仕掛けるんですね?」

黒雪と違い、行動ができるボティスは先程から続けていた黒雷を直線状に放つのではなく山なりに放った。

 

「ナンダ!?」

「ここで捨て身だと!?」

最初の相殺後追い駆けっこをしながら遠距離攻撃を撃ち合っていた為オルトロスの【ファイヤブレス】、トートの【メギド】は無視する形となり、当然攻撃が殺到するのだが。

 

「避けます?」

「このままで。どうせ大して効きませんし、彼女ならすぐ回復させることもできますから」

「では突撃ですね!あ、アガシオンは指輪に引っ込めて置きましょう」

意図を察した景虎はアガシオンを送還したあとそのまま直進、トート達の攻撃が命中する寸前で実槻が左手で封魔管を四本を取り出す。

 

「戻れ黒雪、ボティス」

 

デビルサマナーの特徴は悪魔召喚が一番目立つが逆に契約している悪魔を任意でCOMPや封魔管に送還することもできる。そして仲魔の送還や交代をする際、ポケモンの様に送還したあとで召喚を行うのが一般的だが、原作シリーズの中には送還する仲魔のポジションに新たに召喚する仲魔を直接入れ替えることが可能な作品もある。

 

つまり、このメガテンが現実になった世界に置いても仲魔を送還させたあとサマナーの側に新しい仲魔を召喚する方法だけでは無く、送還させた仲魔がいた地点に入れ替えるように新たな仲魔を召喚する方法もあるのだ。

 

「召喚、オセ、ペレ!」

 

 

 

「・・・ホ?」

キングフロストは急に押しつぶしている感覚と接触ダメージが無くなったことを不思議に思い、巨体を動かすとそこに黒雪の姿を無かった。

 

「いないホ!?でも感覚的に倒したって感じでもないホね?サマナーが送還したホ?まぁそれはそれでいいホ」

辺りを見渡しても姿が見えないのでそう判断し、ならあとはあのくノ一だけどホと彼女に向き直る。

 

「くっ!まだ、です!」

「立ち上がれるくらいには回復したホね。でもお前とタイマンなら完封できるホ!恨むならこの場を見捨てた仲間のサマナーを・・・ん?この場を見捨ててどうするんだホ?」

余裕満満とばかりと雪泉に攻撃をしようとしたキングフロストだが、親戚である非覚醒者達を守る必要があるのにここを見捨てても逆に守るの難しくなるだけじゃないのかと気づき、首を傾げる彼。

 

「目の前の人間を倒したあとは他を援護するか、入口まで進行するかになるホけどどっち選んでも非覚醒者達を守るのはより厳しくなるホ。だったらそもそも見捨てても意味ないホ・・・オイラに相性のいい仲魔が他にいたホ?でもキューブの飛び地しかいないこの地形ですぐには来れないホ。それこそ飛行出来てオイラの弱点の火炎やら呪殺の攻撃を連発とかできる奴じゃないと意味ないホ!・・・」

「あ、もしかしてオイラ今ヤバくないかホ?」

「流石はフロスト族とはいえ魔王。頭も回るようだ・・・だが、気づくのが少し遅かったようだね?【火炎プレロマ】【アギダイン】!」

「ヒーホーーーーーーー!?!?」

「オセ様?」

「突然のことで申し訳ない雪泉殿、我が盟友からの指示でね。選手交代だ」

丸焼きにされるキングフロスト。そして景虎達の戦いも動いていく。

 

「召喚された瞬間に【メギド】を喰らったのですが、センパイ悪魔使い荒すぎません?」

「二人共【火炎無効】で【ファイアブレス】を喰らわないだけマシですよ「放生月毛さんは?」・・・まぁ頑張ってください!」

愛馬の責めるような視線を無視して手綱を握る景虎。一方オルトロスとトートは新たに召喚された相手の仲魔に目を見張る。

 

「誰ダアノ悪魔!?」

「あれは・・・地母神ペリか!あそこまでレベルが高いのは稀だが、いや不味い!」

「相手も気付きましたね。でももう遅いですよ。それではペリ、脱いで下さい」

「脱がなくても出来ますからね!?サービスしてもあの人とセンパイ以外には水着までです!【ファイナルヌード】!」

「ぬ!!」

「キャン!?」

「お、良い感じに魅了状態に出来ましたね。防御力も下がりましたし、ここで決めますよ!【チャージ】!実際に突撃するのは雷が落ちたあとにですが」

【ファイナルヌード】で攻撃と防御力を低下させられ、魅了されたことでオルトロスの足が止まる。そしてこの未来を視ていたボディスが放った黒雷をまともに受けてしまう。

 

「ぐううううう!」

「ガアアアア!?」

その結果オルトロスの体勢が崩れてトートが背から落下する。

 

「まずは一つ!」

「ぐは!!」

そしてトートが突撃して来た放生月毛の馬足に蹴り上げられ

 

「【物理プロレマ】【絶命剣】!獲物は槍ですけど!」

「がぁ!?・・・ここまで、か」

景虎の宝槍が浮いたトートの身体を貫き、仕留めた。

 

 

 

「トートがやられた!?」

「あの猿!参謀自称しておったのに真っ先に落ちるってどういうことや!というかおまんも正気か!?仲魔入れ替えながらワシらの相手もしとったからカラステングに突破されとるやないかい!」

「ああ、俺もあんまりこの手は使いたくなかったんだが・・・まぁこれも運命って奴なのかね?」

 

 

 

「魔法がこちらに来ない今がチャーンス!ふふ、相手のサマナーも焦ったみたいですね!あの人間達を人質に取ればこっちの勝ちですよ!」

実槻が送還&召喚する隙に前線を突破するカラステング。彼女の言う通り、もう実槻には彼女を止める手立てはない・・・そう実槻には、である。

 

「飛行・・・これを禁ずる・・・」

「え?」

「はい、禁則事項違反」

「オギャアアアア!?」

その言葉の直後カラステングの身体に激痛が走り落下していく。どうにか入口近くのキューブに不時着出来たものの、ダメージも大きい。

 

「な、なんですかこれ・・・空間自体に働き掛けている呪詛の類ですか?」

「まぁその要素もあるね、それだけでもないけど。大丈夫、ものすごく痛いけど流石に即死はしないから・・・全く僕は保険だって実槻の方から言ったくせに、使うにしてももうちょっと躊躇って欲しいよね」

「あ、貴方は!?そんな貴方は覚醒していなかったはずです!」

「ん?別に覚醒しているのを隠す護符くらい簡単に作れるでしょ?まぁ異能を行使しているのを認識されても効果が持続するとかなら制作難易度跳ね上がりそうだけどね」

覚醒する方法自体は割と種類は多い。その中に魔法や異能、所謂マジックアイテムやアーティファクトに触れることで覚醒する場合がある。その場合その人物と物品には運命的な縁がある場合が多いらしい・・・ならば。

 

『当たり前じゃボケ!!それどこで拾った!』

 

『父方の親戚から「今の僕には必要ない物だ」って俺が持っている古書と交換でくれた』

 

彼があの書に巡り合ったのに"覚醒しない"などということがあり得るのだろうか?それこそ世界を左右する縁を持ち合わせているというのに。

 

「やぁ、君の相手は僕だよ・・・たかが鴉の分際で僕の家族に手を出せると思い上がったのかい?」

 

【魔術師 氷川ヴィクトル Lv35】

 

かの者もまた姿は違えど、この世の運命の輪に組み入れられた"ネームドキャラ"の一人である。




読了ありがとうございます!ヴィクトルは覚醒済みというネタは実はミロク経典を出した当時から温めてました。まぁ当時は代理AA誰にするか決めてなかったので、一人称は私から僕に後から修正しましたけど。他にも異界突入後にも伏線を張ってたりしました。因みにミロク経典の解読をほぼしていないので、原作の受胎前の氷川総司令よりも弱いですし、悪魔も使役していません。
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