【カオ転三次】目に焼き付ける話   作:幻 幽鬼

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学校の目を盗む話

 

 神主が『ガイア連合山梨支部』という名前で起業したので、バイトが禁止なうちの高校の目を盗んで入社した。

 

 ガイア連合が出来た経緯だが。

星霊神社の覚醒した修行僧達が降霊術の修行に耐えられず挫折し、デザインに流れているせいで式神製作が追い付かず。

それに並行して占術やら書類整理やら修行やら覚醒手伝いもやっており手が足りず。

破魔矢や耐魔鎧とか、ましてや刀剣の販売や貸し出しを星霊神社名義で続けているともし外部にばれた時が不味いため、それらの問題を解決するためにもそれ専用の窓口とダミー会社を作る事になったらしく。

 

 神主が仕事をしながら名前を考えていると、『★オレとシキガミがレボリューション! そのⅣ』のスレで式神に関する話題をしていたので安価で名前を募集した結果、この名前に決まった。

 

 学校に黙って霊能の仕事を受ける事についてはもう今更ではあるが、両親はこれ迄の活動により俺たちの言う終末が訪れるのを肌で理解しているので。

渋々とだが、俺がバイトする事を許容してくれた。

 

 

 

 

 

 ガイア連合に所属してから暫くの時が流れ。

起業に伴い星霊神社の横にコンクリの建物と宿舎と工場ぶち建てたり。

 

高校を卒業し適当な大学に入ったら、ヤリサーが多かったので手編に潰して回ったりしながら人脈を広めてみたり。

 

お袋のレベルが上がったお陰で休日に使うアイテムの製作を任せ、俺はカードハントや宝探しなどの需要のあるスキルをガチャの景品としてスキルカードに術式を書き込んでガイア連合に売り込んだり。

 

戦力増強の為にレベルを上げて神主に面接してもらって珍獣クダや魔獣イヌガミなどを一部譲って貰ったり、召喚で手に入れた悪魔やペルソナを鍛えたり。

 

休日に家族全員で地方依頼を受け、メシア教や名家達のアレ具合を見聞きしてきたりした。

 

 

 

 ガイア連合は依頼を確実にこなす。

その積み重なった実績からくる事実から根願寺や地方盟主からの評価は高く。

故に、時間が経つと共に異界に関する依頼難易度の上昇に単身任務や強力な怪異の討伐などの身の丈に合わない任務が増えるのは当然の結果であり。

 

 そして、ガイア連合にて初めての犠牲者が出た報告が上がったのも、ある意味時間の問題ではあった。

 

 だが、犠牲になった彼は決められたルートを探索する偵察限定の依頼を受けていたのだが。

探索ルートからわざと外れて異界に入った挙げ句。

警報を鳴らす式神の警報を切り、スキルが再使用可能になるまでの間にユキジョロウと出会いグロ死体になり。

 

緊急出動した神主と医療班が駆けつけるも蘇生は失敗したが、近くにいた殺した張本人のユキジョロウと女性型式神のパーツを使うことで性別と種族が変わってしまい。

悪魔でもなく人でもないという意味での魔人の女に性転換してしまったそうだ。

 

 とりあえず、こんな下らないやらかしをしたこいつとは自分からは出来るだけ組みたくないなって、掲示板で見たとき思ったよ。

必要なら積極的に関わるけど。

 

 

 

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