ブルーアーカイブ 〜平等の幸せを求めて〜   作:眠り狐のK

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大変おまたせしました!
ほんとはもっと早く更新する予定だったのですが、仕事の関係とか新型コロナウイルスにかかったりと色々バタバタしてて遅れてしまいました。
これからはいつもの投稿ペースに極力戻していこうと思いますのでよろしくお願いします、


第一章 対策委員会編
5話 アビドスへ行こう!


 あれから、十数日が経った。先生がこのキヴォトスに来てから十数日間で色々なことがあった。と、言っても後半はほとんどシャーレで書類と戦う日々になってしまっていたが、これも仕方のないことと割り切って勧めていた。

 この世界に来てまだ十数日なのでそこまで仕事もないかと思っていたが、そんなこともなかった。噂の広がり方は予想以上に早く、すぐに多くの生徒から手紙が届いてきたり、連邦生徒会が捌ききれなかった書類がどっさりと運び込まれたりと割と大忙しな日々になってしまった。生徒から届いた手紙の内容としては、挨拶の手紙から是非遊びに来てほしいとの招待状、さらには噂を聞きつけて助けを求める声も多数届いていた。こうやって生徒が先生に助けを求めてくれるということは喜ばしいことだが、逆に考えてこれだけ助けが必要な生徒が多いということになんとも言えない感情になった。

 

 さて、とりあえず十数日の出来事の話は置いておいて、仕事の合間を縫って色々とまとめていた。自分の前世のこともある程度思い出し、この世界の未来と言う名の原作知識もある程度把握した。前世のことを思い出したということは、前世で自分が死んだことも思い出している。とはいっても、明確にすべてを思い出したわけではないのだが。

 ひとまず、色々と整理してやるべきこともまとまった。とは言っても、大まかに言ってしまえばまとめる前も後もやるべきことは変わらない。

 

「先生として、生徒みんなが幸せになれるようにすること」

 

 それが、先生としてこの世界に来た自分のやるべきこと。

 それは、本来の先生の立ち位置に自分がついてしまったから、自分が先生の代わりにやらないといけない、なんて理由ではない。いや、多少なりともそんな義務感を感じている部分も否定はできない。それでもやはり、一番の理由は、自分自身がそうしたいと思っているからなのだ。

 そして、その為には一つ、大きな弊害が存在することも知ってしまった。

 生徒達ではどうやっても解決できない、自分が解決しなければならない弊害、それは――

 

『むにゃ……あ、おはようございます、先生!』

「おはよう、アロナ」

 

 そんなことを考えているうちにタブレットからアロナの声が聞こえてきた。ここ数日間の仕事でもアロナはしっかりと仕事のサポートをしてくれてるので大助かりしている。

 書類仕事は苦手というわけではないが、この平凡な処理能力の脳みそではどうしても時間がかかってしまう。

 裏技を使えばちょっとは早く出来るが、疲れるので極力やりたくはない。つまりはスーパーアロナ様々ということだ。

 

「今日は何か来てるかな?」

『そうですね……大体はいつも通りですが、うーん……一件だけちょっと不審な手紙が……これは先生に読んでもらうほうが良さそうですね』

「うん、わかった。読んでみようか」

 


『連邦捜査部の先生へ

 

こんにちは。私はアビドス高等学校の奥空アヤネと申します。

 

今回どうしても先生にお願いしたいことがありまして、こうしてお手紙を書きました。

単刀直入に言いますと、今、私達の学校は追い詰められています。

それも、地域の暴力組織によってです。

 

こうなってしまった事情は、かなり複雑ですが……。

どうやら、私達の学校の校舎が狙われているようです。

 

今はどうにか食い止めていますが、そろそろ弾薬などの補給が底を突いてしまいます……。

このままでは、暴力組織に学校を占領されてしまいそうな状況です。

 

それで、今回先生にお願い出来ればと思いました。

先生、どうか私達の力になっていただけませんか?』

 


 

『うーん……アビドス高等学校ですか……。昔はとても大きな自治区でしたけど、気候の変化で街が厳しい状況になっていると聞きました。どれほど大きいかというと、街のど真ん中で道に迷って遭難する人がいるぐらいだそうです! ……あはは、まさかそんなことがあるんでしょうか? いくらなんでも街のど真ん中で遭難だなんて……』

 

 なんともいえない。どれくらい広いかは分からないけど、トリニティみたいに複数の学園が集まってるレベルならそれくらい広くてもおかしくはないだろう。アビドスは砂漠地帯だし、砂が舞って視界が悪くなれば尚更だろう

 

「まぁ、行ってみればわかるんじゃないかな」

『そうですね……ということはアビドスに向かうんですか?』

「そうだね、善は急げ、すぐにでも出発しよう」

『かしこまりました!さすが、大人の行動力ですね!』

「弾薬とか補給品も持っていかないといけないね、アロナ、クラフトチェンバーの起動と転送の準備をお願い」

『そちらも了解しました!クラフトチェンバー起動……物資の生成完了次第転送準備に入ります!』

「それじゃ、行こうか」

『はい!』

 

 一通りアビドスに向かう準備を済ませると、アロナにシャーレの戸締まりをお願いしてそのままシャーレを出発した。

 


 

「ここがこの道で……いや、こっち? あれ?」

 

 意気揚々とシャーレを出発して数時間、どころか数日が経過。先生は見事に道に迷っていた。

 アロナから聞いていた情報のことも考えて食料や水は多めに用意していた為、一応まだ残ってはいるが、肝心の学校が見つからない。

 流石にマップ見ながら行けば大丈夫だろうって思ってたけど思ってたより大丈夫じゃなかった。どこを見ても砂、マップを見ても砂、マップがマップとして機能していなかったのだ。というよりかはそうなってしまうほどに何も無い。ちょこちょこ建物とかは見えるが外も中も砂だらけ、とても人が住んでるとは思えなかった。このままでは残った食料と水も底をついてしまう。

 

「うーん、どうしようか……」

 

 このまま同じように歩き回るだけでは状況は良くならないかなと、頭を悩ませる。学校だし見れば分かるかと思ってたが砂だらけで見てもわからないのが現状、一度シャーレに戻って別の方法を考えたほうがいいか、と色々考えているうちに、遠くから自転車が走るような音が聞こえてきた。音の方向を向くと、一人の少女がロードバイクに乗ってこちらに走ってきていた。

 

「こんにちは」

「ん、こんにちは。こんなところに人なんて珍しいね、観光? それとも学校に用があって来たの?」

「うーん、観光もそのうちしたいけど、今回は後者のほうかな」

「そう……じゃあ久しぶりのお客様だ。すぐそこだし、私が案内してあげる」

「うん、悪いけどお願いするよ。とりあえず自己紹介しよう、僕は白神大智、シャーレの先生をしているよ」

「ん、やっぱりシャーレの先生だったんだ。私は砂狼シロコ、じゃあ案内するからついてきて」

 

 そうして偶然会ったシロコさんの後をついていって学校に向かっていった。

 

 




久しぶりすぎてかなり文字数が少ない気がしますがまた少しずつ慣れていくことにしましょう。
どこかで話したかもしれませんがこの物語はここからが本番になっていくのでワクワクしながら見てくれるとありがたいです。
あと、欠片の物語と同様にこちらも感想匿名でできるようにしてるので書いてくれると泣いて喜びます


















イブキジッソウダヤッター!
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