誰も私を追わないでください(涙目)   作:明負悟

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変なテンションが続いてる限りは自己満で続けます


厄災の流れ

こんにちは絶賛逃亡中の院長(仮)です。

いやーー、、、大惨事になったよねー

これからは軽率な行動は慎もう……

だけど幾つかわかったことがある。

 

1.人間フィルターが機能しねぇ!!

2.厄災は発動した

3.特に人が死んでも何も思わない

 

これ役に立つの厄災発動したってことぐらいじゃね?

 

人が死んでも何も思わないってのはどう考えても俺の厄災で犠牲になった人いたけどなんも思わなかったんだよね

 

思考がガワに引っ張られてるのかな?だとしたらちょっと不味いかもしれないけど今の所はこのままで問題ないでしょ多分

 

あとアレ以上被害が広がるのも不味そうだったから能力のオン・オフは出来るようにした。どうやったかって?できなきゃ終わりなんだよ!!

 

あっ、そうそう。あの後なんとか逃げ切ったんだけど今スラムっぽいところにいるんだよねー

 

ここでなら気をつければ顔を見られる心配もなさそうだし、暫くはここがメイン拠点になる予定だね

 

取り敢えず先ずはこの世界について少しずつ調べていこう!確か魔族がどうとか言ってたからファンタジー系かな?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

スーツを着た後ろ姿だけを見れば初老の男性にしか見えない彼は顎に手を当て考えを続けている。

ボロ小屋の中で既に事切れてから数年は経ち白骨化している家の主人の隣で本を並べ、狭い部屋をぐるぐる回っている。

 

 

うーん参ったな……

取り敢えずこの世界についてわかったことをまとめていこう。

どうやら今居る場所は「ルーシー」と言うそこそこの大国らしい。問題は国の数が少なくて相対的に大国になっているだけなのだが…

この世界の人類は古くから魔物と生存競争という名の戦いを続けてきた。

魔物は圧倒的身体能力で人類は数と知恵を使い戦いは終わることなく長く続きすぎ、もはや当たり前の日常となっていった。

 

問題はここからだ

今より100年ほど前に「魔族」という種が現れた。「魔族」は人類が持っていた知恵のアドバンテージを持ち、これによって均衡が崩れ始めたのだ。さらにダメ押しとして魔族の纏め役「魔王」が誕生した。

 

魔族は人型であり、一つの個体につき一つの得意な能力をもつ。それは超常と言える現象。

光の矢を放つモノ、触れもせず物を振り回すモノ、爆発を操るモノなどもはや絶望的だったようだ。

 

そんな時人類にも能力者が生まれた。

しかし、人類の能力は振れ幅が大きく必ず強力な力を持って生まれる魔族に比べ戦力差ことあったが、時間がそれを解決し1つの国につき一個小隊程の戦力を用意するに至ったのだ!

そんな我が国の全能力者の憧れである我が国の精鋭隊の名は「LION」

 

終わりと………

 

なげぇよ!!

うーーーーん、これ人類との共存不可能じゃぁねぇか?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あるオフィスで1人の女性が通話をしている。深刻そうな、沈痛な顔で声だけは平常に保とうと意識をペンに向ける。

 

「そう……わかったわ……」

 

報告書を聴き終え通話を切り、ペンを走らせ続ける。薄暗い部屋の中カリカリという音だけが鳴り続けていたが、1人のオフィスに誰かが入ってくる。

 

「リーダー……今回の件はどうしようもなかったっすよ……だから、その、あんまり思い詰めないでくださいね。」

 

リーダーと呼ばれた女性は泣きそうな顔に怒りを滲ませ、一言呟く。

 

「6人だ」

 

「6人死んだ」

 

「我らが隊の中にベッドの上で死ねると思っている奴はいないだろう。戦士だからだ。国の為に戦いの中で死ねるのなら本望だからだ。」

 

「例の件で街の中に突如現れたあの魔族はこちらを一瞥したのを最後に逃げているだけだった。ただのそれだけだった。」

 

「だが!!

奴は住民を思い危険を知らせに来たトオカを!

それを見て戦いに赴こうとしただけのレイを!道端の石のように意識もせず殺した!どうやったのかはわからない!だが、断言できる!!何らかの手段を用いて奴は殺した!!」

 

「何が起きたのか今でもわからない……

そして、これらの被害を報告しようとした諜報員も1人死んだ。

なにがなんだかわからない状況の中でも自分の職務を果たそうと動いた同胞が十数名重傷を負っている……」

 

「そして何故今我々が無事ヤツの存在を知れているのかもわからない……」

 

彼女は勢いよく言葉を吐き出すと体を振るわせ、怯えを含んだ目で妹分の「アンナ」を見る。

 

「なぁ……アンナは急にいなくならないよな?大丈夫だよな?

ハハッ、、何でだろうな?今まで戦いの中で散っていった仲間達のことはちゃんと割り切れるのに……

戦いともいえない攻撃でやられ、書類上は事故死として扱われたアイツらは……」

 

「先輩……大丈夫っすよ……

私はいなくなったりしないっすから……」

 

そう言いってアンナは十数分「キラ」の頭を撫で続け、敬愛する先輩が眠りについたのを確認し、ソファーに運んで毛布を掛けた。

 

決意を持った目でキラを見つめ、聞こえないような声で言い聞かせるように呟いた。

 

「私がアイツをどうにかしなきゃ………」




説明回って大事だけどつまらないよね
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