どうせなら、笑っていようぜ。   作:インチネ・ズィ・マゼタルーノ

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アンケート、小話が追い上げて来てますね。
良いことです。





コイツ、何も考えてないんだろうな

 

 良い子のみんな、こんにちは。

 ワタシだ、赤蛇トグロだ。

 

 今はエンジニア部の部室でウタハの手伝いしてる。不本意だ。たまたま部室の前を通っただけなのに、拉致られた。ワタシ、シャーレ宛の書類をユウカに預けたいんだけど。

 

 

 

「トグロ」

 

「ほい」

 

 

 グリス使ったんか、ウエスぐらい出しとけよ。

 素手で塗ったな、指紋まで付いてんじゃん。パーツクリーナーと手袋も渡しとくか。まだ塗るだろ。

 

 

「トグロ?」

 

「後ろにあるぞ」

 

 

 自分で外したカバーの場所ぐらい覚えとけよ。

 それのパッキン劣化してんぞ、新しいの置いとくから交換しとけ。

 

 

「トグロ!」

 

「いいぞー、合わせた」

 

 

 持ち上げるならやる前に言ってくれ。

 ん?ああ、軸ズレてんのか。コレ設計不良じゃねぇの?作業性考えてねぇな、まあ気持ちは分かる。形にしないと分かんないもんな。

 

 

「トグロ」

 

 

 なんでボルト締めるのに工具持っとかねぇんだ。ワタシの方が近いってさ、ワタシも作業してんだが?用意してから作業入れよ。

 

 

「サイズは?」

 

「19と3/8」

 

 

 ふざけんな、マジでふざけんなよ!

 インチとメートル混ぜるのは大罪だぞ!!

 他でやってないだろうな?戦争が起きるぞ。

  

 

「なんで統一してねぇんだよ!?」

 

「たまたまそこにあったんだ」

 

「殺すぞ」

 

 殺すぞ。

 

 

 オマエの使う抵抗とかチップとかSUSの部材全部混ぜてやろうか?

 百歩譲って3/8とM10を見間違えたとしよう。仮にそうだとして、何故直さなかった?ここまで全部メートル規格でやってただろうが。

 ボルト・ナットの貫通穴だったからか?ただの固定用だから良いと思ったんか?良いワケねぇだろ。

 

 次やったら殺すぞ。

 

 ワタシはな、統一されてない規格と、汎用性のない独自規格が大っっっっっっっっキライなんだ!

 

 

 

 

 

 

「ヒビキ、あれは何をしているのですか?」

 

「あ、いらっしゃい、アリス。銃…光の剣の調整は終わってるよ。…あれはね、ウタハ先輩の雷ちゃんを整備してるんだって。トグロ先輩はそのお手伝い…かな」

 

「そうなんですね。お2人の息がピッタリです」

 

「説明しましょう!あちらの2人は古くからの友人で、互いの考えていることが分かるそうです。トグロ先輩は機械工学をウタハ先輩から学んだらしく、作業においては以心伝心一心同体。と言うより、トグロ先輩がウタハ先輩に合わせることが出来るのだそうですよ。私達でも補佐はできるのですが、ただの一言で言いたい事が全て伝えられるのは流石と言うに尽きます。所でトグロ先輩曰く、悪友だとの事でミレニアムサイエンススクールに入学前は様々な物を作り、暴走させては──」

 

「おや、私達の話しかい?」

 

「ウタハへの愚痴じゃねぇの、変なもん作んなって。後で規格は統一しとけ、ワタシが気に入らねぇ」

 

「うん。それは私も同意見だ。あと変な物は作らないさ、ただ少しロマンが溢れてしまっただけで」

 

「「はっはっは!」」

 

「仲が良いんですね!」

 

「「別にそこまでじゃないよ、アリス」」

 

「仲が、とっても、良いんですね!!」

 

「「……」」

 

「フフッ…」

 

 

 何も言えんくなったが、ワタシは元気。

 笑ってんなよそこの1年。お前ら2人もそのうちこうなるから、今のうちに互いのクセを覚えとけよ。

 

 レールガンを受け取ったアリスが冒険に戻るのを見送って、ワタシもウタハと作業に戻る……前に、ヒビキに呼び止められた。

 

 

「どうしたんだい?」

 

「次のイベントのコスプレ、手伝ってほしい」

 

「いいぞ、何すればいい?」

 

 

 次のイベントはゲームメインだから、特殊メイクで敵キャラのエイリアンになろうと思ってた。

 

 

「まだ考えてないけど、同じテーマで何かやりたいなって」

 

「そりゃいい」

 

「うん。考えておくね、思い付いたら連絡する」

 

 

 おん?ヒビキから誘われるの、初めてじゃないか?

 嬉しくなってきた、よし気合い入れて衣装作ろう。なに作るか知らんけど。

 

 

「オーケー、楽しみにしているよ。…おいバカ1号、先に工具片付けろ!」

 

「やっといてくれ、手が離せないんだ」

 

 

 ウタハっていつもそうですよね!

 ワタシの事を何だと思ってるんですか!

 都合の良い助手ですかそうですか、もう少しワタシに配慮してくれよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ、おつかれトグロ。おかけで楽に整備出来たよ」

 

「そうかい。悔しいがワタシも勉強になったからな、今から昼飯食いに行こうぜ」

 

「なら2人も誘おう、みんなで食べた方が美味しいからね。食堂でいいだろう?」

 

「いや、どうせならバーベキューしよう」

 

「いいね!」

 

 

 今日は天気も良いからな、校舎の屋上でやろう。

 必要な道具はこっそり空き倉庫に隠してある、なぜなら過去に何度もやってるから。ちなみにウタハの参加率は驚異の100%だ、ワタシとウタハが勝手に始めたバーベキューに、段々参加者が増えてった。ワタシと同じ主催側だ。

 他にも焼き芋作ったり、キャンプファイヤーやったりもしたぞ。焚き火系は怒られる事を学んだ。ワタシ達はかしこくなった。でもやめない、たまにやる。

 

 

「いいね、やろう。前回と同様に、炭と網だけで良いのかい?」

 

「いや、今回は食材も買いに行く。おーい!ヒビキ、コトリ、昼飯行くぞ!聞こえてただろ?」

 

 

 1年を部長及び先輩命令で連れ出して、それぞれ道具の買出しを頼んでおく。2人共何度かワタシ達のバーベキューに参加してるから、必要な道具は分かってるハズだ。

 まあウタハの言った通り、炭と網だけでいいんだけどな。絶対に余計な物を買ってくる。間違いない。そしてワタシ達はそれを推奨してる。楽しいからな!

 

 

「それじゃあトグロ、食材を探しに行こうか」

 

「おうよ」

 

 

 ワタシ達は食べ物飲み物の買出しだ。荷物が多いし、重たくなりやすいからな、ワタシは車とドローン達があるし、ウタハも雷ちゃんがある。荷運びは任せとけ。

 

 てなわけで、食材の買出しに行ってくる。

 近くの店でだいたい揃うからな、遠出はしない。でも、肉はワタシが持ってる分を出すぞ。適当に買ってきてもいいけど、どうせなら美味い肉がいいじゃん?

 なにより、デカいブロック肉は浪漫だろ?

 それを切り分けながら焼くのが楽しいんだよ。普通の店には売ってないからな。でも同じ肉だけってのは飽きるから、種類は買っておく。野菜も多めに買っておこうか。

 

 


 

 

 

「それでは、毎月恒例エンジニア部バーベキューを始めよう!」

 

「「「おー!」」」

 

 

 ワタシ、エンジニア部じゃないけどな?

 

 

「あれウタハ、そんな頻繁にやってたっけ?」

 

「多分?でも1〜2ヶ月事にはやってるんじゃないかな」

 

 

 コイツ、ノリと勢いで生きてるからな。発言も結構適当だよ、脊髄で会話してるもん。

 

 さてさて、ワタシ達は実習センターに併設されてる建屋の屋上でバーベキューを始めたワケだ。

 実はここ、立入禁止区域にはなってる。正確には許可が必要なんだけど、実験場としてエンジニア部の使用は許されてる。つまり、怒られる心配が少ないって事だ。素晴らしい。ワタシ1人なら怒られてる。

 

 そんな事は置いといて、炭が焚けたな。

 

 

「オマエ等、好きに切って焼いて良いぞ」

 

「トグロ、その肉、切らずに焼いてみたらどうなるのだろうね?」

 

「表面焦げて中は生のままだぞ?やりたきゃやりゃいいけど」

 

「ふむ、やめておこう」

 

 

 用意したのは、野菜類と魚介を少々。ワタシが持ってきた肉塊。まぁ、肉塊って言っても5㎏ぐらいの塊が2つだけ。

 

 ……感覚が狂ってきたな、1人2〜3㎏とか食えねえだろ。

 でもこれ良い肉だから、良い肉は沢山あっても問題ないからセーフ!

 

 ちなみにだが、この肉の等級はA2ぐらいだな。やれA4だの5だのと言われてるがな、味と等級は別の問題なんだ。そりゃ高けりゃ美味いってのは分かるけどさ、何事にも丁度いい塩梅ってのがある。

 え?バーベキューにA等級は必要かって?ワタシ個人の意見で言うなら、過剰だな。味はCでも十分美味いから。食べやすさを求めるなら真ん中のB3ぐらいでちょうどいい、もう少し下げても問題ない。焼肉のタレって偉大だ。

 でもな、ちょっと良い肉ってのはそれだけでワクワクするだろ?それが塊なんだからテンション上がるだろ?ワタシは楽しい方がいいんだ、うん。

 

 塊肉は浪漫だ!

 次は骨付きの漫画肉を用意しようと思う。

 

 

「トグロ先輩、買い出しの余ったお金なのですが」

 

「やれやれ…コトリ。そんな野暮な事は言うものじゃないよ。そのお釣りは2人で取っておくと良い、先輩達からのお小遣いさ。そして、ここで私達が言うべき台詞は分かっているかい?」

 

「勿論です!」

 

「うん、お決まりだね」

 

「せーの、「「ごちそうさまです、トグロ(先輩)」」」

 

「おう、2人とも楽しんでくれ」

 

 

 うんうん。

 コトリとヒビキはいっぱい食べなよ、遠慮なんかせずに好きな物を好きなだけ持っていくといい。

 

 でもね、

 

 

「ウタハぁ…テメェはもう少し遠慮しろよ?なに当たり前みたいな顔してワタシのモノを持って行ってんだ?」

 

「不思議な事を言うね、トグロの物は私達の共有財産だろう?」

 

「ははーん…バカだなテメェ?ぶっ飛ばすぞ」

 

「冗談さ、トグロ相手なら何しても良いか、と思ってるだけだよ」

 

 

 何も良くないんだが?

 それ、本気で言ってないよな?

 いくらなんでもジャイアニズムが過ぎるだろうが、ふざけんじゃねぇ。ワタシのもんはワタシだけのモノだぞ。

 

 ウタハともかれこれ十年近い付き合いになるが、割りと初期からこの感じで来てるんだよ。もうね、遠慮とか配慮とか無い。親しき仲にも礼儀ありだが、コイツに限っては礼儀すらどっかに落として来やがった。

 ワタシも同じ対応してるけどな。エンジニア部にあるウタハのロッカー、半分くらいワタシの私物が入ってるし。

 

 

 

「コトリ〜かもーん」

 

「もぐもぐ…なんでしょうか、もぐもぐ…トグロ先輩」

 

「落ち着いたらいつもの頼むぞ、テーマは推進力で」

 

「もぐもぐ!」

 

 

 そう。いつもの。

 適当にテーマを決めて、コトリの解説を聞こうのコーナー。

 ワタシはというかワタシ達はだな、コトリの解説を聞くのが好きなんだ。

 マジでコイツの知識量はスゴいんだぞ、それを分かりやすく教えてくれるんだから聞かない手はないだろ。歴史とか雑学が混ざるからどうしても長くなりやすいせいか、途中で逃げてくヤツも多いけどな。

 

 時間があればぜひ聞いてみるといい、勉強になるから。

 

 

「では説明しましょう!推進力とは。物や物事を推し進める力の事。まず話すべきは物理的に物体を前へ推し進める力、推力ですね。推力と聞いて最初にイメージしやすいのは、やはりジェットエンジンや、ロケットエンジンでしょうか。これらは、流体を後方へ加速して押し出す反作用で動くエンジンの事を指します。そもそも推力と言う言葉は特定の物を指しているのではなく、物を押し出す力を指すモノ。対義語は抗力、となります。では話を戻して推進力は何か。言葉にすれば進むかどうかが入るだけですが、こちらは物体を推し進める物を指しています。そうです!先程の出てきたエンジンの事です。単体で推力を生む物から、複数のパーツを組み合わせた───…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふむ、ならば構造を変えてはどうだい?例えば、配列を変えて燃焼速度を伸ばすだけでもずいぶんと様変わりするはずだよ」

 

「ダメ。そうしたら本体の材質が耐えられないよ、いっそのこと燃焼剤から見直した方が…」

 

「ですがそれだと、ポケットの容量が足りなくなってしまいます。空気抵抗を考えると外観の変更は難しいですよ」

 

「やはり一度試作機を作らないと話が進まないね。次の予算申請で掛け合ってみるよ」

 

 

 話しは終わってて、エンジニア部がロケットについて議論してる。推進力の話からどれだけ早く飛ばすかになって、マッハ2を目指すコトになって、マッハ2で飛ばすロケットの話になった。

 え?ワタシは混ざらないぞ?

 

 普通に宇宙目指すロケットならワタシも参加したいが、アイツ等が今話してるロケットって、この前トリニティに落とされた類のロケットだから。弾道ミサイルの話だから。

 

 いやね、ロケランは好きだよ?

 説明書を読んだって言って撃ちたいよ?

 

 でもさ、ワタシは弾道ミサイル使わないから。

 現地に居たい派だし、同じ規模破壊するなら爆弾仕掛けて黒幕ムーブしながら起爆させたいもん。しないけどな。

 

 

「おいバカ共。設計はともかく作るなよ?そのレベルのミサイル作ったらワタシが敵になるぞ?」

 

「む、それは良くないね。でも仮組みくらいは」

 

「ダメだ。1年総退部の悲劇を忘れたのか?」

 

「う"っ…」

 

 

 ウタハの忘れたいが忘れちゃいけない黒歴史。

 今ある部活には珍しい、2年生の居ないエンジニア部だが、理由はちゃんとある。元は居たんだよ、当時は1年だったがな。みんな辞めた。

 

 

「悲劇? なにそれ」

 

「なんだ、ウタハから聞いてないのか。ギラついてた頃の話だよ」

 

「やめるんだトグロ!」

 

 

 はぁ?やめるわけねぇだろ?

 ヒトの黒歴史は突いてナンボだからな!

 

 

「テメェ、ヒトの個人情報はペラペラ話すのに、自分の事は話さねぇってのはよくねぇよ。終いにゃ手がでるぞ?」

 

「トグロはフリー素材だろう!そんなすぐに暴力に訴えるだなんて、文明レベルの低さには呆れて物が言えないね」

 

「おーおーそりゃ大層なこった。暴力は野蛮だよな、ワタシも同意見だ。でもワタシの扱うソレはちとちげぇ、全ての人種、文化、言語を超越して伝わる共通言語だ。文明レベルでいえば頂点に等しい。喜べ、最高の文明をその身に叩き込んでやるよ」

 

「イタタタタタタ!」

 

 

 まあ、すでにアイアンクローが出てるんですけどね。

 ゲンコツだけじゃぁ足りないからな。足りなきゃ次は関節技に派生するぞ。

 

 ウタハの鳴き声をBGMにして、ワタシは後輩達に続きの話を進める。大丈夫、部長のコトは気にするな。

 

 

「で、総退部の悲劇な。ざっくり言えば、コイツの作ったロボットが暴走して、自分と先輩後輩全員を病院送りにしたんだ。ありゃ去年の半ばくらいの頃だな、まだウタハが部長じゃなかった時の話だ。今でこそコイツはヒトの意見を受け入れるが、当時までは自分が最高の技術者だって言って聞く耳を持ってなかったんだよ」

 

「本当に…?」

 

「本当さ。『マイスター』の称号のコトもあって、鼻が伸び切ってた時期だな。同期は元々居ないから対等な相手も居なかったし。で、品評会用のロボットを組んでたんだ。1つ目のミスとして、設計された武装と実機の武装が違ったんだよ。上位モデルの新しいバージョンだったんだが、微妙に互換性がズレててな、微妙すぎてエラーが出なかったんだ。気付かずにそのまま使ったらしい。2つ目にプログラムの不備。シーケンスに非常停止が組まれてなかった。ただの凡ミスだな。しかもソレを当時居た後輩に指摘されたが、技術者としてあるまじきコトに、そんな訳無いとか言って確認もしなかった」

 

 

 コトリとヒビキが、信じられないモノを見る目でウタハを見てる。そりゃ今のウタハしか知らなきゃそうだろうな、びっくりするぐらい丸くなってるから。ワタシへの態度も丸くしろ。

 

 

「もう予想出来るだろうが、先輩達はウタハに愛想を尽かして、後輩達は着いて行けないって言って辞めたってコトがあったんだ。これがきっかけで、コイツは態度と考え方を改めて今のウタハになってんだ。あ、後輩…今の2年達はそれぞれ合う部活を紹介したし、今は普通にウタハとも仲が良いから心配すんなよ」

 

「そんな事が有ったんですね、知りませんでした」

 

「うん。今の部長からはちょっと想像出来ない」

 

「うぅ…恥ずかしい、やめてくれ…」

 

「詳しく知りたきゃ、新素材開発部、精密工学研究部、C&Cの支援部隊、釣り同好会に被害者達が居るから聞いてみな」

 

 

 少しスカッとしたからこの辺にしておこう。

 まあウタハの黒歴史はこの限りじゃないし、随時バラしていこう。この2人のコトをかなり気に入ってるっぽいし、ダメージは大きいハズだ。そのときが楽しみだな!

 

 

「そろそろ片付けるぞ。手伝え」

 

 

 いい時間だし、満腹だ。

 さっさと片付けて、本来の目的を果たしに行こう。

 

 そうだったよワタシ、今日用事があったんだった。

 がっつり遅刻だな、こうなったらデザート食ってシャワー浴びて着替えてから行こう。どうせシャワー浴びるなら腹ごなしに軽く運動してからにしよう。ならまずはトレーニング部で汗を流して、その間に着替えをドローンに持ってきてもらって、シャワーを浴びてアイスを食べよう。

 その後で向かうとしよう。

 

 

「これで片付終わりだね、ゴミは私達で捨てておくよ」

 

「じゃあ頼む」

 

「ごちそうさまでした、トグロ先輩」

 

「ごちそうさま」

 

「おう、またやろうな」

 

 

 あとのことは3人に任せて、トレーニング部に向かおう。

 相変わらず部員の姿が見えないが、体を動かすヤツが居る限り廃部になることはない。筋トレとかより体型気にするヤツも多いからな、安全かつ確実にトレーニング出来る施設は必要だ。

 その部長のトレーニングへの熱意が半端ないってのは目を瞑ってな、きちんとやろうと思って相談すると大変な目に遭うから。でも確実に身に付くからオススメだ。ワタシはやらんけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 結局ワタシは、ユウカに書類を預けなかった。

 だってもう、行って帰ってきてたから。

 

 仕方ないから明日一緒に行くことになった。

 シャーレには1回しか行ったことないし、ちゃんと見て回れなかったからな。どうやらカフェとかあるらしいし、今から楽しみだ。

 

 

 

 

 

 




この次の日、トグロはシャーレに入ったらしいですよ。

なんも思い付かないから、参考までに……

  • トグロだけの小話
  • 本家イベント
  • オリジナルイベント
  • 先生視点
  • 別キャラ視点
  • よく名前の上がるキャラとの小話
  • その他
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