どうせなら、笑っていようぜ。 作:インチネ・ズィ・マゼタルーノ
もっと言えば、ヒマリと出逢わなかったルートです。
本来はバッドエンドに近いルートを走る予定でしたが、ダイスの女神に嫌われたのと、気が変わったのでハッピーエンドになりました。
これはその一部、十数秒のイベントPVだと思って下さい。
ああ、世界。
この世に一筋でも、傷を付けられただろうか。
この世に一片でも、思いを残せただろうか。
この世に一度でも、この悪意を伝えられただろうか。
ワタシは嫌いだ。
イカれてるこの世界が、狂ってるこの世界が、不条理と理不尽に満たされたこの世界が。
ワタシは嫌いだ。
「はぁ…はぁ…ィ゙ッ、はぁ~…ったくよぉ、イヤんなるよな。こうも片っ端から邪魔しやがって」
“…君は、なんの為にこんな事を?”
「あ゛、なんの為だぁ?テメェが言うのか…テメェが!未来なんて碌でもねえモンの為に戦った!テメェが言うのか!!」
本当に腹が立つ。
何なんだコイツは?どうしてこうも立上がる?なんのために戦ってんだ?それでテメェは何を得る?
分からない。
分からないからコイツは嫌いだ。
不愉快だ、理解の対極に居るヤツに、ワタシが何故歩み寄ってやる必要がある?
どうして、こんなヤツに、追い詰められなきゃなんねぇんだ…
「なあ
“ッ!君は…”
「なんてな、
様子見は終わりだ。
コイツはココで殺す。そのままこの世界を終わらせてやる。そのための準備は済ませてんだよ、そのためだけにワタシは生きてんだよ。
「クソったれの世界へ告げる」
聴いてるか?
ワタシが嫌いな世界よ、ワタシを嫌う世界よ。
今からオマエを、オマエ達を。
幾層を重ねた片隅にさえも牙を突き立てよう、幾星霜の先へも届く怨嗟の声を送ろう、幾億へ分岐する世界の一片すら許さない。気が狂う程の呪いあれ。
「暗い暗い影を踏み、陽に背を向けるケダモノを見たか…? 突き立てたられた刃をその身に残し、最後の信念を抱く。嫌悪しろ、唾棄して忌むは苦厄の写身──……自己証明:崩滅する夢の烙印」
“みんな!戦闘準備!”
ワタシの目には、もう光は写らない。
ワタシの身体に、もう熱は籠らない。
ワタシの未来は、もう続かない。
「抗えよ!
特別レイドイベント開催中!
【憎む世界に巣食う蛇、終わりを齎すまでに】
憎悪に染まった生徒が暴れています!
先生には、彼女の捕縛に強力してほしいのです。
注意して下さい、追い詰め過ぎると何をするか分かりません。出来るだけ早く、彼女の意識を奪う事が求められるでしょう。
先生、どうか指揮をお願いします。
おや…彼女の様子が……?
実は用意だけはしていたバッドエンド、そのクライマックスの抜粋です。
書かなかった理由として、気が変わったのは勿論ですが、私がバッドエンドや曇らせを書いても面白くなかったというのもあります。
これでだいぶ満足したので、また平和な小話を零していきますね。
なんも思い付かないから、参考までに……
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