どうせなら、笑っていようぜ。 作:インチネ・ズィ・マゼタルーノ
マリーはバイク乗るし団長は団長だし、サクラコはかわいい。
これが幸せか…もっかいストーリー読んでこよう。
はいはいやってきました百鬼夜行!
今日からワタシも燈籠祭に参加するぜ!
まあ燈籠祭って今日の夕方が開催だけどな。でもそれじゃ味気ないってんで前後数日かけてやるらしいぞ。
てなワケで、良い子のみんな、こんにちは。
ワタシだ、赤蛇トグロだ。
「起きなさい、蛇」
「うぐぇ…!…なんだワカモか………おぉふぁぁ〜よぉ……」
寝起きです。
ワカモに銃床の部分で喉を殴られました、目覚め最悪。
喉だぜ?ノド、なんつー急所狙ってくんだ…確かに力は籠もってなかったと思うよ?でもさ、銃の自重だとしてもさ、その勢いで喉に落ちてきたら普通にびっくりするんだわ。しかも睡眠中ぞ?寝起きドッキリにしてはタチが悪いだろふざけんな。そもそもヒトの急所を狙ってんじゃねぇよ。
「朝です。朝餉は用事したので、温かいうちに食べてしまいなさい」
「おーさんきゅー…今何時だ?」
「朝の5時です」
「2時間も寝れてねぇじゃねぇか、もうちょい寝かせろよ…」
「何故、
「いや落ちろよ、腑に落とせ、寝るの遅かったんだぞコッチは」
「知った事ではありません」
取り付く島もない。
仕方ないから起きるさ、起きりゃイイんだろ。もう目ぇ覚めちゃったわ、二度寝する気分でもない。寝たらどうせ起こされるし。
でも朝ごはんは嬉しい。
「おおスゲー」
朝ごはんが豪華だ!
高級旅館でもココまでの朝ごはんは中々ないぞ。
車に積んでない食材もあるから、コイツ自分で食材用意したな?めっちゃ美味そう。
かなり手間かかってるなこれ、煮物とか2時間で出来るもんじゃねぇだろ。圧力鍋があったな、それ使えばいけるか。でもかなり品数が多いからそうとう時間掛けてるなこりゃ。
もしかして、先に車降りて出て行ったのはこのタメ……!
「用意したのは物のついでですが、今回に関しては感謝しておりますので」
「その浴衣、気に入ったのね」
「褒めて遣わします」
「恐悦至極」
あ、先生から連絡きてるわ。
ワカモと会ったんだな。
……んぇ?連絡来てたの深夜だぞ、その時間に会いに行ってたんかよ。寝かせてやれよ先生忙しいんだから…知ってんだろワカモちゃんよぉ。
ほーん、日が落ちてからワカモが護衛すんのか。晩御飯はワタシ1人だけだな。
「で、ワタシはお祭りを見て回るつもりだけど、オマエはどうすんの?一緒に行く?」
「お構いなく。目的は達しましたし、好きにしてますわ」
「んだよ…せっかくワタシも浴衣用意したんだ、一緒にお祭り行こうぜ!」
「興味がありませんので結構です。あぁでも、帰る時は連絡しなさい。
「帰るって、オマエはココの生徒だろうが…」
「何か?」
「なにも?」
知ってた。
どうせアレだろ?日中は先生のストーキングだろ?
そんなワケだから、ワタシ1人で百夜堂に行くか。アイツは結構早起きだし、今はお祭りやってるから多分準備とかで働いてるだろ。多少はソコで手伝ってもイイな、てかそのタメに呼ばれたんだと思うし。
てかワカモ、もう居なくなってるわ。
どこ行ったん?今の今まで喋ってたじゃん、一言くらいくれよ。
でも朝ごはんに使った食器は片付けてある。こういうトコだよな、嫌いになれない理由は。
………あれ?作っといた弾丸と爆弾が根こそぎ無くなってんじゃん。こういうトコだぞ、略奪者め。せめてワタシの分は残せよ、弾丸のサイズ合わねぇだろうが、なんで持ってったんだよ。
しゃぁない…弾丸作ってから出掛けるか。
百夜堂行ったんだけど、シズコおらんかったわ。
なんかお祭りの本部にいるんだって、ちょっと考えりゃその通りだわな。アイツ、お祭り運営委員会だもん。
あん?
もしかして、このデカい祭りの主催もシズコか?
……スゲェな、アイツ…
「よっ、シズコ」
「はい!何かトラブルですか……って、なんだトグロじゃないの」
「なにその微妙なリアクション。なんか手伝いでもと思ってね」
「ありがたいけど、手は借りないわよ?…確かに猫の手も借りたいくらい忙しいけど、トグロは気にせずにお祭りを楽しんでちょうだい。……でも、本当に大変だったら呼んでもいい?」
「もちろんさ!必要ならいつでも連絡しておくれ」
「ありがと。大きなイベントは夕方からだけど、屋台とか個人的な出し物はもう始まってるから楽しんでってね」
バタバタしてた。
大忙しだな、邪魔しちまったわ。
でも来たら声掛けてってシズコに言われてたし…アイサツは大事だし…
しょうがないから、ワタシのお土産は百夜堂に預けとくか。ウミカもフィーナも居ないし、置いてくしかないな。書き置き残しとけば誰かが何とかするだろ。百鬼夜行って、その辺の治安は良いからな。
さて、どっから見て回ろうかねぇ〜
「ん?」
うわ真っ白、ノアよりも白っぽい。
目立つなぁあの子、コレでもワタシ、そこそこ百鬼夜行にも来てるけど初めて見たわ。いや別に知らない人の方が多いけどね、あの青い羽織はアレだろ、正実とか風紀とかみたいな組織だったハズ。
焼き鳥、美味そうだったな…朝ごはん食べたばっかりだけど、焼き鳥の屋台を探すか。
食い物の屋台通りはどっちだぁ?
探せ探せぇー!
まだ朝早いんだ、やってる屋台も少ないだろ。匂いで分かるハズ!とつげきぃー!
焼き鳥うまうま
おむすびうまうま
お茶うまうま
わたアメうまうま
イカ飯うまうま
あんみつうまうま
からあげうまうま
りんごあめうまうま
ベビーカステラうまうま
焼きそばうまうま
お茶うまうま
………ハッ!
そういやお祭りに来たんだった!
あぶねぇあぶねぇ…お腹も膨れたし、車に戻って寝るトコだったわ。遊ぶ系の屋台にも行っとかねぇとな、流石に全制覇は出来ないだろうけど、イケる限りは挑戦だ!
なんかユカリ?って子を探してる鳥の人と会ったぞ、結構切羽詰まった感じだったな。一応シズコに迷子が居るかもって伝えた。鳥の人とも連絡先交換したから、見つけたら連絡する約束をしたよ。見つかるとイイな。
にしても、かでのこうじ、勘解由小路……声に出して呼びたい苗字だ。漢字見たけど、初見で読める気がしねぇわ。難読すぎる。
遊ぶ系の屋台だけどさ…ぶっちゃけ、やりたいもんが無いんよねぇ。どれもやりたい時に自分で用意出来るコトばっかりだし…
出来ないのは金魚すくいとかの生き物系だけど、飼うのはなぁ…生活リズム的に難しいし、結局はトキの負担になりそうだからパス。
な の で
お土産を買いに行こう!
お祭り限定もあるし、色んなお店のお土産を買いに行くぞ!
大量に買わなきゃだからな、荷物持ちのロボット……は人が増えてきて危ないから、運搬用ドローンを車と往復させるか。
なに、仮面屋だと!?
スゲー色んなのある!
この狐面見たことあるぞ、ワカモが持ってたのと一緒だ!
この店のヤツだったんか、しかもコレ手作りなん?
へぇぇ……とりあえず、あるやつ全部くれ。
あぁ大丈夫だ、支払いは一括でいいか?
じゃあもらってくな。
え、オマケくれんの?
サンキュー、じゃあそれ付けてお祭り楽しもうかな。
真蛇?って能面を少しデフォルメしたヤツらしい。怖い系の見た目だが、ワタシは結構好き。生えてる角がカッコいい。
あっ、鳥の人から連絡来た。
ユカリちゃん見つかったみたいだ、よかったよかった。迷子は心配だもんな。夜にその子が舞をするらしいから、見に来てくれってさ。シズコにも呼ばれてるし、早めに向かうべきかね?
てかもうお昼か…いや、過ぎてんな、さっきまでずっと食べてたからお腹空いてないんだよね。あぁでも屋台からいい匂いがするぅ〜、ちょっと食べて行こう。うん。
こういう時、ワタシもまあまあな大食いでよかったと思うよね、美味いもんをいっぱい食える。
「ンぁ?あはッ、やっぱお祭りだねぇ…」
人もだいぶ増えてきたし、そりゃあ
すれ違ったヒトの肩がぶつかって、ワタシのフランクフルトが落ちちゃったじゃねぇか。向こうで起きた騒ぎから逃げてきたんか、そうかそうか、ぶつかったヤツは許してやろう。
でも元凶は潰す。食いもんの恨みはデカいぞ?
巻き込まれたら、対応しねぇとなぁ。
あぁ〜、せっかくだしホラーテイストで行こう。浴衣は暗い色してるし、お面もそれ風だから雰囲気出るだろ。楽しそうだし。
あ、そうだ。歌うか。
童謡歌おうぜ、童謡。わらべ歌。
一気にホラー感が増しそうじゃない?
わらべ歌イイよな、ワタシ、童謡とか結構好きだぜ?たまに口ずさんじゃうくらいにはわらべ歌好きだぜ。怖いからヤメロってウタハに言われたコトあるけどな。
あと、使わないと思ってたドローンの装備が日の目を見るとはな…
それはなんとスピーカー!Bluetoothでマイクと繋げると、そのまま広範囲に、まるで目の前で話してるかの様に聞こえる謎スピーカーだ、コトリに勝手に付けられたヤツだが、こんなピッタリな場面に出会えるとは…今度撫でてあげよう。
「とー…りゃんせとーりゃんせぇ…こ、こは…どこのほそみちじゃ てんじん、さまの…ほそみちじゃぁ…」
「ヒッ!」
イイねぇイイねぇ、やっこさんビビってフリーズしてやがる。
まあ、いきなり怖いお面被ったヤツが不気味に歌いながら歩いて来たらビビるか。ワタシなら速攻で逃げてる。ノータイム離脱をかましてる。
なんか向こうもお面被ってんな、あの天狗面イイな。でも今は残念ながらワタシの敵だ。ドンマイ、めちゃくちゃビビらせてやるからな。
「な、なんだよオマエは!」
「……クヒッ、ヒハハハハハハァ!!」
「うわぁぁあ」
なんだ、ザコの群れじゃん。
テンション上げて損したわ、せめて向かって来いよ逃げんなよ。そのイカしたロケランで抵抗して見せろよ。
はーつまんね
ワタシ、まだ一発も撃ってないんだが?
リーダーっぽいのみっけ、ちょっとお話しようね。
「おい」
「ッ!?」
「メシ時に騒ぐんじゃねぇ…次やったらブッ殺すぞ、いいね?」
「ひ…」
「いいね?」
「………ッ、…」
あ、気絶した。
そんな怖かったか?
確かにビビらせたけどさ…
え、そんな怖かった?
フムフムなるほどね、ミレニアム帰ったら試してみるか。ネルとかウタハとかコユキとかユウカとか、いいリアクションしてくれそうだ。今のうちにそれっぽい雰囲気を作るアイテムを考えよう。
「ん?やあ、こんにちは」
「…こんにちは?じゃぁ」
さっきも見た白い子だ、がっつり目が合ったから軽く挨拶したんだけど、逃げられちゃった。そりゃそうか、ワタシでもそうする。不審者には関わりたくないからな。
でもまって、キミ取り締まる側の子じゃないの?
お喋りしようぜって、もう居ないわ諦めよう。
落としたフランクフルト、買い直しに行くか。結構美味しかったからな、食べ切れなかったのは悔しい。食い直しだ。
フランクうまうましてたら、シズコから連絡。
どしたん?話し聞くよ。
「やあシズコ、なんかあったかい?」
『もしもしトグロ?そろそろお祭りが始まるわよ。合図の花火があと30分で打ち上がるから、空が良く見える場所に移動しておいて。かなり頑張った花火だから、期待してなさいよね』
「オッケー、良い感じの場所に陣取っとくぜ。教えてくれてありがとね」
『どういたしまして。ユカリさん…えっと巫女様の舞は関係者席を取ってあるから、舞台まで来たら声掛けてちょうだい。あと、フィーナが会いたがってわよ。もっと
「そうしたいケドねぇ…ミレニアムからだと百鬼夜行は遠いんよ、そっちが
『2号店か…って、その話はまた今度!じゃあまたあとでね』
「おう、じゃあな」
さて、シズコから言われた通りに、空が良く見える場所を探しに行くか。ちゃんとした花火を見るのは久しぶりだからな、結構楽しみにしてるぞ。
普段見るのは、きたねぇ花火ばっかりだから…
なんか、バケモン出てきたんだけど…これ、イベントじゃないよな?サプライズとか?違う?
じゃあコレ、撃っていいよな。撃ちまーす。
ミネ団長のカケラ、集める大変じゃない?
あ、IFは次で終わります。
百花繚乱編だけど、全く絡みがないですね。
しょうがないって、だってトグロは部外者ですし…知り合いなんて居ないし…普通にお祭り楽しみにしてただけだし…
なんも思い付かないから、参考までに……
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