どうせなら、笑っていようぜ。   作:インチネ・ズィ・マゼタルーノ

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 本家イベント、どれにトグロを絡ませるのか悩む。
 だって居なくても完成度高いんだよなぁ…見返すだけで満足しちゃうんですよ、公式が面白すぎるのが悪い。最高。

 


夜中はお腹が空いてくる時間

 

 

 良い子のみんなさん、ごきげんよう。

 ワタクシです、赤蛇トグロです。

 

 ヤバい、捕まった。

 

 ワタシ、清く正しくがモットーなのに……

 

 

 

「あのなぁ……」

 

「いやゴメンて。でもさ、目の前にやつれたチビっ子がいたらどーするよ?そら拉致って休ませるだろ?あ、ソラちゃんの名札返すの忘れてたわ」

 

「トグロ…前々から思ってはいたが、お前、バカなのか?」

 

「それな〜最近よく言われるんだ。もしかしたらワタシ、バカなのかもしれん」

 

「ダーッハハハ!やべぇっすよ姉御、マジもんっすコイツw」

 

 

 でも大丈夫そうだ。

 ワタシの担当がコイツ等なら、たぶん厳重注意で許してくれそう。さっきまで先生が来てて、ちゃんとした証言も残してくれたしな。

 ちゃんとしてない証言もしてったぞ。ナニが『いつかやると思った』『根は良い子』『私は止めた』だ、ふざけてる。ワタシの青春をブタ箱で枯らす気かよ。

 

 

「黙って調書を書け。はぁ…」

 

「悩みかい。どしたん、話きこか?」

 

「ブフッ!」

 

 

 なので調書の内容を、コメディチックにしようと絶賛フントー中だ。ワタシは悪くない!コノカがイイリアクションしてくれるからさ、ワタシ、楽しくなっちゃって…。これはコノカが悪い。間違いねぇ。

 

 なんで捕まったかと言うとね

 

 

 ホワンホワンホワ〜ァン…」

 

「うわコイツなんか言い出しましたよ」

 

「はぁ…」

 

 

 

 

「あん時はそう「回想っす!なんかの回想入ってったっす!」…まだ昼の27時くらいだったか、長い時間シャーレにお邪魔してたな。その帰りだった。家(エリドゥ)に向かう前に、飲み物でも買おうとコンビニに入ったトコロ。

 あのコンビニ、シャーレに来る子はだいたい寄るんだよ。先生ってキヴォトスの要人なワケだし、一応弾丸とかを万全の状態にしたいからな。ココで買い揃えてからシャーレに向かうのさ。まぁ…ワタシのメイン銃に合う弾丸は売ってないんだけどね。かなしみ。

 

 帰りなら適当に飲み物なり小腹を満たせるモノを買って帰ったりと、なかなかイイ場所にあるコンビニで重宝してる。

 

 あと、時間帯によってはシャーレに行く子がココに来てて、顔を合わせたりできる。化粧品とお菓子のコーナーがやたら充実してるのを見るに、ターゲットがよく分かるな。それとエナドリ。

 

 

「い、いらっしゃいませ」

 

 

 そしてナニより、ソラちゃんがかわいい!コレだけでもう通う意味があると言ってもイイ。今朝も眠たげな目をしたソラちゃんを眺めて気力を補充して………

 

 

 ん?

 

 ん〜…??

 

 

 

 んん???

 

 

 

 

 あれ?

 ソラちゃん、今朝も居たよね?

 

 えッ?

 ……えッッ!?

 

 おいおい、シフトどうなってんだよ…働かせ過ぎだろコレ。

 

 確かに、このコンビニに来るたびにソラちゃんが居るし、ソラちゃん以外の店員さんとか見たコトがないけど。

 

 ウソだろ…?

 コレってつまり、何時でもソラちゃんに会いに来れるってコトか?

 うひゃーたまんねぇな!なんだよアイドルのふれあい会場かよここは楽園じゃねえか!

 

 

 おっと失礼。取り乱したな。

 

 

 

 ………いや、ダメだろ。

 

 どうなってんだ労働環境!?こんなに長く働かせちゃぁダメだろうがよぉ!ワタシだって店の子(アリスク)達には最低でも3時間に1回は30分以上休めって言ってんのに、こんなん事業者の端くれとして見過ごせねぇよ!我が社は完全週給3日制やぞ!!

 ワタシはな、仕事に対して程々の疲労感とこれくらいならやっても良いかって思える報酬を心掛けてるんだ!

 

 それがぁ?疲れ切った顔したソラちゃん1人で店回すだぁ?

 

 こうなったら、ソラちゃんを拉致ってワタシが育てるしかねぇ……

 

 どけ!ワタシはお姉ちゃんだぞ!

 

 

「えっ?あの、へ??………あああお客さまぁあああ!?」

 

「お姉ちゃんは悲しいぞぉぉー!!」

 

 

 何かソラちゃんが防犯ブザー的なのを鳴らしちゃったらしい。誤作動だな、ヨシ!

 

 団長ちゃん直伝、キューゴ=ジツ!!

 

 

「きゃあああぁぁあ!!誰かぁぁぁ!!?先生ぇぇぇええ!!」

 

 

 

 

 ──みたいなコトがあった。

 

 コンビニには先生と一緒に来てたから、ワタシの犯行動機はちゃんと理解してくれてる。一緒にヴァルキューレの護送車両に乗って来たもん。久しぶりに乗ったぜ…2年ぶりくらいだっけ?

 

 ほんで、結構ふざけたな。そろそろヤメとくか、これ以上カンナに迷惑かけたくないし」

 

 

「迷惑だと気付いているなら始めからするな。まったく……無駄な時間を使った。トグロ、もう帰って良いぞ」

 

「送ってくっすか?」

 

「いらん、ほっとけ」

 

「2人ともさ、お腹空かない?このあと一緒にナニか食べに行こうぜ」

 

「勤務時間は…後1時間くらいだな、コノカも来るか?」

 

「いいんすか!?行くっす!」

 

「じゃあトグロ、場所を決めて待っててくれ。出る時にまた連絡する」

 

「オッケー探しとくー」

 

 

 まぁ、キヴォトスじゃあこんなもんよ、ヴァルキューレに拘束されたってのは、道歩いてて職質されたくらいのイベントだからな。うん多分そう、きっとそう…部分的にそう。間違いない。ワタシの勘はコレが常識だって言ってるから大丈夫。

 

 んで、どこ行こっか?

 てか時間帯が終わってんな、こんな深夜まで働かなきゃいかんってヴァルキューレもたいがいブラックよな。シャーレといい勝負してんじゃねぇの。

 止めようぜ、労働環境の底辺争い、見てられねぇよ。お前ら学生だろうが、ナニ死んだ目で働いてんだオカシイだろ。もっと青春しろよ!

 

 なんだよ、オマエみたいなヤツが深夜でも問題起こすから休めねぇって言いてぇのかよ!そのとーりだよ!いつもありがとねヴァルキューレ!ごめんねヴァルキューレ!

 

 でもワタシ、騒ぐのヤメねぇから!!

 

 

 この時間開いてるお店は……うん、少ないね。

 ランダムでポップする屋台か、24時間営業のチェーン店、数少ない居酒屋とかバー。バーは除外だな、酒飲めねぇし。一応ノンアルもあるけど、そもそもご飯食べる場所には向かないもん。

 1回さ、気になって入ったコトあんのよ。よく分かんなかったから黒服誘って、この辺のバーに。本とか映画の雰囲気そのままって感じのお店で感動したね、マスターも良いヒトだった。成人したらまたおいでって、ワタシと同じ年のウィスキーを棚に飾ってくれたもん。あと2年だな、楽しみ。

 

 それはそれとして、チェーン店もオモシロ味に欠けるからな。やっぱ屋台狙うか?

 

 

「あっ!ワタシが屋台やりゃいーんじゃん!!」

 

 

 今日のワタシは冴えてるぜ!

 柴大将の屋台見てちょっと気になってたんだよな。こんなコトもあろうかと、屋台を作ろうかと思ったっきり作ってないんだ。だってホントに使いたい時が来るなんて思わないじゃん。

 

 でも大丈夫。

 こんなコトもあろうかと、キッチンカーは用意してあるからな!

 

 ここ最近は車をイジるのが楽しくてさ、ヒナタちゃんにプレゼントした車とか、ブラックマーケットで流した壊れる装甲車とか、アビドスで拾ったパーツを集めて作って贈ったバギーとか、ゲヘナで転がしたっきり行方不明になったパンジャンドラムとかイロイロ作って遊んでたんだよね。

 

 人に贈ったり売ったりしたヤツはちゃんと連邦生徒会に申請を通して、販売とか自走許可とかが降りてるから安心してほしい。

 

 そんなワケで、ワタシはオモシロカーをそれなりの台数を保有してるのさ。大体売り物だけどな、そこんとこはイッタン忘れよう。

 

 

「もしもしトキ?夜中に悪いんだけどさ、キッチンカーに食材のっけてヴァルキューレ本校まで持ってきてくんない?…そうそう、その車庫にある黄色に青文字のヤツ。食材はぁ〜…焼けば美味い系のヤツで、なんかイイ感じにヨロシク」

 

 

 このド深夜にトキを呼び付けるのは非常識だと思うヒトは挙手をお願いします。奇遇ですね、ワタシもそう思う。

 でもさ、夜中に叩き起こしてでもトキを呼ぶのは理由があるんだ。あ、トキは普通に寝てたぞ。ガチ寝起きの声だったもん間違いないね。あの子達、普段は23時にはベッドに入ってるし、多分ワタシの方が長く起きてんじゃない?リオとワタシとトキの3人なら、トキが1番健康的な生活してるまであるわ。

 

 んで、トキを起こしたのは、起こさねぇと拗ねるんだよ。アイツ。前まではこーゆう夜中のイベントととか、起こすのもシノびねぇと思って静かに寝かせてたんだけどさ、ある時夜中に遊んでるのがバレて、めちゃくちゃ拗ねたんだよアイツ。

 なんで呼んでくれないんだ、起こしてでも呼んでくれって言い出してからそうしてる。

 

 まあワタシもトキが居るなら居たほうが嬉しいからね、トキのこと好きだしなにも問題はない。なんならこっちの方がイイ。逆にナゼ言われるまで呼ばなかったのか?それにアイツ、眠たけりゃ眠いからムリってちゃんと断るからな。

 

 

「あっ、ワタシの他は2人な。トキの分も合わせて多めに頼む」

 

 

 待ってる間に、どーしよやるコトねぇわ。

 

 カンナとコノカには仕事が終わったら正門前に来るようにメッセージを送ったし、ワタシもトキ待ち。最高速度でブチ抜いて来るらしいから、多分トキは早めに到着するだろうな。

 

 …最近のトキ、ミームに汚染され始めてんだよな…ケイちゃんも時々漏れ出すし、元凶は分かってんだよ。ゲーム開発部と、ケイちゃんを構い倒す色んなヤツ等と、先生。そもそもミレニアム生徒全体的にそーゆうノリがある。仲間内で言い合うんならワタシも気にしないんだけどさ、そのノリを外でひけらかすなよ?

 

 あー…そろそろ本格的に探しに行かねぇとな、マルクト姉サマ。身ぃ一つで飛んで行くのは良かったんだけどさ、忘れ物預かってんだよなぁ…ムダに騒がしいし。アリスクもみんな帰省してるから店が広いし、トリニティもミレニアムも試験と講習と復習と補習で勉強してたり教えてたりしてて遊びに誘いにくいし。

 

 ワタシ?ワタシは普段から勉強してるから。コレでも一応、生活リズムの中に『お勉強』って項目が存在してるからな?全教科の平均正答率が99%だからな?なんでダレも信じてくれないんだよ、それ見た先生の第一声が採点ミス?だったのはまだ納得してない。が、そうなるよーに振る舞ってるってのはそう。

 

 でも成績だけはホントに上位なんだぞ、信じろ。

 

 しばらくして、我がキッチンカーがドリフトを決めて目の前に止まった。大きなドリフト跡を残して……あの、ここヴァルキューレ本校の正門前なんですが……怒られるのワタシなんだが?

 まぁいいや。

 

 

「デリバリーメイドキッチン〝トキ〟 ただいま到着しました。ご注文は?」

 

「それやりたかっただけだろ。ナニ持ってきた?」

 

「時間が時間でしたので調理時間が短い食材を多めに、簡単な下処理は済ませて来ました」

 

「助かる!」

 

 

 キッチンカーの冷蔵庫を物色して確認。

 トキの言う通り、メニューが決まってそうな食材はそれに合うようにカットしてあるし、そうじゃなくてもすぐ調理に入れる状態に揃えてある。気が利く子だよ、ホント。

 

 

「パーフェクトだ、トキ」

 

「…感謝の極み」

 

「眠い?」

 

「少し」

 

「寝る?」

 

「寝ません」

 

 

 あくびを噛み殺すトキは、まだ眠いらしい。そりゃ夜中に寝てる所を叩き起こしたワケだからな、眠いに決まってるだろう。ただ、かなり楽しそうにしてるのは分かる。夜中に起こされてキッチンカーで料理しようぜ!とか、かなり非日常なイベントだからな。そもそもキッチンカーが珍しいもん。ワタシも楽しい。

 

 いくつかメニューを決めて、後は焼くだけ盛り付けるだけにしておく。そろそろカンナ達が来るだろうからな。仕上げは直前だ。

 

 

「待たせ、た…おい、あぁ~…はぁ……トグロ、この場所での駐車は許可していない。場所を移すぞ」

 

「おー!キッチンカーっすか!ん?あれこれ、商業用じゃないっすよね?」

 

「おう。私物だぜ!2人とも乗ってくれ、移動すっぞ」

 

 

 このキッチンカーは(・)ちゃんと申請してあるヤツだからな、特に商売するつもりはないから走れるってだけの登録だ。その辺はツッコまれても車載の書類を見せれば大丈夫。

 

 あ、このキッチンカーは6人乗りだ。

 大抵のヤツがイメージしてるキッチンカーの2倍ぐらいデカい。なぜなら、デカい方が楽しそうだったから!大は小を兼ねる!キッチンは広い方が使いやすい!水、ほぼ使い放題!

 代償として、運転がちょっと難しい。

 

 近くの公園の駐車場に停めて、車載日除け(カーサイドタープ)を張って、その下にテーブルとイスを並べて置く。キッチンカーだからね、中で食べるスペースは無いんだ。

 

 

「そんじゃあ2人とも、ナニ食べたい?」

 

「とりあえずオススメを頼む。メニューはあるか?」

 

「がっつりいけるのが良いっすね」

 

「オーダー入りまーす!オススメとがっつり系!」

 

「かしこまりました」

 

 

 ワタシも料理したいから車に戻ろう……

 カンナに止められた、どしたん?

 

 

「トグロ、彼女は?」

 

「ワタシの家に居座ってるメイドのトキちゃんだ、褒めると喜ぶ」

 

「色々言いたい所だが……起こしたのか?今何時だと思ってるんだ?」

 

「起こしてでも呼ばねぇとスネるんだよ、アイツ」

 

「……そうか」

 

 

 会ったことなかったっけ?なさそうだな。

 見るからに生真面目そうなカンナに、トキの方から絡みに行くとは思えねぇし。

 そんな色々を飲み込んだカンナだったが、そりゃ気になるよね。

 

 そういやトキのヤツ、起きてからわざわざメイド服に着替えたのか。

 気合入ってんな。

 

 

「メイド!?トグロさんってお嬢様かなんかっすか?」

 

「違うけど、雇える程度には金持ちではあるな。てかなんでさん付け?さっきまで呼び捨てだったじゃん」

 

「仕事中に違反者相手ならともかく、プライベートで姉御のご友人を呼び捨てにはできねぇっすよ?」

 

「カンナ!」

 

「何だ」

 

「後輩は大切にしろよ!コノカ、これワタシの連絡先な。なんかあったら気軽に声掛けてくれ」

 

 

 ワタシは今、ハチャメチャに感動しているッ!

 なんだよコノカコイツ、心のどこかでカンナを舐め腐った腰巾着かなんかだと思ってた自分を殴りたい。多分舐め腐った態度はホンモノだし、ふざけた言動もするけど根底にリスペクトがあるタイプのヤツだわ。

 いや、普通に仕事デキるヤツなのは知ってるし、たまにカンナと話した時に出てくる部下って多分コイツなんだろうなとは思ってたよ?

 

 そりゃね、少し考えれば分かるだろうけどね。

 ヴァルキューレ警(・)察(・)学(・)校(・)の副局長なんだからちゃんとしてるだろうけどね?…なんか降格処分が多いとか聞いたけど、上がってるんだから優秀だろうよ。うん。

 

 

 そろそろ一品目が完成するかな?

 

 料理は任せて友人(カンナ)達と喋ってろって、キッチンから追い出されたからワタシ、イス出して座ってるんだけどさ、ワタシもなにかやりたい。配膳くらいさせてくれ。

 

 

「おー!トキ、やるじゃん」

 

「まさか披露する日が来るとは思いませんでしたが、練習した甲斐がありました。トグロ先輩の分は私が運ぶので、先にお二人分をどうぞ」

 

 

 完成した料理をいざ運ぶ。

 すっごい綺麗に盛り付けてあるから、絶対にズレないようにしないとな。

 

 

「お待たせ。まずはハンバーグとスープ、ライスのセット。コノカだな。おかわりとかがっつり系メニューも後で出すから、好きなだけ食べてくれ」

 

「おー!いただくっす!」

 

「そしてカンナ。こちら鯛のポワレ&ムニエル、バジル、トマト、柑橘のソースを好きに絡めて食ってくれ」

 

「お、おう…」

 

「姉御のヤツめっちゃ洒落てるっすね」

 

「コノカもいる?前日まで言ってくれたら、ガチのコース料理とかも用意デキるぞ」

 

「コースはちょっと遠慮しとくっすわ。でもおんなじの貰ってもイイっすか?」

 

「モチロンさぁ!」

 

 

 ソースはね、この前トキと一緒に盛り付けの練習したんだ。

 お皿にスプーンでシャッ!ってやってなんかイイ感じにやるヤツ。めっちゃスプーンでシャッ!ってしまくったもんね。スプーンでシャッ!ってやるの意外と難しくてさ、半日は沼にハマって失敗しまくった。

 1発でキメる料理人はガチでスゴいぞ。スプーンでシャッ!ってやるだけで簡単そうだろ?見た目以上に難しいんだよ、綺麗にスプーンでシャッ!ってやるの。

 

 

「トグロ先輩にはお好み焼きです」

 

「サンキュー」

 

 

 まるで系統の違う料理を同時に仕上げるのって、難しいよな。当たり前みたいにそれをやってのけるんだからトキはスゴいよ。後でたくさん褒めてあげよう。

 

 そうだ、先生にも声掛けて見るか。

 

 

「先生も呼んでみるか」

 

「だから時間を考えろと…まぁ、あの人ならまだ起きているか……」

 

「いいっすね。呼んでそのまま休ませましょうよ。なんならあたし達がシャーレに手伝いにでも行きます?」

 

「それは先生が許さないだろう。行くなら明日だな」

 

「あ、先生来るってさ。腹ペコらしい」

 

 

 ここで待つのが決まってから思ったんだが、みんなで車乗ってシャーレ行けば良かったわ。万が一にも事故られたら困るもん。もう遅いけどな、今タクシーに乗ったって。

 

 

 ケッコーどうでもいい内容のお喋りをしてたら、コノカが深刻な顔して話し出した。ワタシ的には好きにすればって感じだが、本人は真剣らしい。

 

 

「カンナの姉御。明日から3日くらい休暇が取りたいっす」

 

「3日もか、急だな…引き継ぎと手持ちの業務のスケジュール調整はしてあるのか?」

 

「なんもしてねぇっす!」

 

「…そうか……休み中にやらなければならんモノと、重要度の高いモノだけ、明日の昼までに私に回せ。」

 

「あざっす!!」

 

 

 ……分かる。分かるよカンナ。

 ある程度以上働けるヤツが、急に居なくなると困るよな…しかも数日居ないと、当てにしてたら予定が崩壊するもんな……

 

 アツコとクロコちゃん、オマエ等のコトだぞ。

 休むなとは言わねぇが、せめて連絡をくれ。

 

 出掛けた先の写真を取って送ってくるんじゃなくて、出掛ける前に教えてくれ。

 

 

「どっか行くんか?」

 

「ちょっとツチノコ取ってくるっす」

 

「は?」

 

「あ~たまに足りなくなるよな。ワカルワカル」

 

 

 あれ?コノカってもしかしてアホの子?オカルトとか信じるタイプ?

 詐欺とかには気を付けろよ…第二のセリにゃんにはならないようにな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“おまたせ!お腹すいた!!”

 

「こんばんは、先生。こんな時間に呼び立てて申し訳ありません」

 

「お疲れっす。メイドさんの料理、めっちゃ美味いっすよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 みんなでご飯食べた後それぞれ家まで送って、帰って道具とか食材を片付けてから、トキと一緒に少し遊んでたら日が昇ってきたから寝た。寝過ごした。

 

 

 

 ワタシもツチノコ探そっかな。

 とりあえずヒマリに見てないか聞いてこよ。

 

 

 

 

 

 

 

 





 アイン、ソフ、オウルの白ガキ3人。
 やっぱり生きていて欲しいですね、なんならデカグラマトンにも残って欲しいですし、退場させるには魅力的すぎる。

 

なんも思い付かないから、参考までに……

  • トグロだけの小話
  • 本家イベント
  • オリジナルイベント
  • 先生視点
  • 別キャラ視点
  • よく名前の上がるキャラとの小話
  • その他
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