「神の目が必要?黙れ」ドンッ   作:I'mあいむ

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これがやりたかった。ネタ持ってくるのも難しいよね。 や っ た ぜ 。


一体何がダメだったんでしょうかね~(オフ会0人)

 

「ぐ、はあ……よっ、と」

 

ぬわああああん疲れたもおおおおん!!(登頂完了の意)

 

少々乱れた息を整えて服の汚れをパンパンと払う。目の前には桜色の木が生え、青空の下の景色を彩っている。そこには赤い鳥居が何個も並び、日本の稲荷大社、千本鳥居を想起させる。

もし稲妻の綺麗な場所を上げるならこの場所か珊瑚宮のどちらかになるだろう。

 

山の上なこともあり稲妻を一望出来るこの場所はこれから何度も来ることになるだろう。

それにしても、流石に休み無しでこの山を全速力で登るのは疲れるな。普通に崖をロッククライミングすることになったから息も切れる。力を使えれば楽なんだがなあ、流石にこの場所は誰がいるか分からねえ。参拝者や巫女、最悪なのは旅人が居る場合だよなあ(フラグ)

 

そろそろ俺が何処に居るかの紹介をしよう。ここは影向山の頂上、稲妻の最重要地点である鳴神大社のある所だ。ここが何で最重要かっつうと、それはこの稲妻全域に張り巡らされたある木が原因だ。

ここには神櫻という御神木がある。そいつは文字通り稲妻を守っているのだ。稲妻全域から災いを吸いとッて守っているとかいう凄い木なのだ。これは雷神を象徴する物でもあるからな。ここが破壊されれば稲妻は治安維持に苦しむことになるだろうな。

 

この鳥居を抜けて行けば恐らく鳴神大社に着けるだろう。何でこんな所に来たのかと言えば別にそんな理由は無い。単純に暇だったから訪れただけだ。

 

旅人が何処に居るか正確には分からないがやってることは分かった。後は稲妻城で待てば良いだけだ。直に戦闘が始まる。だけどそれがいつ頃始まるのかは分からない。何日も待つことになったら流石に暇なんよ。だからここに来た。

 

俺はこの件が終わったら稲妻に住むつもりだ。狛荷屋に就職したいしな。そうなると自分がこれから参拝を行うであろう場所ぐらい知っておきたくもなる。元は日本人だからね。こういうのはやっときたい。

 

さて、充分に休んだし行ってみるぜ。それにしても、この鳥居本当に綺麗だなあ。鳥居とかいつ振りだろうな。この桜みたいなのも良い色してるわ。

この世界に桜って名前の植物無いだろうからな。この木が何て言うのかが分からねえ。ゲームの頃の知識があるとはいえ植物の名前なんて細かいのは覚えてねえなあ。イグサとか清心とかならまだしも木の名前は流石に無理だ。

塵歌壺の木材に使うのは覚えてるが……まあそれ以上は知らないわ。

 

まあこれが合ってるかは実は分からない。この世界ゲームの頃と違う部分もある程度存在するのだ。特に建造物とか場所の広さね。どの街とか村も軒並みでかくなってんだよ。

 

ゲームみたいに100メートル程度で収まりそうな街なんて何処にも無い。璃月港なんか住宅街の区画が追加されてるからな。最初に見た時は流石に驚いたよなあ。

 

この鳥居もゲームの頃ならこんなに長くなかったけどなあ。もう50メートルは歩いてるが一向に終わりが見えないねえ。あとどれだけ続くんだか。まあ綺麗だから何も文句は無いが。

 

◆◆◆

 

「すいません、参拝を行う場所は何処でしょう?」

 

「え、あ、ああ。こちらになります」

 

てな感じで普通に着いた訳で。でもって普通に参拝行いまして。ここにいるプレイアブルキャラと会うことは無いだろうなーとか思っていた矢先のことだった。うん、これ全然フラグだったわ。

 

あーらら、来ちゃったよ旅人。アン!?どうすんねんワレェ!

 

まあまだ見つかって無いから致命傷で済んでいるだろう。というか八重神子君さあ……人払いぐらいしときなよホント。いや……これは、もしや人払いしてあるな?(名探偵)

俺が呑気に隅っこで花見してたのが良くなかったねこれ(自業自得)

 

いやどうしようかねえ。生憎とここで見つかる訳にもいかない。九条裟羅も来てるしたぶん証拠突き付けるところだろうなあ。面倒だし気配消しとこ。お気持ち程度の絶ッッ!

 

あ、証拠出した。おお、おお、九条の顔がみるみる内に青くなってるぞい。うむうむ、特に原作から乖離したような感じはしないな。

 

さて、九条が城に行ったし直に旅人も向かうだろうな。淑女粛正も時間の問題やね。バルバトスノカタキヲトルノデス!!

 

お、御守りも渡されとるね。てか旅人見るのって地味に初めてよな。……なる程なあ。こりゃイケメンやね。魔性な感じがスンゴイ。これでグイグイ来られたらそりゃ乙女はイチコロやな。八重神子の方も綺麗やねー。

 

ええなあ高偏差値暴力フェイス。俺も欲しいわあ。こんな生きとんのに恋人どころかラブコメの一つもしたこと無いんやで俺。可哀想と思わん?まあ俺の性格も悪いから仕方ないんだろうけどな。デリカシーっつうのが無いんやろな。

 

お、旅人の方も向かうみたいだな。さてと、こっちも行きますかね。城門の上から色々眺めたいし、先回りでもしようかな。

 

「だからそんなにこっちをみなくても良いんじゃ無いでしょうか宮司様」

 

「何がだからなんじゃ?妾は何も申しとらんぞ?」

 

うわあ、いっやな顔。その心笑ってるね!!

てかヤバいわ。笑顔に圧力がありすぎる。目が笑ってねえよこの狐!

 

「あー、その、先程のは何か見たら……その……」

 

「なんじゃ?」

 

成る程見逃せと。忘れろと。まあ良いさ。取り敢えずここは逃げないとヤバいな。勢いで押しきらねば!

 

「いえ、私は何も見ておりません!それでは宮司様、私はここら辺で!あ、一応つまらない物ですがこれを……それでは!」

 

三十六計逃げるに如かず!さらば!

 

「まあ待てお主。少し妾と話さんか?」

 

しかし周り込まれた!

 

あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)

 

いや、まだだ!まだ終わらんよ!

 

「いえ!急いでおりますので!」

 

話 さ ん か ?

 

「是非!是非お願い致します!」

 

畜生めぇ!!!(怒りの総統閣下)

 

◆◆◆

 

ん?なんじゃ?ほう、あやつについて聞きたいのか?まあ良い。他ならぬ童の頼みじゃ、あやつには悪いが……まあ話せるところは良いじゃろう。

 

と言ってもあやつのことは妾も良く知らぬ。基本的に自分のことを話さんからな。謎の多い男じゃ。ただお主とは少なからず関係があるのかもしれんな。

 

それにしても何故あやつのことを?ああ、そうじゃな。しかしお主の探し求める妹ではないぞ?ふむ、璃月でそのようなことがのう……あやつ、これは問い詰める必要があるのう。

 

そうじゃな…あやつと会った時の話でよいか?ああ、本当に運命じゃなあれは。お主が影とぶつかった日。覚えておるじゃろう?九条裟羅と童が城に向かったあの時あやつはこの場に居たのじゃ。

 

ふふ、そうさな。あの日は色々な事があった。何よりも……将軍を退けたと言われる者の存在。あれだけは未だに分からぬ謎じゃ。

 

そんなあの日、あそこにあやつは不幸にも居合わせてしまった。それを妾に見つかったという訳じゃ。しかしその後は何てことはない。何もなくあやつは帰って行きおった。何かを隠していたのかもしれんが、妾には見当もつかぬな。

 

童よ、お主があやつ……田中と会うのは難しいかもしれぬ。田中はお主を避けておる。理由は知らぬ。これ以上は妾もあやつに口止めされておるのじゃ。あやつが居る場所も分からなくは無いが……それはお主らで見つけるのじゃ。

 

何、別に急ぐ事でもないのじゃろう?案外旅を続けていたら出会うこともあるかもしれんぞ?あやつはお主の敵では無いからの。何かあったら助けてくれるかもしれんな。

 

そうじゃ、もしあやつに会うたら次は稲荷でも持ってくるよう伝えておくれ。

 

◆◆◆

 

「あの……それで話というのは?」

 

目の前には優雅に茶を飲む美女。桜色、桃色、ピンク、一般的にはそのように呼ばれる髪色をし、巫女服を思わせる服装をした女性。八重神子、この鳴神大社の宮司を勤める稲妻の重要人物だ。雷神、つまりこの国の将軍と昔からの知り合いでもある。

 

「ふむ、まあ興味本意で話しかけただけじゃ。そんなに畏まらずともよい」

 

「は、はあ」

 

そんな訳がないんだよなあ。そうだったとしても今そんな状況じゃないやろ。あんたあと少ししたら結構大事な役目があるんでしょうが。

 

「して、この品は……」

 

「ああ、稲荷寿司になります。その、あまりこういうことに疎くて何を持っていけば分からずこのような形に……」

 

「成る程、お主せんすが良いのう。名前は?」

 

「た、田中と申します」

 

稲荷寿司は正解だなこれ。ま、結構狙ってた部分でもあるし良かった。狐キャラって油揚げ好きなイメージあるよね。何でやろ?ま、幸せならOKです。

 

「しかしお主見ない顔じゃな。何処から来た?」

 

「ああ、珊瑚宮の方から参りました」

 

嘘は言ってない。俺はここみんと会った後にこっちにきたんだからな。たぶんこれが叙述トリックつうやつだな(違います)

 

この鎖国令が敷かれてる状況で璃月から来ましたとかいう馬鹿じゃないわ俺も。

 

「ほう?珊瑚宮から……今あちらは戦争が激しいと聞くが、どうやってここまで?」

 

「昔冒険者をやっておりまして、こちらの方まで何度も来たことがあるのです。戦争が激しいというのもありますから、これからは此方で生活しようかと」

 

「ならば来たばかりか?住居などはどうするつもりじゃ?」

 

あー、考えてなかったなそこら辺。まあ野宿すればそれで良いんじゃないか?

 

「森か何処かにてきとうに建てようかと……」

 

「お主が?」

 

「ええ……まあこういう生活には馴れておりますので。ただ土地問題もありますので検討中です」

 

「そうかそうか、この状況で珊瑚宮から……よく来れたのう?」

 

んー、あんまし八重神子が考えてることが分からんね。言ってることは分かる。よく抵抗軍に加担してた分際で来れたなあ、とか、周りの奴らにどうこう言われなかったのかという意味だろう。けど別にそんな気にするような人でも無い気がするなあ。

 

ん?ああ、俺に探り入れてんのか?いやもしかするともしかするかもしれんな。確かに怪しいもんな。でも後ろ暗いことなんて両手で足りないぐらいしかやってないからな。大丈夫だな。

 

「まあそんなの私に関係ありませんし。死にたい方はどうぞ勝手に死ねば良いのです。私は巻き込まれたく無いので逃げました」

 

武力は大事だが戦争なんて馬鹿らしい。しかも双方やらなくて良いならやりたくないとか思ってる。結局上が腐ると良いことはねえなあ。何処もそれだけは変わらない。

 

「潔いものじゃな。なら先程はあそこで何をしておったのじゃ?」

 

「あれは花見です。良い景色だったのでつい眺めてしまって……」

 

「ここは神を祀る場じゃ。おいそれとやってもらっては困るのう」

 

これは本当のことだ。花見と言っても本当に眺めるだけ。食べ物なんて食ってないし、酒も飲んでない。普通に花とか空とか見てぼーっとしてただけだ。最近何かと忙しいからな。こうでもしないと落ち着けないわ。

 

「いやあすいません。次回からはこのようなことが無いように気を付けますので、どうか何卒」

 

「まあよい。ふむ、予定があるのじゃろう?時間を取らせて悪かったな」

 

「ああ、いえ。とても光栄なことでしたので。それでは私はこれで」

 

「ああ、またの」

 

そのまま足早に神社を後にする。さて、急がないと間に合わなくなる。もしかしたらもう始まってる可能性もある。まあガバが起きなきゃ良い話だ。頼むぞ空!

 

 

 

 

「特に不審な点は無いが、あの目、あの感じ、気になるのう。少し気にかけておかなければいかんな。いや、それより妾も─────」

 

 

◆◆◆

 

「これは……あぁ間に合ったか」

 

現在の俺は天守閣の上に降り立って町を見渡している。特に何もなく平穏な町だ。稲妻の城下町をこんな近くで見るのは初めてだが……石畳が京都感あるな。ほら、あのー、清水寺の前みてえな。

 

これからあとちょっとで旅人と九条裟羅が来る。ここで何も起きなければ俺の平和な日常が戻ってくる訳だ。いやあ楽しみですなあ!本当に旅人には感謝感謝だわ。旅人の行動気持ち良すぎだろ!!(一敗)

 

いやまだ狛荷屋に就職出来ると決まった訳じゃねえのか。……そっかあ、まだ遠い道のりだ。だけどこの景色を見ながら送る日常、良いなあ。お願いだから何も起こらないでくれよー。

 

てか俺ここにいて大丈夫か?いやマズイよな。だって天守閣の上だもんな。絶対バレたら詰むわな。………気配消すの苦手何だよなあ。それにこの状況だと透明にならないといけないよな。結構見えるし。

 

そんなの俺には無いし、どうしよこれ(毎回困ってんなこいつ)

 

そんなこと考えてる内に旅人来たわ。ま、ここまで来たら流石に大丈夫だな。ヨシ!(現場猫)

 

◆◆◆

 

え!?雷電将軍!?何でお前来てんの!?もう旅人一心浄土行ったやんけ!

 

万葉君逃げてー!

ヤバいって!大迫半端無いって!!万葉対抗しようとすんなてめえ!!クソがあ!

 

あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!(尊厳破壊の音)

 

 

ドンッ!

 

 

「誰だお前は!」

 

「稲妻と自分の運の無さに咽び泣く男、スパイダーマッ!」デーデデーデデデ!

 

 

 

 




感想ありがとうございます。

Q.何でこいつこんな細かいところまで覚えとるん?

A.何回か日本を舞台とした異世界、もしくは作品に転生しております。記憶に関しては魔法で一応保護をかけておりますが失くした物もあります。フォンテーヌはほぼ全て忘れており、スメールも所々忘れています。

A.転生前の力をロジック違う世界で再現出来るの才能じゃね?

Q.再現出来て無いのが殆どです。力を取得出来なかった世界も結構あります。
例として、ハンターハンターの世界に行きましたが念能力にデバフがかかっています。全体的に精度が落ち、発が使用出来なくなりました。今回ここまで力を扱えるのは運が良いです。

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