「神の目が必要?黙れ」ドンッ   作:I'mあいむ

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オラ!連日投稿! や っ た ぜ 。


(ストーリーへの介入を)強いられているんだ!

 

「こんにちは。では、身分の証明と島へ上陸する目的を教えて下さい」

 

「身分関係の書類はこれで、上陸の目的は冒険者協会の物資補給ですね」

 

「承りました、……はい、問題ありません」

 

「ええ、ありがとうございます。それじゃあ人を待たせてるので」

 

「ええ、離島へようこそ」

 

無事上陸許可を貰い、署をあとにする。次は遠国監査だが……国内の知り合いが居ないと怪しまれそうだよなあ。ま、居るんだけどな。

 

「やっと来たか。待ちくたびれたぞ」

 

「おう、お疲れさん。久し振りだな」

 

現れたのは無精髭に赤いバンダナをした男。久し振りに見た顔は、少しだけ老けてるようにも見えた。

 

「万国商会の方はどうだ?」

 

「カスだな、どうしようもねえ」

 

「だろうなあ」

 

こんなことを頼める人材なんて俺には彼らしかいない。そう、こいつは以前モンドの監視を頼んだ賊の頭だ。今はあの賊の奴らで会社を立ち上げて立派にやってるのだ。丁度良かったから今回は先に潜入して貰っていた訳だな。

 

「それじゃ遠国監査に行くか……。金は?」

 

「勿論持ってる」

 

「なら良い」

 

◆◆◆

 

「それじゃあ手続きに200万モラを」

 

「………これで良いか?」

 

オラ!滞在許可証出せ!

 

「…成る程、ええ、大丈夫です」

 

「それじゃやらせて貰うぜ」

 

全く、確かにこりゃ本当に腐ってるな。なんだよ手続きに200万って。旅人にはトーマみたいな権力者がいたから良かったものの、俺としては払うしかねえからだるいよな。

 

ああ、俺の今までが溶けていく……お慈悲^~お慈悲^~

 

俺がやってるこの遠国監査ってのは上陸許可証とは違う。滞在するために必要な手続きだ。上陸と滞在が違うなんておかしい話だ。権力の使い方が間違ってると言いたいが……まあ仕方ないな。

 

「ある程度は旅人が解決してくれたろ?」

 

「ああ、晶化骨髄の件か……。確かにある程度楽になったな」

 

「そりゃ良かった。だが今回に関して相当モラが無くなったろう?その分は補填するぜ」

 

「………なら、一つだけ頼みがある」

 

「……何が起こった?」

 

たった一つで返せるほど失ったモラは小さくない。なら、それだけの何かが起きたっつうことだ。相当ヤバいことだろうな。

 

「……旦那の、張赫の神の目が奪われた」

 

マッ!?アイエエエ!?ニンジャ!?ニンジャナンデ!?

 

「何だって?」

 

張赫っつうのは賊の中にいた炎元素の神の目を持っていた青年だ。しかしそれが奪われる?……本当にやられたなこれは。

 

「目狩り令か」

 

「ああ」

 

「つまり依頼は目狩り令の廃止、もしくは張赫の神の目の奪取だな?」

 

「そう、なるな。以前言われた通り隠してたんだがな、何処からか嗅ぎ付けた幕府の野郎にやられちまった」

 

畜生めえ!!おっぱいブルーンッブルン!(ナチ党怒りの叫び)

 

こいつも申し訳無さそうな顔をしている。というかそりゃそうか。つまりこいつが言ってるのはこの国の最高権力に、雷電将軍に逆らえって言ってんだからな。

しかも当の最高権力は武神。武の極致に辿り着いたとかいうモノホンの化物。けど、俺が蒔いた種だよなあ。やるしかないんだろうか……?

 

ここからまだ入れる保険って……あっ、無い。そうですか……。

 

「分かったが、それは時間の問題でもあると思うぞ?」

 

「どういうことだ?」

 

「恐らく旅人が解決するからな。俺に出来るのはそれを速めることだけだ。それで良いか?」

 

「そうか……すまんが出来るか?」

 

「勿論、お前と俺の仲なんだ。それに今回は俺が巻き込んだ形になるからな。……よし、そういうことなら急ぐぞ」

 

面倒なことになったぜ。旅人が何処に居るかも分からねえ。もう離島に居る意味も無いしな。さっさと抜け出すしかねえ。

 

「だがこの離島はそう簡単には……」

 

「大丈夫だ。色々考えてある。それよりだ、これから俺のことは知らない振りをしろ」

 

「あ?そりゃ何で」

 

「俺はこの後……最低でも今日中には居なくなる。お前と会うのは問題を解決してからだ」

 

「そんなに速く行くのか……」

 

「ああ、だから俺と会ってたとなるとお前が疑われるからな。他の奴らにも宜しく頼む」

 

「分かった。次に────」

 

◆◆◆

 

「じゃあ次は解決後に」

 

「ああ、ありがとうよ」

 

手短に頭とは別れ行動する。情報は手に入れた。まだ色々足りないが、まあ仕方ない。取り敢えずはこの離島を抜ける。と言ってもどうしようか?

 

ワープとか出来ないしな……透明化も無理。絶は……不安だな。俺の絶じゃバレそうな気がする。となると海の方から迂回するしかないな。

 

瞬歩で行けば最悪バレないだろう。お気持ち程度の絶もやっとくか。

 

ここなら大丈夫か?周りは誰もいないな?魔力探知には引っ掛からねえな。よし、出発だ。

 

 

水面を走って離島から離れる。いつかまたゆっくりと観光したいもんだ。

 

取り敢えずはここら辺で良いかな。着いたのは何の変哲もない草原。そこら辺の岩に座って少し状況を整理する。現在俺がやるべきことが目狩り令の廃止だ。それをするためには旅人がどうにかするのを待つ必要がある。

 

最終的に旅人は稲妻目狩り令を廃止にさせるからな。そして今それがどこまで進んでいるかだ。

 

つまり今やるべきことは情報収集。なるはやで行きたいからな。ここは全力で行こう。

 

◆◆◆

 

最近力を使う頻度が多いなーと感じながら着いたのは海祇島。この島、中心部が珊瑚で構成されている非常に綺麗な島だ。その周りは崖となっており珊瑚の部分は地盤沈下でもあったように思える。崖の上はぐるっと緑が囲んでいる形だ。だから緑の部分を歩いてたらめっちゃ綺麗な秘境に辿り着いた、と思えなくもない。

 

ここには稲妻の政府、所謂幕府への反乱軍の拠点がある。そこは珊瑚宮というある神様を祀った大社がある場所だ。今回はそこに用がある。

 

さて、お目当ての人は……そこか。

 

辿り着いたのは珊瑚宮のある場所。執務室の様になっている空間に辿り着く。そこではある人が仕事をしていた。

 

「どうもー、お久し振りでーす」

 

「へ?あなたは…………っ!お久し振りです!」

 

天女の羽衣のような青い服に身を包み、淡いピンク色の髪に毛先が透き通るような水色に染まった少女。反乱軍の軍師にして主、ここみんこと珊瑚宮心海は随分と間抜けな顔をしていた。

 

 

彼女に出された飲み物を飲みながら話を進めていく。ああ……茶がうめえ……。

 

「いやあ、突然すいません。あ、これ璃月のお土産です」

 

「いえいえ!お気になさらないで下さい。それで……今回ここに来たのは……」

 

「実は、また頼みたいことがありまして」

 

「それはどんな…」

 

「現在の稲妻の、つまりあなた方と幕府の状況。そして旅人の所在です」

 

これを知ることで現在のストーリーの進行度が分かる。一番重要なのは旅人が何処に居るかだが、状況次第では俺も何かしなきゃいけないかもしれないからな。というか、何かがおかしいとしか思えない。

 

「成る程、それについてですか」

 

「ええ、あれからどうです?目狩り令はまだなのでしょうが……何か進捗に目処等は」

 

「それに関しては順調です。今は旅人が目狩り令を止めようと動いています。我々は少し硬直してる状態ですが、直に本丸へ攻め混むことになるでしょう」

 

さっきとは違い酷く真剣な顔で答える心海。その顔には何か確信めいた物が、一筋の希望が伺えた。

 

「良かった……しかし、あれから二週間。旅人ならもう何かしらの行動を起こしているとは思うったのですが……」

 

「ええ、実は先ほど届いた報告によると旅人は今天領奉行の裏切りの証拠を集めていると……」

 

成る程。九条裟羅はもう鳴神大社に来たか。そして八重神子と旅人に九条家の裏切り、つまりは天領奉行の裏切りを示唆した状態という訳だな。

 

この九条家ってのは由緒正しい家系だ。

稲妻の政府を構成する3つの奉行。その内の一つ、軍事関係を執り行う天領奉行のトップだ。

この稲妻は日本で言うところの江戸だからな。家系が重要になる。その中で軍事関係は九条家が取り仕切ってるという形だ。

 

そして今回この天領奉行っつうのが稲妻を、雷電将軍を裏切ったのが事の発端。詳細は省くが、まあ天領奉行のトップ九条家の更にトップ。九条家当主様が外国の悪~い奴らの口車に乗せられたのだ。

これが稲妻で目狩り令だとか鎖国なんかが行われている理由だ。

 

んで、その悪~い奴らってのはスネージナヤ、氷の神様が治める国の侵攻組織。ファデュイの連中だ。俺が知ってる原神じゃあこいつらが他国に侵攻する大元の理由が明かされてない。というか明かされるところまで行かなかった。

 

それも日本に居るときに知りたかったなあ。

 

話が逸れたな。つまりはこの天領奉行の裏切りを突き止めてファデュイの侵攻を防ぐ。そうすればまあ、なんやかんやあって色々廃止に出来る訳だ。ここのロジックは原神を実際にプレイすれば分かる。

 

「あの……大丈夫でしょうか?」

 

「あ、ああ!すいません。考え事をしていました。それならもう軍の準備は整ってるんですね」

 

「え?」

 

「だって幕府と反乱軍の衝突はもはや秒読みでしょう?旅人が突破口を拓くでしょうし、いやあ、これなら大丈夫そうですね」

 

ただ、少し不確定要素がある。それがストーリー進行の遅さだ。理由は分かってるが……それにしたって遅い。本来ならもう雷電将軍と旅人が戦っててもおかしくない筈だ。……まあ恐らくこれは俺がストーリーに介入したからなのだが。

 

「本当に、そうでしょうか?」

 

「何か不安でも?」

 

俺にとっては確定した未来だからな。少しズレているが、それに関してはこっちで何とかしよう。今のところは手を出さなくても良さそうだが。

 

「これが本当に最後になるのならそれで良いのです。しかし、もし旅人が、私達が敗れたら………そう考えてしまう程、将軍は分からないのです」

 

確かに、彼女は強いのだろう。武の極致に至るなんてのは、正直有り得ない話だ。だがしかし、それはこの世界での話。更に自身の限界を決めたということでもある。

 

「永遠の国、稲妻。それが雷電将軍の目指す形です」

 

「ええ」

 

「ですけどね、永遠とは止まることです。人々の願いは、進みは止まりませんから。きっと上手く行きますよ」

 

天才軍師の不安。それは悩みを持つからこそ、心を持っているからこそ起こる事だ。物資も兵力も足りないこの状況を何度もひっくり返してきた天才。それでも逃れられぬ感情という部分。それがあるからこそ神への勝利を手に出来るのだろう。

 

「……そうですね。きっと、上手く行きます。そう信じてやるだけです」

 

「ええ、それじゃあ私はこの辺で」

 

「はい、それではまた」

 

「これが終わったら是非旅人とデートでも楽しんで下さいね」

 

「でっ、ででデート!?」

 

「ははっ、じゃ、さようなら~」

 

◆◆◆

 

「やぁ哲平、元気?」

 

「え、って!田中さん!?ちょっ!えっ!?今までどこ行ってたんですか!?」

 

「ん、ああ、そこら辺話そうか」

 

ベッド上で暇そうにしていた男を俺は訪ねた。少し頬痩けて、でも元気を取り戻しつつある顔を見て俺は安心した。

 

原神には多少胸クソストーリーが入る時がある。この哲平はそれに巻き込まれた人間だ。

 

稲妻はファデュイとかいう悪い奴らの口車に乗せられている。ファデュイは目的の為に幕府と反乱軍の戦争を煽っている状況だ。

だがこの二つの勢力、どうも戦力差が激しい。心海のお陰で何とかなっているものの反乱軍に希望は見えない。そこにファデュイさん目を付けました。これ、反乱軍強化したら良い感じに潰し合うんじゃね(暗黒微笑)?

 

という訳でクソみたいな品を渡してきました。邪眼ですね。

何やってんだお前ェッ!!!(若き海賊王)

しかも勝手に手紙で送り付ける徹底ぶり。証拠隠滅はバッチリです。

この邪眼、使えば使用者は死にます。勿論一度なら大丈夫。でも何回も行ったら代償で死にます。神の目より強い力を出せる変わりに大きな代償があるんですね~。

 

もうある程度分かるでしょう。この哲平君死にますね。邪眼使っちゃいます。しかも旅人の目の前で衰弱した姿を見せて生き絶えるんですね。いやなんというか旅人が可哀想。勿論哲平も可哀想だけどさ、まだ自分の意思でやったことだからええやん。一度使ったら代償には気付くしね。

 

という訳で邪眼が流行ってるよーってここみんに告げ口しました。まあ結構ストーリー的に重要ではあるから取り返し付かない手前ぐらい迄はいかせたけどね。そこでギリギリ救出。

 

旅人は哲平が餌食になったことで野郎!ぶっ殺してやる!!状態。そのまま邪眼工場特攻。それでピンチになって戦犯かますところまで原作準拠だ。

 

一応そこら辺でここみんに恩は売っといたから入国関係の書類を貰えました。ありがとうここみん。

 

という訳で璃月で過ごす裏で俺は合間を縫って色々やっていた訳だ。旅人が稲妻に行ってからは賊の手配や珊瑚宮への接触。胡桃には休みを度々入れさせてもらってこれらを完遂した。今のところはそれが項を結んだ結果を得られている。

 

ただこんな感じでストーリーが若干変わってるからなあ……旅人の行動の遅さはこれが原因だろうな。これ以上ガバッたらヤバそう。

 

「あれから容態は?」

 

「快調に向かっていると言われました」

 

「そりゃ良かった。何度も言うようで悪いがな、これ以上無茶をするなよ?お前がやりたいことは分かる。だがな?それは生きてこそだ」

 

「ええ……そうですね」

 

そんな顔するなよ……。というかこいつ何かあったらまた無茶するだろ。少し警戒する必要もありそうだし、ここら辺で釘を差しとかないとなあ。

 

「悔しそうなのが顔に出てるぞ……ったく、これ以上旅人を悲しませてやるな。活躍したいのは分かるが……ならもう少し他の形で頑張ったらどうだ?」

 

「他の形?でも……支援は……」

 

支援じゃねえよ。何でこうこいつらは物騒なんだ。力を振るうことだけ戦いじゃねんだぞ。

 

「違う、支援は手伝いだ。どこまで行っても自分の戦いは出来ねえ。それよりも、だ。何処かの会社で働くとか、そういう活躍は嫌なのか?」

 

「それは……」

 

うーん嫌そう。まあ分かるさ。こう、一旗上げたいのは分かる。けど無理だよお前には。もっと違う方向にいかなきゃ駄目だ。

 

「目狩り令の廃止が目的なのは分かる。だがその後は?何故これが起こって、それを根本からどうにかするには何が必要か。無闇に武力に訴えるんじゃなくて、人々の意思を汲み取るのも重要だとは思えねえか?」

 

「でも僕にはそんなの出来ないですよ」

 

「………まあな。難しいさ。世の中どうしても才能ってのが付いて回る。俺もそうだし、お前もそうだろうな。だから邪眼に頼るんだろうし、必要だったら俺も手を出す」

 

実際そういう力を俺も持ってる。結果的にそうやって死んだ時あるしな。俺の場合はやることやって逝けたから良かったが、こいつの場合は道半ばで終わりだ。それじゃあちょっと可哀想とは思う。

 

「それじゃあどうにもならないじゃないですか。僕らじゃどうしても彼らに届かないなんて」

 

「それをどうにかするのが経験だ。努力したって無理な時はある。そういうのに対処するには経験が必要なんだよ」

 

「でもそんな経験僕はしてないですし、これから出来るとも思えません」

 

「いや、お前はした筈だ。戦争という経験。死者が出るという経験、世の中の信用の出来ない部分というのを知った筈だ。お前は人に寄り添えるだろうし警戒することもできる」

 

実際死線とか超えてると他とは違うからな。覚悟とか意志が他より持続するようになる。それは大きな武器だ。いざって時に助けてくれる。

 

「確かに……でもそれって僕の周りはみんな出来ますよ」

 

「そこは……まあ、頑張れ!」

 

「ちょっと!?」

 

多少のガバに不安を抱えつつも俺はストーリーが原作通り進むことを願っていた。

 

 




Q.そこまで器用なら邪眼使えばよくね?てか邪眼一回使って元素の仕組み理解して操ればええやん。アホくさ

A.フリーレン世界転生後
「フリーレンの世界に転生したンゴwwしかもエルフw魔法なんて余裕だろw」

100年後
「魔法ムズすぎンゴォ……まだ一つも覚えられないンゴォ……」

1000年後
「こんなんやってられっか!!1000年やってメラしか覚えられねえとか教えはどうなってんだ教えは!?」

斬魄刀取得後
「ギリギリ霊術院入れたンゴねえ」

100年後
「この斬魄刀ウンともスンとも言わないンゴ……鬼道も上手くいかないンゴねえ……」

1000年後
「俺なんで死神なれたんだろ……隊で最年長の筈なのに始解すら出来ねえよ……死神辞めよ」

こんな才能ゴミカスですが元素は操れる……そんな優しいテイワットがあるんですか!?
回復系統の能力が無いので邪眼は使いすぎたら死ぬというクソ仕様になっております。
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