東方反滅紀(凍結)   作:冷仁鬼

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もうすぐ戦争だ!!
今回出てくる方でコラボで戦う相手が大体わかると思います

ではではサブストーリーへどうぞ~


サブストーリー2・・・大魔法使いの実力

「転移魔法の方はどうだ?」

 

「大丈夫ですよ、もう少ししたら完全に安定します」

 

「そうか......じゃあ後は頼んだ」

 

紅魔館とある広い一室にて男の吸血鬼と女の吸血鬼が話していた

男の吸血鬼は魔方陣を一瞥すると部屋から出ていった

 

 

 

 

コンコンと扉が叩かれレイ・スカーレットが部屋にはいり部屋を見回すが.....いないようだ

レイは誰もいない空間に

 

「レミリアとフランは何処にいる?」

 

と聞くと

 

「お嬢様とその妹様なら魔法使いの屋敷にいらしゃいます」

 

レイの後ろからこの館のメイド長『紅美鈴』が声を掛ける

いると分かっていたからこその問いであった

レイは後ろを向くと美鈴に更に問う

 

「最近二人がよくアイツのところに行くが何故止めなかったのだ?」

 

最近よく二人は出掛けるのだ.....それもあの気味の悪い魔法使い───ノーレッジの元へ

レイはあまりノーレッジ家を良く思っていない

スカーレット家との歴史は長い家ではあるが何処か他の魔法使いと違うのである

そんなわけでレイは二人がよく行くことを知っている美鈴に訊いたのだ

 

その問いに美鈴はすぐに答える

 

「お二人が心配なんですか?でも大丈夫ですよ」

 

「何故そう言いきれる?」

 

レイは美鈴の答えに眉をひそめながら更に問う

その問いに対してもさも当然と言うように答える

 

「二人には咲夜を同行させてます........あの子は私がこの十年で徹底的に鍛え上げたので大丈夫でしょう」

 

その答えに満足したのかレイは「ならいい」とだけ言い自分の部屋へと歩いていった

 

 

 

 

「何よ.....また来たの?」

 

パチュリーはこの前とは違う魔方陣を見ながら後ろにいる人物に声を掛ける

 

「あら?いちゃいけないの?」

 

「お邪魔してます」

 

最初の声の主はレミリア、次が咲夜である

フランはその近くでパチュリーの父親の魔導書を勝手に開いている

パチュリーは研究の途中で邪魔されたため、表には出していないが相当怒っている

               ・・・・・

「今日は悪いけど帰ってくれる?貴女達の為に研究している途中なの」

 

「私たちのため?」

 

レミリアはパチュリーの言葉に首をかしげる

パチュリーは続けようとするが

 

「そうよ、貴女達吸血鬼の為に......よ、知らないの?あの『パチュリー、そこまでです』お父様.......」

 

父親が歩きながらこちらへ来る

そしてパチュリーに注意をする

 

「パチュリー、その事は言ってはならないと言われてるよね?」

 

「はい.....お父様」

 

パチュリーの父はレミリア達の方を向き歩いていく、そのままレミリアと咲夜を素通りしてフランの元へ向かう

そしてそのまま近づくと魔導書を取り返す

そして魔導書を開きレミリアとフランを交互に見る

 

「スカーレットのお二人さん、本当の死合いの経験はあるかい?無いのなら一戦殺りませんか?三対一でも構いませんよ?」

 

二人は返事をしない

すると男は続けてこう言う

 

「沈黙は否定とみてよろしいですね?なら私はなにも言いません......例え貴女達の父親が死ぬことになってもね?」

 

ゾクッ

 

背筋が凍るような感覚を覚えつい後ろを向くパチュリー

集中力が完全に途切れてしまったために魔方陣は消滅してしまうが全く気にしない

時々あるのだ、このように身内すら寒気を感じるような雰囲気を纏うことが

 

一瞬怯んだもののレミリアは我に返るが否や睨みつける

そして動揺を悟られないように静かに言う

 

「いいじゃないの.......その勝負乗ったわ、三対一でもいいと言ったのだから負けても卑怯とは言わないことね」

 

「お姉さま?!」

「お嬢様?!」

 

フランと咲夜が驚いたようにレミリアを見るがレミリアは前を向いたままだ

 

「いいでしょう......ですがここで暴れられると困るので場所を変えましょう。パチュリー、手当ての用意を頼みますよ」

 

「はい、お父様」

 

会話が終わると同時に4人の足元に転送用の魔方陣が出て、数秒後に飛ぶ

飛ぶ間際、レミリアはパチュリーがぼそりと呟いた言葉を聞き取りきを引き締め直していた

 

「死なないでね」

 

 

 

 

 

「さぁ、始めましょうか.......貴女達が本気で掛かってくるようにするにはどうしたらいいでしょうか?」

 

「なにもしなくても本気で行くわよ!ね?フラン、咲夜?」

 

「え?う、うん......」

「ぁ、はい」

 

この戦いにいまいち乗り気ではない二人の反応は薄い

レミリアはかなり驚いているようだ

 

「そうですね......私に勝ったら真実を教えてあげましょう、最近貴女達の両親が構ってくれなくなりやつれている理由を.........」

 

「お父様とお母様の.......勝ったら教えてくれるのね?じゃあ私もやる!!」

 

フランもやる気になった以上レミリア達の専属メイドをする咲夜もやることになる

咲夜は息を大きく吐き吸うと同時に目を開く

その目は吸血鬼の如く赤く光っていた

 

「じゃあ改めて名乗りましょう.....と言っても貴女達は覚えてないでしょうがね........私の名はリィチェル=ノーレッジ、大魔法使いです」

 

「御託はいいわ、さっさと始めましょう?能力の使用は?」

 

「勿論ありで良いですよ、私に膝をつかせたら貴女達の勝ちで良いですよ、それとレディーファーストと言うことで先行はどうぞ」

 

そう言うとリィチェルは目を瞑った

レミリアはその行動で嘗められていると理解してグングニルを構えて真っ直ぐ突っ込んでいく

 

レミリアは突っ込む勢いを乗せてグングニルを投げる

咲夜も避けられないように全方位にナイフを設置し、フランは能力でリィチェルの両腕の『目』を左手の中に入れておく

 

グングニルとナイフが同時にリィチェルに襲いかかる

同時攻撃で確実に仕留めたと思った二人だったがそれほど簡単にやられる大魔法使いではなかった

一撃目が外れると分かった瞬間フランは左手にある二つの『目』を握りつぶした

 

「きゅっとして──どかーん!!」

 

何かが爆発する轟音と共に、フランのもとに叫び声が聞こえてくる

 

 

「「ぎゃあああぁぁぁぁああああぁぁ」」

 

 

何故か二つだったが

 

「あらら~やっぱりやっちゃいましたか~」

 

リィチェルを見ると五体満足の状態で先程と同じようにふわふわと浮いている

なら誰が.......いや、先程の叫び声はとてもよく聞く声だったのだから間違えようがない

 

隣を見ると右腕が弾け飛んでいるレミリアと右足首から下が無くなって倒れている咲夜がいた

 

「え?なんで?どうして二人が......さっき確かにアイツの目を潰したのに.........」

 

目の前の光景が信じられないと言った風に立ち止まるフランは今度は右手でリィチェルの心臓の『目』を握り潰した

 

パァン

 

乾いた音と共にフランの足元に血溜まりができる

恐る恐る左手を見ると腕が無かった

しかし、痛みはない

 

「これが経験の差だよ......こんなことじゃあ生き残ることも厳しいんじゃないかな?」

 

静かにしかし殺気をたっぷりと込めた言葉を発する

レミリアは痛みに耐えながらリィチェルを睨み付ける

しかし、この状況ではどうしようもないことは明らかだった

体の一部が無くなってまともに動けない三人と無傷の大魔法使い......どちらが強いかは一目で分かることだった

 

リィチェルは殺気を消し、三人の元へ歩いていく

フランは怯えて逃げ出そうとするも腰が抜けて立ち上がれない

咲夜はいくら美鈴に鍛えられているとは言え人間である

とっくに出血多量で気絶している

レミリアは睨み付けたまま動こうとしない

 

「オールリザレクション」

 

リィチェルがそう呟くと三人のいる地面に見たことのないような魔方陣が現れ、緑色の優しい光が三人を包む

光が収まったとき三人は傷一つ無い状態で座っていた

 

「はい、終わり♪大魔法使いの実力をだすまでも無かったねぇ」

 

レミリアにフラン、咲夜も全員が思った『コイツだけは絶対敵に回してはいけない』と

そう思いながらも一応礼は言う咲夜

 

「わざわざ回復させていただきありがとうございました」

 

「いいんですよ、じゃあ貴女達に全てを話しましょう........」

 

「ま、負けたのにいいの?」

 

フランが恐る恐ると言った感じで尋ねる

リィチェルは怖がらないようにするためにフランをギュッと抱き締める

フランは最初驚いていたがそのうち落ち着いたのか普段のような元気な顔に戻った

 

「怖いと思わせてしまったのなら謝りましょう、申し訳ない.......」

 

「もう大丈夫だよ!」

 

謝るリィチェルに元気になったアピールをするフラン

そこにちょこちょこと歩いてくるレミリア

どうしたのかとリィチェルとフランが首をかしげていると、レミリアはリィチェルの胸に飛び込んできた

吸血鬼の力で飛び掛かられたのでリィチェルは倒れたがすぐに起き上がってレミリアの頭を撫でる

 

しばらくするとレミリアもご機嫌になったようなのでリィチェルは話を始める

 

 

 

 

「────こう言うことがあるのだよ、これから先近い満月の晩に」

 

「満月ってもうすぐじゃない!!」

 

「たぶん君たちも向こうでは一吸血鬼として戦わなければならないだろう、だから一度くらい本気で戦う経験をしておいて欲しくてね」

 

「リィチェル様、お気遣いありがとうございます........」

 

咲夜が思ったことを素直に口にする

リィチェルは気にするなと手を振る

そして右手で空中になにかを書き始める

 

「伝えることは全て言った、じゃあパチュリーの元へ戻るよ.....いや、君達は直接紅魔館へ送るよ♪じゃあね『転送・紅魔館』」

 

レミリア等三人は紅魔館の庭へ、リィチェルはパチュリーのいる研究室へと移動した

 

 

その晩紅魔館の主レイ・スカーレットの命により配下の妖怪や、吸血鬼などが幻想郷に移動し始めた

 

 

 

 

 

 

 

幻想郷vs吸血鬼達の戦いが幕を開ける




あれれー?どうしてこう変になっちゃうんだろう?
おっかしーなー?

幽忌「俺を出さないからそうなるんだ」

違います
無理矢理今回だけで纏めようとしたからです

ユウキ「次回は出れるよね?」

出すよ、出すから暴れないでくれぇぇぇ

幽忌's「次回もゆっくりしていってね!!」
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