東方反滅紀(凍結)   作:冷仁鬼

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今回は敵にも援軍の気配がある新紅魔館組のスカーレッツとの戦闘です

ここで書くことも無くなってきた.......

では本編へどうぞ~~


吸血鬼異変・・・・vs スカーレット(紅魔組)

「ほらほら攻撃しないとレミリアさんが死んじゃいますよ♪」

 

「お姉さま?何で怪我してるの?何で私から逃げるの??」

 

「ユウキ......貴女卑怯よ!!妹に手を出せないと知っていながら!!」

 

ユウキは自分の裏の能力を使ってフランの能力,行動全てを自我を残して支配している

そしてレミリアが怪我をしていると言うのは、ユウキが最初に放った狂気の衝撃波を受けたフランが暴走気味になったときについたものである

フランはその時のことは覚えていないためこうなっているのだ

 

「これでも食らいなさい!『スカーレットシュート』」

 

レミリアが赤く大きな弾幕をユウキに向かって高速で発射する

 

「きゃっ!」

 

「フラン?!何で当たりに来るのよ!!......ってユウキ!あんたには同族に対する情も無いの?!」

 

ユウキと弾幕の間に無理矢理入ってきたフランがレミリアの弾幕を食らい20メートル程吹き飛ばされる

レミリアの問いかけに対してユウキは少し考えてから答える

 

「ん~同族って言われてもなぁ........僕はある人間から貰った名前でこう名乗ってる訳だしね..........誰がカスカーレットの名前を好き好んで使うと思ってるの?」

 

自分を、妹を、家族を、一族を馬鹿にするユウキにキレるレミリア

 

「貴女だけは生きて返さないわよ!!」

 

「そりゃどーも!じゃあこれでもまだそんなに元気でいられるかな?」

 

ユウキが言うと同時にフランがレミリアの方に手を向ける

レミリアは逃げようとするが既に『目』はフランの手の中にあった

自分の意志じゃないこの行動にフランは驚きながらも止めようと必死に手を開こうとする

しかし、絶対的な支配から逃れることはできなかった

 

「や....やめて..フ......ラ───」

 

グッ────ドカンッ

 

手が握られレミリアの体は内側から全て爆散した

爆発と同時に血がフランに掛かる

 

「わ...私が....お姉さま...を.......あ..ああ...あああああああああああ!!」

 

「堕ちたね♪特にフランはいい感じに壊れてきてる♪」

 

自分の意志じゃなくても自分の手で、自分の能力で姉を壊してしまったという衝撃で自我が壊れてきてるフランを見てユウキは狂気に染まった顔で嬉しそうに見ていた

 

「.....に...てんだ?何してんだよユッキー!!止めろよ!!」

 

その光景を見て流石に止めなくては危ないと判断した王牙がユウキを正気に戻そうと揺さぶる

ガクガクと首を揺らされているユウキは王牙を見ると完全に狂気に満たされた顔でにっこりと笑いながら言う

 

「なんでやめなきゃいけないの?襲ってきたのは向こうだよ?それとも王牙も僕の邪魔をするの??」

 

ユウキは純粋無垢な瞳で王牙に聞く......

最後の質問には期待の色があったのだが

 

「ユッキーが元に戻るまで戦ってやるさ!!」

 

「じゃあ勝負だよ♪『当たれ!殺人ドール』うわわわわ!危ない危ない」

 

ユウキの後ろから大量の銀のナイフがユウキ目掛けて飛んでくる

ユウキは大量のナイフをかわしながら能力を発動し、ナイフの中にフランを飛び込ませる

そうすればどうなるか.......勿論の如くナイフはフランに刺さる

 

あ、これだとフラン死ぬな.........

 

そう思った次の瞬間目の前にあった筈のナイフは全て消え、代わりにユウキの首にナイフを突き付けた銀髪の女性がいた

 

「大丈夫ですかフラン様?レミリアお嬢様は?」

 

その後ろには中華風の格好をした長身の妖怪がいた

その妖怪が虚ろな目をしたフランに話しかけていた

 

「お..姉さ....ま?...........お姉さまならもういない.....私が破壊.....しちゃったから...........私が....この手...で.......アア......アアア........アアアアアアアア!!」

 

「なんて言うか今のフランにその質問は拷問より酷いと思うよ?美鈴」

 

ぁ、ついうっかり口から出ちゃった.....てへっ☆

まぁ、この隙に咲夜の能力も頂いちゃったけどね☆

 

「何故貴女が私の名を知っているのですか?そしてフラン様に何をしたのですか!!」

 

目付きが急に鋭くなり虹色の鋭い弾幕を飛ばしてくる美鈴

このままだと咲夜にも当たるだろう.......なにも知らない者から見たら単なる仲間割れだ

しかし、美鈴には咲夜の能力で咲夜だけ逃げられると分かっている

それは咲夜も同じだ、時間を止められる自分に相手はついてこられないと思っている

 

しかしそれは能力が発動することを前提にしたときの話だ

弾幕がすぐそこまで来ている、ユウキは慌てず騒がず機会を待つ

 

来た!!

 

弾幕が目と鼻の先の距離まで近付いて来た瞬間、咲夜が首に当てていたナイフを退かして能力を使おうとした

それと同時にユウキが奪った能力で時を止め、弾幕のスキマを通り美鈴の後ろにいく。そしてダーインスレイヴを取り出した

 

「そして時は動き出す」

 

その言葉と共にダーインスレイヴを美鈴の右肩に打ち付ける、美鈴がいきなりの攻撃に反応できず怯みフランを落とす

 

能力を再度使いフランを飛ばさせる

 

「きゃあっ!!」

 

後ろから咲夜の叫び声が聞こえる

見ると美鈴の弾幕を食らって墜落していく咲夜が見える

 

「咲夜!!フラン様は........くっ!」

 

フランと咲夜を交互に見て咲夜の方に走って向かう美鈴

これは同時に仕留めるチャンスだと思いフランを向かわせる

吸血鬼とただの妖怪どちらが素早いかなど誰から見ても明らかだった

 

ガッ

 

フランの爪が美鈴の心臓を貫く寸前、間に王牙が入ってきて受け止めた

そのままフランに蹴りを繰り出しユウキにぶつける

 

「な?!貴方は敵の筈では......『いいから一度下がってろ』は...はい!!」

 

そう言うと王牙はユウキに向き直り怒りを露にしながらドラゴガンを構え叫ぶ

 

「ユッキー!!敵だからってそこまでしなくてもいいだろ!わからないってんならわかるまでとことんやってやる!!」

 

「.......ふふふ....アハハハ!!じゃあ僕を気絶させたらやめてあげるよ♪それに当たってこいつは邪魔だよね♪そんなゴミにはこうだ!!」

 

ユウキは王牙の言葉に答えたあと、フランのそばに行き羽を掴んだ

無抵抗なフランの背中に足をかける

 

「......何を?...........まさか?!やめろー!!」

 

王牙はユウキの意図に気付いたらしく全力でそちらへ飛ぶ

残り30メートル.....20メートル..........8メートル............2メートル.........あと一歩!!

 

「残念でした♪」

 

ブチブチブチッ

 

あと少しで手が届く......というところでユウキはフランの羽を千切りとった

そしてユウキはフランの背中を足場にして上へ飛び上がった

 

そしてユウキは王牙を見るとニッコリいい笑顔で言い放った

 

「君には判断力が足りないんだよ♪だからレミリアもフランもいなくなっちゃったんだ、君のせいで良い気味だ♪」

 

それを聞いた王牙は沸点が限界を振り切った

次元転送装置に触りリミッターを解除する

更に怒りという感情を全て力とスピードに変え、一瞬でユウキの前に移動する

 

吸血鬼のユウキでも目で追えない速度で移動した王牙は希望の光を纏った拳を一発ユウキの腹に叩き込む

ユウキはその一撃で数十メートル先まで吹っ飛ばされた

木を薙ぎ倒しながら吹き飛ぶユウキは止まったあと、笑いながら王牙の前に現れた

 

ユウキはお返しとばかりに時間を止め王牙の全方位に弾幕を隙間なく敷き詰める

時が動き出すと同時に弾幕が王牙へ向かって殺到する

王牙はそれを次元転送装置から瞬時に出した刀二本『龍輝』と『龍黒』で切り伏せていく

 

龍輝と龍黒には希望の光が纏わせてあるため豆腐を切るように軽い力で弾幕は切れていく

ユウキは外側で力を溜めていた

先程フランの羽を千切りとったときに奪った能力を使うために.........

 

「そうはさせねぇ!!『メテオストライカー』」

 

希望の光を纏った王牙が青白く光り、超高速で弾幕を刀で切りながら道を開きそのまま力を溜めていたユウキに刀を突き刺し勢いのまま地面へ二人は落下した

 

 

 

 

「っててて.......ありがとう王牙、そしてゴメン.....みっともない姿見せてさ。それにしても原作キャラ二人も殺っちゃってるよ......どうしよう」

 

先程までとうって変わってしゅんと落ち込むユウキを見ながら王牙は軽く笑いながら答える

 

「それなら大丈夫さ、たぶんそろそろ.......」

 

王牙が言うが早いかレミリア(の肉塊)があった場所とフランが倒れている場所が光り出しフランとレミリアを包み込む

 

そしてどれくらい経ったのだろう?

実際は十秒も無かっただろうが体感では数分に感じた

光が収まりそこには無傷で倒れているレミリアとフランがいた

 

 

それを見た王牙は後ろの林に向かって叫ぶ

 

「美鈴ー!咲夜ー!レミリア達が生き返ったぞ!!」

 

ガサッ ガササッ

 

草むらが揺れたと思いきや美鈴と咲夜が物凄い勢いで走り、もしくは飛んでくる

そしてユウキを一瞬睨むと二人はレミリア達の元へ向かった

 

「なんで王牙は二人が生き返るってわかったの?」

 

「ん?直感かな?」

 

「なんだそれ?でもよかったぁ........」

 

安心したせいかユウキはそのまま横になって寝てしまった

本当にお気楽なやつである

 

向こうから『無事でよかった』など聞こえるということは本当に生き返ったのだろう

 

そして向こうの4人がこちらへ向かって歩いてくる

そしてこちらへ来るや否やレミリアが頭を下げる

何事かと王牙が慌てるとレミリアが続けて話し出した

 

「ここでの戦いは私たちの敗けにしてちょうだい、私たちはこれ以上被害が出る前にお父様たちにこの戦争を止めるよう言いに行くわ」

 

レミリアが言い終わると美鈴が凄く驚いた顔をして質問攻めにしている

王牙は横で寝ているユウキを小突いて耳元で囁く

 

「ユウキ、寝たふり下手だからやめときな........あと、さっきの話に乗っからない?下手に俺達二人で行くより良いでしょ?」

 

「(こくん)」

 

ユウキは黙って頷く

王牙は改めてレミリアの方を向くとそのことについて話し始める

 

10分程二人は話してOKとのことだった

その間にフランと咲夜に能力を返したのだが、フランには怯えられて美鈴越しにしか話してもらえなく苦笑いしていた

 

「じゃあ!.............何処にいこうかしら?」

 

レミリア以外の全員がその言葉で崩れ落ちた

まさか引っ張っていくぞ!的な空気を作っておいてなにも考えてなかったのだから仕方がない

 

そこで先程から強くなっている魔力のある方へ行くのはどうかと王牙が提案すると美鈴以外の3人が一瞬身震いをした

しかし、もうひとつの力の塊にはありえない程大きい力が4つぶつかり合っているので結局そちらに決まった

 

「じゃあ行きましょう!!」

 

「おうっ!」

 

「ええ」

 

「はい!」

 

「うん!」

 

「りょー」

 

何故か美鈴の掛け声だったがみんな同時に魔力の高まりつつある方角へ飛び立った

 




はい!なんとかvsスカーレット(紅魔組)のバトルは終了です!!
今回で纏めないと計画が崩れるので長くなりましたが頑張りました!!

本編中でスカーレット姉妹が復活した理由はわかりますよね?そいつです

次回は誰になるのやら?w
スタミナ切れを起こさないよう頑張ります!!

次回もゆっくりしていってね!!
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