バカの相手ほど疲れるのもはない
ちなみにそのバカとは少年の隣で「ヒャッハー」などと雄叫びを上げながら盗賊共を血祭りにあげているシド・カゲノーのことである。
「どうしたのポールそんな疲れきった顔して」
「てめぇのせいだよ」
襲ってくる盗賊の頭を拳1つで潰しながら友人であるシドに文句を言う少年ポール・アワレーこの世でもっとも可哀想な人である。
「え〜そんな僕のせいだなんて。僕が一体なにしたって言うのさ」
「なにもかもだよ。クソッタレ」
何故成人にもなっていない少年2人が盗賊退治など危険な事をしているかというと陰の実力者を目指すあたおか少年シドの資金調達の為にその友人であるポールが付き合わせれているからである。
しかし普通の少年達であれば普通大の大人には敵わないしかも盗賊等という野蛮な大男達が相手となれば尚更だ。
だが実際は盗賊達は少年2人に一方的に虐殺されていってしまっている。
それは何故か。
簡単だ。少年2人が異常だから
片方シド・カゲノーは異常なまでに強さ、特に魔力を追い求めた結果異常な強さを手に入れた。
片方ポール・アワレーは生まれもった膨大な魔力とその才によって異常な強さをを持っていた。
何も考えず適当に拳を振るえばそれは達人だと言われ、何も考えず適当に剣を振っても剣の申し子等と言われる程に才があった。
そしてそれをたまたま見つけたシドに無理矢理誘われ陰の実力者の相棒となってしまった哀れな男である。
「さて今回は俺の勝ちだな」
「ちぇー仕方ないかー僕から挑んだ賭けだもんね。今回の取り分は僕が3ポールが7ね」
「ああ」
毎回この2人は盗賊を襲う度にどちらがより多く狩れるかという勝負をし勝った方が取り分を多く貰えるということをしている。
「ん?」
「どした?」
今回の戦利品である盗賊達の宝を物色していたポールは金品の中に布で覆われた箱状の何かを発見し、興味本位でそれにかかった布を剥がし中をみるとそこには檻の中に入れられた肉塊があった。
「これは…悪魔憑き…だがこの感じ」
「うん。この感じは魔力暴走だね。」
「シド今回の取り分五分にしてやる。その代わりこれは俺が貰うぞ」
「え~いいよ。」
シド・カゲノー所詮金には勝てない
そしてポールは檻をあけ肉塊に触れ魔力暴走を天性の才の影響かなんとなくで収めていく。
すると肉塊はどんどん形を変え最終的には金髪の美しいエルフへと姿を変えた。
『は?』
「うそーあの状態から元に戻れるんだ…」
「まさかだったな…というかこの子目を覚ましそうだぞ」
少女が目を覚ましそうなだと察知しシドに伝えるとシドは何か思いたような悪い笑みを浮かべ近くにあった木箱に座るとそれらしい雰囲気を纏った。
「ん……ここは…」
「ふ!目を覚ましたか」
(あ…腹痛くなってきた…)
思いつきの暇つぶしなんでスタバのフラペチーノくらい激甘な感じで見てね