昨日、過去の話で時系列と年齢が変だった点を見つけられた限りで修正しました。
現在作中は2006年9月
庵歌姫:19歳(2月生まれ)
五条悟:16歳(12月生まれ)
夏油傑:16歳(2月生まれ)
家入硝子:16歳(11月生まれ)
七海建人:16歳(7月生まれ)
灰原雄:16歳(原作で夏に死去した際に17歳なので誕生日はそれ以前)
禪院直哉:16歳(誕生日しらんけど勝手に7/8にしとこの精神)
禪院真希・真依:4歳(1月生まれ)
伏黒津美紀:4歳(誕生日不明)
伏黒恵:3歳(12月生まれ)
虎杖悠仁:3歳(3月生まれ)
ミスを見つけたら教えてくだせえ……!!!!
どうも。なんか式神作りやらされとる直哉くんやで。
「攻撃用の術式に関しては私がどうにかする。ただ一回こっきりの方法だから、先ずは結界術が使えて、格好が良くて、攻撃術式を刻む余裕が十分にある式神を作ろう」
とか何とか夏油くんが言うてから、はや2日。俺らは今、俺の発案で折り紙を頑張っとる。
まぁ、障子紙を使おう言うてから気づいたんやけど、別に呪符の枚数も燃料用以外は規程がないみたいやし、事前準備が可能なら手間暇をかけた方が強いんが呪術の基本。
ちゅうわけで、術式を刻んだ大きな正方形の紙2枚で『袴を履いたやっこさん』を折って、人型の式神を呼び出すっちゅう算段になったわけやね。
今は試作機の試作機として、普通の折り紙を使って各々試作中っちゅうわけや。
ちなみに、この機構ありきでデザインモチーフはガンダムZZのバウ*1に、保守派の楽巌寺学長へのウケを狙って鎧武者のイメージを組み込んだ感じになっとる。
まぁ、上下に分離合体できる鎧ロボっちゅう感じやね。デザイン画は俺が描いたんやけど、結構かっこいいんとちゃうやろか。紙がベースっちゅう事で白をベースに紅色と金を差し色に入れてみた。まぁ、この辺のデザインは和風の縁起物っちゅう事で高専賞狙いやね。
京都の子らも多分保守派狙いで来るやろし……。
なんて、考えを巡らせながら折り紙をチマチマ折っとったら、隣で同じくチマチマ作っとった七海君が話振って来よったわ。暇なん? いやまぁ、指以外は暇か……。
「しかし、直哉が参加するのは意外でしたね。一年は自由参加でしたから、直哉なら呪霊討伐や自己修練を優先するものとばかり」
「あ、確かに。『俺パスで 呪霊討伐 あるやねん』とか言いそう」
いや、灰原くん関西弁ヘタクソか? っちゅうか、君ら俺を何やと思うとるんや。わしゃアンパンマンかっちゅうねん。
「何ちゅうか。参加しとって 負けるんは 納得出来ん こともないけど。不参加で 知らん間に 負け組に されたらめっちゃ ムカつくやんか」
「なるほど。それは確かに」
「こんな仕事してると、負けず嫌いであればあるほど良いもんね!」
「そうですかね? ……そうかも知れませんね」
まぁ、灰原くんの言うのはある意味で正しいわな。気持ちで負けとる奴は普通に呪術戦も弱いし……なんか今、脳裏に気持ちだけは勝っとるアホのバーニングポニテジジイが過ぎったけども、まぁ一般論でな?
いや、ぶっちゃけると実は扇も一級呪霊くらいは余裕で討伐出来るんやけどな。一級術師としては底辺スレスレなんやねコレが。術式はええけど慢心すんのがアカンわ。
「よし出来た。動くかどうか 試してな」
「私も出来ました。灰原、試運転をお願いします」
「了解! 僕もパイロットの練習しないとね!」
なんて、灰原君が言うて術式を起動したら、『やっこさん』の呪符が見る間に呪力で出来た20cmぐらいのロボットになる。うん、デザイン通りのカッコ良さやね。我ながらええやんか。
「うおー! カッコいい!」
「灰原、油断しない方が……!」
「うわぁ!? そうだった! 調伏! せいッ!」
と、灰原君が中々キレの良いパンチを繰り出しとるけど、調伏前の式神も負けじと組み込まれた結界術で応戦しとる。
でもまぁ、攻撃機能が無い以上、流石に灰原君が20cmの式神に負けるわけもなし。バシッとシバいて調伏を完了した後は、ラジコンみたいに上手いこと操縦できとるみたいやね。
「コレ楽しいですよ七海! 直哉!」
「……確かに楽しそうですね。……もう一つ作りましょうか」
なんて言いながら、チマチマと呪符を書き込んで折り始める七海くん。君存外、子供らしさもまだ持っとるんやね?
ま、俺は作るまではともかく、使うのは武器判定喰らうから出来へんけどな。呪符作るんも感覚的にはだいぶギリギリや。
ちなみにこの感覚はマジカル真依ちゃん大図鑑を作っとる時と同じ感覚やね。アレも『浴』で呪具化しとるけど、ギリギリ判定は逃れとるし。
……なんや、俺だけハミにされとるみたいでムカつくな、しかし。
「試運転 やるんやったら 運用も 練習しやな 意味ないやんな?」
「それはそうだけど直哉の指先に浮かんでるそれは絶対に無理だよ!? 手のひらサイズだけどどうみても気円斬じゃないソレ!?」
「術式も 込めてへんから こんなもん 呪力操作の 範疇やんか」
「いや直哉、君の場合寧ろ術式以上にその呪力コントロールが恐ろしいんですが……?」
なんてやり取りをしつつ、見た目だけ派手なミニ気円斬*2を灰原君の操る式神に投げつけたったら、全力で多重展開した『角度をつけた』防御結界で弾かれよった。
ま、伊達にパイロットに選ばれたワケやないっちゅうことやね。やっぱり結界術だけをみっちりやりこんどっただけあって、しっかりしとる。
「すごいやん。でも実戦は 甘ないで? こういう事も あるかもしれん」
「気円斬が戻って……!? 平べったい繰気弾だコレ!?」
「懐かしいですねヤムチャの繰気弾。……よし、袴はいいでしょう。次は上半身を……」
なんて、駄弁ったり、灰原君の式神を安心仕様の呪力フリスビーでポコポコしたり。若干遊びは混じっとるけど、一応このイジりの結果も本番機体にフィードバックするんやから、そうふざけとる訳でもない。
で、結局最後は七海くんと灰原くんのモビルファイター対決になったんやけど、そこに悟君のトールギスもどきが襲ってきた話は————まぁ、長なるしそれはまた別の話っちゅう事で。