ゆる大学生のゆるキャン△   作:サメ内くん

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 大変遅くなりすみません。少し仕事のほうが忙しかったのと、思いのほかあまり文が思いつかなかったのがあり、遅れてしまいました。前回の途中からになりますのでお楽しみください!


野クルと焚き火と夜空

 ほっとけや温泉に到着した亮は露天風呂からの景色を楽しんでいた。

「温泉入ると、二度と出て来れなくなるな…」

 そういいながら体を伸ばし浸かること長い時間、体が十分に温まったことを体感して、すぐに温泉から出て、体についたお湯をタオルで拭いて、服に着替えた。

「さて、なにを食べよう?」

 今日は、朝から軽いものしか食べていなかったので、近くの食堂でなにか食べようと思っていると、

「あっ、先輩」

 聞き覚えのある声がするので、恐る恐る振り返るとそこには、ちょうど到着されたと思われる野クル3人組がいた。

「亮さん?!どうしてここに?!」

 最初に口を開いたのはなでしこで、亮はさそいを断っていたので、まさかここにいると思わず、大きい声を出してしまった。

「おっす、これから風呂か?」

「そうっすけど、先輩なんで乗せなかったんすか〜」

「ごめんね、でも笛吹公園にいいもんあったでしょ?」

「いやー、いいもんと言ってもアイスしかなかったですよ?」

車に乗せなかったことを言う千明だったが、亮のいいものがアイスだったとは思っていなかったので、あまり機嫌は良くなかった。

「あれ?俺の言ういいもんは、アイスだったんだけど…?」

「そうなんすか?でも、私だってそんなアイスで機嫌を直すような。安い女じゃないんすよ?なにか、一つでも奢ってもらわないとな〜」

「まぁまぁ、あき、あんまり相澤さん困らせたらあかんで〜」

 あおいからの援護があり、ひとまず安心かと思っていたが

「でも、アイスで機嫌が直るやっすい女とは思われたくないもんな〜。なら、ここで奢ってもらわんといかんかもな〜」

「そうだよな〜、いぬこ?」

「わかった…ここでなにか奢るから先に温泉に入ってこい。俺は少し休憩する予定だし…」

 ニヤニヤしていた千明に諦めてそう言うと

「了解っす!よしなでしこ、いぬこいくぞ!」

 千明は2人を引っ張ってすぐに温泉に向かった。

「…タバコ吸うか」

 

「おーす先輩お待たせっす」

「おっ来たか、でもなに食べたいの?」

 先輩のもとに到着した3人は、券売機の前でなにが食べたいか尋ねてきた。3人は、温泉が気持ちよかったのと、歩いた疲れが溜まったのか、あまり脳が働いていないような状態で

「私月見蕎麦〜」となでしこが

「わたしは月見うどん〜」と千明が

「わたしは〜…」とあおいが言いかけたところで、この後のキャンプ飯を思い出したのか

「ここで食べたらキャンプご飯食べれんくなるわ!」

 2人もそれでキャンプ飯を思い出し、奢ってもらうのはまた今度にしてもらおうと思っていたのだが、

「温玉揚げ美味しいよー、買ってってー」

 カウンターにいた店員が言っていた温玉揚げの誘惑に負け、全員が奢ってもらった。

「本当にそれくらいでいいの?特になでしこさん?」

 まさか温玉揚げだけとは思っていなかった亮は、自分だけ月見うどんを頼んでいた。

「大丈夫ですよ〜、後のキャンプ飯でいっぱい食べれるんで!」

 と言って、3人とも食べ始めると美味しかったのかそのまま倒れるように横になり始めた。

「横になると寝ちゃうぞ?」

 どこのキャンプ場に行くのかわからないが、なんとなく予想はつくので一応心配はしたが

「これはあかんわ〜」

「あかんや〜」

「あかんあかん〜」

 3人はそう言って聞く耳を持たないので、そのままにしてうどんを食べた。

 

 うどんも食べ終わり喫煙所でタバコを吸い、車でキャンプ場に到着した亮はチェックインを済ませてテントを建てると、リベンジの焚き火に挑戦した。3人は、大丈夫と思いそのまま置いてった。

「前は適当に取ってきたのを火につけて失敗したけど、ここなら薪もあるし、特に問題ないだろう。」

 事前に動画を見たりしたのもあってか、何回か失敗したが焚き火をつけることに成功した。

「ふぅ、これでキャンプ半人前ぐらいに近づけたかな?」

 焚き火も無事に成功できた亮は、いつも通りお酒を準備して、最近観たかった映画たちを消化して楽しんでいた。

「最高やないの〜!」

「ちょっと高いほうが見晴らしいいと思って二段目にしたんだよ〜」

 上から声がしたので見上げてみると、遅くに到着した野クル3人組がいた。

「やっぱりここにだよな〜、まぁ後から気づくか…」

 そう言って、テントを建て始めた3人に目を離し映画の続きを楽しんだ。

 テントを建て終わり、水や薪を取って帰ってきた3人は亮がいたことに気づいた。

「あー!亮さんやっぱりここに来たんだー!」

 なでしこがそう言って、残りの2人も近づいてきた。

「先輩!さっき置いていきましたね!どうして、起こしてくれなかったんすか!」

「いやー、気持ちよさそうに寝始めたから、特に問題ないかなって思って…」

「私たちしまりんのメールがなかったら、まだ寝てたかもしれないですよー!」

 そう言って、詰め寄ってくる2人にあたふたした亮だが

(志摩さんもキャンプ中か…)

 別のことも考えていて、あまり3人のことを気にしていなかった。

「まぁいいや、先輩もこっちのキャンプでご飯食べましょうよ、なでしこが作ってくれるんで」

「えっ、大丈夫だよ?」

「亮さん!ご飯はみんなで食べると美味しいから!一緒食べよ!」

「なでしこちゃんの言うとおりや、一緒に食べへん?」

「そうだよな〜!ご飯とか持ってきてます?」

「あー、持ってるけど…?」

 ご飯のお誘いも断ろうとしたが3人の圧に負けて、一緒に夕食を食べることにした亮は焚き火の火を消して、3人について行った。

 

 3人のテントにお邪魔をすると、焚き火の準備をしようとしていたが、千明の提案でウッドキャンドルをやることにした。ウッドキャンドルは丸太に切り込みを入れて、真ん中に着火剤を詰めて蝋燭のように燃やすやり方らしい。スウェーデントーチや木こりの蝋燭とも言われてるらしい。

 千明は、薪を針金のようなものでまとめ、真ん中に火を付けて作っていた。

「普通の焚き火とは違った雰囲気でいいね〜」

 なでしこがそう言うように、みんなウッドキャンドルに見入っていた。

「焚き火見てると、どうしてこんなに落ち着くのかな〜」

「せやな〜」

 ウッドキャンドルを見続けてると、急に花を開くように薪が倒れた。

「はぁー!びっくりした…」

「なんなんいきなり?!」

「心臓止まるかと思った…」

 急いで片付けを始める千明の横で、なぜ倒れたのか見ていると

「これ、よう見たら細いアルミ線みたいやないの、熱で溶けたんやろな〜」

「ほんとだ、いろんなところが溶けてるね」

「なー!だから鍋乗せなくてよかっただろ?!」

「なー!じゃないわ!」

 

 ウッドキャンドルの悲劇を終え、料理の準備に入ったなでしこ

「よーし、晩御飯作るよー!」

「「「おー!」」」

 どうやら作るのはカレーらしく、材料は予め切っていたみたいで、あとは煮込むだけだったらしい。

「「やっぱりカレーかぁ…」」

「えへへ…」

 どうやら、秘密にしていたがバレていたらしい。恥ずかしそうに照れるなでしこに少し笑いながら、完成したカレーを食べることにした。

「「「「いただきまーす」」」」

 ベンチに座ってカレーを食べると、とても美味しいが少しだけ不思議な感じがした。

「うめー…」

「ほんまに美味しいわ〜」

「えへへ〜…」

「綺麗な景色を見ながら、美味しい外ご飯」

「キャンプの醍醐味や〜」

 なでしことあおいの発言に共感しながら、不思議な味を考えていると

「うまいけど、なんか不思議な味だな〜これ?」

「ふっふっふっ、よくぞ気がつかれましたな!これ、隠し味は豚骨ラーメンのスープだよ!」

 同じように不思議な味に気づいた千明がなでしこに聞くと、どうやら粉末スープを入れてるらしい

「わたしん家は、肉じゃがを次の日にカレーにしてるぞ!」

「うちは、おでんカレーや」

「亮さんはなに入れてるの?」

「僕は、コーヒーかな?」

 それぞれのカレーの隠し味の話をして食べ終わり、そのあとは、マシュマロや焼き鳥を焼きながら、楽しんだ。

「先輩は、お酒飲まないんすか〜?」

「うーん、年下の前では飲まないかなー?」

「え〜、タバコならわかりますけど、お酒もですかー?」

「そうですよー!せっかくのキャンプなんですしどうせなら飲みましょうよー!」

「せやね〜、相澤さんはどんな感じでキャンプ楽しんでるか気になるし〜」

 結局、3人の前でお酒を飲んだ亮は、だいぶ酔いが回り、みんなが寝始める時間くらいに千鳥足で自分のテントに戻った。

 

「うーん、飲み過ぎたかな〜」

 先ほどだいぶ飲んだせいか、だいぶ酔いが回ってしまい、少しフラフラする亮だったが、少し水を飲んでタバコも吸ったおかげか、ある程度覚めたので寝ようと思ったが、自分のテントの前になでしこがいることに気づいた。

「どうしたの?」

「あっ亮さん、少し着いてきて欲しくて…」

 どうやらどこかに行きたいらしくて、それに同伴してほしいみたいだ

「いいけど、車は出せないよ?」

「ううん、近くだから大丈夫!」

 そう言って、なでしこに手を掴まれながら着いていくことにしたが…

「うぅ〜、怖いよ〜」

暗い森の中を、なでしこが持ってきたランプで足元を隠しながら歩いたがどうやら暗いところが苦手らしく腕を抱きながら、一緒に歩いた。

「あのー、なでしこさん?少しくっつきすぎでは?」

 亮は腕を抱かれたことにより完全に酔いが覚めて、恥ずかしいよりも、タバコの匂いがあるので離れて欲しかったがしかし

「ヒィ!」

 木々が風に揺れた音にびっくりして、もっと強く抱かれてしまい諦めることにした。

(大丈夫、なでしこは年下だ…)

 そんなことを考えながら暗いところを抜けると、いつの間にか腕を離しており

「早く行きましょう!」

 そう言って、小走りで走って行ったので、着いて行った。

 目的地に到着すると、なでしこはすぐにスマホを取り出して写真を撮った。

「誰かに送るの?」

「うん!リンちゃんに景色を見て欲しくて!」

 そう言ってリンに写真を送るとすぐに『待ってて』とメールがきた。

「あったかい飲み物買ってくるよ」

 そう言って自販機で飲み物を買ってなでしこの元に向かうと、なでしこは景色を見ており、飲み物を渡そうとすると、「綺麗だね…」と景色をずっと見ながら言った。

 亮も景色を見て、「あぁ綺麗だな…」と、なでしこに言った。

 そのあとは、2人で飲み物を飲みながら景色を見て、急に2人で景色を背景にして写真を撮ってリンに、送り先ほどと同じような感じでテントに帰った。

 

 

 

 

 

 

 




 最後まで読んでいただきありがとうございます。
 最初にも言いましたが、投稿が遅れて大変申し訳ございません。ただいま、少し忙しい時期に入ってしまい、投稿の間隔が空いてしまうかもしれません。なるべく早く出せるように頑張りますので、少々お待ちください。それと、高評価やお気に入り登録をしてくださり、大変ありがとうございます!思った以上に高い評価をもらい、内心とてもびっくりしています。これからもより皆さんが楽しめるような面白い小説を楽しめるようにしますので、少々おまちください!
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