<Infinite Apocrypha>   作:Mk.Z

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補遺/助奏(フィル・イン)
【Keywords】天使篇


 ■<天使(マラーク)

 

 未知の高リソース体。

 翼を持ち、《円環》を通じて空間を渡ることができる。人類の持つ技術では破壊・解析は不可能であり、由来すら明らかではない。

 人間と契約することで活性化し、力を与える。契約者は俗に<人間イカリ>と呼ばれる。

 

 5つの位階、また9つの系統を有する。 

 

 

力天使(デュナミス)系統

 最も基本的な系統。触れることで奇跡を発動する。

 最弱種と呼ばれている。

 自分自身に奇跡を使うことはできない。

 

主天使(ドミニヨン)系統

 遠隔操作の系統。奇跡の切り離しが可能。

 自分自身に奇跡を使うことはできない。

 

能天使(エクスシア)系統

 変身する系統。契約した人間が異形の姿へと変わる。

 変身を除けば、自分自身に奇跡を使うことはできない。

 

権天使(アルケー)系統

 領域型の系統。領域のかたちで奇跡を展開する。

 最強種と呼ばれている。

 自分自身に奇跡を使うことはできない。

 

 ◆

 

・“野良(フェレシュテ)

 契約者なしに活性化している<天使(マラーク)>。

 天に触れし手(フェレシュテ)

 

 ◆◆◆

 

 ■<人間イカリ>

 

 <天使>との契約者(アンカー)

 身体のどこかに契約印を持ち、奇跡を使う権利を与えられる。

 <人間イカリ>が死ぬと契約は解除される。

 

・“同化”

 <天使>と同化すること。

 人間とは比べ物にならぬ力を得るが、制御は格段に難しくなる。また、人の魂で<天使>の肉体を使うことには、肉体に引きずられて人間性を喪失するリスクがある。

 天使学ではいくつかの派生分類がなされている。

 

・“転移(シフト)

 《円環》を通じて<天使>を呼び出だすこと。  

 

・戒律

 契約時に課されるルール。

 各人によって内容は異なる。明確に違反すれば契約は失われる。

 天使学では四つの類型に分けられている。

 

・契約印

 契約時に刻まれる紋章。

 各人によって場所・様式は異なる。

 天使学ではそれぞれの形が持つ意味を研究されている。

 

・“引き金(トリガー)

 奇跡を使う予備動作。

 各人によって異なる。達人は省略できる。

 

・スペクトル

 リソースの位階を測る指標。色によって位階を判断する。 

 

・“聖域(アサイラム)

 人体のこと。

 ヒトの魂が支配しているため、奇跡で直接干渉することはできない。

 

・“諸王(アーセリング)

 王の字を与えられた<人間イカリ>。

 連邦からは一個人にして独立国と同等に扱われる。基本的には神話級の契約者。

 

 ◆

 

 ■術式体系

 

 奇跡の使い方はそれぞれで大きく違うが、天使学では似通った術をまとめて分類している。

 

・圧縮術

 奇跡の基本。

 奇跡のなにかを制限することで出力を上げる。影響範囲や対象、何らかの縛りを設けることもこれに含まれる。

 

・具現術

 奇跡にイメージを投影すること。

 なにを具現化するかは無意識の部分が大きく、意図しないものが出てくることもある。

 本物の道具を使ったほうが出力は上がる。

 

・眷属術 

 生き物を具現化すること。

 自律行動できるかどうかが基準になる。極めて高度な術であり、会話できるような眷属は珍しい。

 

・感応術

 リソースを感じ取ること。

 達人は気配や感情すらも読む。自分の気配を隠す術もこれに含まれる。

 

 ◆◆◆ 

 

 ■聖異物(アロトリオ)

 

 奇跡の力を持つ物品。

 必ずどこかに牙の印(クオーツ)を持ち、それが開くことで力を解放する。<天使>ほどではないが使い手を選ぶ。

 第一から第三級の位階を持つ。

 第三級異物は同じものが複数存在し、消耗するのが特徴。

 

解言(かいごん)

 奇跡解放のために必要なことば。

 複数形で命じれば異物の多重解放が可能。

 

・【聖環】

 第三級の指環。

 もっともありふれた聖異物。名前の前半が属性(ぞくしょう)を、後半が様式(ようしき)を表している。

 

 ◆◆◆

 

 ■【偽リベリウス記】

 

 およそ二千年前、偽リベリウスという天使学者によって著されたとされる書。

 その中には<天使(マラーク)>のすべてがあるとされるが、現代では散逸している。

 

帆都(ヴェルヴェット)家の頁

 写本の一つ。

 肉体を犠牲にして奇跡を増幅する供儀術が記されていた。

 

・曳航連邦、情報部の頁

 写本の一つ。

 “遠隔同化”のことが記されていた。

 

 To be continued…

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