『あ゛ぁ゛‼︎』
『う゛ひ゛ょ゛』
『マ゜ッ!゛!゛』
『が゛き゛ッ‼︎』
『コ゜ッ゛!!!!』
「ホレホレどんどん
眼前で行われているのはアキツシマヴァルキュリアモドキによる殺戮劇である。
出会い頭から帝国兵の頭に鎖を巻きつけては跳ね飛ばしていく為、歴史ある建造物は細部に至るまで魑魅魍魎が通った後の様な惨状であり、その範囲は広がっている。
今は帝国軍の物資集積地となったヴァーゼル市の警察署内での出来事は、1発の銃声も出さぬまま駐屯していた帝国軍小隊は壊滅の憂き目にあっていた。
「隠れてないで出てこんか」
『ヒェ~‼︎』(金剛型2番艦)
鎖を投げつけ壁ごと兵士を貫き、そのまま引けば鮮血に赤く染まった鎖が戻ってくる。
コンクリートでもなければ大抵の壁は障害物にすらならない。
警察署は帝国軍の仮施設から、悲鳴だけが木霊するモンスターハウスになってしまった。ガリアはモンスターが集まる集会所らしい(偏見)
警察署に誘い込み1階から3階に兵士を追い詰めていた将軍だが、最後の帝国兵を縊り殺し遂に駐屯していた兵士のストックが尽きた。
「ホレホレ〜……ん?もう終わりかの。じゃあ次じゃな」
血とよく分からない臓物の破片で汚れ切った鎖を拭き取り、警察署を後にする。
自身の制服に血の一滴も付いていないが、礼装手袋は赤黒く染まっている。
「人って、こんな簡単に死ぬんですね……」
「スッゲェ……」
銃を使わずに行われたこの虐殺劇に感嘆を禁じ得ない者、あまりの非現実さに士気が著しく下がると言うデバフを負う者に分かれた。
「ちょっと待って⁉︎(遮蔽が)ないやん!」
「はぁ〜(階段まで破壊されたせいで上層に上がるのが)めんどくせぇマジで‼︎」
「はぁつっかえ!」(スカウト並感)
「辞めたらこの仕事ぉ!」(迫撃砲運搬係並感)
しかし当の連邦兵からの評価は最悪である。
至る所をぶち壊し血まみれにしたせいで、滑るわ隠れられないわで愚痴が絶えなかった。
特に迫撃砲を展開しようとしていた部隊からはブーイングを喰らうことになる。
携行可能とは言え本体と弾薬含めてかなりの重量であり、それを階段なしで運ばなくてはならない為迅速さを失う結果になったからだ。
ともあれ悪態を吐きながらも進んで行き、警察署の屋上に迫撃砲陣地を築く。
榴弾砲がない現状での間接的な火力支援は彼ら迫撃砲中隊が担い、歩兵の支援と敵歩兵の制圧を行うのだ。
当の将軍は既に現場を後にし、次なる標的を帝国軍の前線司令部がある市役所へと魔の手を伸ばした。
帝国軍にとっては運が良いことに、ここを攻撃したのは将軍ではなくウェルキン率いる第七小隊の面々とキリコであった事だ。
奇襲したとは言え帝国軍の対応も早く、尚且つ前線司令部なだけあってすぐに兵士が展開し銃撃戦が始まる。
不完全ながらもガリア軍の攻撃で損傷した軽戦車、整備途中の中戦車から動くものは全て動員して叩き潰すと言う気である。
「敵は?」
「通りに3両、広場に2両です。味方の対戦車兵が展開してますが敵歩兵に阻まれ……」
「解った*1。俺が注意を引く。そのうちに攻撃しろ」
「ですから……て、無茶です!相手は戦車ですよ!?」
「やった方が速い」
「速いって……あ、ちょっと!
義勇兵の静止を無視して、キリコが先陣を征く。当然ノコノコ射線に出てきたキリコを殺さんと、帝国兵の銃火が襲う。
しかしキリコが他の人間と一線を画す点があるとすれば、“何故”か死なない事である。
何故か当たらない弾、何故か当たらない砲弾、お世辞程度に急所以外に当たる破片、直撃コースだった狙撃兵必中の弾丸すら、頭部の数センチ横を掠める程度である。
『なんで当たらん‼︎』
『分かりません!敵兵近づきます!』
『ざけんなや!』
『弾が当たらん!』
『ドブカスがッ‼︎』*2
キリコの弾は当たるが帝国兵の弾は悉くが周囲を掠めるだけ。この場合、捻じ曲がっているのは小銃ではなく運命である。
対戦車ライフルを極限まで切り詰めた馬鹿みてぇなハンドガン(迫真)で、1人また1人と肉塊に変えていき随伴歩兵に恐怖を与えていく。
生身の人間とは思えない身体能力と反射神経に翻弄されるがまま、遂に帝国戦車は異能生存体の接近を許してしまう。
『車載と同軸撃て!』
『だ、ダメです!ジャムって言うこと聞きません!』
それが操縦手の最後の言葉だった。運転席窓から入ってきた20mm砲弾に鎖骨から上をシェイクされ、色々なもの()を車内にぶち撒ける。
連邦の職人が丹精込めて作った特製の徹甲炸裂焼夷弾は、操縦手を粉砕した後に盛大に炸薬と焼夷剤をばら撒き、車内を地獄に変える。
『アツゥイ‼︎』
『あぁ逃れられない!』(カルマ)
動きが止まった戦車に乗り上がり、キューポラのハッチを足で押さえつけ、天板の下に居る搭乗員に対してしこたま砲弾を撃ち込む。
その間に鉛玉が飛んでくるがやはりキリコには掠りもしないし、なんならその悉くが犠牲になった味方戦車に砲弾が吸われる始末。哀れ、味方の砲撃によって弾薬庫に直撃し、帝国戦車はしめやかに爆発四散する。
しかしキリコにはダメージはない(予定調和)
立ち込める煙と爆炎の中から現れる孤独なシルエットは、帝国軍を恐怖に陥れる存在。
むせる(ノルマ達成)
『榴弾詰めろ!』
『装填よし!』
『撃てッ』
全速力で接近し、至近距離から榴弾を喰らわせようとするが、待っていたのは砲閉鎖機の故障と信管の不具合による自爆である。
今度はキリコを轢き殺さんとする重戦車が突進してくる。しかし、ただ戦場を「運」だけで生き延びた訳ではないキリコ選手、冷静に運転席窓を撃ち抜く。
しかしこれまた「運」が良いことに、重戦車の車体がキリコからそれて民家に直撃し、多量の石材に押しつぶされ行動不能に陥る。
『死ねぇ‼︎』
『くたばれクソッタレが』(グリーンベレー並感)
キリコと言えども全能ではない。死角でたまたま爆発で伸びていた帝国兵、偶然にも鉢合わせた帝国兵、味方の作ったチャンスを逃さず駆けつけた帝国兵達が銃を向けた。
もはや被弾は避けられない状況、しかし「運」が良かった。
何処からともなく現れた鎖が帝国兵の身体に絡みつき、同時に幾人もの人体が引き裂かれる。
彼らは断末魔を上げる暇もなくバラバラ死体にされた(1D100)
「よう!派手にやっとるのぅ!」
血と何か()の肉片がこびり付いた鎖を手に取って、この惨事を作り出した犯人は満面の笑みを浮かべる。
幼女の皮を被った将軍、将軍を騙る変質者こと将軍である。
「バケモンかよ……」
「もう滅茶苦茶ですわぁ!」
7891:名無しの日本国民
将軍鬼つぇ〜‼︎
7892:名無しの日本国民
なんだこのメスガキ⁉︎(恐怖)
7893:名無しの日本国民
ガリア公国だ、目の前にゴリラが居る(MSN.MK)
7894:名無しの日本国民
何を言っているんだ?(セクシーフォックス並感)
7895:名無しの日本国民
(絶対当たるはずの攻撃が当たらないの)笑っちゃうんすよね
7896:名無しの日本国民
おいこのゴリラ遂に砲丸投げまで始めたぞ
7897:名無しの日本国民
チェーンで飛んできた砲弾絡め取ってそのまま投げ返すとか頭おかしい……(小声)
7898:名無しの日本国民
あのボトムズが持ってる呪物は何?(素朴な疑問)
7899:名無しの日本国民
徹甲炸裂焼夷弾が撃てる20mm対戦車ライフル(ハンドガン)です
7900:名無しの日本国民
キッショ、なんで撃てるんだよ(ドン引き)
7901:名無しの日本国民
お前中々耐えるじゃねぇか(レッドショルダー創設者並感)
7902:名無しの日本国民
常人が撃ったら利き手が粉砕される代物が耐えるの問題で済むんですかねぇ……
7903:名無しの日本国民
えぇ本日初実戦日なんですけどもぉ(新兵並感)
生存者は誰1人居ませんでした。一体なぁにがいけなかったんでしょうかね〜(キリングマシーン)
7904:名無しの日本国民
生 存 者 0
7905:名無しの日本国民
やめてください大佐!敵兵に対して助命しないのは、ジュネーブ条約違反で最も恥ずべき行為です!(事実)
7906:名無しの日本国民
(降伏する前に殺せば助命してない事にならないから)ヨシッ!(親衛隊並感)
7907:3代目首相
ポロリもあるよ!
7908:名無しの日本国民
ポロリ(命)
7909:名無しの日本国民
(表現に対して事の重大さが)あぁ太すぎるッピ!
7910:名無しの日本国民
こんなの、人の死に方じゃありませんよ!(ウッソ・エヴィン)
7911:名無しの日本国民
洒落くせぇ!俺がサッパリ(命)散らしてやらぁ!(人狩チェーン)
7912:名無しの日本国民
これがワイらの納税成果か……
7913:名無しの日本国民
これがシン・カスアベンジャーズですか
7914:名無しの日本国民
あと6人くらい枠があるな!
7915:3代目首相
候補はいっぱいですねぇ!(ど畜生)
でも電力効率上げる必要があるんで今の所は1人2人が限界やな
7916:名無しの日本国民
1人2人
あ、ふーん(察し)
7917:名無しの日本国民
み な さ ん ご 存 じ
7918:名無しの日本国民
(偉大なる連邦の後継者が選択肢に入らない訳ないから)笑っちゃうんすよね
7919:名無しの日本国民
偉大なる初代連邦首相(生贄)と内務大臣閣下(生贄)
7920:名無しの日本国民
これは期待の新人()ダァ!
7921:名無しの日本国民
ん?でも首相この前しないとか言ってませんでした?
7922:3代目首相
なんのこったよ(すっとぼけ)
7923:名無しの日本国民
とぼけちゃってぇ……!
7924:名無しの日本国民
生きたくても生きれない人間が山ほど居るのに国民の税金で生き返させてあげるんだから感謝してくれよな〜頼むよ〜(有権者並感)
7925:名無しの日本国民
(公務から)逃れられぬカルマ……
7926:名無しの日本国民
多分本人方望んでないと思うんですけど(名推理)
7927:名無しの日本国民
かー辛ぇーわ!個人の意思尊重したいけど民意が望んでるからな〜かー辛ぇーわ!
7928:名無しの日本国民
???
「クソ坊主!」(精一杯の罵倒)
7929:名無しの日本国民
多分乗り気なの2代目首相くらいだと思うんですけど(推定)
7930:3代目首相
あの人割とノリ良いからなぁ
7931:名無しの日本国民
あ、またバラバラ死体が増えた
7932:名無しの日本国民
う あ あ あ あ あ あ あ あ あ
猟奇殺人鬼が市街地を練り歩いてるッ
7933:3代目首相
戦争は殺人の合法化ってそれ一番言われてるから(人類史並感)
7934:名無しの日本国民
女は殺せ!男はレ◯プ!
7935:名無しの日本国民
逆だ逆ぅ!
7936:名無しの日本国民
やっぱりホモじゃないか(確信)
7937:名無しの日本国民
逆でも不味いんだよなぁ
7938:3代目首相
あぁ、また死んじゃったよ(他人事)
7939:名無しの日本国民
また神話生物の犠牲者が……
7940:名無しの日本国民
もしかしてヴァルキュリア人は神話生物の類だった可能性が微レ存……?
7941:名無しの日本国民
名前の由来的に「戦死者を選ぶもの」だけどアレはもう見境なく無理やりヴァルハラに連れてってるんだよなぁ……
7942:名無しの日本国民
今
のじゃロリ将軍
「妾が相手をしてやるから、有り難くあの世に逝くがいい」
帝国兵
「んほ^ッ」(斬首)
昔
第15代将軍
「この俺が直々に相手をしてやるから、有り難くあの世に逝くがいい」
地主と地方官僚
「んほ^〜‼︎」(拷問の末打首)
7943:名無しの日本国民
一貫性がありますね(達観)
7944:名無しの日本国民
急にヘテロクロミアみたいな事言うじゃん(疾風並感)
7945:名無しの日本国民
普通人間はチェーンを使って人体を切断できないんですがそれは……
7946:名無しの日本国民
あ、今度は人間ヌンチャクしてる
7947:名無しの日本国民
これもう鎖の悪魔だろ
7948:3代目首相
ここはチェンソーマンの世界だった……?
7949:名無しの日本国民
見えない銃弾より見える鎖の方が怖いのはそう(事実)
7950:名無しの日本国民
ヴァルキュリア人よりヴァルキュリア人してるのは気のせい?
7951:名無しの日本国民
まだ本家がどれくらいヤバいか把握してないからセーフ
7952:名無しの日本国民
人間ヌンチャクの次は砲弾投げですか、大したものですね()
7953:名無しの日本国民
なんか鎖の扱い方慣れすぎじゃない?軟禁中絶対なんかしてたよ(確信)
7954:3代目首相
本邦特製ラグナイトチェーンは製法変わらず、何故か将軍が自由自在に扱えるスーパーウェポンを制作させていただきました
なんで扱えるのか何故将軍があそこまで扱えるのかは、その他一切のことは分かりませんッ
7955:名無しの日本国民
なんで現代科学で解析不可能な化け物生み出してるんですかねぇ……
7956:名無しの日本国民
秋津洲はモンスターハウスだった……?
7957:名無しの日本国民
どっちかってぇと兵器人間じゃないかなって
7958:名無しの日本国民
つまり将軍はナチの秘密兵器だった、てコトッ!?
7959:3代目首相
申し訳ないが害しかないナショナリズムはNG(戦う民主主義)
7960:名無しの日本国民
これがファイティングデモクラシーちゃんですか(犬養内閣並感)
のじゃロリ系将軍
「待てコラガキ⭐︎!」
連邦兵
「分かる?突っ込め?突っ込めって言ってんだY O ぉ!!」(突撃)
帝国兵
「助けてぇ!集団ストーカーに襲われてまぁす!コイツら仲間です!」(事実)
義勇軍
「なんなの……この人(達)……」