ポケモン世界の就活日記   作:ねねと

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なんかドラゴンボールの睨みあって喋ってる回みたいになってるような…?


ダイセジム戦(3)

「メタグロス!破壊光線!」

「ふむ、光の壁…ん?」

 

俺が指示したのは破壊光線、特殊攻撃の大技だ、光の壁とバリヤードの特防をもってしても手加減した上でカイロスにダメージを与えられた現状では耐えきれないだろう、しかし問題はそこではない、これが通用するのかどうかだ。

トレーナーが技を叫んでポケモンに他の技を使わせるというのはエンターテイメントが重要視されるガラル辺りではあまり見ないが、このトクホー地方では戦術の一つだ、当然目の前の男も知っているのは間違いない。

しかし今後もエスパーポケモンと相対する日が来ないなんて事はまずあり得ない、犯罪者のエスパーポケモンならば当然のように心を読んでくるに決まっている。

では「破壊光線」と指示してそれを噴射して突撃するのはどこまで通じるのか?どんな事になるのか?今はそれを見るとしよう

 

メタグロス の はかいこうせん!

 

ヒ゛コ゛オオオオオオオオオオオオオオ!!

 

 

 

 

 

 

ベニテンside

 

「バッジ無しにしてはなかなかだな…」

 

想定していた通常の破壊光線ではなく重さ推定550キログラムの鋼塊が破壊光線を使って突撃してくる、本来はリフレクターで余裕で防ぐことは可能だが、「バッジ無しを相手にしているジムリーダー」としてはその行動は不適格だ

本来バトルフィールド内の移動ならば破壊光線は悪手…というか論外の一手だ、普通のメタグロスならば消費が大きい上に制御不能となるこの移動方法は考えようともしないだろう、しかし只の突進よりも威力は高い、実践での検証という意味ならばまあ、悪くはないだろう、メタグロスの巨体がバリヤードにぶつかる、耐えられる筈もない

 

「戻れ、バリヤード」

 

バリヤードを戻す、2本の乾燥パスタを箸として使っているような手加減をした戦闘は終わった、認めたからにはバッジを進呈しなければならない

 

「ふう…戻ってくれ、メタグロス」

 

そして目の前の少年の成長を願うのがジムリーダーだ、今はポケモンハンターをどう殺すかではなく少年をどう生かすかを考えなけれはならない

 

 

 

 

 

 

「おめでとう、これがダイセジムを攻略した証、ウォールバッジだ」

「あ、ありがとうございます…」

 

どうにかなった…マジで疲れた…

 

「さて、勝ったからには賞品も持っていくと良い、両壁セットと神秘の守りの三つととルーム三色のどちらが良い?」

「ん~どっちにするか…すいません、スマホロトムで調べても良いですか?」

 

さて、このポケモンは神秘の守りを覚えるか…よし、覚える!

 

「両壁と神秘の守りを下さい」

「わかった、それはそれとして『悪意を持ったトレーナーへの対策講座』は受けておくと良い、毎日やっているからね」

「ありがとうございます、明日受けさせていただきます」

 

まあそれがあったからここを一番手に選んだのもある、反対回りだと『サバイバル講座』だからな…実践に出た後ならともかく都市が中心のバッジ集めのうちはあんまり使わないから…

ともかくジムバッジをゲットだ、ポケモンセンターに戻るとしよう…

 




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