4月15日
ジムの物販で瓦割りの技マシンを二つ、霧払いを一つ買ってうちのポケモンたちに覚えさせる
ジムトレーナーさんに技の練習、つまりは両壁を割る練習に付き合ってもらった、三匹とも問題は無いが、メタグロスは瓦割りの練習ならともかく本番は乗り気では無いらしい、ロトムフォンで音声を入力したメタグロス曰く「どうして初戦闘の私をこの正念場に使おうとするのですか?私の取り柄は戦闘ではなく移動、逃走ですよ?」
とのことらしい、鋼エスパー複合の時点で普通に有利を取れると言っても難色を示す、取り敢えず今思い付いた作戦とも言えるかどうか微妙な一手を伝えたら了承してくれた、得意なことを一回やるくらいなら問題は無いらしい
その後も瓦割りと霧払いの練習と調整を続けた
今日は1日休憩をはさみながら練習ばかりの日だった、ポケモンセンターで飯を食べて寝るとしよう
4月16日
ついに本番だ、昨日のうちにジムリーダーとのジム戦を予約した、今はバッジを一つも持っていないからそれなりに簡単だろうが、いずれにせよ全力をぶつける以外の選択肢は無い、瓦割りと霧払いを意識して取り敢えずはやってみるとしよう…
呼ばれて控え室から出ると、バトルフィールドに審判さんと警官服を着た男がいた、こうして見るとマジて本物の警官みたいだ…
「さて、自己紹介から始めさせて貰おう、私がこのダイセジムのジムリーダーのベ二テンだ、そちらは?」
「ヤスといいます…」
「まあいい、君の現在のジムバッジは無し、そちらが対策していようが対策していまいが両壁を常識の範囲内で扱う、こちらのギアを上げて欲しいなら応えるが、何か要望は?」
「特に無いです…」
「ならば始めるとしよう、審判!」
「はい!これよりジムリーダー、ベニテン対挑戦者ヤス!ジムリーダーの手持ちは二体、挑戦者は無制限!それでは、両者モンスターボールを構えて!」
ドクンドクンと鼓動の幻聴が聞こえる、緊張で呼吸が正常に出来ているかわからない、しかしどう足掻いたとしても勝負の場からは逃げられない、いや降参することは出来はするが…今はひたすら勝利への希望だけを考える
「それでは…バトル開始!」
ジムリーダーの ベニテンが 勝負を仕掛けてきた!
「ネンドール!」
「頼んだ!カイロス!」
見合うどぐうポケモンとくわがたポケモン、両トレーナーの初手は
「リフレクター!」
「瓦割り!」
ジムリーダーの初手は物理壁、こちらの初手は壁破壊、そして
「しめつける!」
「ほう…ならば高速スピン」
「…!離れるんだ!」
決まれば壁が意味を為さない攻撃を指示するもネンドールが回る、回る、回る、ハサミで締め付けているカイロスごと回り、脱出されてしまう
「カイロス!大丈夫か!?」
「カイ!」
「ならむしくいだ!」
「どろかけ」
自慢のハサミで攻撃しようと突撃するカイロス、しかしネンドールは威力は低くとも連射ができるどろかけを選択
数が多い!躱すことに専念しているならともかく攻撃をしようとしてる時では…!
「ガ…!」
「落ち着け!カイロス!目を瞑ったままでいい!」
どろかけをまともにくらってしまった、しかしダメージはたいしたことは無い、カイロスの動揺の方が問題だ…!
「っ戻れ!カイロス!」
「ふむ…」
「頼んだ!ぺリッパー!」
「成る程」
ぺリッパーを繰り出す、あめふらしで雨が振る
「追い風!」
「光の壁」
互いに今後へ備える一手、しかしぺリッパーで戦う事は考えていない、光の壁を張られた上にそもそもこのネンドールという種族自体が特殊攻撃への守りが固い
「戻れ!ぺリ「自爆」ッ!?」
ドゴオオオオオオオオン!
「ペ……リ……」
「ぺリッパー!!……戻ってくれ…」
やられた…!どろかけが無意味で後続にもあめふらしでどろかけの対処ができるぺリッパーがいる以上ネンドールはあまり戦力としては頼れない。
エスパー技を撃つにしても雨で視界が悪い上に追い風でスピードが上がったこの状況下では躱されるリスクが高い、ならばネンドールを切って再度雨と追い風を展開されないようにしたのだろう。動揺を自覚しながら再度カイロスのボールに手をかける
「もう一度頼む!雨で泥を落とせ!カイロス!」
「バリヤード」
「カイ!」
「バリバリィー!」
息を整える、勝ちへの道を考える、バリヤードが何をやってくるのか、それにどう対応するか、勝負はまだまだ続く
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