連邦生徒会を襲撃しようとするホシノを止める転生オリ主 作:you are not
あれから数か月が立った。俺はアビドス高校の一年として……
「何で不良と抗争してるんだろ?」
カタカタヘルメット団と戦っております。
ことは、数時間前に及ぶ…
―――
「あぁ、今日も賞金稼ぎにアルバイト、その他もろもろ…」
授業が終わり(ロボが教師)アビドスの借金を返すための行動の始まりである。と言っても、総額は約9億円チョイ。俺たちが生きている間には絶対無理である。できることと言えば少なくとも後の世代の為に借金を少しでも減らしてやることだけである。
「辛いのはわかるけど頑張ろうね~!」
あぁ、ユメ先輩の笑顔が暖かい。待ってるのは残業なのに…
「ユメ先輩、ホリを甘やかさないでください。こいつすぐ調子に乗るんですから」
ホシノてめぇ、人が良い気分になってる時に…
「目が斜め下に向かってる奴に言われたくない。」
「誰が鼻の下を長くしてるって!」
「言ってないし、自分で墓穴掘るな!」
し、しまった。これもホシノの罠か!
「たぶん、違うと思うよ~?」
そんな風に和気あいあいとしている中、外から銃撃音が聞こえてくる。
「アビドスの借金まみれ共~出てこいや!この学校を私達のもんにさせてもらうぜ~!」
外を見るとフルフェイスヘルメットを被った奴らが、学校の校庭を陣取っていた。着ている制服、持っている武器もバラバラ。だが、全員顔がフルフェイスと言うことは共通していた。こいつらは……
「あぁ、また来たね。カタカタヘルメット団」
「カタカタ、何だって?」
「聞いたことがあります。キヴォトスの各地で活動する武装不良集団ですよね?」
「そうだよ~。昔からことあるごとにここを占拠しようとしててね。大変なの。」
どうやら、ヘルメット団と呼ばれる武装集団がここアビドスの土地を手に入れようとしているらしい。ただの不良にしてはなんか装備が充実してる気がするし、なんで借金まみれの内なんかを狙うんだ…?
「なんにしても、今は戦わないといけないですね?」
「うん。協力してね?」
「当たり前でしょう。囲まれてるんですから戦闘以外の選択肢ないでしょう」
ホシノが呆れ気味に答えながら、戦闘を開始する。
―――
「よーし!この戦車で――」
突如、いくつかの黒い光が戦車を通過する。
「なんだ?まぁ、いいか。砲弾であいつらを木っ端みじんにしてやるぜ!」
戦車に乗っていたヘルメット団の一般団員は先ほどの光線を意に介さず戦車の砲弾を発射する。が、
「なんだ外れたぞ?気のせいか…」
攻撃しようとした時、異変に気づいた。
「なんでだ!?さっきから攻撃が一発も当たらねぇ!」
なぜ?と考えている。無駄な思考は戦場において敗北を意味すると彼女は学ぶことだろう。
「お前が鈍いんだよ、」
ホシノは砲弾に当たることなく戦車の上に乗り上げる。先ほど戦車のキャタピラに鉄パイプを挟んだ。よって、この戦車は動かぬ的である。
「や、やめ…」
ホシノは相手の言葉に耳を貸さず、砲身に手榴弾を投げ入れる。
大きな音を立てて、戦車は大破する。
「汚い花火だ」
ホシノはそう呟きながら、他のヘルメット団を制圧せんとする。
―――
狙撃は気持ちが良いZOY!
俺は本を片手に魔法を放っていく。俺の能力は魔法を使うことらしい。と言うのも、イメージというか実感がわかないのである。一口に魔法と言っても色々ある炎を出したり、稲妻を空から降らせたり、ほんと色々だ。俺の想像力では使いこなせそうになかった。そこでケイオスのやつがくれた本が役に立つのである。本の中身は魔法の概要。ほとんどがバフ・デバフ系の効果がある光線である。というか、絞った方が使いがってがいいのであろう。先ほど俺が戦車にしたのは命中変動の魔法だ。これを6回ほど打ち込めば大体の遠距離武器の命中率はゼロに等しくなる。俺、喧嘩弱ぇからよぉおっかなくて正々堂々戦えないよ。というか、そんな根性ないね。銃弾一発で死ぬんだもん。だから、俺は後ろからこそこそ敵にデバフを巻いて、ユメ先輩とホシノにバフをかけまくるんだよ。これが俺の勝利の方程式だ。敵は絶対二人が通さないからね。
そんなことを考えていると、カタカタヘルメット団の連中が次々とやられていく。わが軍は圧倒的じゃないか。
「怯むな!戦え!」
どうやらリーダー格の女性がいるようだ。こいつのカリスマが…
「あっ!定時だ帰ろ」
「えっ!?ちょっと待て!まだ敵が!」
カリスマ?いや、訂正そんなものなかった(無慈悲)
「え?いやいや、サービス残業なんて嫌ですしお寿司」
何食わぬ顔で帰っていくヘルメット団
「どうする?帰りうどん食べてく?」
「今日はそばの気分。」
「ちくわ大明神」
「何だ今の?」
そうして、リーダー格の女一人だけになった。
「お、覚えて――」
「逃がすわけないだろ」
逃げようとするヘルメット団の団員だったが、ホシノに首根っこを掴まれてしまう。さて、尋問のお時間です。
済まぬな皆、曇らせは少しだけ待っててくれ。あと、少しなんだ。