連邦生徒会を襲撃しようとするホシノを止める転生オリ主 作:you are not
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「もっとしっかりしてください!あなたはアビドスの生徒会長なんですよ!もう少しその肩に乗った責任を自覚したらどうなんですか!」
ビリビリッ!っとポスターを勢い良いよく破いた後、教室を走り去っていってしまうホシノ。俺はその一連の行動に対し、何もできず。ただただ静観することしかできなかった。
「大丈夫ですか?ユメ先輩?」
ホシノが居なくなった後、金縛りが解けたかのようにユメ先輩に駆け寄る。
「うん、大丈夫だよ。心配してくれてありがとう…」
ポスターの断片を集めて見つめるユメ先輩。その目がとても悲しそうに思えた。それもそうだ、先輩にとって砂祭りは憧れそのものだ。それを連想できる物品は…少なくともユメ先輩にとっては貴重な物だろう…後でホシノに一言言っておかなきゃな。
「ホシノちゃんの言うことも正しいよ……実際、空想に現を抜かしてる余裕なんて私達にはないからね…」
「先輩……ポスター、一緒に直しましょう。」
「ありがとうホリ君」
テープでポスターの断片たちをまとめて、元の状態に近い状態に直す。破かれる前には決して戻らないと知りつつも……
―――
「連邦生徒会から依頼ですか……」
「そうなの、連邦生徒会長から直々にね達成したら5億円もの報酬をくれるんだって」
「5おっ!?」
あまりの金額に俺は驚愕する。単純計算で今の借金の5/9だとんでもない大金である。それならば…
「受けない手はないですね」
「うん、ホシノちゃんにはホリ君の方から言っておいて、今のままだと、ちょっと気まずいくて…」
苦笑いを浮かべながらそうゆうユメ先輩
「…わかりました。俺の方で伝えときます」
今にして思えば、ここで仲直りさせておけばまだ……いや、それは言い訳か…
―――
「……」
「……」
き、気まずい…!あの後俺はホシノに連保生徒会の依頼について話して、ついてきてもらったはいいが…
二人とも一言も喋ってくれないのだ!いや、理由はわかる。ユメ先輩は苦労して手に入れたポスターを破かれて悲しんでいる。怒ってはいないのだろうがどう接すればいいのか距離感を計りかねてる。
対してホシノ、やり過ぎたとは理解しててもまだ思春期だ。正直に謝れない。しかも、ユメ先輩は何も言わないのがやりずらさを加速させている。
うん、どうしよこの状況。下手に介入しても拗れる未来しか見えない。奇跡も魔法もないんだよ!
「ふ、二人とも…とりあえずアビドス砂漠の調査に行こう……」
こうなってしまったものはどうしようもないと
―――
そうして向かったアビドス砂漠。依頼書によるとここで未知の怪物が現れたそうだ。その未確認生命体の発見とできれば調査が依頼内容である。
情報によると大蛇のような機械型の怪物だとの話だ。さて、どんな奴がいるのやら?…今のチームワークでどうにかなると良いけど……
「ちょっと待ってホリ。あれ見て」
ホシノに話しかけられ立ち止まる。とっさに魔導書を開いて遠望の魔術を自分自身に対して発動する。
「あの点は……!おいおいマジか」
二人に物陰に隠れるようハンドジェスチャーを出す。頷いた後、岩陰に身を隠す。
「それで…何が見えたの?」
「俺たちと因縁がありすぎる相手……カイザーです」
「「!?」」
驚くのも無理はないが…今は、相手をしている場合ではない。
「ここは、一時てっt」
「迎え撃ちます」
「ホシノ!?待て待て!無理して倒す必要はないんだぞ!?」
今まで血気盛んなところはなくはなかったホシノだが、今回に関しては無謀だ。けっして勇気とは言えない行動としか言えない…
「…私たちのと土地なのに、それを土足で踏み込む奴らに背を向けたくありません」
「気持ちはわかるが……ここは抑えろ」
「……」
無言で岩陰から出ていき、ヘルメット団やカイザー兵のいるであろう拠点に向かって行ってしまった。
「「ホシノォ(ちゃん)!」」
俺とユメ先輩は叫ぶがその声はホシノには届かず静かに砂に木霊する。
―――
「ん?」
拠点を見張っていた一人のヘルメット団員の少女が異変に気付く
「てめっ――」
それは敵だと認識した瞬間、意識を刈り取られる。
「!?…敵襲ー!」
発砲音により敵に発見されるが、ホシノは構わず攻撃を続ける。
「そこかっ!?」
「仲間の仇ィィ!」
次々と敵が集まるが、ホシノは被弾も気にせず応戦する。ホシノの耐久力はキヴォトストップであるため、大抵の攻撃は通じないのである。
「邪魔…」
その一言だけ発し敵を蹂躙する。何発喰らおうが屁ともせず、逆に攻撃し返す始末。近くにいたの敵の頭を掴み敵の群れに投げ込む、そしてグレネードを投げ込んだ。それを最後にその場にいた敵はすべて地面に伏してしまったのだった……
「こんな奴らにいちいち日和ってられるかっての……」
「ホシノちゃん!仲間を置いて先走っちゃいけないよ!」
「……足手まといはいりませんよ、別にあなたたちが死ぬわけじゃないんですからいいじゃありませんか」
変わらず聞く耳持たずなホシノ。対してあまり運動してこなかったツケか俺は二人に追いついた時には肩でぜぇぜぇと呼吸をしていた。ふと、気配を感じた気がして顔を上げる…
「なんだあれ……」
その声にホシノもユメ先輩の二人は……いやその場にいたすべての存在がそれを見上げていた。
白いボディ、蛇のような長い胴体、獲物を睨む琥珀色の目、それこその彼ら彼女らが探していた存在にして、後にビナーと呼ばれる存在であった……
「■■■■■■■■■■■―――!」
長くなってしまったので次回に殺します。次回にはできそうだから(震え声)