海賊戦隊の世界で、天下御免の侍戦隊!   作:ウルトラマントリガー

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昨日まで→ブンブンジャーにゴーカイジャー出演?小澤さん(レッド)だけでしょ。もしくは、スーツにライブ音声だけとか。

今日→マジ!?一番出演が難しい山田さん(ブルー)!?こいつはド派手に爆上げだな!


取り戻したもの

再生怪人は弱い。

 

これは、日本の特撮作品にいくつかあるお約束の一つである。初登場時はヒーロー達と互角以上の戦いを繰り広げていたのに、再生怪人として再登場すると、あっという間にやられてしまう。

 

だから、ゴセイレッドこと、俺は目の前のトードにも簡単に勝てると思っていた。

 

「ぐあっ!」

 

でも、それは間違いだったみたいだ。

 

「くっ!?強い!?」

 

「当たり前なんだな!今の僕ちんは、魔法使い達への恨みでパワーアップしてるんだから!」

 

トードの言葉を聞いて、周りを見渡すと、俺と同じ様に再生怪人と戦う先輩達はみんな苦戦していた。

 

「なるほど!再生怪人だからと、甘く見てると痛い目を見るみたいだね!」

 

「そういうことなんだな!」

 

「だったら、遠慮なく本気で行くよ!ミラクルゴセイパワーカード!天装!からの超天装!」

 

\サモン!ミラクルゴセイパワー!/

 

\スーパーチェンジ!/

 

「んな!?」

 

「悪いけど、早く丈瑠に加勢しないといけないからね!さっさと片付けさせてもらうよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「1人相手に3人がかりとは、卑怯だとは思わないか?」

 

「お前達がいつもしていることだろう!」

 

インロウマルで、スーパーシンケンレッドになった俺に、彗星のブレドラン、チュパカブラの武レドランを従えた血祭のブレドランが襲い掛かってくる。

 

彗星の槍を避けて、チュパカブラの鉤爪を弾き、血祭の刀を受け止める。そうして、血祭に反撃をしようとするが、彗星とチュパカブラがそれを阻み、逆に血祭が攻めてくる。

 

「どうしたシンケンレッド!?貴様の力はその程度か!」

 

「くっ!」

 

元が同一人格だからか、彗星、チュパカブラ、血祭の連携は完璧で隙が無い。

 

それに、こちらは手負いの身。仲代壬琴さんからも無理が利く身体では無いことはキツく言われている。

 

このままでは………!

 

「スーパースカイダイナミック!」

 

「ぐぎゃぁぁぁぁ!?」

 

その時、アラタこと、ゴセイレッドが強化変身したスーパーゴセイレッドが、冥府神トードを撃破したのが、その戦闘音から伝わってきた。

 

「チッ!冥府十神最弱と言われたトードでは、強化してもあの程度か!」

 

「ふん!だが、この場にゴセイレッドが現れたところで、我らの有利は変わらん!」

 

「シンケンレッド!喜べ!地獄への道連れがまもなくやってくるぞ!」

 

彗星、チュパカブラ、血祭の言葉通り、トードを撃破したスーパーゴセイレッドが、こちらに駆けてくる様子がチラリと見えた。その次の瞬間、3人のブレドランが同時に攻撃を仕掛けてきた。

 

「そう来ると思った!」

 

その攻撃を飛び退いてかわし、さらに追撃を仕掛けてくる血祭の刀を受け流す。そして、彗星とチュパカブラの懐に飛び込む。

 

\獅子ディスク!/

 

「「なにっ!?」」

 

「スーパーシンケンマル!真・火炎の舞!」

 

そうして飛び込んだ彗星とチュパカブラの懐で、必殺技を発動!火のモヂカラに包まれたスーパーシンケンマルで、2人のブレドランを切り払うと、残った血祭のブレドランにスーパーシンケンマルを構えた。

 

「なるほど。なかなかやるな、シンケンレッド」

 

ブレドランは、スーパーゴセイレッドがこちらに加勢に来る時に、気が抜けて生じる隙を討とうとしたようだが、そんな隙を生む程、こちらも甘くはない。逆に誘い込んで、カウンターを喰らわせてやったぜ。

 

「だが、甘い!」

 

そうして、血祭のブレドランが指を鳴らした瞬間、倒したはずの彗星のブレドランとチュパカブラの武レドランが、背後から飛びかかってきた。

 

「こいつらは、私が創り出した分身!何度でも創り直せるのだよ!」

 

もう振り向いて迎撃出来る距離ではない。だけど、俺には確信があった。

 

「まかせたぞ、お前達」

 

「はっ!」

 

「もちろん!」

 

「まかせとけ!」

 

「やぁ!」

 

俺の呟きに応える様に、スーパーシンケンブルー、スーパーシンケンピンク、スーパーシンケングリーン、スーパーシンケンイエローが現れて、それぞれ、彗星とチュパカブラの攻撃を受け止める。

 

「「「なに!?」」」

 

「真・水流の舞!」

 

「真・天空の舞!」

 

「真・木枯らしの舞!」

 

「真・土煙の舞!」

 

「「ぐぁっ!」」

 

さらに、反撃で放たれた4人の必殺技で再び、彗星とチュパカブラの2体が消滅する。

 

「くっ!」

 

「させるか!」

 

「なにっ!?ぐっ!」

 

「サカナマル!千枚下ろし!」

 

「ぐおぉぉぉ!?」

 

それを見た血祭のブレドランは三たび分身を作ろうとするが、それはシンケンゴールドの不意打ちで阻まれる。

 

「お前達、大丈夫か?」

 

「当然!」

 

「あたぼうよ!」

 

「はい!」

 

「丈瑠は大丈夫なの?」

 

俺の問いに、グリーン、ゴールド、イエローが答え、ピンクが逆に問いかけてくる。すると、突然、ブルーが土下座した。

 

「殿!操られていたとはいえ、殿に対する無礼の数々!この池波流ノ介!腹を切って……」

 

「わかった、わかった!あとで聞いてやるから、今はヤツを倒すぞ!」

 

「ほら、流ノ介!」

 

「流さん!」

 

「………はっ!」

 

俺、ピンク、イエローに声をかけられたブルーはためらいを見せながらも、立ち上がると、インロウマルに龍ディスクをセットした。

 

\獅子ディスク!/

\龍ディスク/

\亀ディスク!/

\熊ディスク!/

\猿ディスク!/

 

他のシンケンジャーも、それぞれのインロウマルにディスクをセットすると、スーパーシンケンマルを構えた。ゴールドは、サカナマルに寿司ディスクをセットしている。

 

「「「「「スーパーシンケンマル!」」」」」

 

「サカナマル!」

 

「「「「「「真・六重の太刀!」」」」」

 

「ぬっ!?ぐおおぁぁぁぁ!」

 

そうして、俺達が放った光の刃は、血祭のブレドランを撃破したのであった。

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