海賊戦隊の世界で、天下御免の侍戦隊! 作:ウルトラマントリガー
一年もの長い間、放置してしまいました。
次は一年も空けないようにします。
冥府神トードを撃破した俺は、丈瑠とブレドランの戦いに加勢しようと思った。しかし、丈瑠以外のシンケンジャーが駆けつけたのを見て、行き先を黒十字王へと変えた。
「黒十字王!覚悟!」
「ふはは!良いだろう、相手をしてやる!むん!」
「って、えぇぇぇぇ!?」
相手をしてやるなんて、偉そうなことを言ったくせに、黒十字王はいきなり巨大化した。そして、驚きの声を上げる俺に、ビームでの攻撃を仕掛けてきた。
「うわぁぁぁ!」
「ゴセイレッド!」
「くっ!」
「シンケンジャー!こちらは手が放せない!ゴセイレッドの援護を頼む!」
吹っ飛ばされた俺は、スーパーチェンジが解除されて、普通のゴセイレッドに戻ってしまった。
そんな俺を心配して、ボウケンレッドさんが声をかけてくれる。その横では、カブトライジャーさんがマンマルバの攻撃をなんとかいなしている。
そんな様子を見て、デカマスターさんがシンケンジャーに声を掛ける。
「ふん!そんな弱りきった戦隊ごときが加勢したところで、私の敵ではないわ!」
「いや!俺達が手を貸す必要なんてねえよ!」
「何だと?」
「あの人には、あの人の仲間がいるってことさ!」
「ぬぐぉ!?」
黒十字王がそう勝ち誇る中、シンケングリーンとシンケンゴールドが強気に言い返す。
すると、次の瞬間、黒十字王に向かって、7本の光線が放たれ、黒十字王の全身に火花を散らせた。
「「「「アラタ!」」」」
「ゴセイレッド!」
「エリ!アグリ!モネ!ハイド!ゴセイナイト!」
光線を放った先には、ゴセイフェニックス、ゴセイスネーク、ゴセイタイガー、ゴセイシャーク、グランディオン、シーレオン、スカイオンの7台のゴセイマシンがいた。
「アラタ!望から話は聞いたよ!」
「私たち、そいつに操られて、ヒドいことを……!」
ゴセイフェニックスに乗るゴセイピンクと、ゴセイタイガーのゴセイイエローがそう話すと、ゴセイスネークのゴセイブラックとゴセイシャークのゴセイブルーが続いた。
「よくも、護星天使の俺達に街を壊させたな!」
「絶対に許さん!」
「ゴセイジャー!ここからは、私達のターンだ!」
「よし!来い!ゴセイドラゴン!天装!」
\サモン!ゴセイドラゴン!/
グランディオンの呼びかけに応えた俺は、ゴセイドラゴンを呼び出すと、すぐさま乗り込んだ。
「みんな!合体だ!」
「「「「「おう!」」」」」
「「「「「「天装合体!」」」」」」
\デュアルコンバイン!/
「「「「「「グランドゴセイグレート!降臨!!」」」」」」
そして、俺達の乗るゴセイマシンは合体して、グランドゴセイグレートになった。
「合体したところで、私の敵ではない!」
「それはどうかな!」
「6人揃った私達の真の力を見せてやる!」
グランドゴセイグレートを前にして、余裕を崩さずに勝ち誇る黒十字王に、俺とゴセイナイトがそう言い返すと、ゴセイブラックとゴセイイエローが、グランドゴセイグレートで攻撃を開始した。
「猛るランディックパワー!」
「むぐっ!?」
先端にクワガヘッダーを装備したグランドランサーが伸びて、黒十字王を叩きのめす。
「冴えるシーイックパワー!」
「ぶはっ!?」
ゴセイブルーは、先端をマンタヘッダーに換装したグランドランサーの攻撃で、津波を起こして、黒十字王を後退させた。
「閃くスカイックパワー!」
「ぐわぉ!?」
俺とゴセイピンクは、タカヘッダーに換装したグランドランサーからの超音波で、黒十字王を吹っ飛ばした。
「トドメだ!」
「「「「「おう!」」」」」
ゴセイナイトの呼び掛けに応えた俺達は、クワガヘッダーに換装したグランドランサーを、グランドゴセイグレートに構えさせた。
「むっ!?」
「「「「「星を傷付け!穢す魂に!」」」」」
「護星の使命が天罰を下す!」
「「「「「「グランドグレートストライ
ク!!!」」」」」」
「ぬおぉぉぉぁぁぁ!」
俺達が操るグランドゴセイグレートが、グランドランサーを振り下ろすと、それと同時に地面から吹き上がる炎が、黒十字王を飲み込んで、大爆発を巻き起こした。
「やったー!」
「見たか!俺達の実力!」
「ん?どうしたの?アラタ?」
「何か気になるのか?」
「いや、何か、嫌な感じがするんだ」
ゴセイイエローとゴセイブラックがそう勝ち誇る中、俺の様子に違和感を感じたらしいゴセイピンクとゴセイブルーが声をかけてくれる。
「っ!気を抜くな!ゴセイジャー!まだ何かいるぞ!」
そんな中、ゴセイナイトがそう叫ぶと同時に、激しい地震がその場を襲い、地面に巨大な亀裂を作った。さらに、その亀裂の下から、ゴセイグレートの10倍はあろうかという巨大な何かが現れた。
無数に生えた巨大なクモのような足が支えるのは、巨大な黒十字を縦横に配置した様な胴体、そこからは足に似た意匠の腕も生えている。そして、四方に生えている顔は、黒十字王の面影がある。
「あれで、私を倒したつもりか?バカめ!貴様ら、スーパー戦隊への怨念があの程度な訳がないだろうが!」
あれが、先輩達が言っていた黒十字王の正体、黒十字城か。
確かに、あれに勝つには全スーパー戦隊の巨大ロボが必要だ。