愉悦少女のヒーローアカデミア   作:れもん

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文才がある方尊敬します 


#3 実技試験

 演習会場…広すぎでしょ…土地代バカにならないわよ…

 

 

 ん…?あれは…出久…ガッチガチじゃない…

 

 …仕方ないちょっと緊張ほぐしに行ってあげようかしら。

 

 「(僕はなるんだ…憧れのヒーローに!)」

 

 後ろから…背中をツーっと…

 

 「わひぃいいいぃぃ!!!」

 

 『アハハ!反応いいわね。出久』

 

 「こ、言葉さん!?」(こんな風に笑うんだ…!)

 

 『そうよ、あなたが緊張してそうだったからほぐしに来てあげたのよ』

 

 「えっあっありがとう!」

 

 『お互い頑張るわよ』

 

 「うん!……あっ!あの人、校門であったいい人!同じ会場だったんだ!」

 

 あぁ…あの茶髪ボブの子…一緒なのね。

 

 「そうだ…さっきのお礼言わなきゃ」

 

 『私もついていくわ』

 

 ん……?

 あっ

 

 「ひぃっ!?」(こ、こちらも!?)

 

 さっきのメガネか…また出久びっくりしてるし…

 

 「あの女子は精神統一を図っているんじゃないか、君は何だ、妨害目的で受験しているのか」

 

 「あぁあ!いや!そんなことは!」

 

 

 「あぁあいつ校門前でこけそうになってたやつだよなぁ」

 

 「注意されて委縮しちゃったやつ」

 

 「少なくともひとりはライバル減ったんじゃね」

 

 「(なんかラッキーだって思われてそう……)」

 

 なんか…ムカつくわね…出久は悪意があってやろうとしたわけじゃないのに。

 

 『ちょっと、メガネ。あんたさっきから聞いてれば何?出久に「ハイスタートォ!!!」ッ⁉』

 

 

 「どうした!実戦にカウントなんざねーんだよ!!走れ走れえ!賽は投げられてんぞ!!」

 

 なるほどね…やってくれるじゃない雄英!!

 

 『出久、お先に失礼するわ』

 

 「え…え!?ええぇぇぇぇえええ!?…で、出遅れたあ!!!」

 

 

 

 さてと…私の個性は乱用はできないから…まずは個性に頼らずポイントを稼ごうかしらっ!!

 

 これでも曇らせヒーローになるために努力してきたのよ!

 

 まずは1ポイントから!

 

 

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 ふぅ…これで40ポイント…どのぐらいとればいいのかわからないからとりあえず多めに倒すとするわ。

 

 それに……ここはヒーロー科の試験…ヒーローとはなにかを問われている気がするわ。

 

 

 「うわあああああ!!!」

 

 ッ!悲鳴?ちょうどいい、助けないとね…そう…私はヒーローになるんだから!

 

 

 ってあれは…さっき出久をバカにしてたヤツ…

 

 仕方ないわねッ!!

 

 

 『大丈夫!もう安心して私が来たから!』

 

 「あんたは…あのこけそうになってたやつといた…」

 

 『今はそんなこといいから!このロボ倒すわよ!』

 

 「お、おう!やってやらぁ!」

 

 『私が右からいくからあんたは左!』

 

 「わかった!」

 

 

 

 

 

 

 

 「助かった、ありがとよ」

 

 『礼はいらないわ』

 

 いいタイミングで人助けが出来た、これで合格はできると思うわ。

 

 ……そういえば、出久の個性を聞いてなかったわね。

 見た目に変化がないから異形ではないとして…

 

 まぁそれは試験が終わってから聞けば……ッ!?

 なに!?この地鳴りは!

 

 

 

 …なるほど…あれがお邪魔虫ね!

 

 これは…この受験者たちを曇らせるチャンス!!

 

 あの巨大ロボを破壊して私も倒れれば……ふふふ。

 面白くなってきたじゃない!

 

 

 ってみんな逃げてるんじゃないわよ!

 あっメガネ!逃げるな卑怯者!!逃げるなァ!!!

 私の勇姿を見なさいよ!!

 

 

 

 

 

 

 「残り2分を切ったぜ!!」

 

 「(あと2分!?無駄になっちゃう…オールマイトがくれた全部…!無駄に……!!)」

 

 

 「ぃ痛ったぁ…!」

 

 「(?……あっ)」

 

 

 《ころんじゃったら縁起わるいもんね》

 

 

 

 「くぅっ!!!」

 

 『出久!!』

 

 「言葉さん!?」

 

 『私がボブ子を助けるからあんたは!?やれるの!?』

 

 「う、うん!やるよ!!」

 

 まったく出久のせいで私の曇らせ計画が…まぁいいわ。

 今回は譲ってあげるわよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なんて言うと思ったかしら!!!

 

 

 

 『出久とボブ子を私の後ろに!そしてロボ!!あんたはぶっ壊れなさい!!!』

 

 

 「へ!?」(言葉さん!?あれ!?どうして僕の前に!?)

 

 「えっ!?あれ!?ウチなんで!?」(さっきまで足が埋まってたのになんで!?)

 

 『悪いわね出久、手柄を取るような形になって…でも、みんな逃げてるのにボブ子を助けようとしたその心、あんたはヒーローになれるわ…よ……

 

 「言葉さん!?!?どうしたの!?!?」(なんで急に、個性の副作用?それとも何か別の…)

 

 「大丈夫!?!?」(この子が多分助けてくれた!なのにウチはなんにもできん!なにかできることは……!)

 

 

 ふふふ…その顔…さいこうね、出久にボブ子!!

 飯がうまいわ。白飯3合は行けるわね。

 あー…でも、さすがに要求のレベルが高すぎたかしら…結構つらいわね……

 

 

 「あと1分だ!!!」

 

 「1分!?どうしようまだ0ポイントだ……」

 

 出久まだ0ポイントだったのね……

 私の予想が正しければ本来、出久が得るはずだったポイントを私が奪ってしまったようなものだから……

 あっもう意識が……くそ……

 

 『いず…く、私の…ポイント、わけて…もらえる、ように…するから、安心しな…さい………』

 

 

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 「言葉さん!?大丈夫!?しっかりして!!」

 

 「大丈夫やと思う…呼吸に異常はないし」

 

 「そ、そっか、よかった…」

 

 言葉さん…どうしようさっき、言葉さんの声が聞こえたら何故かいい人と僕が言葉さんのところにいて、なぜかロボットまで壊れてて…そしたら言葉さんが倒れて…

 あれって…もしかしなくても言葉さんの個性だよな…一体何なんだ…

 声が聞こえたけど僕はロボに集中しすぎて詳しくは聞き取れなかったし僕がテレポートしたのはもしかすると声が言葉さんの声になにか仕組みがあったのか嫌でもそれだとロボが壊れたことがおかしいし………………………

 

 「なんかぶつぶつ言っとる……それにしてもこの子大丈夫かな……」

 

 「大丈夫、気絶してるだけさね」

 

 「わぁ!?!?」

 

 「うわあ!?」

 

 リ、リカバリーガール!?!?なんでここに!!ってそうか雄英の看護教諭なんだ!!

 

 「ほらグミお食べ」

 

 「あ、ありがとうございます…」

 

 「ほれ」

 

 「あっありがとうございます!!」

 

 ところで…

 

 「あの、言葉さん大丈夫なんですか?」

 

 「あぁ大丈夫、ただの個性の副作用さね」

 

 「そ、そうなんですね…ならよかった…」

 

 

 

 「あ…あの……」

 

 ん…?

 

 「あっ、いい人…」

 

 「いい人!?」

 

 「あっ…ご、ごめん!!な、名前知らないから…」

 

 「あそっか…私、麗日お茶子!よろしく!」

 

 「み、緑谷出久です!よろしく!」

 

 「うんよろしく!ところでこの子はなんていうの?」

 

 そういって麗日さんは言葉さんのほうを向いた。

 

 「あっ、その人は言葉詩令さんだよ」

 

 「詩令ちゃんか…!」

 

 

 

 あっそういえばさっき言葉さんが

 《いず…く、私の…ポイント、わけて…もらえる、ように…するから、安心しな…さい………》

 って言ってたけどあれって……

 

 

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 ん……んぅ…あっこれは

 

 

 

 

 知らない天井だ…いやそもそも天井がない… 

 

 

 「言葉さん!!」

 

 なによ出久、今起きたばっかりなんだけど私。

 

 「よかった…無事で…」

 

 「ほんとよかったよー!」

 

 あっ

 

 『おはようボブ子』

 

 「ボブ子!?!?」

 

 『いや、私あなたの名前知らないから』

 

 「あそっか…ってさっきも同じようなことあった気が…

 

 なんかボソっと言ってるけど聞こえないわ……

 

 「私、麗日お茶子!よろしく詩令ちゃん!!」

 

 ん…? 

 

 『あれ、私あなたに名前教えたかしら?』

 

 「ううん、緑谷くんから聞いた!」

 

 「あっごめん!言葉さん勝手に…」

 

 『いや、全然いいわよそんなこと』

 

 別にこんなことで怒るほど短気ではないんだけど。

 ってそれよりも

 

 『それで…今どんな状況?』

 

 「あっ、今はもう試験が終わってみんなそれぞれ帰ってるんだ」

 

 「私たちは詩令ちゃんが起きるまで待ってようと思って!!」

 

 『そうなのね、わざわざありがとう』

 

 「うん…それで…言葉さんに聞きたいことがあったんだ」

 

 『聞きたいこと?なに?』

 

 「その、言葉さんが気絶する前に言ってたことで…」

 

 「私も気になってた…」

 

 なるほどね。私がなんでポイントわけるとか、安心しなさいとかいってたかってことね

 

 『それはね、この試験の裏の目的に気づいたからよ』

 

 「「裏の目的?」」

 

 はもったわね…っとそれはどうでもよくて。

 

 『そう、この試験はヒーロー科の入試なのよ。だからヒーローっぽいことをすればいいってことよ』

 

 「「ヒーローっぽいこと?」」

 

 また、はもったわね……ってだからそんなことどうでもいいのよ。

 

 『例えば人助けね』

 

 「「!?」」

 

 『わかったかしら。そうもし私が個性を使わずに、出久がロボを倒してお茶子を助けたら人助けになるわよね?』 

 

 「「う、うん」」

 

 もうこの二人ふざけてないかしら…たたいても許されるわよね。

 

 『だから私が出久にその分のポイントを分けれるんじゃって思ったのよ』

 

 「な、なるほど…でもそんなことしたら言葉さんのポイントは?」

 

 『私は平気よ、結構ロボ倒したから。それにほかにも人助けをしたから』

 

 「そ、そうなんや…ウチなんも考えずに行動してた…」

 

 「うん…僕もだ…ただひたすらロボを倒さなきゃって思ってた」

 

 まぁわけれるかの確証はないのだけれど…言わないでおいてあげようかしら。

 

 『とまぁそんなところよ。とりあえず今日はもう帰るわよ』

 

 「あ、うん!じゃあさようなら!!」

 

 「うん!じゃあね!!」

 

 『まったく…さようならじゃなくてまたねよね?』

 

 「「!!!」」

 

 『まったくひどいわ。私はまた雄英で会おうと思ってたのに』

 

 「そうだね!ごめん!じゃあまたね!言葉さん!!」

 

 「またね詩令ちゃん!!」

 

 『ええ、また会いましょう出久、お茶子』

 




つかれました...
正直この曇らせはまだまだ序の口です。
大丈夫です、まだ曇らせのパターンはいろいろありますよ!

会話の「」の前に名前を入れたほうがいいですか?(オリ主除く):例 緑谷「あいうえお」

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