愉悦少女のヒーローアカデミア 作:れもん
エタらないようにがんばります!
今日から私も雄英高校の1年生。
その名に恥じぬような振る舞いをしなければならない、と誰かに聞いたわ。知らんけど。
突然だけど私には雄英高校に入ったらかなえたい野望が3つあるわ。
1つ目はクラス全員を曇らせること、
2つ目は先生も全員曇らせること、
そして3つ目はもちろん曇らせヒーローになることだわ。
たとえ世間からはいい評価をもらえなくとも、それは別にいいわ。
私はあの日、曇らせヒーローになると決めたあの日からずっと曇らせヒーローになるために生きてきたんだから。
野望に対して懸念点があるとすれば、私は美しいから一見すると高貴そうに見えて近寄りがたく思われるかもしれないわね。
でもそこはクラスに(2分の1だけど)お茶子か出久がいるはずだから案外はやくなじめるかもしれない。そこにかけるわ。
ただもう一つ…先生を曇らせるのは困難かもしれないわね。
ここはただの高校ではなく雄英、しかも先生はみなプロヒーロー…
そもそも曇らせれるシチュエーションがないかもしれないわ。
まあ先のことばかり考えず今はこれからの毎日を楽しみにするわ!
と、そんな私は今雄英高校1-Aの教室の前で出久かお茶子を待ってるわ。
え?どうして入らないのかって?
馬鹿ね。こういうのってほら、もうすでに中で仲良くなってる人達が喋ってて私が一人でドアを開けたら話が中断されて
シーン
ってなったら嫌だからよ!!
え?お前入試のとき思いっきり大きな声で『Plus Ultra!!!』して目立ってても平気だったじゃないかって?
うるせぇだまれ!それとこれとは違うのよ!
ここでもし入り方に失敗したらクラスの人から「あーあいつ俺らの話遮ったやつだよなー」とか「あーあの見た目だけのやつな(笑)」ってイメージつけられるかもしれないのよ!?
ただでさえ私は美しくて敬遠されるかもしれないのに!
そんなの仲良くなって曇らせるどころじゃないわ!
そこからクラスで浮いて、最終的には自主退学からの引きこもりのニートになって親のすねかじるだけの金食い虫になるかもしれないわ!!
ふぅ…失礼、取り乱したわ。
まぁというわけで出久かお茶子を待ってるのよ。
誰かと喋りながら入ればそんな悲劇を免れるかもしれない、ってわけよ。
おっ、なんて話を脳内で誰かとしていたら出久が走ってきたわ。
「あれ?言葉さん!?おはよう!」(ドア…でかっ…)
『おはよう出久、ようやく来たわね』
「え?ようやくって…?」
『…そんなことどうでもいいわ。はやく入るわよ』
「えっ、あっうん!」(怖い人達…クラス違うとありがたい……)
さてこのでっかいドアを開けてっと……
「机に脚をかけるな!!」
「あァ?」
「雄英の先輩方や机の製作者方に申し訳ないと思わないか!」
「思わねェよ!!テメェどこ中だァ?端役がァ!」
うわ…入試の日に出久に絡んでた人とメガネじゃない…仲良くなれそうにないわ…どうしようかしら。
ほら、隣の出久なんか顔色悪くなってるじゃない……
「ぼ…俺は私立聡明中学出身、飯田天哉だ」
「聡明ェ?クソエリートじゃねェか!ぶっ殺しがありそうだな!」
「なっ!?ぶっ殺しがい…君ひどいな…本当にヒーロー志望か?」
「ケッ!……あ?」
あっ見られてるわ。
「君達は…」
「「「あ?」」」
うえ、みんなこっち見たわ。…なんかブドウみたいな頭した人がこっちを変な目で見てるわ…なによ、結局出久といてもあんまり変わらないじゃない!
「わぁ!ええと…」
もうこうなったら…!
『おは「おはよう!」……』
…被ったんだけど?私があいさつしようと思ったのに?
「俺は私立聡明中学の…「聞いてたよ!」
しかもメガネそのまま話し続けてるじゃない…
「あっ、と、あ、ぼく緑谷…よろしく飯田君…」
「緑谷君…と横の君は…」
……あっ私か。
『私は言葉詩令。よろしくメガネ』
「メガネ!?き…君は人を名前で呼べないのか!?」
『うるさいわね…メガネなんだからメガネでいいでしょ別に…』
「なっ!?確かに俺はメガネをかけているが天哉という両親から授かった名前があるんだ!」
『…はいはい、悪かったわね、天哉。これからよろしく』
「ああ!よろしくな言葉君!」
はぁ…なんか天哉と喋るの疲れるわね……
「それにしても緑谷君に言葉君…君達はあの実技試験の構造に気づいていたのだな…」
「へ?」
『まあね』
「俺は気づけなかった…緑谷君…君を見誤っていたよ…悔しいが…君のほうが上手だったようだ…!」
「(ごめん…僕は言葉さんに言われるまで気づかなかったよ)」
そうね…天哉は出久を下に見すぎてたわ。出久は多分この中の誰よりもヒーローに向いてるわ。
「あー!そのもさもさ頭と真っ赤な頭は!!」
っとちょっとびっくりしたわ…お茶子…いきなり後ろで大声を出さないでもらえるかしら…
「あっ!」(麗日さん!制服姿やべぇ~!)
「おはよう詩令ちゃんと緑谷君!プレゼントマイクが言ってた通り受かってたんだね!」
『そういえばそうね、受かっててよかったわ。出久』
「えあうん!あの…そう、ほんと、二人の直談判のおかげで…」
…あれ?なんで出久はそのこと知ってるのかしら…
「あれ?なんで知ってるの?」
「あっそれはっ!…………」
……入試の日出久に絡んでた人…出久をにらんでるわね…
出久は幼馴染だけど仲が悪いって言ってたかしら?
たしかにあの視線を見ると出久のことをいい感じに思ってはいなさそうね。
「今日って式とかガイダンスだけかな?先生ってどんな人なんだろうね!緊張するよね!」
「(ち、ちかいっ…!)」
「お友達ごっこがしたいなら余所へいけ」
え…?なんか喋るメンガタスズメの幼虫*1がいるわ…
「ここはヒーロー科だぞ……」
なんか飲んだわ…あれは某10秒チャージみたいなものかしら。
「「「(な、なんかいるぅ…)」」」
あっ脱皮したわ。中から不審者出てきたわ。通報しなきゃ。
「はい、静かになるまで8秒かかりました。時間は有限、君たちは合理性に欠くね」
まるで先生みたいなこと言うじゃないこの不審者。
「(あっ先生?ってことはあの人もプロヒーロー?でも…見たことないぞ、こんなくたびれた人…)」
「担任の相澤消太だ、よろしくね」
え、担任?…というかこの人もプロヒーローなのよね…?
どうみてもヒーローにつかまってるほうの人じゃない…
「さっそくだが、これ来て、グラウンドに出ろ」
なんで寝袋の中から服が出てくるのよ…
というかあれ雄英の体操着よね……
まあなんにせよはやく更衣室にいかないとだわ。
あの不審者のことだからはやくしないと、「おそい、合理性に欠けるね」とか言ってきそうだわ…
着替えは早めにしないとみんなの目が私の美しいオーラによって魅了されてしまうわ。
「ねえ、あんたすごい綺麗な顔と身体してるね。あっウチ耳郎響香、よろしく」
さっそく被害者が出ちゃったかしら…
『ありがとう。あなたも素敵な顔してるわよ。私は言葉詩令、よろしく響香』
「(顔だけなんだ…いや、嬉しいけどね…?発育の暴力め…)」
「そういうのサラっといえるの凄いね!モテそう!あっ私、葉隠透!よろしくね詩令ちゃん!」
『…ええ、よろしく透。それと私は意外とモテないわよ』
体がなくてびっくりしたわ。そういう個性ね。
それにしてもそう、私はモテないのよ。何故か。私は美しいのに、私は美しいのに!
大事なことだから2回言ったわ。
まぁ今はモテるモテないとかどうでもいいわ。
とりあえず仲良くならないとね。
みんなを最大まで曇らせるためにも…ふふふ
ほんとに文才はないので至らない点などあると思いますがごめんなさい!
これが今の私の限界です!
見てくださり本当にありがとうございます...!!
会話の「」の前に名前を入れたほうがいいですか?(オリ主除く):例 緑谷「あいうえお」
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苗字だけ
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名前だけ
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フルネーム
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いらない