僕らの知らないL社の日常    作:pain.2525

7 / 12
VALORANTってなんでこんなに時間が溶けるんだろうか

今回のサブタイはまあつまりそういうことです
アイツはまじでただの一般人です


ただの一般人

やあ皆、俺だ

昨日の事故から早1日、今日も仕事が待っている

事故からまだ時間があまり経っていないからか、今日は一段と空気が重いな

 

「よ、カナタ」

 

「ヒッ!!  

...なんだ、ジョエルか。びっくりさせないでよ」

 

 

カナタは笑顔だが、なんだか張り付けたような顔だ

さっきの反応も少し気になるしな

 

「....昨日の事、本当に大丈夫か?」

 

「.....実は、ちょっと眠れなくて。昨日死んじゃったオフィサーの人達が夢に出て来るの。どうして助けてくれなかったんだって」

 

カナタは震えながら話していた

 

「もう分かった。大丈夫だ。無理に話さなくてもいい」

 

「でも...私が気をつければ大丈夫だったんじゃないかって....あの人たちはまだ生きていたんじゃないかって考えちゃうの....」

 

「罰鳥のエンサイクロペディアを見ただろ。あれは初見じゃ絶対に気づけない。大丈夫、誰も悪くないから」

 

 

カナタの精神状態が心配なところだが、ちょうど作業指示が飛んできてしまった。

流石に指示を無視することは出来ないから行くしか無いな....

 

「俺は指示が来たから作業に行くが、お前は一旦休んでこい。」

 

「う、うん...分かった。気をつけてね?」

 

「おう、また後でな。支部長には俺から言っておくから、好きなだけ休んでこい」

 

 

 

〜〜~~〜~~~〜~~

 

 

さて、収容室が見えてきた。新しく入ってきたアブノマは一体誰なのかな

 

「よっし、新しい奴の収容室はここだな。なるべく安全な奴がいいんだが」

 

´ー` )ノ ガチャ

 

「失礼しマース...っと、こいつは...」

 

「ハァハァハァハァハァハァ」

 

一般人じゃねぇか!ってかこいつほんとに吐息うるせぇな。ポチも同じくらいうるさかった記憶

 

 

作者「説明しよう!一般人とは、捨てられた殺人者というアブノーマリティのあだ名的な感じのやつである!一般人と呼ばれる理由は、ゲーム内でオフィサー、つまりただの拳銃しか持っていない事務員に負けるからである!戦闘力が一般人ってことだね」

 

 

.....何かが脳内に流れてきたが、まあ気の所為だろう

 

「....む?客人か。すまんが暇すぎて寝ていたものでな。全く気が付かなかった。それで、なんの用だ?」

 

こいつ寝てる時ずっとあんな吐息出し続けてんの?

 

「いやまぁ、用事というより、普通に作業をしに来ただけなんだが...」

 

「む、そうか。私は気にしないから、どんどん作業を進めてくれ」

 

「あ、あぁ。分かった。それと一応食事もちゃんと出るから好きな物とか作業する職員、例えば俺とかに言ってもらえればなるべく希望は通すらしいから何かあったら言ってくれ」

 

「ふむ....ならば、寿司というものを食べてみたい。私がまだただの人間だったころ、東の国にそのような料理があると聞いたことがある。1度食べてみたかったのだ」

 

この世界にも寿司あるんだ。アンジェラ様もとい支部長に頼んで社食に加えてもらおうかな

 

 

「了解、食事係に伝えておくよ。それじゃあ、俺はそろそろ行くから。ここでの生活は少し暇かもしれないが、まあ楽しんでくれ。自由に動ける俺に言われても嫌味にしか聞こえないかもしれないがな」

 

「ああ、またな。寿司の件、頼んだぞ」

 

「おう、任せろ」

 

 

 

〜〜~~〜~~~〜~~~~

 

作業後、俺は医務室に向かっていた

 

「少しは落ち着いたか?」

 

 

「うん、何とか」

 

「そうか、良かった」

 

「でも.....この会社では人が当たり前のように死んじゃう。これからも人が死ぬところに立ち会ったり.....そもそも私が死んじゃうんじゃないかって凄く不安になるの」

 

カナタは俯きながら語った

 

「私が今回生き残ったのは運が良かっただけ。もしオフィサーさんよりも私が先に攻撃していたら、もし足がすくんでなくて直ぐに動いていたら、死んでいたのは私だった。そんなことがこれからも沢山あると思うし、私が死ぬのも私の代わりに誰かが死んじゃうのも、どっちも怖いの」

 

カナタは泣きながらこっちを向いてたずねてきた

 

「私、これからどうすればいいのかな?」

 

うーん、なんとも言えないし無責任なことは言えないけど...女の子が泣いてるのに何もしないのは男が廃るってもんだよな。

 

「大丈夫だ。もしそうなったら俺が守ってやる」

 

俺はカナタのことを抱きしめて言った

 

「お前も、お前の周りの人も、全員。俺が守ってやる。お前は何も心配しなくてもいい」

 

「でも....それだとジョエルが死ん「死なねぇよ。」....」

 

「確かにお前の言うことももっともだ。だけどな、人間1番自分の事が大好きなもんだ。そんな大好きな物を、他人に渡すわけないだろ?」

 

「本当?」

 

「ああ、本当だ約束しよう」

 

そうだ、これでもするか

 

「...?どうしたの?急に小指を出して」

 

「あ、そっか。カナタは知らないのか。これは指切りって言ってな。俺の故郷の...なんて言うんだろうな。おまじないかな?」

 

「おまじない?」

 

「そう、おまじないだ。約束をする時、これをして絶対に約束を破りませんよって約束するんだ。」

 

「へぇ、そんなのあるんだ」

 

「ああ、カナタも小指を出してくれ」

 

「分かった」

 

「ほら、こうして、ゆーびきーりげんまん嘘ついたらはりせんぼんのーます。ゆーびきった!ってな感じでやるんだ。ほら、できたぞ」

 

「....絶対に死んじゃだめだよ?約束したからね!」

 

「おう、約束な」

 

まったく、世話の焼ける同僚だこと。明日にはそろそろ新人も来るだろうし、本当にここは予想外の事が沢山起きる俺の知らない何かが違って、何かがおかしいロボトミーコーポレーションだ

 

 

 

 

 

 

 

 

next day 

 

「孤独と遥か彼方の霧」




今回はどちらかと言うと日常回(?)でしたね
プレイ済の人ならポチと一般人のうるささが分かるはず。
あと貪欲ちゃんもね。

え?カナタちゃん?ガッツリ僕の癖詰め込んでるしヒロインだよ?

Alephは多分安全教育当たりで1人?出すかも。WAWも同じく
ちなみに、この世界はギフトがいくらでもつけられます。
別にブローチとか2つついててもおかしくないでしょ?メガネ2個とかの流石におかしいと思ったやつはしないつもりだけどね
まぁ....設定的に人格が侵食されないかだけ心配だけどね

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
面白いと思ったら評価や感想、お気に入りなどぜひぜひよろしくお願いします!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。