東京-新潟-羽越路殺人ルート   作:新庄雄太郎

4 / 6
1人の男が、犯人ではないかと睨んだ。


第4章 奇妙な旅行

そして、次の日。

 

新潟から発車した、上越新幹線「あさひ322号」は高崎を通過して、大宮を通り過ぎて東京へ向かっていった。

 

ご乗車ありがとうございました、まもなく終点東京です、お出口は右側です。

 

と、車内放送が流れた。

 

16時16分、上越新幹線「あさひ322号」は東京駅に到着した。

 

ホームへ降りると、1人の男が東京駅を下車した。

 

そして、自宅へ戻ると岩泉と菅原は1人の男に話を聞くことにした。

 

「えっ、海岸で女性が殺害された。」

 

「はい、この写真の女性の事でご存じでしたら教えてください。」

 

「そうだな、私は依然あっていたんですが、それ以降は会っていないんです。」

 

「そうですか。」

 

「あなたは事件当日は何をしていましたか。」

 

「ああ、その事ですか。」

 

「ええ。」

 

「実はその時に、酒田へ行っていたんですよ。」

 

「ほう、酒田ですか。」

 

「はい。」

 

「酒田へ行った後は、次の日に特急に乗って新潟へ行きました。」

 

「ほう、なるほどね、酒田へ行った後に新潟へ行っていたんだね。」

 

と、菅原は言った。

 

「なるほど、つまりあなたは酒田へ行った後に新潟へ行かれたんですか。」

 

「はい、私はその時に新潟から新幹線に乗って東京へ帰りました。」

 

「そうですか。」

 

「ええ。」

 

彼の名前は、磯部 健太郎さん、事件当日に酒田へ行き、次の日に新潟へ行っていたことが分かった。

 

「ほう、事件当日に酒田へ行って、次の日に新潟へ行っていたんのか。」

 

「ええ、本人はそう言っていました。」

 

「なるほどね。」

 

そして、暫くして磯部が特捜班にやって来た。

 

「ああ、公安の人に疑われるのではないかと写真を持ってきました。」

 

と、磯部は写真を見せた。

 

「ほう、確かに酒田へ行っていたんですね。」

 

「ええ。」

 

「でも、本当に乗っていたのかな。」

 

「朝から、上越新幹線に乗って新潟から特急「いなほ」に乗って酒田へ行ったんだから間違いないよ。」

 

「彼は特急「いなほ3号」に乗っていたのかな?。」

 

「うーむ、何か引っかかるんだよな。」

 

暫くして、南と高山が戻ってきた。

 

「班長、ただいま戻りました。」

 

「おう、ご苦労さん。」

 

「何かわかりました。」

 

と、高山は言った。

 

「ああ、実はある人が酒田と新潟へ行っていたと人が来て写真を見せてもらったんだが。」

 

「その男は、事件の事は知らないって言っているんだよ。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

「でも、何か気になるんだよな。」

 

「被害者の女性は車内のトイレでナイフで刺されて殺害したよね。」

 

「うん。」

 

「つまり、犯人は新発田か村上で下車したって事は考えられないかな?。」

 

「ああ、なるほどね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




この男が、犯人なのか?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。