皇帝と妹   作:A-10D

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作者のモチベになるのでコメント、感想待ってます。



再会2

 

 

 

 

 

 少しトラブルが有ったものの、感動の再開を済ませた三人は、空港の中に入っているレストランでお昼ご飯を食べた後、一行は駐車場に行った所でバーレイグは手に持っていたバッグを地面に落としてしまった。

 

 

ドサリ

「なっ!何にこれ??!」

 

 

「何ってホンマのビシックTYPE-Rだが。」

 

 

「イヤそれは知ってるヨゥ!!何でこれがここにあるのさぁ!!」ビシッ!!

 

 

「イヤー、ソノ~実は車屋に行った時に一目惚れしてしまってね。」

 

 

「ムーッ!何で早く教えてくれないのさ―。」ジトー

 

 

「うぅ、すまない、少し驚かそうと思って。」ションボリ

 

 

そんなことも有って少し言い合いながら三人は車に乗り込んだ。

 

 

「それにしても中も結構変えられてるし…⋯。シートをフルバケに変えて、ロールケージまで付けてるときた。」

 

 

「どうだい、いいだろう。」

 

 

「ウーン、まあ良いと思うけどさ~。買ったばっかりなんでしょ?さすがにやりすぎじゃない?」

 

 

そんなこんなで話しながら走っていると、赤信号で止まったところでルドルフが話題を変えた。

 

 

「ところでレイはこれからどうしたいんだい?」

 

 

「ウーン、どうしよっかな~っとそうだ、姉さん、おやっさんの所に寄れる?」

 

 

「ああ、時間はまだ有るし、行く方向も同じだから大丈夫だが。」

 

 

「ネーネー、何でおっちゃんの所に行くの?」

 

 

「帰って来た挨拶と、実はちょっと頼んでる事が有ってね。フフフフ」ニヤリ

 

 

そう言うとバーレイグは怪しく笑った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それからもいろいろ話しながら小一時間程走り、一軒のバイク屋に着いた。店の前の駐車場に車を停めて降りると、三人はまるで自分の家の様に入っていった。

 

 

「オッジャマッシマース!」

 

 

いち早く車から降りたテイオーが扉を開けて作業場に入ると中には右足を後ろに引き、腰を低くして両手にスパナを持って構えた二十代程の若い男が立っていたが、三人を見ると両手をおろし、戦闘態勢を解いた。

 

 

「ハァ、なんだ、誰かと思ったらテイオーとルドルフかよ、何も言わずに入ってきやがって、マジで泥棒かと思ったじゃねーかヨ。」

 

 

「アアッ!拓だ、ヒサシブリ!だってもうココボク達の家みたいなものジャン!!」

 

 

「ところで後ろの奴は誰だよルドルフ、ここいらじゃ見かけねーが。」

 

 

トウカイテイオーに拓と呼ばれた男がそう言うと、後ろに居たウマ娘がズボンのポケットからハンカチを取り出して泣き真似をしはじめた。

 

 

「ウッ ウッ 昔は毎日の様にテメーと一緒に四人で街中を駆け回ったというのに、ズビッ 私は悲しいよ。」チーン

 

 

「なぁ⁻にぃ-?」ジィー ハッ! 「っておい!もしかして⋯その目と髪、レイか?」

 

 

そう言うと目の前のウマ娘は満面の笑顔になって拓に向かってに両手を広げて駆け寄った。

 

 

「そうだよ!やっと思い出したか久しぶりじゃねーかヨ!コンニャロゥ!」

 

 

そう言ってレイが拓に抱き着こうとした所で拓の手刀を脳天にくらってうずくまった。

 

 

「!!イッタァ!せっかくの感動の再会なんだから何すんだよ拓!」

 

 

「バカヤロウ、こっちはお前らが来るまで整備してて全身油まみれだぞ、お前の服が汚れるだろーが。」

 

 

「昔からそういう所はしっかりしてんだよナー、ま、そんなわけでただいま、拓。」

 

 

「おう、一年ぶりだな、おけーり。」

 

 

「ところで拓よぅ、おやっさんって何処だ?」

 

 

そう言ってレイは周りを見回した、普段ならもう1人糸目の親父がいるのだが今日はどうやら居ないようだった。

 

 

「ん?親父か、それならさっきなんか電話で呼ばれて出てったぞ。」

 

 

「マジかよ、アレの事おっちゃんから何か聞いてないか?」

 

 

「ン?ああ、あれか、あれならもう出来てるから奥にあるから取って来るぞ、ってか何ならあのクソ親父に作業全部押し付けられたからな。」

 

 

「ありゃ~、そらすまんかった。」

 

 

「いいぞ、その代わりしっかり報酬も貰ったからな、これで前から欲しかったGRZ900R用のチタンフルエキが買えるぜ。」ニヤリ

 

 

そうして二人が話しているとトウカイテイオーが耐えきれなくなったのか二人の間に入ってきた。

 

 

「ところで二人共さっきからアレ,アレって言ってるけどアレッテナンナノサー!ハヤクオーシーエーテーヨー!」

 

 

「それもそうだな、おあずけしすぎてもいけないしな、拓、運んで来るの手伝おうか?」

 

 

「台車の上に載せてあるから大丈夫だヨ、それに客に作業を手伝わせる訳にはいかんだろ。」

 

 

そう言うと拓は扉を開けて作業場の奥に入って行ってシャッターを開け、台車を三人の前に押して来た。

 

 

被せられたカバーを拓が外してて見えたのは__

 

 

「エェェェ!!?!」

 

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