Call of Archive 作:名無し予備役
俺が連邦生徒会長に会ってから数日が経ち、戸籍等の全ての手続きが完了した。
「ようやく終わったね。」
「あぁ、本当だよ。」
ここ数日は色々な場所を右往左往していたため、2人とも疲労困憊であった。
「でもこれでようやく141に行けるね、リベ先生。」
「だな、物事は早く終わらせた方が良い。案内してくれ。」
「OK!じゃあさっそく行こうか。」
と言い歩きで向かうと連邦生徒会から程近くの小規模なビルに着いた。
「ここが141のビルだよ。それじゃ頑張ってね。」
「あぁ、本当にありがとう。」
それだけ言って連邦生徒会長は帰って行った。
(結局名前聞きそびれたな。)
そう思いつつもビルの中に入ると、窓口の所に、2枚の紙があった。
『リベ・ベレー先生へ
お出迎え出来ず大変申し訳ごさいません。
少々お手数お掛けしますが、地下の市街地演習場に来て貰ってもよろしいでしょうか?
私達は訓練を行う時間を固定しており変更等が出来ませんが故申し訳ございません。 タスクフォース141一同より』
片方は置き手紙で片方はこのビルの間取り図のようだ。
(十中八九罠だな、大方上に立つ者の実力を知りたいってところか。)
「それにしても大きいビルだな。地上3階、地下5階。
地上は主に事務的な作業用、ブリーフィングルームや資料室、地下は車両倉庫や武器庫、演習場もCQB、夜戦、森林、市街地まである。」
この世界は思った以上に技術が進歩しているなと感じたのであった。
「ここが市街地演習場か。」
コンコン
「入るぞ。」
(やっぱり誰も来ないな。)
「演習って書いてあったが、誰も来ないのか?それともかくれんぼか?」
「確認出来るのは2人か。(いや1人上手く消してる奴がいるな。よく見たら扉にマイクが付いてるな。声も物音も筒抜けってか。)三軒目の屋上に1人、正面SUV車のトランクに1人だな。気配を消してここの真上にくっついているやつを除けばな。」
「流石ですね。リベ先生、まさか、ゴーストまで見つかるとは、ってか見てなくないですか?」
「あぁ、野生の勘ってやつだな、後は経験。」
「恐れ入りましたリベ・ベレー先生。申し遅れました、私はこのタスクフォース141の指揮権を持つ、
「
「そして天井に居たのが...」
「
「後はここにはいないが、
「ありがとう。君たちは知っているが、改めて名乗らせて貰おう。今日からここに顧問として配属された、リベ・ベレーだ。コードネームは幾つかあったが、1番呼ばれていたのは”バレット”と呼ばれていたはずだ。」
「失礼、先生。”はず”とは、どうしてなんだ?」
「あぁ、前の所の記憶が曖昧でな、どうやら記憶喪失に近い物になってるらしい。」
「そうなのか。配慮が足りなかったすまない。」
「謝る必要は無いさ。経験と感が資本の所にいたからな、記憶なんぞ元の名前と共に捨てたと思えばいい。それじゃあ、ここじゃなくて別の部屋に案内してくれないか?もっとお前達の事を知りたいんだ。」
「わかった。ライカ、マクナ、ブリーフィングルームに案内してあげてくれ。私は片付けだけして直ぐに行く。」
「わかった。先生、行こうか。」
そう言い3人で市街地演習場を後にした。