乙骨が居ても原作と変わらない場面とかはなるべくカットしていきます
「んー……」
アリスちゃんが心配だったから起きてたけど……もう心配なさそうかな。僕も寝よう。……殆ど朝だけど
「アリスちゃん、僕ももう寝るけど、多分そろそろみんな起きてくるから、僕の事は気にしないでいいよ」
「分かりました!」
「じゃ、おやすみ」
久しぶりにオールなんて……したなぁ……本当に…………ねむ……い
……
…………
………………
「────!?───!」
「───」
何だ……?周りが騒がしいな……
「───!?」
うーん……今何時だ?
徐々に意識が覚醒していき、意識がハッキリとしたタイミングで目をあける
「あ、起きましたかお兄様!」
「おはようアリスちゃん…………ん?」
お兄様……?何でそんな呼び方…………あっ
(何で僕はあんな事言ったんだ?!いや本当に!急にあんなこと言うなんてただのおかしいやつじゃないか!)
「あ、アリスちゃん……お兄様って呼び方は……」
「どうかしましたか?」
「そのー……」
「?」
「……なんでもないです」
クソっ……あんな純粋な目で見られたら何も言えない……。元凶は僕なんだし、何か言われたらちゃんと言おう……
「あ、起きたんだね憂太」
「おはようございます、先生」
「うん、おはよう」
「今何を?」
「実は……」
……
…………
………………
「なるほど……」
アリスちゃんを部員にしたのは良いけど、結局は実績も必要って事か。その為にまた廃墟に行く……と。にしても、早瀬さん来てたのか。学園に入る許可をくれた事にちゃんとお礼を言いたかったんだけど……まあ別の機会で良いか
「……分かりました。なら、僕も手伝います」
「本当に?いや、有難いんだけどさ」
「まあここまで来たなら最後まで付き合いますよ」
「ありがとうございます!お兄様!」
「…………憂太、そのお兄様っていうのは……」
……早速説明の時か
「あー……その……ずっと起きてて頭が働いていない時に冗談で言ったらアリスちゃんが気に入っちゃって」
「なるほどね。まあアリスが自分から呼んでるなら良いんだけどね……」
「あはは……」
正直自分でも馬鹿みたいだなとは思います。ええ
「……良し。3人ともー」
話し込んで居たゲーム部の3人に先生が声をかける
「どうしたの先生」
「実は、憂太が今回も手伝ってくれるって」
「え?!ほ、本当に?」
「うん。ここまで来たなら最後まで手伝うよ」
「ありがとうございます……!」
「花岡さんも、よろしくね」
「よ、よろしくお願いします……」
「じゃ、早速行こうか!」
……
…………
………………
まあ1つを除いて問題無く、例の求めていたゲーム……G.Bibleだっけ?それを手に入れる事はできた
そして、その1つの問題というのが……
「モモイ、貴女のゲームのデータを復活させるのは無理」
「うわぁぁぁん!もう駄目だーー!」
G.Bibleを手に入れる過程で、モモイさんのデータが消えてしまった事だ。前世でそれなりにゲームをやっていたから分かる。これは酷い……
「そっちじゃないでしょ!?G.Bibleのパスワードの解除はどうしたのさ!?」
「それならマキが作業中ですよ」
「マキちゃんが?」
「あ、おはようミド!来てくれたんだね、ありがと」
「うぅ、私のセーブデータが、涙と汗の結晶が・・・・・!」
「元気出してモモイさん……」
「・・・・・モモはどうしてこんなに泣いてるの?」
「気にしないで大丈夫・・・・・それより、G.Bibleはどうだった?」
「うん、ちゃんと分析できたよ。あれはかの伝説のゲーム開発者が作った神ゲーマニュアル・・・・G.Bibleで間違いないね」
「や、やっぱりそうなんだ!」
「ファイルの作成日や最後に転送された日時、ファイルの形式から考えても確実。作業者についても噂の伝説のゲーム開発者のIPと一致してた。それとあのデータはこれまでに1回しか転送された形跡がない」
「っていうことは・・・・・!」
「うん、オリジナルのG.Bibleだろうね」
「じゃあ見せてくれないかな?実は僕も気になってたんだよね」
実際ちょっと気になってる。だって神ゲーマニュアルなんて言われたら見てみたくない?
「実は……ファイルのパスワードについてはまだ解析できてないの」
あ、マジか……
「えぇっ、じゃあ結局見られないってことじゃん⁉︎ガッカリだよ!」
「うっ!だってあたしはあくまでクラッカーであって、ホワイトハッカーじゃないし……でも、方法が無いわけじゃない」
「そうなの?」
彼女達が言うには、パスワードが分からなくても実質的に素通りできるOptimus Mirror System……通常【鏡】と呼ばれているとんでもツールがあるらしい
けど、既にミレニアムの生徒会……セミナーに没収されており、その没収されたものを守っているのがメイド部という部活で、これがとんでもなく強いんだとか
中でも、リーダーのネルって子は飛び抜けてる……らしい
まあそれでも、ゲーム部のみんなはセミナーを襲撃する事にしたんだけど。とりあえず、今は作戦会議中
「でも……ネル先輩をどうするかだよねぇ」
「うん……」
「そう、問題はそこでしょ?けど……私たちにはこの人が居る。ね、乙骨さん」
「あー……」
やっぱり僕か。まあこの中なら他に選択肢はないか……
「え?乙骨さんってそんなに強いの?確かに廃墟で戦闘で強いなとは思ってたけど……」
「あ、モモとミドは知らないんだ。……2人はさ、現代の異能って異名、聞いたことある?」
「うん……まあ聞いたことは。確かキヴォトスで1番強いんだっけ?」
「……って、まさか」
「そう。この人が現代の異能。その人なの」
なんかそんな紹介の仕方されると恥ずかしいな……
「えぇ?!ほ、本当ですか?」
「まあ……一応ね」
「こ、これなら行けそうだね!」
「けど、僕がやれるのはネルって人の足止めだけだから、他の人達は君達で頑張るんだよ?」
「うっ……まあそうだけど……でも!やるしかない!それに、先生も居るし!」
「そっか……じゃあ頑張ってね。アリスちゃんも」
「任せて下さい!」
「……あ、ネル先輩見つけた。乙骨さん、場所はここだけど、行けそう?」
「了解、いつでも行けるよ」
「気をつけてね。憂太」
「はい。……では」
そういって、僕は指定された場所へと向かう
……
…………
………………
「誰だ?お前」
「そうだね……強いて言うなら、お兄ちゃん。かな」
次回、約束された勝利の象徴vs現代の異能
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