カゲチヨside
あ~昨日やっと動画編集が終わって若干寝不足。
カレコレ屋に入ったらヒサメだけが居た。
カゲチヨ「あら?シディはどーした?」
ヒサメ「買い物行ってるよ。今日はすき焼きパーティーだって!!」
カゲチヨ「あぁ~いいね。すき焼き。」
俺等が話してるとガチャリとドアが開く音が聞こえた。
どうやらシディが帰って来たのだろう。
俺が「おかえり」っと言おうと思ってドアの方を見た瞬間、ザ・ワールド状態になった。
シディ「今帰ったぞ。・・・む?カゲチヨどうした?」
カゲチヨ「シディ・・・お前変な物食べた?」
シディ「む?食べてないが?それがどうした?」
どうしたってお前・・・。
その男には無い胸の膨らみ。今まで聞いたイケボボイスじゃなく綺麗な女性ボイス。
明らかに女になってんじゃねぇか!!
カゲチヨ「いやいや、お前その身体・・・。」
シディ「む、やはり気付いたか。最近また胸が大きくなって服がきつくなってしまったんだ。」
カゲチヨ(そっちじゃねぇよ。)
ヒサメ「カゲ~。シディにセクハラしないの!」
いやいや、え?俺がおかしいの?
何かヒサメも全然ツッコまないし・・・。
これは孔明の罠か!!
誰かが腕輪とかで変な世界に作ったに違いない!!
そうだ。そうに決まってる。
サトウ「ようヒサメちゃん!!カゲチヨ!!」
スズキ「俺達まで悪いな。」
ゼクス「僕も調理を手伝おう。」
シディ「途中で3人に会ってな。一緒に家でご飯に誘ったんだ。」
いや、お前らもかいィィィ!!
知ってる奴が性転換して動揺が隠せないんだが!?
ヒサメ「みんなで食べれば楽しいもんね。」
サトウ「だな!」
スズキ「お前ら、少しは遠慮しろよこの大食い共。」
ゼクス「食材足りるだろうか?」
シディ「いっぱい買ってきたからたらふく食えるぞ。」
何かヒサメも違和感なく馴染んでるしぃ~!!
やっぱり正気なのは俺だけ?
早く原因を見つけないと・・・
シディ「カゲチヨ?どこ行くんだ?」
カゲチヨ「あ、いや。ちょっと用事を思い出して・・・お、お前らだけですき焼きパーティを楽しんでくれ。」
俺がそう言いカレコレ屋を出ようとするとシディに捕まえられた。
シディ「それって、今じゃないとだめなのか?」
上目遣いでそう言ってくるシディ。
グッ・・・元がイケメンなだけに破壊力が凄いな。
シディ「一週間前に約束してたのに・・・俺は楽しみにしてたんだぞ?」
うっ・・・そう言われると困る。そしてヒサメからも非難な目で見てくるし、仕方がない。すき焼き食い終わった後でいいか・・・。
カゲチヨ「あぁ~・・・よく考えたら急ぎじゃなかったようだ。うっかりうっかり。」
シディ「そうか!それはよかった!」
んで俺とシディとゼクスですき焼きの下準備をし、鍋の周りを囲って食していた。
ヒサメ「ん~おいひ~!」
サトウ「流石シディ!めちゃくちゃ美味いぜ!!」
シディ「喜んでくれてよかった。実は出汁にこだわっていてな。」
各々自由に食ったり会話していたりして、俺は一人ポツーンっとしていた。
よくよく考えたら、この空間に男俺一人じゃん。
女社会とか怖っ。
サトウ「よう!ちゃんと食ってるか!!」
カゲチヨ「食ってる。食ってるから離れろ。胸が当たってるぞ。」
こいつ、女の身体って事自覚してないのか、気軽に肩を回して近付いてきた。
サトウ「かてぇー事言うなよ!減るもんじゃねぇーし。」
減るよ。俺の理性san値が。
すると、スズキがサトウを自分の方に引っ張り、剝がしてくれた。
スズキ「近すぎだ。もう少し離れろ。」
サトウ「あ?」
ヒサメ「カゲもサトウさんにデレデレしない!」
カゲチヨ「しとらんわ。」
サトウ「何々?スズキぃ~。私に嫉妬してるの?」
スズキ「お前、一度痛い目に合わないと気が済まないようだな。」
サトウ「上等だ。その喧嘩買った。今度こそテメーに勝ってやるよ。」
カゲチヨ「オイ。食事中に喧嘩はやめ・・・」
ゼクス「カゲチヨ。」
あ?っとゼクスの方を振り向きと、箸で肉を掴み俺の口元に近付けた。
ゼクス「あ~ん。」
カゲチヨ「・・・お前この状況でよくそれ出来たな。」
ヒサメ「ちょっ、ゼクスさん!?はしたないよ!!」
ゼクス「い、いや。食べてないと思って・・・。」
ヒサメ「だ、だからって・・・。」
何か俺が原因で騒がしくなってしまった。何もしてないのに・・・。
流石に騒がしいから注意するか。
カゲチヨ「おい、お前らもう少し・・・」
バン!!
俺が言いかけてるとシディが机を叩いた。珍しいシディの行動に騒いでた奴らは静かになった。
シディ「もう我慢できない。」
下を向いてそう呟いたシディ。
何かを決意したようで勢いよく顔を上げ・・・。
シディ「カゲチヨ。俺はお前の事が好きだ!!」
っと告白された・・・。
カゲチヨ「は?」
急に何言ってるんだこやつは。
俺が好き?ん?何で?Why?
シディの告白に他の奴らも呆けてしまった。
シディ「ヒサメの気持ちを考えて、俺はカゲチヨに対する思いを心の中に止めておこうと思ったが、やはりダメだった。」
ヒサメ「シディ・・・。」
カゲチヨ「え、っちょ・・・。」
サトウ「抜け駆けするなよシディ!俺だってカゲチヨが好きなんだよ!!////」
ヒサメ「えぇ!?」
カゲチヨ「お前もかよ・・・。」
スズキ「そもそもお前と腐血との接点無いだろ。」
サトウ「う、うるせー!一目惚れなんだよ!!////そーいうお前はどーなんだよ!!一緒に飯行く仲だし、お前も好きなんじゃねーの!!」
スズキ「なっ・・・お前・・・。////」
な、なにこの状況・・・。
ゼクス「ぼ、僕も・・・カゲチヨの事が好き・・・だ。////居場所を与えてくれた時からずっと・・・。////」
ヒサメ「わ、私だって・・・ずっと前からカゲの事、好きなんだから!////」
ちょ、何でみんな俺に近づいてくるの!?
何!?この甘い空間は!?
壁際まで追い詰められ逃げ場を失った。
5人は頬を赤らめ、トロンとした瞳の上目遣いで俺を見ていた。
シディ「カゲチヨ。////」
ヒサメ「誰にするの?////」
サトウ「選んでくれ。////」
スズキ「それとも。////」
ゼクス「全員と付き合う?////」
じりじりと俺に近付き体を密着してくる5人。
カゲチヨ「ちょ・・・お前ら・・・まっ・・・」
ガバッ!!
カゲチヨ「待てーい!!」
・・・・・・
あたりを見渡すと俺の部屋だった。
どうやら夢だったらしい。
よ、よかった~夢で。
どうやら、依頼元の動画内容が「もし男友達が性転換したらハーレム状態になった」っという企画動画を編集して、その時に見たものが夢として出たものだ。
普通だったら、夢落ちとかサイテー!!っと顔思うが今回は夢落ちで良かった。
カレコレ屋にて、若干寝不足になりながらも、俺とヒサメは各々と自由にしていた。
カゲチヨ「そーいや、シディはどーした?」
ヒサメ「買い物行ってるよ。今日はすき焼きパーティーだって!!」
カゲチヨ「すき焼き・・・。」
ヒサメ「ん?どーしたの?」
カゲチヨ「いや・・・何でも・・・。」
いやいや。そんなまさか。
俺がデジャブを感じてると、ドアが開く音がした。
俺が冷や汗を掻きながらドアの方を見るとそこには・・・・
シディ「すまん。遅れてしまった。」
ヒサメ「シディ!?どーしたのその体!?」
女性になったシディがいた。
シディ「うむ。帰る途中、知り合いの子供たちからジュースを数本貰ってな。飲んでみたらこうなってしまった。」
ヒサメ「それ、元に戻れるの?」
スズキ「どうやら効力は一日らしい。ラベルの説明欄に書いてあった。」
ヒサメ「へ!?もしかしてスズキ君!?何でいるの!?」
サトウ「スズキだけじゃないぜ!」
ゼクス「僕たちもすき焼きパーティーにお呼ばれされたんだ。」
シディ「みんなで食べたほうが楽しいからな!」
シディの後ろに、スズキ。サトウ。ゼクスがカレコレ屋にやってきた。・・・・女体化して。
ヒサメ「さ、3人も女性になっちゃったんだ・・・。」
スズキ「陽狼がジュースくれるっていうから、飲んだらこーなった。」
俺以外、段々と慣れつつ和気あいあいな状況。
もう顔面は汗でだらっだら・・・。
これ・・・正夢じゃないよな?
カゲチヨ「シディ・・・俺、体調悪くなったから・・・帰るわ。」
シディ「大丈夫か?薬用意しようか?」
カゲチヨ「大丈夫だから近づかないでくれ。お願いします。」
ヒサメ「あ、ちょっとカゲ!!」
俺は逃げるようにカレコレ屋を出て行った。
すまん。でもどーしてもあの夢みたいなことは起こってほしくないんだ!!
シディ「いったいカゲチヨはどーしたんだ?」
ヒサメ「さ、さぁ?」
後日。
何事もなかったようにシディの体は元に戻って俺は心底ホッとした。
没ネタ
ガバッ!!
カゲチヨ「待てーい!!」
・・・・・・
俺はしばらく放心して思考を回復し、自室の布団で寝てたという事に気付いた。
夢だったらしい。
よ、よかった~夢で。
どうやら、依頼元の動画内容が「もし男友達が性転換したらハーレム状態になった」っという企画動画を編集して、その時に見たものが夢として出たものだ。
普通だったら、夢落ちとかサイテー!!っと顔思うが今回は夢落ちで良かった。
だが、俺はある事に気付いた。
今の俺の状態、裸だって事に・・・。
そしてあたりを見渡したら全裸で寝ているヒサメ達が・・・・。
あぁ~・・・どうしたものか・・・。