カゲチヨ日記   作:yakyo

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カレコレ夏の大運動会

カゲチヨside

 

 

俺達は異宙のとある星の王子が主催する運動会に参加する事になった。

 

オーナーによって、チーム分けを振り分けられた。

 

 

赤チーム

 

 

サトウ「カハハッ!燃えるなぁオイ!」

 

ミキ「えー女子ミキとユキノちゃんだけ~?」

 

チダイ「永遠を誓った同志を二分するとは、運命とは残酷な物だな。」

 

ルイ「でも友情と勝負は別だよ。」

 

ゼクス「修行の成果を試すいい機会だ。」

 

ユキノ「が、頑張りましょう!ゼクスさん!」

 

カゲチヨ「・・・何でかみ・・・じゃなくて小野まで参加してんの?」

 

小野(神谷)「俺が聞きてぇよ。あと先生付けろ。」

 

 

白チーム

 

 

シディ「運動会は初めてだ!!楽しみだな!!」

 

ヒサメ「頑張ろうね!!」

 

ノリコ「うん!賞金3億は譲れない。」

 

アサヲ「こうなったらこのメンバーで新生☆キモ8を結成するしかないなっ!!」

 

カンナ「ヒサメちゃんと共闘して勝つよ!!」

 

ほたみ「ユキノ!友達だからって手加減しないよ!!」

 

マチャソ「しゃしゃしゃしゃ!!(共に戦おう、友よ!!)」

 

スズキ「なんだテメー?」

 

 

いざ開幕!!カレコレ運動会!!

 

 

・・・・帰りたい。

 

 

 

「さぁしけた星の住人共。汗と泥にまみれてワシを楽しませろ。勝ったチームには賞金3億じゃ。」

 

カゲチヨ「3億いらないから帰っていいかな?」

 

小野(神谷)「我慢しろ。俺だって帰りたいんだ。」

 

ゼクス「なんでそんなに消極的なんだ・・・。」

 

 

いやだって、こんな金持ちの暇潰しに利用されるのはちょっと癪に障る。

 

 

オーナー「競技は玉入れ、綱引き、組体操、騎馬戦、リレーの全5種目だ。まずは各チームで、誰がどの種目をやるか決める。」

 

 

こんなに人数居れば一人二人サボっても問題ないな。

 

 

ルイ「これ無理じゃない?向こうはヒサメちゃんとシディが居るんだよ!」

 

チダイ「しかもあのスズキと言う男、侮れぬ。」

 

ゼクス「それにカンナも居るしな。これちゃんと平等に振り分けてるのか?」

 

オーナー「何を言う。そっちにはカゲチヨが居るだろ。」

 

赤チーム「あ~・・・。じゃあ平等だな(ね)(ですね)。」

 

カゲチヨ「「あ~」って納得するんじゃないよ。」

 

サトウ「まぁ。相手が強ぇほど楽しいからなぁ!!俺はこの振り分けに問題ないぜ!!」

 

カゲチヨ「なにお前?サイヤ人なの?身体は闘争を求めてるの?」

 

サトウ「サイヤ・・・なに?」

 

カゲチヨ「いや、何でも。」

 

オーナー「時間押してるんだ。早く決めろ。」

 

 

サトウの掛け声で作戦会議が始まった。

 

どうやら白チームは既に決まったようだ。

 

 

 

第一種目 玉入れ

 

赤チームのゼクスVS白チームのスズキ

 

しかし、ただの玉入れじゃなく、互いに玉一個を持ち、ドラゴンが首賭けてる籠の中に玉を先に入れた方が勝ちと言う物だ。

 

ゼクス~。がんばえ~。

 

スズキがドラゴンの方に高く飛んだが、ゼクスに邪魔され、玉入れとは思えないバトルが繰り広げていた。

 

 

 

カゲチヨ「おいおい。いつから玉入れが(たま)取りになったんだ?」

 

カンナ「ゼクス君とやりあえるなんて、スズキって奴やるねぇ~。」

 

カゲチヨ「あぁ。たまに俺が特訓に付き合ってたからな。」

 

ヒサメ「え、何それ。初耳なんだけど。」

 

カゲチヨ「今言ったからな。」

 

サトウ「ちなみに俺も鍛えてもらったからな!今度強くなった力を見せてやるぜシディ!」

 

シディ「そうなのか。どれくらい強くなったのか楽しみだ。」

 

 

おっと、話しているうちにスズキが隙をついて玉を籠に入れて白チームの勝利となった。

 

 

ゼクス「くっ。油断した。」

 

ユキノ「か、かっこよかったです!ゼクスさん!」

 

 

 

第二種目 綱引き

 

赤チームのサトウVS白チームのシディ

 

サトウ「オイ!オイ!オイ!最高のカードじゃねぇか!!」

 

シディ「サトウが相手か。手ごわそうだな。」

 

 

ルールは1対1、綱の真ん中が足元の赤い線を超えたら勝ち。

 

二人は全力で綱を引っ張り合う。

 

 

カゲチヨ「純粋な力比べならほぼ互角だな。」

 

スズキ「あぁ。サトウも強くなってるはずだが、陽狼も同じくらい強くなってるな。」

 

ヒサメ「いっけーっ!シディー!!」

 

ミキ「シディ君頑張れー!!」

 

カンナ「え!?応援する方違くない!?」

 

ミキ「ミキはイケメンの味方だもん。」

 

ほたみ「必死顔のイケメンの写真集を出せば売れちゃうかも。」

 

ユキノ「ほたみさん。ダメですからね。」

 

 

サトウ「おぉぉぉぉぉぉぉ!!ぜってぇーに勝ぁぁぁぁぁつ!!」

 

 

サトウの気合でシディごと綱を引っ張り上げ、赤チームの勝利となった。

 

 

 

第三種目 組体操

 

赤チームのチダイ、ルイ、ミキVS白チームのアサヲ、マチャソ、ノリコ

 

 

カゲチヨ「ミキ達バランス感覚いいな。」

 

ヒサメ「マチャソ君浮いてるけどアリなの?」

 

オーナー「無しだ。なので白チーム失格。」

 

マチャソ「しゃー!?(何ー!?)」

 

 

特に盛り上がりも無く赤チームの勝ちとなった。

 

 

 

第四種目 騎馬戦

 

赤チームのユキノ、俺、小野(神谷)VSほたみ、カンナ、ヒサメ

 

騎馬って数分でユキノの鉢巻がほたみに取られ、白チームの勝ちとなった。

 

 

赤と白どっちも同点。

最後のリレー勝負となった。

 

リレーの前に

 

お昼休憩になった。

 

シディが弁当たくさん用意してみんなで食べる事になった。

 

カゲチヨ「ヒサメ。サトウ。あんまバクバク食うなよ。」

 

ヒサメ「だってシディのご飯美味しいんだもん!!」

 

サトウ「くぅ~!!うんめぇ~!!」

 

ゼクス「あんなにたくさん食べたら、次のリレーに支障きたさないか?」

 

スズキ「腹下してもこいつらの自業自得だと思うぞ。」

 

 

飯を食ってる途中、話題は勝った時の3億円をどうするか語り合っていた。

 

 

カゲチヨ「3億ねぇ~。」

 

オーナー「どうした?」

 

カゲチヨ「いや、な~んか裏がありそうなんだよねぇ~。」

 

小野(神谷)「流石だな。気付いたか。」

 

カゲチヨ「運動会で勝ったら3億って言うのはちっとばかし話が上手すぎる。もしかして、3億円って言うのは・・・」

 

オーナー「カゲチヨ。そこまでだ。楽しい思いをしてる奴らに水を指すのは野暮だぞ。」

 

カゲチヨ「えぇ~・・・。」

 

 

 

第五種目 リレー

 

 

第1走者

 

赤チームのサトウVS白チームのスズキ

 

第2走者

 

赤チームのルイVS白チームのアサヲ

 

第3走者

 

赤チームのミキVS白チームのノリコ

 

第4走者

 

赤チームゼクスVS白チームのカンナ

 

第5走者

 

赤チームのチダイVS白チームのマチャソ

 

第6走者

 

赤チームのユキノVS白チームのほたみ

 

第7走者

 

赤チームの小野(神谷)VS白チームのシディ

 

アンカー

 

赤チームの俺VS白チームのヒサメ

 

 

っと言う順番になった。

 

 

ヒサメ「カゲ!この勝負、勝たせてもらうからね!」

 

カゲチヨ「いいや、勝つのは俺等だ。」

 

オーナー「お前ら、準備はいいか?それじゃあ行くぞぉ。よーい。」

 

 

パン!

 

 

火薬銃が鳴り響くとともに、第1走者が同時に走り出しスタートした。

 

若干、スズキが優先だが意外にサトウが食らいついている。流石サイヤ人。

スズキが先にアサヲにバトンを渡し、数秒後にサトウがルイにバトンを渡した。

 

しかしまぁ・・・

 

 

小野(神谷)「遅いな。」

 

カゲチヨ「だな。」

 

チダイ「二人共。陰キャに運動能力を求めるのは間違ってるぞ!」

 

マチャソ「きしゃ!しゃしゃしゃしゃ!しゃしゃしゃしゃ!(教師なら生徒の努力を称えんかい!貴様も仲間なら応援せんかい!)」

 

 

はいはいサーセンでした。

 

同時に第3走者のミキとノリコにバトンが渡ったが、ミキの地面に氷が張っており、滑って走りずらくなっていた。

ヒサメの能力だろこれ。

 

 

カゲチヨ「汚い。流石白チーム汚い。」

 

スズキ「俺達はカンケーねぇよ。悪いのは氷電だ。」

 

ヒサメ「私だってやりたくてやったわけじゃないからね!?」

 

 

何とかノリコの後にミキがゼクスにバトンを渡した。渡されたゼクスは猛ダッシュでカンナを追い抜こうとするが、能力で邪魔しようとする。

 

 

カンナ「私の前には行かせないよ~。」

 

ゼクス「くっ!」

 

カゲチヨ「走りながら自由自在に水と炎を同時に使うとはやるな。」

 

スズキ「あの男も走りながら避けて距離を縮めようとしてる。凄いな。」

 

サトウ「いいねぇ!あいつ等ともやりあいてぇーな!!」

 

ほたみ「この3人はバトル馬鹿だねぇ~。」

 

 

マチャソがバトンを受け取り飛んでいったが、チダイが猛ダッシュでマチャソを追い抜き距離を離していった。

 

 

カゲチヨ「あんなに速かったんだ。」

 

サトウ「おぉ!?なんかすげーぞ!」

 

ルイ「チダイが殺し屋モードになったんだよ。」

 

アサヲ「ああなったチダイは相手を殺すまで止まらないんだっ!!」

 

カゲチヨ(そんな設定あったっけ?)

 

 

ユキノにバトン渡ったが、どうやらユキノは走るのが苦手みたいですぐに息を切らしてしまう。マチャソからバトン受け取ったほたみは追い抜く勢いで迫ってきている。

 

 

ゼクス「頑張れ!ユキノ!あともう少しだ!怪我にだけは気を付けるんだ!」

 

スズキ「あいつあんなんだったか?」

 

カンナ「ユキノちゃんに関しては過保護だもんねぇ~。それにこの前間違ってユキノちゃんの~・・・。」

 

ゼクス「それ以上言うな!カンナ!!」

 

スズキ「・・・いつもあんな感じなのか?」

 

カゲチヨ「いつもあんな感じだ。」

 

 

さて、同列になってしまった二人。

もう少しで第7走者だ。

 

同時にシディと小野(神谷)にバトンを渡ったが、シディがバトンを持ち、その場で数を数えだした。

 

 

ヒサメ「うぇ!?何で数えてるの!?シディー!走ってー!!」

 

シディ「駄目だヒサメ!先生がスポーツマンシップと言う物を教えてくれたんだ!!」

 

カゲチヨ「お前が教えられたのはスポーツマンシップじゃなくて大人の汚さだ。」

 

 

小野(神谷)の策でリードしたが、流石シディ。身体能力の高さで距離を縮め、そのまま追い抜いて行き、距離を離した。

 

 

ヒサメ「へっへ~。一時はどうなるかと思ったけどこの勝負私達の勝ちだね!」

 

カゲチヨ「さぁ~?そいつはどうでしょ?良く言うだろ?勝負は最後まで分からないって。」

 

ヒサメ「じゃあ賭けでもする?」

 

カゲチヨ「賭け?」

 

ヒサメ「どっちかが勝ったら相手の言う事を何でも聞くって言うのはどう?」

 

カゲチヨ「ヒサメ・・・。」

 

 

ヒサメの肩をポンッと置いて・・・

 

 

カゲチヨ「女の子が賭け事で「何でも」って言葉使っちゃ駄目だよ?エッチな要求されたらどうするの?」

 

ヒサメ「真顔で何言っちゃってるの!?////」

 

シディ「ヒサメ?どうしたんだ?顔赤いぞ?」

 

ヒサメ「ななな何でもない!!」

 

 

シディからバトンを受け取り、先に走って行ったヒサメ。

 

 

小野(神谷)「悪い。結局追い抜かれた。」

 

カゲチヨ「モーマンタイ。」

 

 

俺は小野(神谷)からバトンを受け取り、片足屈伸をし、腰を軽く低くし、腕を太ももを軽く置いた。所謂ファイズポーズだ。

 

気功、血液、呼吸全てを足に集中。

すると俺の太ももとふくらはぎが膨れ上がり、準備完了。

 

 

ゼクス「カゲチヨの足が膨れ上がってる?」

 

スズキ「能力を足に集中してるのか?」

 

 

このままスタートだ!!

 

 

ヒサメ(あともう少しでゴール!カゲはまだ来てない!私達の勝ち・・・!?。)

 

 

残念ながら、この勝負は俺等の勝ちだ。

 

ヒサメのゴール間近で俺は猛スピードで走り、遠くに居たヒサメを追い抜いてゴールテープを切った。

 

 

カゲチヨ「俺に勝とうなんざ、二万年早いぜ。」

 

ヒサメ「うぅ~・・・悔しいぃ~!!」

 

 

俺がゴールした事により、赤チームの勝利となった。

 

賞金を受け取った俺は中を見ると3億円・・・・ではなく、3千円が入っていた。

 

 

ミキ「はぁ~!?3千円!?」

 

サトウ「嘘だろ!?」

 

ヒサメ「3億円じゃないの!?」

 

カゲチヨ「こんなオチだと思ったよ。」

 

オーナー「カゲチヨは薄々気付いてたと思うが、王子の星の3億円は地球で言うと3千円相当らしくてな。ま、文化の違いって奴だ。」

 

 

「「「「「ふざけるなぁぁぁぁ!!」」」」」

 

カゲチヨ「え~。以上。カレコレ大運動会でした~。」

 

 

後日、俺の奢りで食べ放題で打ち上げする事になった。

 

 

 

 

おまけ

 

カゲチヨ「ところで、何でお前は参加しなかったんだ?」

 

フィーア「オーナーに留守番頼まれましたので。」

 

カゲチヨ「そうか。」

 

フィーア「・・・・」

 

カゲチヨ「・・・・」

 

フィーア「・・・私も参加したかったです。」グスン

 

カゲチヨ「・・・お前も打ち上げに来るか?」

 

フィーア「・・・迷惑でなければ。」

 

 

 

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