α月β日
今回、俺等はだるまが沢山置いてある寺院に俺等を含め100人集まった。
この寺院の僧侶により、「だるまさんがころんだ王決定戦」を開催する事になる。
まるで正月の特番だな。動いたらケツバット喰らうの?どこの笑ってはいけないシリーズだよ。田中ポジは誰だよ。俺がタイキックしてやるよ。
説明によると、だるまさんが転んだをやって、勝った一人に願いを叶えると言う事だ。この寺院の御本尊である「だるま神様」が叶えるそうだ。
億万長者、不老不死、死者蘇生さえも叶えてくれるらしい。
神龍じゃん。このカゲチヨを不老不死にしろー!!・・・あ、もうとっくに不老不死だった。テヘペロ。
俺がそうの脳内でボケてると、ヒサメが俺の傍にやって来て耳元で話しかけてきた。
「何か怪しくない?」
まぁーな。
こんな簡単な事で願いを叶えられるはずはない。上手い話には裏がある。
特にこういう「ゲームに勝ったら願い叶えられる」っというイベントには、絶対にロクな事が起きない。
今まで依頼であっただろ?
そんなクソなゲーム大会。
僧侶は一人の男性を選び、掛け声にわざと動くように言う。
音声から「だるまさんがころんだ」っと聞こえ、男性がわざと動くと、上から特大のだるまが落ちて男性は潰れて死んでしまった。
なるほど、またこういうデスゲームって事ね。
何かと俺等はデスゲームに縁があるな。
それよりあの特大だるま、何処から降ってきたのやら・・・。
僧侶が言うに掛け声の後に動いた場合、死と言うペナルティが発生する。
参加者は慎重を動き、隠された金のだるまを壊さなければいけないらしい。
逃げようとした参加者が特大だるまによって潰される。
棄権もダメらしい。
俺等は結局、金のだるまを壊さなければ助からないようだ。
僧侶を寺院の奥に入り、ゲームが開始された。
特大だるまが落ちる音が聞こえ、何人かが死んでしまったようだ。
ヒサメが一人でも死なないようにできないかと聞くが、無理だろうな。
この状況で普通の人間が耐えられない。
それより、何故俺等が動いてるかどうかが分かるかって話だ。
俺はあたりを見渡して、近くにあった小型のだるまを持ち破壊。
どうやらこの小型だるまの中身はカメラが入ってたようだ。
俺等は手当たり次第カメラを壊し、試しに俺の能力で猫を出すと、特大だるまに潰された。
どうやら小型だるま以外にもカメラが設置しているようだ。
慎重に行動しつつも、金のだるまを手当たり次第探すも見つからずにいた。
端っから金のだるまが無いのか。僧侶を絞めるかっと思ったら、奥に入った僧侶が居ない事に気が付いた。
俺は目をつぶり意識を集中させ、僧侶の気を探知した。
どうやら、この寺院に隠れてるっぽい。
最初の寺院の見取り図とスマホのアプリで見た地図を見比べてみたら、一カ所だけ見取り図には無い部屋がスマホアプリにはあった。
そこに行くと、シディが隠し通路を見つけたようだ。
シディが入ろうとすると、だるまが位置てきたため、俺が身代わりになって潰された。
俺が潰れてる間、2人が先に行き、俺は床を壊し、床下に入り、匍匐前進でシディ達の居るであろう場所に向かった。
何かあった時のための保険行動だ。
聞き耳を立てるに、シディ達が居る部屋には僧侶達と住職が居るようだ。その部屋に金のだるまが沢山あるらしく、正解の金のだるまを探し当てないといけないようだ。間違った金のだるまを壊した場合、特大だるまに潰されるようだ。
ヒサメ達が能力を使おうとすると、特大だるまを落とし阻止。俺等の異宙の能力を持ってることを知り、次同じ事をすれば強制的に落とすらしい。
住職が人を殺していいのかよ。
シディの名案で、正解のだるまを見つけ、壊したようだ。
これでゲームは終わったな・・・っと思ったら、どうやらこの住職。ゲームがクリアになろうが関係なく、2人の上に特大だるまを落とそうとした。
「だるま神様の権現は千年に一度。そんな機会を貴様らになど渡すはずもない。」
だるま神様の召喚には100人の人間の魂の生贄が必要で、自分が不老不死になりたいがために、こんな下らないゲームを開催したようだ。
この住職、とんだクソ爺だ。
不老不死になりたきゃ戦闘力53万になってから出直して来いや。
僧侶たちを騙し、利用価値が無いと言い、特大だるまで僧侶たちを潰し殺した。
これで100人・・・だと勘違いした住職。
そりゃそーだ。なにせ・・・
俺死んでないしな。
俺は地面から飛び出し住職を真っ二つにする。
お前みたいなクズに慈悲はねぇー。
住職が死んで100人目となり、だるま神様が現れ、「このゲームで死んでいった人達を蘇させる事」と「同じ事が起きない様にもう二度と現れない事」をお願いした。
数日後。
実は、僧侶たちの「住職を止めてほしい」という依頼でデスゲームに参加してた俺達。
生き返った僧侶たちは土下座しながら俺等に感謝し、依頼報酬として金のだるまを渡された。
修行の身で金銭を所持していないらしく、この金のだるましかないらしい。
シディとヒサメは苦い顔をしていたため、このだるまは俺の家に置くことにした。
α月β日
何か最近、宝くじに当たったり、リサイクルショップや副業の給料がアップしたりと、何かと金運が上がってるような気がするが気のせいだろうか?
・・・何か怖っ。
α月β日
「陰キャをイケメンに変身させてみた」という動画の出演依頼で一週間イメチェンして周りの反応はどうなるか実験したいんだと。
顔出しNG何だがな〜。依頼されちゃー断れんわ。
押しに弱いな〜俺。
依頼人の行きつけの美容院に連れてかれ、髪をカットされたりワックスぬられたりと望んでないイメチェンされた。
正直、違和感しかない。
俺がイメチェンした所で反応なんて変わらんだろうに・・・。
いつもと違った感じで一週間も過ごさなきゃいけないのか。憂鬱だ。
カレコレ屋に戻ると、大層二人に驚かれた。
似合ってない事は俺が一番分かってるよ。
だからわざわざ俺の顔を避けて笑いを堪えるんじゃねぇーよヒサメ。
笑いたきゃ笑え。
おい、器用にスマホで写真連射で取るんじゃねぇー!
2人には事情を説明してしばらく我慢してくれと言っておいた。
はぁ~・・・明日学校あるんだよなぁ~。そう考えると更に憂鬱だ。
α月β日
一週間が経ち、ソファでぐったりしていた。
や、やっと終わった・・・。
とりあえず一週間学校に行ってみた結果、対して仲良くも無い女子に話し掛けられるわ、アサヲたちには避けられるわ、陽キャグループが俺をグループに入れようとするわ、ロクでもない一週間だった。
髪型変わるだけでこうも手のひら返しになるとは思わなかったよ。
学校内で俺のイメチェンに対応変えなかったのは、ヒサメとミキ達と神谷くらいなもんだ。
次の日。
何時もの髪型に戻すと、散々俺に絡んで来た女子達や陽キャ達は興味を失ったかのように来なくなった。
落ち着く・・・。
こういうのでいいんだよ。こういうので。
おまけ
ヒサメ(かかか、かっこいい~~~~~!!どどどどうしよう!!カゲの顔が見れないよ~~~~!!お、落ち着け!!深呼吸して落ち着くんだ!!と、とりあえず・・・・写真撮ってカンナちゃん達に送って共有しよう。)
パシャシャシャシャシャシャシャシャ
カゲチヨ「背後の敵を顔見ずに狙い撃ちするような写真連射するんじゃないよ。」