カゲチヨ日記   作:yakyo

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教育番組に出演した子供たちの末路

今日、バニラちゃんと言う幼女と一緒に外をふら付いていた。

 

 

バニラ「カゲチヨさん。あそこのアイス食べたいです~。」

 

カゲチヨ「あ、こら!道路から飛び出すな!」

 

 

って言ったそばから、車がやって来た。

世話が焼ける。

 

俺は車の衝突前にバニラちゃんを抱えて反対の歩道に移動した。

 

 

生存フラグ「立ったぞ・・・・ってもう回収したか。」

 

カゲチヨ「あ、痴女。」

 

生存フラグ「誰が痴女じゃ!!」

 

 

蹴りが飛んでくるも、気功張ってるため喰らっても効かん。なんなら蹴った本人が一番足を痛めてるまである。

 

 

カゲチヨ「それより。ちゃんと周り見なきゃだめだろ?」

 

バニラ「ごめんなさい。」

 

カゲチヨ「分かればいい。アイス買って帰るか。生存さんもどうだ?奢るぞ。」

 

生存フラグ「ふん。三段アイス要求する。」

 

カゲチヨ「あいよ。」

 

バニラ「全部食べたいです~。」

 

カゲチヨ「店員さん泣かせない程度にな。」

 

 

 

俺等はアイス買った後、カレコレ屋に戻った。

ヒサメ達が居なくてもお構いなしに、依頼は舞い込んでくる。

 

実際、今回はテレビ局の子供番組のプロデューサから依頼が来た。

「コンコンばぁ」っという番組で、出演してくれる子供が減ってるんだと。

 

さて、子供番組って事は子供が必要だ。

バニラちゃんだけじゃ不安だし演者は男女一人ずつなため、俺は分身で子供体の俺を具現させる。

 

名前はチビのカゲチヨだからチカゲと名付けよう。

 

 

生存フラグ「ほぉ~。そんな事できるのか。」

 

カゲチヨ「あぁ。他にも動物とか具現できる。」

 

生存フラグ「そ、それは猫とかもか!?」

 

 

ズイっと俺の顔を近づけて目をキラキラしていた。

 

 

カゲチヨ「まぁ出来るが・・・顔近い。」

 

生存フラグ「・・・・・・////」

 

 

バニラちゃんとボティスの会話をBGMに、しばらく沈黙。

徐々に顔を真っ赤にした生存さん。

 

 

生存フラグ「・・・・オホン!ま、まぁこの話はまた後程・・・。」

 

カゲチヨ(後程またするんだ。)

 

 

 

 

 

テレビ局にて

 

 

俺等は依頼人のプロデューサと会い、改めて依頼内容の説明の確認をする。

 

 

バニラ「うなぎ~♪」

 

ボティス「誰がうなぎじゃ!!」

 

生存フラグ「おい。天使の品格を落とすような真似をしたら許さぬぞ。」

 

チカゲ(その格好で品格って言われても説得力ないぞ。)

 

 

俺の後ろでそんな会話を繰り広げていた。

 

 

「実は、司会役の子達が急遽休んじゃってさ~。追加でカゲチヨ君とそこのお姉さんもお願いできないかな?」

 

カゲチヨ「あ~。俺は良いですけど・・・生存さんはどうよ?」

 

生存フラグ「なぜワシがそんな事しなきゃならぬ。お断りじゃ。」

 

カゲチヨ「頼むよ。依頼終わった後、大量の猫具現させてやっから。」

 

生存フラグ「し、仕方がないの。やってやらぬことはない。」

 

カゲチヨ(ちょろ。)

 

 

 

 

さて、俺等は番組用の衣装に着替えて、収録に入る。

 

スタジオの真ん中には、クマの着ぐるみのマスコットキャラ「パンパン」が明るい声で番組進行をする。

 

 

パンパン「コンコンばぁっ!はじまるよ~!!」

 

チカゲ「うぃー!」

 

バニラ「白黒・・・ふわふわ・・・。おまんじゅう・・・。」

 

パンパン「今日は新しいお友達、バニたんとチカくんが来てくれたよーっ!それとパンパンと一緒にみんなと遊んでくれるのは~、せーちゃんお姉ちゃんとかーくんお兄ちゃんで~す。」

 

生存フラグ(なんじゃこの格好は・・・っ)

 

カゲチヨ(こんなキラキラ衣装、俺には似合わんな。)

 

 

生存フラグの格好はアイドルとかが着そうなフリフリのスカートに緑色のリボン。緑色のカチューシャ。髪はツインテールに縛ってある。

 

俺は男性アイドルの様な赤い衣装と黒の衣装だった。

 

 

パンパン「じゃあまずは元気にお歌から~!」

 

 

パンダのパンパンと共に歌を歌いながら踊る俺達。

バニラちゃんは歌詞を間違えるもプロデューサはバニラちゃんにメロメロで問題ないそうだ。

 

 

チカゲ「いいんだ・・・。」

 

パンパン「いいのいいの~!番組はPがすべて!Pが黒と言えば白でも黒になるのがこの世界だよーっ。」

 

チカゲ(えぐい事言ってらっしゃるよこのパンダ。)

 

生存フラグ(あの小娘、意外とやるな・・・。)

 

 

 

 

収録は続き、俺と生存さんの人形劇が始まる。

 

 

カゲチヨ「そこに狼さんがやってきました。「ガオー!!」」

 

生存フラグ(な、中々演技がうまいではないか。どこからそんな獣声がだせるのじゃ?)

 

カゲチヨ「おい、次の台詞。」

 

生存フラグ「っ!きゃ、きゃあーこわいよー。」

 

カゲチヨ(棒読み・・・。)

 

チカゲ「バニラちゃん寝てるけどいいのか?」

 

パンパン「このコーナーはほとんどおねーさんしか映らないから!お話を邪魔してくるうるさい子供が居なくてラッキーだよ。カゲチヨ君も余計な事言わないでねー?」

 

チカゲ(圧が凄い・・・。いいのかよマスコットがそんな事言って・・・。)

 

 

人形劇コーナーが終わり、次は生活習慣コーナーになり、分身体の俺と、バニラが椅子に座りテーブルに置いてある料理を食べる事になる。

 

 

パンパン「バニたんとカゲくんは上手にご飯食べられるかな~?難しい時はせーちゃんお姉さんとかーくんお兄さんが手伝ってくれるよ!」

 

生存フラグ「おい貴様ら。わしの手を煩わせるなよ。」

 

カゲチヨ「手伝う気ゼロじゃん。」

 

生存フラグ「ふん。当然じゃ。」

 

カゲチヨ「ドヤ顔すんじゃないよ。」

 

生存フラグ「あだっ!」

 

 

軽く生存さんの頭をチョップする。

 

そんなやり取りしつつ、2人の食事が始まる。

 

バニラちゃんが分身体の料理をじーっと見ていたので、分身体は半分やろうとすると、またパンダが圧をかけてきた。

 

 

パンパン「カーゲく~ん。好き嫌いは駄目だよー!」

 

チカゲ「いや、別に好き嫌いしてるわけじゃ・・・。」

 

パンパン「3徹くらいしてる新人ディレクターがPに怒鳴られながら作ったギリギリの映える料理だよー?人の努力を平気で踏みにじるとロクな大人になれないからね~?」

 

チカゲ「あんたさっきから何なんだよ。いつも子供にこんな圧をかけてんの?ロクな大人になれてないのはどっちだよ。」

 

バニラ「美味しい~。」

 

 

バニラちゃんの方を見ると皿いっぱいの料理をぺろりと平らげた。

 

 

チカゲ「・・・俺の分まで食べてらぁ。まぁいいけど。」

 

生存フラグ「よいのか。」

 

パンパン「バニたんはいっぱい食べて偉いねぇ~。」

 

チカゲ(本当、何なんだ?このパンダ。本当に番組の出演者?)

 

バニラ「・・・お腹空きました~。」

 

 

プロデューサーはディレクターにバニラちゃんのために料理追加を指示。

 

 

カゲチヨ「変な番組。」

 

生存フラグ「っと言うよりスタッフ達が変人しかおらん。」

 

カゲチヨ「それな。」

 

 

 

 

休憩に入り控室に戻る俺等。

 

依頼人のプロデューサーはバニラちゃんにメロメロになりながらも休憩するように言う。

 

何だ?ロリコンか?このロリコンどもめ!

 

 

バニラ「うぅ~・・・はっ!」

 

 

何かをひらめいたようにバニラは自分を抱えてる生存フラグの胸を触る。

 

 

バニラ「プリンが2こ・・・!?」

 

生存フラグ「は、離せ馬鹿者!!」

 

 

胸を揉まれた事でプロデューサーは鼻血を流す。

本当にエッチな出来事で鼻血を流す人初めて見たわ。

 

 

カゲチヨ「おいおい食べちゃダメだからな。グロ描写とか止めてよね。」

 

 

俺はバニラちゃんを生存フラグから引き離し、買ってきた弁当をやった。

この子、ヒサメといい勝負してるよ。

胃袋どうなってるのやら。

 

プロデューサーは鼻にティッシュを突っ込みながらパンダのパンパンが居ないと言い出す。

 

 

チカゲ「あのパンダって子供嫌いかなんかですか?」

 

「う~ん・・・前は休憩時間にも子供達と遊ぶくらい子供好きだったんだけど、最近様子がおかしいんだ。」

 

カゲチヨ「おかしいですか・・・。」

 

「うん。実は最近、視聴者からもクレームきちゃってさ・・・この演者不足も多分それが原因なんだよね。やっぱり変え時かなぁ。」

 

カゲチヨ「・・・・・・。」

 

生存フラグ「・・・ん?」

 

カゲチヨ「どうした?」

 

生存フラグ「フラグが立った。」

 

カゲチヨ「マジか。案内頼めるか?」

 

生存フラグ「ああ。付いて来い。」

 

 

 

生存の後を付いて行くと廊下でスマホをいじって気色の悪い笑いをするパンパンが居た。

 

 

生存フラグ「立ったぞ。」

 

パンパン「・・・は!?」

 

 

俺等に気付いたパンパンはこちらに振り向いた。

 

 

生存フラグ「悪者が計画半ばで狙いを暴露する場合、大抵その計画は失敗に終わる。つまり、この番組には生存フラグが立っておる。」

 

バニラ「ふら・・・?」

 

チカゲ「フラグ。」

 

バニラ「具?」

 

チカゲ「説明しても食べ物の名前出てきそうだから端折る。」

 

ボティス「カゲ男、さっさとコイツを依頼人に突き出して来い。ワシは速く帰りたいんじゃ!」

 

カゲチヨ「そうだな。その意見は俺も賛成だな。」

 

 

すると、パンパンが逃げ出した。

 

 

バニラ「逃げたです!」

 

ボティス「往生際の悪い・・・。」

 

生存フラグ「カゲチヨ!」

 

カゲチヨ「あぁ!」

 

 

俺と生存が同時に走り出しパンパンを蹴りつける。

 

 

カゲチヨ「残念だが、俺達から。」

 

生存フラグ「逃げ切れると思わない事だ。」

 

 

しかし、蹴った時に違和感があった・・・。

 

 

カゲチヨ「着ぐるみじゃない・・・もしかしてパンダ自体生身か?」

 

 

 

 

 

 

 

しばらくして、気絶していたパンパンを名乗るパンダの異宙人が目を覚まし、事情を聞くに、着ぐるみとそっくりなせいでいつどこに居ても子供達のターゲットにされ辛い思いしてきたそうだ。だから本家のパンパンとすり替わり、番組を内側から崩壊させようという魂胆だった。

 

なんていうか・・・。

 

 

ボティス「つまらん理由じゃな。」

 

生存フラグ「同感じゃ。」

 

パンパン「お前らにこの気持ちが分かってたまるか!こうするしか・・・なかったんだ・・・っ!」

 

バニラ「泣いてる・・・お腹空がいてるですか?」

 

パンパン「ちっげーよ!!話聞いてなかったのか!!このクソガ・・・キッ・・・。」

 

 

バニラちゃんの純粋な目に言葉を詰まらせるパンダ。

 

 

生存フラグ「おい、どーするんじゃ?」

 

カゲチヨ「そーだな。あ~・・・じゃあこーするか。」

 

チカゲ「じゃあ、あれを急いで持って来るわ。」

 

「「「「?」」」」

 

 

 

 

 

 

数十分後

 

スタジオに戻り、収録に入る。

 

 

パンパン「そろそろお別れの時間だけど、最後に大事なお知らせだよ!パンパンは今日で卒業する事になりました!パンパンを嫌いになっても、コンコンばぁは嫌いにならないでくださいっ!!」

 

 

AKBの前田敦子かよ。もしくはキンタローか?

 

俺の考えは、このままパンパンを卒業させる。SNSでコメ欄が荒れてるんだ。番組が終わるよりマスコットを卒業させた方が合理的だろう。皮肉にもこのパンダのおかげ?で卒業できることになったしな。プロデューサーも納得してのことだ。

 

 

チカゲ「なんてこった~。」

 

バニラ「寂しいです~!」

 

生存フラグ「安心しろ子供達。」

 

カゲチヨ「新しいお友達が待っているぞ。」

 

 

すると、ボティスに手足が生えた着ぐるみと熊なのか鼠なのか分からない着ぐるみがやって来た。

 

 

「ニョロロだよ~。」

 

「ふもふもっふ!」

 

「この子はボン太君ニョロ~!」

 

「ふももも!」

 

「よろしくニョロ~。」

 

 

 

 

そしてパンパンの卒業とニョロロとボン太君の紹介で収録は終了した。

 

 

 

 

 

 

 

帰りの準備してる所、プロデューサーが控室に入ってきた。

 

 

「いや~今回の依頼引き受けてくれてありがとうね!」

 

カゲチヨ「いえいえ。また何かあればいつでもご依頼してください。」

 

「その時はまた君ら家族に出演してもらうからね!」

 

「「は?」」

 

「ん?カゲチヨ君とそこのおねーさんは夫婦でバニラちゃんとチカゲは子供じゃないのかい?」

 

生存フラグ「ななな、何言っておる!!こ、こんな奴と夫婦なんぞ・・・!!////」

 

カゲチヨ「そうですよ。俺等は家族じゃなくてただの仕事仲間です。こんな美人と俺なんかじゃ釣り合いませんって。」

 

生存フラグ「び、びじっ!?~~~~っ!!/////」

 

 

何故か生存さんが俺に肩パンしてくるんですけど・・・何故だ?

 

 

 

その後、カレコレ屋に戻り、バニラちゃん様に大量の料理を配達してもらい、生存さん様に猫を大量に具現させた。

 

いや~しかし、この間当たった宝くじの使い道とボン太君の処分が出来て良かった良かった。

 

 

さぁ~ってと・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

明日から動画3本分の編集作業だ。ふへへへ・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

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