カゲチヨ日記   作:yakyo

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心の声をきかせてください。ヒサメ、ミキ、ノリコ編。

カゲチヨside

 

 

 

カゲチヨ「あ?陰キャの印象調査して欲しい?」

 

 

なんかアサヲ達が俺にそんな事頼みに来たんだが。

 

何でそんな調査して欲しいんだよ。

 

 

アサヲ「カゲチヨ、知ってるか?俺達はクラスの間で陰キャって言われてるみたいだ。」

 

 

何を今更。陰キャじゃなかったらキモ5なんて一括りされてねぇよ。

 

 

チダイ「無論。その場に居ないと思われていたのか目の前で堂々と言われたからな。」

 

 

それは言ってきた奴の性格が悪い気がする。

 

 

カゲチヨ「まぁ俺達は陽キャのノリはちょっと抵抗あるもんな。陰キャって言われても仕方がないんじゃないの?」

 

ルイ「仕方がなくないよ。このミステリアスな雰囲気が僕たちの持ち味じゃないか。」

 

マチャソ「しゃしゃしゃしゃしゃしゃしゃ!!(光より闇を憧れる年ごろなんじゃい!)」

 

 

その年頃はせいぜい中学生までだよ。

 

世の中には光落ちってのがあるんだ。ゴルディオンハンマー喰らって光になってしまえよ。

 

 

アサヲ「だからこそ、お前に陰キャへの印象を調査を頼みたいんだ!」

 

チダイ「陰キャとは本当に悪なのかと我は問いたい。」

 

ルイ「陰キャって言葉だけだと僕達が女子にどう思われているかいまいち想像つかないね。」

 

 

いや、そんな下らない事で依頼してくるなよ・・・いや、依頼する分にはいいが・・・。

 

 

カゲチヨ「正式な依頼するなら報酬は払ってくれるんだろうな?」

 

アサヲ「そこは友達割引でタダにしてくれよ。」

 

カゲチヨ「じゃあこの依頼は無かったことに。」

 

ルイ「ふ、2日間の購買のお昼の分でどうか!」

 

カゲチヨ「2週間。」

 

チダイ「ぬぅ・・・い、1週間で。」

 

カゲチヨ「はぁ・・・じゃあそれでいいよ。」

 

 

結局、1週間の昼飯代で手を打った。別に金に困ってないし、タダでもよかったんだが、一応カレコレ屋としての依頼だしね。そこはちゃんとしないと。

 

ただ正直この依頼は金積まれても乗り気しないな。

 

何故かって?俺にまで飛び火しそうだからだよ。

 

俺はキング・オブ・陰キャハートだからな!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、アサヲ達の依頼を引き受けた俺は陰キャの印象調査のインタビューをしに行った。

 

 

最初の被害者は・・・・。

 

 

カゲチヨ「っと言う事で、インタビューに答えてもらうけどいいよね!答えは聞いてない!」

 

ヒサメ「結局聞かないんかい!!」

 

ノリコ「陰キャ印象調査かぁ。」

 

ミキ「なんか面白そーだから私はいいよー!」

 

カゲチヨ「助かる。第1被害者として俺の質問に答えてくれ。」

 

ヒサメ「いや、言い方!」

 

カゲチヨ「んじゃまず最初の質問。」

 

 

『陰キャと聞いて何を想像するか?』

 

 

『カゲ/カゲチヨ。』

 

カゲチヨ「名指しかよ。傷付くわ~。」

 

ヒサメ「ご、ごめん。でも私達が知る中でパッと思い付くのはカゲだもん。」

 

ミキ「ヒーちゃんは違う意味で言ったんじゃないのぉ~?」

 

ヒサメ「は、はぁ!?違うからね!?」

 

ミキ「おぉ?何が違うのかな~?」

 

ヒサメ「もうミキ!!」

 

カゲチヨ「次行っていい?」

 

ノリコ「気にせずに質問していいぞ。」

 

 

『陰キャのイメージは?』

 

 

ヒサメ「んー・・・変にネガティブとかかな?」

 

ノリコ「絡みづらいオーラは出てるかな。」

 

ミキ「それはあるかもー。なんか独特の空気感みたいな?」

 

ヒサメ「仲のいい友達と一緒だとすごく明るいけど知らない人と一緒だと急に大人しくなるよね。」

 

ノリコ「アサヲ達はまさにそれだな。」

 

ミキ「あ~なんかそんな感じかも!」

 

カゲチヨ「なんか、その言い方だと他所の家に来た猫のようだな。」

 

『それなぁ~。』

 

 

『陰キャの良い所は?』

 

 

ミキ「行動とか見てて面白いよね~。ギクシャクしてて独特の動きって感じ!」

 

ノリコ「特定の知識が豊富だよな。何かドラゴンとか闇の力とかいう奴。あと話を作るのもうまいと思う。」

 

 

それは厨二病特有のカッコイイ物を取り入れて設定を作るっていうアレだよ。

 

それ褒められても複雑な気がするぞ。

 

 

ヒサメ「んー・・・私の印象だと聞き上手かな。話してる時にこっちの言いたい事をよく察してくれるし。」

 

カゲチヨ「俺から話題を出すのは苦手だからな。基本聞いて頷く事しか出来んよ。」

 

ヒサメ「でも、こっちが質問してくるときは必ず答えてくれるから話しやすくて助かってるよ。」

 

ミキ「へぇ~。」

 

ノリコ「ふ~ん。」

 

カゲチヨ「なんじゃい。その含みのある顔は。かもすぞ。」

 

 

『陰キャのダメな所は?』

 

 

ミキ「ちょっと我が強すぎる所かな~。チャットとかも癖が強いし。」

 

ノリコ「外交的じゃないのも問題だな。こっちから話しかけないとほぼ絡んで来ないし。」

 

ヒサメ「あぁ~。学校だと必要な時以外話しかけてこないことあるよねぇ~。」

 

カゲチヨ「ジト目でこっちを見るんじゃない。」

 

ミキ(学校でも絡みたいんだねぇ~。)

 

ノリコ(本当、カゲチヨの事好きなんだなぁ~。)

 

ヒサメ「あと気を遣い過ぎ!困ってる時はすぐに頼る事!!」

 

カゲチヨ「お、おう・・・。ってなんか俺への説教になってない?」

 

ヒサメ「褒められても照れ隠しで捻くれない!すぐにボケに走らない!」

 

カゲチヨ「おい。ボケと捻くれを無くなったら俺に何が残る!何もないぞ!!」

 

 

アムロの頬を殴ったブライトさんの「殴って何が悪いポーズ」でそう断言した。

 

 

ミキ「それ自分で言っちゃう?」

 

ノリコ「もっとあると思うけど・・・とゆうか何?そのポーズ。」

 

 

『陰キャはモテると思う?』

 

 

ミキ「ほほ~う。カゲチヨもやっぱりそういうこと気になるんだねぇ~。」

 

カゲチヨ「んな訳あるか。アサヲ達が聞きたそうな質問しただけで他意は無い。」

 

ヒサメ「ほんと~?」

 

カゲチヨ「そもそも俺がモテない事は既に分かってる事だからいいんだよ。」

 

ノリコ(少なくともヒサとカンナにモテてるのに無自覚な奴。)

 

カゲチヨ「んで?実際どうなんだよ。」

 

ミキ「まぁ正直難しいんじゃないかな~?人に話し掛けるの苦手でしょ?」

 

 

ふむ、確かに一理あるな。それを乗り越えないとモテるのも夢のまた夢。

 

 

カゲチヨ「自分から行動せずにモテようなんて都合が良すぎるもんな~。」

 

ミキ「それそれ!ラブコメ漫画の主人公すら行動くらいするもんね~。」

 

 

うんうんっと俺とミキは腕を組んで頷く。

 

ニセコイの楽といいToLOVEるのリトと言いヒロインのために動くもんなぁ~。そりゃあモテるわ。

 

 

カゲチヨ「それで言うと内向的だと出会いも少ないか。」

 

ミキ「出会ったとしても話し掛けるまでに壁が多くて付き合うとこまで発展しないと思うなぁ~。」

 

ノリコ「良くて友達までってやつだな。」

 

カゲチヨ「何事にも好感度上げが大事ってね。まぁ嫌われ鬱展開ENDよりかは友達ENDの方がまだマシだな。」

 

ヒサメ「それ基準がギャルゲー過ぎない?」

 

 

『陰キャがモテるにはどうすればいい?』

 

 

カゲチヨ「これは馬鹿なふりして行動して好感度上げろってとこかな?」

 

ヒサメ「いや、そーだけど言い方。」

 

ミキ「まぁそれだけじゃなく無難なのはイメチェンかな?」

 

ノリコ「この前、カゲチヨがイメチェンした時女子達からチヤホヤされてたもんな。」

 

カゲチヨ「普段キモい言うくせに手のひら返しが酷くて俺的には気疲れしたけどな。やっぱ仲良くするならお前らみたいに態度変わらない奴らとつるみたいな。精神的に助かる。」

 

ミキ「お!いい事言うじゃん!」

 

ノリコ「でも、何で一週間して止めたんだ?似合ってたのに。」

 

カゲチヨ「アレは依頼だったから渋々やっただけだ。正直、これを毎日するの面倒だし、セットする時間あったら修行なり副業なりで時間を使いたい。」

 

ノリコ「そーいう所じゃないか?苦手な事があったらすぐに諦めるのは悪い所だぞ。」

 

 

否定はできないな。

 

 

ヒサメ「か、カゲは今のままでいいよ!変にイメチェンして勘違いしたらどうするの!?」

 

カゲチヨ「ひっでーなぁ~。女子が俺に近づいてきたくらいで勘違いするかよ。むしろ裏があるんじゃないかと警戒するわ。」

 

 

そう答えるも、ヒサメは俺の頬を引っ張ってきた。何故だ!?

 

 

ミキ(勘違いするのは女子達がって意味なんだけどな~。)

 

ノリコ(自分の事になると鈍感になるんだな。)

 

 

まぁ結果はモテる努力しろってこったな。

 

 

『陰キャを直した方が良い?』

 

 

ヒサメ「んー・・・それは人それぞれじゃないかな?」

 

ノリコ「分かりやすく明るい印象だと陽キャ。暗い印象だと陰キャって言われるけどそれってただのレッテルだしな。」

 

ミキ「性格なんてそれぞれ違って当たり前だしね~。」

 

 

そーいやぁ、みんな違ってみんないいっていう言葉があったな。

 

まさにそれかな?

 

 

カゲチヨ「その言葉でこれを聞いてるアサヲ達も泣いて喜んでるだろうぜ。」

 

ヒサメ「そんな大げさだな~。結局、自分がどうなりたいかが一番大切じゃないかな?」

 

ミキ「モテたいならオシャレしたりトークスキルを勉強すればいいしね。」

 

ノリコ「明るくなりたいなら笑顔を意識してみたり気持ち大きな声で話すようにすればいいしな。」

 

ヒサメ「無理して周りのイメージに合わせるより、出来る範囲で長所を磨いたり、短所を改善する方が私は良いと思うな。」

 

 

真剣に質問に答えてくれる3人には感謝だな。

 

いい言葉を貰ったよ。

 

 

カゲチヨ「んじゃ、これにて質問終了だ。協力ありがとな。」

 

ミキ「じゃあ取材料はカゲチヨの奢りでファミレスね!」

 

ヒサメ「ちょっとミキ。」

 

ノリコ「流石にそれは・・・。」

 

カゲチヨ「他にも取材に行くからお前らだけで行ってこい。3万で足りるか?」

 

ヒサメ「多すぎだよ!!」

 

 

財布出して三枚の諭吉さんを出そうとしたらヒサメに止められた。

 

さて、次は誰に取材しに行こうかな。

 

次回をお楽しみに!

 

 

 

 

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