カゲチヨside
さて、俺は現在オーナーが居るリサイクルショップに来ていた。
そこにはオーナーはもちろん従業員のフィーア、そして店の手伝いをしていたシディが居た。
シディ「カゲチヨか。お帰りだ。」
オーナー「暇なら手伝え。」
カゲチヨ「今日も一段と荷物が多いな。なんか毎週増えてない?」
オーナー「それほど売れてるからな。毎日品を仕入れ作業さ。」
フィーア「時々変な物が売れたりしますけどね。」
カゲチヨ「媚薬とか売ってそうだもんな~。飲んだら感度3000倍になりそう。」
オーナー「そんなもの置くか。」
でも惚れ薬とかモテ薬とか置いてあるじゃん。
他にも犬になる薬とか変なもの置いてあるじゃん。
カゲチヨ「手伝うのはいいけどさ、俺今「陰キャの印象調査」をしてんの。3人ともインタビューに協力してくんない?」
シディ「印象調査?よくわからんが協力ならするぞ!」
フィーア「まぁ仕事しながらでも出来そうなので別に構いませんよ。」
オーナー「支障きたさなければ一向に構わん。」
カゲチヨ「いや~3人の優しさに涙ちょちょぎれそうだ。」
オーナー「嘘付け。」
『陰キャと聞いて何を想像するか?』
『カゲチヨだな/ですね。』
カゲチヨ「お前らもかい。」
俺ってそんなに陰キャの印象強いのか?。
陰キャと書いてカゲチヨなのか?やっべ、泣きたくなってきた。
シディ「すまん。陰キャと聞いて一番に思い付いいたのはカゲチヨだったんだ。」
オーナー「昔は酷すぎるほど陰キャ陰キャしててウザかったな。」
カゲチヨ「うわぁ~お。本人の前で言えちゃう所尊敬するわ~。」
フィーア「私はカゲチヨが常に自分は陰キャだと言いますので。」
カゲチヨ「言ったっけ?」
フィーア「言いました。」
『陰キャのイメージは?』
シディ「ウム、大人しいと言うイメージだな。」
オーナー「暗い、ウザい、キモい。」
カゲチヨ「ぶっこむなぁ~。過去に陰キャに何かされたん?」
オーナー「影で私の事をヤリ〇ンって言いやがった。」
カゲチヨ「それはウザいキモいって言われても仕方がないわ。」
フィーア「私はオタクですね。」
カゲチヨ「ほー。それは何で?」
フィーア「いつも店に来てどもりながら話し掛けて来た人が何かのアニメグッズを持っていたので。」
オーナー「そいつ勝手に写真撮ろうとしたから追い出した。しかも、汗ばんだ手で商品をベタベタ触りやがって・・・賠償を請求してやろうか・・・。」
カゲチヨ「オーナー。顔顔。」
『陰キャのいい所は?』
シディ「俺はカゲチヨの事しか知らんが、優しい所がいい部分だと思うぞ。いつも助けてくれるからな。」
オーナー「こいつが陰キャの分類に入るのはいささか疑問に思うがな。」
カゲチヨ「失敬な!俺は身も心も陰キャに汚染されてるんだぞ!」
オーナー「汚染されちゃ駄目だろ。」
フィーア「私は心が強い所でしょうか。」
カゲチヨ「まぁ悪口言われても挫けない鋼の精神を持ってるからな。」
オーナー「私は煽てれば商品買ってくれる所だな。」
カゲチヨ「それいい所なん?」
『陰キャのダメな所は?』
オーナー「暗い。あと単純に好きじゃない。」
カゲチヨ「オブラートに包むどころか突き抜けちゃった。」
オーナー「おどおどしてたりどもったりしてイライラするんだよ。」
フィーア「でも、カゲチヨと話してる時は少し嬉し・・・・ぐおぉぉぉぉ。」
話の途中でオーナーがフィーアにヘッドロックをかける。
カゲチヨ「何が言いたかったんだ?」
オーナー「何でもない!」
怒られてしまった。
シディ「・・・・。」
カゲチヨ「どーしたシディ?そんな困った顔をして。」
シディ「いや、ダメな所を考えてみたが全然思いつかなくてな。」
カゲチヨ「そんなに悩むほど思いつかないのか?じゃあ俺を想像して直してほしい所を言ってみ。」
シディ「・・・・あまり無茶な事はしないでくれ。」
カゲチヨ「あ、いや・・・うん。そーいう事じゃないけど・・・善処はする。」
『陰キャはモテると思う?』
オーナー「無理」
フィーア「即答ですね。相当陰キャが嫌いなんですね。」
オーナー「嫌いじゃない。好きじゃないだ。」
カゲチヨ「どっちも一緒だろーがよ。」
シディ「カゲチヨは「もてる」と思うぞ。この前掃除する時、冷蔵庫を余裕で持ってたからな。」
カゲチヨ「「もてる」意味ちゃう。」
フィーア「シディ程ではありませんが色んな女性が周りに居ますよね。」
そう言い、俺の頬を引っ張り出した。遂にフィーアまでもがヒサメに影響されてしまった。
『陰キャがモテるにはどうすればいい?』
オーナー「なんだ?惚れ薬が欲しいならやるぞ?いつも手伝ってもらってるからな。」
カゲチヨ「いらん。そんなセコ技使ってまでモテようとしたくないわ。・・・いやそもそもモテたくないわ。」
オーナー「どの口が言うのやら。」
シディ「俺は今のままでいいと思うぞ。」
いや、今のままだからモテないんだと思うが・・・。
フィーア「強くなればいいと思います。不良に絡まれた人を助ければ吊り橋効果で行けるとテレビで言ってました。」
カゲチヨ「それ本当かな~。」
フィーア「それでブ男の男性が彼女出来ましたって言ってました。」
オーナー「テレビは基本ヤラせが多いからあまり信用するなよ。」
フィーア「じゃあニュースでやってた芸能人の不倫騒動もヤラせなのですか!!」
シディ「そーなのか!!」
カゲチヨ「いや、それは本当の事だろ。」
『陰キャを直した方がいいか。』
シディ「カゲチヨにはカゲチヨのいい部分がある。俺は陰キャのままでいいと思うぞ。」
オーナー「正直、変わろうが変わらなかろうがどうでもいいがな。」
フィーア「私も必要性が無ければそのままでいいと思います。」
カゲチヨ「あら意外。シディとフィーアはともかくオーナーはもっと辛辣に言ってくるかと思った。」
オーナー「陰キャがどうなろうが私には関係無いからな。世の中には陰キャでも好きでいてくれる奴は探せばいるだろ。」
カゲチヨ「オーナーって何だかんだ優しいよな~。」
オーナー「う、うるさい!!///」
フィーア「・・・・・・。」ムスッ
シディ「む?頬を膨らませてどうしたんだ?」
フィーア「何でもありません。」
シディ「?」
質問はこれにて終了。店の手伝いも終わった所だし、次の被害者探しに行こうかな。