カゲチヨ日記   作:yakyo

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α月β日

 

珍しくフィーアがカレコレ屋に来て依頼しに来た。

内容は働き詰めで体が鈍ってるので

戦闘特訓に付き合ってほしいって事。

 

うん、シディ。ヒサメ。

君達に任せた。

 

え?俺が良いって?

可愛い子に選ばれるのは嬉しいが俺じゃあ力不足だ。

 

って言ったら室内なのに構わず俺に戦闘しかけて来る。

おいこら。了承もしてないどころか室内で暴れるな!

 

仕方がないのでカレコレ屋を出てなるべく被害出ないように

回避しながら移動した。

 

カレコレ屋出てから、何時間経ったが分からんが

結構やりあったと思う。

 

お互いボロボロ状態。

チクショーこっちはあれから更に特訓して強くなったと思ったのに。

 

「何か隠してますね?新技あるなら出してもいいですよ。」と挑発する。

上等だこのアマ、その挑発に乗ってやるよ。

 

俺の新技(パクリ技)を出そうとしたら

ヒサメに氷漬けにされて。

フィーアと二人仲良く正座して

ヒサメに説教される事になった。

 

フィーアにとっては初めての正座で足がしびれたらしい。

ざまぁ。

 

あ、こらシディ。

俺の足を触るんじゃねぇ!!

 

 

α月β日

 

俺はカレコレ屋にてずっとゲームをしている。

ヒサメからは「何時間ゲームしてるの!!」っという

オカンの如く叱られる。

 

ワリィが今回は放っといてくれ。

もう少しでクリアできるんだって言ったら呆れて

シディの手伝いに行った。

 

よっしゃ!ゲームクリア!

っと思ったら俺の身体がゲーム画面に吸い込まれた。

 

吸い込まれた後。

周りを見ると複数の人がボロボロで倒れていた。

 

先に進むと、一人の高校生が立っていた。

俺が探してた人物だった。

 

実は俺が何時間もゲームしてたのには理由があったのだ。

 

目に前に居るそいつの母親からの依頼で探してたのだ。

息子が居なくなったので探してほしいって事だった。

 

部屋には俺がカレコレ屋でやってたゲーム機が

電源付けたまま置いてあったらしい。

 

色々調べた結果、同じように消えた人達が大勢いて

部屋にはゲーム機が置いてあったとの事だ。

 

俺はこのゲーム機に何かあるんじゃないかと推測し

クリアまでゲームしてた。

中々難しい難易度で歯ごたえがあったが

何とかクリアした結果がこれである。

 

そして俺の目の前には、武器を持って怯えてる依頼人の息子と

6本腕に武器を持った異宙人が立っていた。

 

依頼人の息子に切りかかる所に俺が割って入る。

 

この異宙人の目的はゲームをクリアした100人のゲーマー達に勝ち。

トロフィー獲得して、最強の力を手に入れ

現実世界に帰り自由に暴れるという目的らしい。

丁度俺で100人目。俺を倒せば目的達成だとほざいてる。

 

簡単に俺を攻略できると思うなよ。

逆に俺がお前を攻略してやる。

 

ノーコンティニューでクリアしてやるぜ!!

 

 

 

 

まぁ結果は俺の完全勝利。

奴の腕を切り落とし、空中連続キックを食らわせ

血の能力を腕に纏った真っ赤な拳で思いっきり奴の腹に

一発重い物を喰らわせた。

 

異宙人が負けた事で空間事破壊され

俺や依頼人の息子や異宙人にやられた被害者たちが

現実世界に戻った。

 

カレコレ屋内には複数の重傷者が居て

ヒサメとシディが混乱していたから、とりあえず

救急車を呼ぶように言った。

これで依頼完了。

 

あぁ~。また二人に詳細の説明しなくちゃいけないのか。

 

しんど~。

 

 

α月β日

 

今日、ヒサメとシディが遊園地に行くらしい。

俺の事も誘うのはありがたいが修行疲れと称して断る。

「ゴロゴロしたいだけだろ」とヒサメにバッサリと言われる。

なぜ分かった!?貴様、心読めるな!?

 

二人が出かけて数分、依頼人が来た。

なんでいつもいつも俺が一人の時に依頼が来るのかなぁ~。

 

依頼内容は依頼人の買い物の手伝いをしてくれとの事だ。

買い物くらい自分で勝手にやってくれよ。

 

依頼人はパンフレットを俺に見せた。

内容は「過去の自分にメールで月収一千万」

というキャッチコピーで載ってるページだった。

異宙から見つけた過去にメールが送れるスマホらしい。

 

過去にメール送る事で現在を変えるだとか。

何だ?その胡散臭い商品は?

 

パンフレットに載ってる男性はそのスマホを手に入れて

大成功を収めたと言う。

 

依頼人はその男性に会って話したいって事らしい。

だが詐欺とかだと怖いから付いて来てほしいと言う。

 

怖いなら行くなよ。

 

詐欺だと言うが、依頼人は変えたい過去があるとの事だ。

何でも大学時代の自分にメールを送りたいんだと。

 

更に追及していくと、ずっと真面目に言われるがまま

言われた事を守って生きてきたらしい。

勉強していい大学行って、いい会社に入って

それが人生の正解だと言う。

 

低リスクで安定している人生こそ幸せな人生・・・

だと思ったのに、世の中で本当に活動してる人達は

リスクある挑戦して羨ましかったらしい。

 

自分だって本当はリスキーな事挑戦したい

だから自分にメールを送ってチャレンジする人生に変えたい

っと言いだす。

 

正直に言おう

知・る・か!!

 

わざわざそんな怪しいものに頼らずに今からチャレンジしろよ!!

30代だろうが何だろうがチャレンジするヤツはチャレンジするんだよ!!

 

はぁここで説得しても意味無いと思って

その男と会って話し合おうと思って出掛けた。

 

喫茶店にて

俺と依頼人は横並びに座りパンフレットに載ってた男が来て

俺等の正面に座った。

 

男の「俺の人生変わった」という説明を聞いてた俺達。

疑う依頼人、そこを指摘しリスクを考えて行動しない、

それじゃ変わらない。と力説する男。

 

なんだ、良い事言うじゃないの。

 

男は人生変えた事で50万のブランドのコートを自慢し

依頼人は前のめりに話を聞いてた。

 

俺は、何のためらいなく

50万するブランドのコートにコーヒーをぶっかけた。

 

当然怒る男に過去にメールを送って回避すればいいじゃないか?

と提案してみる。

 

俺の発言に男は動揺した。

帰ったらメールすると言うが、今しろよと脅してみた。

問題なければ今すぐにでもできるはずだろ?

 

しかし男はメールせずに帰って行った。

依頼人は今ので嘘っぽいと思ったらしい。

 

男が置いてった、さっき拾ったと言うスマホを

依頼人に、試しに過去の自分に送ってみろと言って渡した。

 

文章を打ち込み、送信したが何も起こらず。

結局嘘だって事が分かった。

 

百歩譲って本当に過去にメール送った事で変わらないと思うな。

依頼人は人に言われた通りに真面目にやってきた性格だ。

そんな未来からメール一本送られてきたとて信用せず

迷惑メールとしてゴミ箱行きにするだろう。

 

それに、チャレンジは年齢関係なく何時でもできる。

後は、テメェの行動次第って奴だな。

 

誰だって変えたい過去はある。

俺だってある。

でも、そんな過去があるからこそ今がある。

 

まぁ後悔のない人生を送れることを祈るよ。

 

 

 

 

 

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