カゲチヨside
5ヵ所の結界のある場所の1ヵ所に俺とゲンレイは向かった。
当たりは荒野で目の前にはバルボア軍が大勢待機していた。
崖の上にはバルボアと真っ赤な鳥型の異宙人とモヒカン野郎が立っていた。
カゲチヨ「おいおい。ハロウィンはまだまだ先だぜ。」
ゲンレイ「あれが今の流行りのファッションか。最近の流行りは分からないな。」
カゲチヨ「同感。」
俺達に気付いたのか、バルボア軍が一斉に突撃してきた。
ゲンレイ「こんな歓迎してくれるとは。私達はモテモテな。」
カゲチヨ「さては俺達のチャンネルのファンか?いや~有名人は辛いぜ。俺は裏方だけど。」
お互い、拳に気功を集め
「「握手変わりだ!!」」
正拳突きをし、気功の波動で軍の大半を吹き飛ばした。
『ぐぁああああああああああああああああ!!!!』
おっと、嬉しくてつい力はいっちゃったぜ。
「派手にやってるな!」
背後からペガサスに乗ったアサヲがエルフの軍を大勢連れてやって来た。
カゲチヨ「おせーよ。先におっぱじめちまったよ。」
アサヲ「いいじゃねーか。間に合ったんだし。さぁ!祭りでの借りを返せ!!」
アサヲの指揮でエルフ軍達は雄叫びをあげてバルボア軍と交戦し始めた。
ゲンレイ「さてと。本命叩く前にウォーミングアップと行こうか。弟子よ。」
カゲチヨ「じゃあどっちが多く敵を仕留められるか競争しようじゃないか。師匠よ。」
ゲンレイ「じゃあ勝ったらお願いを何でも聞くでどうだ?」
カゲチヨ「乗った!!」
俺達は目の前の敵を倒して倒して倒しまくった。
アサヲ「あいつらが味方でよかったよ。」
チダイ「このままだと、我らの出番が無くなってしまうぞ。」
ゼクス「やっと着いた。って、思ったより苦戦してないな。」
ルイ「もうあの2人だけでいいんじゃないかな?」
マチャソ「きしゃしゃしゃしゃしゃ!!
(ええい、我らの活躍の場を奪うんじゃない!!)」
おらおら、お前ら!!
そこで突っ立てたら敵さん全員俺のスコアになっちゃうよ~!!
◇◇◇◇◇
自分の軍が押されていることに驚愕する赤い鳥型の異宙人。
高みから様子を見ていたバルボアは面白く無なそうな表情をする。
「ありえない。我が軍は強者揃いなはずなのに、たった2人だけでここまで押されるとは。」
バルボア「エルフ、シートゥー一家、インキュバス、そして異宙の7大災害のマチャソ。」
「なぜ彼らがこんな・・・。まさかあの男が呼んだと言うのかっ。」
バルボア「マスデス。あの男はお前が始末したんじゃなかったのか?」
マスデス「はい。心臓を潰しましたが、まさかまだ生きていたとは・・・。
(それに、前戦った時より強くなっている。)」
バルボア「あの女もすごく強い。しかし・・・あの女、何処かで見た事あるような・・・。」
「ま、まさか。あの女は異宙最強の気功術伝承者ゲンレイか!」
バルボア「ゲンレイ?」
「資料でしか見た事ありませんが、見た目は人間だが列記とした異宙人「レイキ族」。歳を取らず寿命を持たない。文武に長けた一族。特に気功という物を使える実力者はわずか数名、その一人がゲンレイ。」
バルボア「その強い奴が、なぜわざわざここに?」
マスデス「おそらくあの男に関係してるのでしょう。」
「いったい何者なんだあの男は!どんな手を使ってこんな強者達を・・・・。」
ゼクス「バルボアぁあああああああ!!」
カゲチヨ達が軍を相手にしてる中、ゼクスはバルボアに向かって狼型の衝撃波を放った。
しかしバルボアの能力によって消滅させられ、蹴られてしまい、崖から落下させられる。
ゼクス「ぐっ!」
バルボア「また君か。君じゃあ何度挑戦しても僕には勝てないよ?」
ゼクス「それがどうした。」
立って、バルボアを睨みながら上を見上げた。
ゼクス「何と言われようとも、僕は貴様を倒すまで諦めない!!」
バルボア「あっそ。じゃあ勝手にしなよ。次は死ぬけどね。」
そのままバルボアとマスデスは奥へと引っ込んだ。
アサヲ「カゲチヨ!ゼクス!ここは俺達が引き受ける!だからお前はバルボア達を追え!」
カゲチヨ「大丈夫か?」
アサヲ「お前が暴れたおかげで戦況はこっちが有利だ。この調子なら俺らで十分。」
カゲチヨ「・・・・わかった。」
ゼクス「すまない。死ぬなよ。」
アサヲ「あぁ!」
カゲチヨ、ゼクス、ゲンレイはバルボア達を追ったが
「あの方の元へは行かせない。」
目の前に赤い鳥型の異宙人が待ち構えていた。
「先を生きたくば私を倒してからに 」
「「「邪魔!!」」」
「ぐぼぁ!!」
3人の蹴りをくらい、完全にノックアウトしてしまった。
なんともあっけない。
本編では強者なはずなのに、この小説の中では雑魚扱いになってしまった。
気にせずに、3人はバルボア達を追いかける。
目の前にバルボア軍の隊長格が11人待機していたが
ゼクス「そこをどけ!」
ゲンレイ「急いでるんでな。突破させてもらうぞ。」
カゲチヨ「ちょっと通りますよ。/ ´_ゝ`)」
そんなもの関係なく目の前の敵を薙ぎ払った。
◇◇◇◇◇
カゲチヨ達が隊長格を薙ぎ払って突破した数分後。
「あれ?」
「うわぁ~・・・・。」
「皆さん倒れてますね。」
トッププレデターのアロハの上に学ランを着たい、耳の尖ったい厳つい男「アインス(朔太郎)」。
ピンク色の髪とひらひらのゴスロリ衣装を着た妖精の羽が生えた女「ノイン(文子)」。
左目の隠れた緑のショートヘアで、他2人とは違い動きやすそうな格好をした獣耳は生やした女「ツェーン(律)」が、今の現状を見て呆然としていた。
朔太郎「祭りの汚名挽回するために来たってーのに、とっくに終わってんじゃねぇーか。」
文子「汚名を挽回してどーすんのよ。返上しろよ。」
律「しかし、終わったのであればする事は特にないのでは?」
文子「まぁ終わっちゃったものは仕方が無いよねぇ~。」
朔太郎「あ?じゃあどーすんだよ。」
律「する事ないので帰って筋トレでもしてます。」
朔太郎「しょーがねぇ。ショウタの所に遊びに行くか。あいつの母ちゃんのアップルパイ美味いんだよなぁ~。」
文子「私は新しいお洋服でも買いに行こー。」
3人はカゲチヨ達と会わず、別々に帰っていった。
◇◇◇◇◇
カゲチヨside
俺達はとんでもないものを見てしまった。
走ってバルボアが居るであろうテントに辿り着いた。
そこまでは良かった。良かったんだ。
テントの布をめくったら
「んっ・・・。」
バルボアと異宙人の女がキスをしていた。
もう一度言おうキスをしていたのだ。
「「「・・・・・・。」」」
そりゃあ呆然としてしまうだろ。
こんな戦時中に女と乳繰り合ってるんだぜ?
呆れて物も言えねぇーよ。
そしてモヒカン野郎。お前も何平然と後ろで突っ立ってんだよ。
何?こいつの行動は日常茶飯事なの?
引くわぁー。
バルボア「へぇ。ここまで来たのかい。随分と早かったね。」
カゲチヨ「よく平然と話し掛けれるなおい。」
ゲンレイ「呆れるな。」
ゼクス「女と遊んでるとは随分と余裕だな。」
バルボア「あのさぁ。君達、人の情事を邪魔するなんて野暮じゃないかい?」
カゲチヨ「うるせー。そんなに女と乳繰り合いたかったら自宅かホテルでもヤっとけ。」
バルボア「分かってないなぁ~。僕は余裕があるからいつでも女性を抱けるんだよ。」
俺に負けそうだった奴が何を言う。
そう思ったら、バルボアの手が俺らにかざし光の衝撃波を放った。
だが残念。
俺とゲンレイは気功のバリアを張っているし、ゼクスも両手だが無傷で衝撃を防いだ。
まぁその衝撃波のせいでテントは吹き飛ばされたけどな。
◇◇◇◇◇
バルボア「そこの2人はともかく君にまで防がれるとは、意外だな。」
ゼクス「貴様の相手はこの僕がする!」
ゼクスはケルベロスと天狗の能力を駆使して、バルボアへと攻撃を仕掛ける。
バルボア(驚いた。前より動きが良くなってる・・・・。だが・・・・。)
手の平に模様を移動させ、ゼクスの腕に触ろうと
バルボア「ぐっ!!」
したが、バルボアの二の腕を蹴り上げ、模様を触れられるのを回避。
ゼクス(今だ!!)
隙が出来た所でバルボアの身体に連撃を繰り出し、狼の波動で吹き飛ばした。
バルボア「ぐはっ!!」
ゼクス「はぁ、はぁ。」
バルボア「まさか、君にここまでやられるとは・・・面白い。なら僕も、本気で行かせてもらおうかな?」
バルボアの雰囲気が一転し、緊張感が走り冷や汗を流す。
◇◇◇◇◇
カゲチヨside
ゼクスがバルボアと交戦してる中、俺らはというと
マスデス「さぁ。貴様らの相手はこの私だ。2人まとめてかかってくるがいい。」
カゲチヨ「2人だぁ?悪いけどこの人は保険だ。あんたの相手は俺がやる。前回のリベンジマッチだ。」
マスデス「ほぉ。私に無様に負けてもなおわざわざ死にに来るとは、やはり人間とは愚かだな。」
カゲチヨ「自分を神様気取りの奴よりかはマシだと思うがな。」
マスデス「どうやら貴様は死にたいらしいな。」
カゲチヨ「やってみろよ。殺せるもんならな。」
例え死んでも、悪霊となってテメェーの魂だけでも引きずり出してやるよ。
カゲチヨ「こんなとこに付いて来てもらって悪いけどそー言う事になったから。」
ゲンレイ「構わん。好きなだけ暴れるがいいさ。だが条件として・・・・勝て。」
カゲチヨ「あぁ。」
さぁ、リベンジマッチと行こうか。
モヒカン野郎!!