カゲチヨ日記   作:yakyo

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今回は解釈違いだったり、話がかみ合ってないとか論点がずれてる部分があると思われますので、ご了承ください。


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α月β日

 

今日もカレコレ屋にて、男性が依頼にやって来た。

依頼内容は、俺達に結婚式に友人というていでのサクラとして参加して欲しいってこと。

 

嫁さんは異宙で貴族らしい。逆玉である。

 

参加するに注意点があり式が絶対に笑ってはいけないとのこと。

新婦側の種族は結婚式で笑うと葬式でカラオケするくらい失礼らしい。

笑ったらぶっ飛ばされるそうだ。

 

なんじゃそら。ぶっ飛ばされるって何?

ケツ叩かれるの?タイキックされるの?ビンタされるの?

 

 

α月β日

 

んで結婚式会場にサクラとして参加した俺達カレコレ屋。

会場を見渡すとサクラが必要ないくらい大勢参加者がいた。

 

新郎新婦入場で二人がドアから出てきた・・・・

 

ローラーシューズで。

うわー靴の裏にタイヤ付きの奴懐かしー

同級生の女子とか履いてたな~。

結局取り外して履いてたけど。

 

俺の隣で笑い出した男がぶっ飛ばされた。

言葉通りガチで棍棒で飛ばされた。

 

ヒサメとシディは引いていた。

目の前で笑っただけでぶっ飛ばされるんだもの、そりゃあ引くわ。

 

新婦側のスピーチ。翻訳の人は緊張してるのかガチガチに震えている。

新婦の親が涙を流しながら話してるが何言ってるかわからん。

 

翻訳の人よちゃっちゃと翻訳してくれ。

じゃないと泣けばいいのか分からないから。

 

俺の思いは届かないどころか、全然翻訳出来てなかった。

え?じゃあ何で翻訳役引き受けたの?

NOと言えなかった人間なの?

 

ヒサメとシディは笑いをこらえてるのか、プルプルしてる。

まるで生まれたての小鹿だぜ。

 

俺?笑える訳ねぇだろ。困惑とツッコミどころしかねぇよ。

 

新郎はこっちを見て申し訳なさそうにしてる。

こいつ経費削減のためにそこら辺の奴連れてきやがった。

マジで笑ってはいけない結婚式になってるじゃねぇか。

誰かあの新郎にタイキックしてこいよ。

 

翻訳の人は諦めたのか、アドリブで思い付きなのか実話なのか話し出した。

ヒサメが限界に近かった。

頑張れー、耐えるんだヒサメ。

 

くっそ下らない話をして、つい軽く笑ってしまった翻訳の人がぶっ飛ばされた。

 

誓いのキスの時、男性型の異宙がやって来た。

あれだ、俗に言う「ちょっと待ったー!!」って奴だわ。

 

新婦と男が言い争う。新郎は置き去り状態。

胃に穴空くんじゃね?もしくは毛抜けるんじゃね?この新郎。

まだお若いのにご愁傷さま。

 

んで、新婦に平手ビンタされた男。多分フラれたんだろう。

言語が分からんから憶測でしか出来ないけど。

しかも何か男はやり切った顔しよる。Mなの?

 

新婦はそのまま新郎にキス。もう訳わからん。

早く帰りてぇ~。帰って耳かき動画見て~。

 

結婚式は終わり俺達は帰宅した。

ヒサメは疲れたのかやつれてしまってる。可愛い顔が台無しだぞ~。

 

シディはウェディングケーキを二人で切るケーキ入刀で笑いそうだったらしい。

どこでツボってんだよお前は。

 

 

α月β日

 

今日もカレコレ屋にて依頼人の会社員の男性がやって来た。

男性が語るには、会社に居る美人で学歴よく仕事が出来る女性先輩が居て

完璧主義でプライドが高いが自分にすごく積極的に指導してくれる

尊敬できる人だそうだ。

 

そんな先輩に食事に誘われて告白されたそうだ。

依頼人は告白を断ったせいで、他の社員から軽蔑するような目で

見られるようになったとの事。

 

その先輩は周囲の前でありまないことを言いふらし、

悲劇のヒロインぶってるそうだ。

 

社内では無視は当然、グループトークでプライベート暴露

プレゼンでは粗探し、いじめはエスカレートしてるとの事。

 

女先輩は依頼人に「一生後悔させてあげる」と言ったらしい。

 

依頼内容は自分をいじめる社員たちを何とかしてほしいっとの事だ。

 

「何とか」って曖昧な言葉使いやがって。

 

本当は復讐してくれと言いたいんだろ?

顔に書いてるぞ。

 

証拠のメッセージは消されて無いって事だしまずは証拠探しからだな。

とりあえずこの依頼を引き受けることにした。

 

しかし今回の依頼、俺抜きでやると言うヒサメ。

俺が無茶ばかりするからって事らしい。

そんなに無茶してたっけ?

ヒサメの圧が凄かったので仕方がなく待機する事にした。

 

証拠集めは特に心配してないが・・・その後だな。

俺は待機と言われたので昼寝するか。

オヤスミー。

 

 

α月β日

 

ヒサメ達が証拠を集め依頼人に見せた。

これをこの証拠を弁護士や労働局、労働組合に持って行けば解決すると伝える。

 

しかし、依頼人の表情が晴れない。

二人はそんな依頼人に困惑。

 

そりゃあ、今までいじめられてきたんだ。

復讐したい気持ちで一杯なんだろう。

じゃなきゃわざわざこんな所に来ないよな。

 

二人には申し訳ないが、俺は依頼人に選択肢を与えた。

俺は自分のPCにて、SNSにて証拠動画を張り付けた投稿してないツイートを見せた。

 

この投稿を公開するかしないか決めてもらう。

 

 

結局この依頼人は投稿し、狂ったように笑い出した。

復讐を選んだか。

 

この投稿でいままでいじめてきた社員たちはクビ確定だろう。

ネット上に載ったら最後、就職するのも困難だ。

依頼人が帰ったあと、静寂な空間が出来た。

 

ヒサメはこの依頼に自信があったのかえらく凹んでる。

さて、この空気どうしたものか・・・。

 

とりあえず、勝手に首突っ込んだ謝罪事と、思い詰める必要ない主旨は伝えておいた。

「やっぱりカゲのやり方の方が正しかったのかな?」っと言った。

 

どっちが正しいなんて俺にもわかんねぇが

少なくともヒサメのやり方は正しいと思う。

 

そう言ったらヒサメは涙を流しながら帰って行った。

シディからは「お前はなにもわかってないな」と言って出て行った。

 

何にもわかってない・・・か。

 

確かにそうかもな。

 

 

 

 

 

 

 

カレコレ屋にて

 

カゲチヨ「うぃ~っす」

 

昨日、険悪な空気になってしまったせいで

若干鬱ぎみ。まぁ、俺がいつもと変わらない空気出せば元に戻・・・

 

ヒサメ「・・・・・」

 

うわ~まだ引きずっちゃってるよ。

いつもなら一言二言はあるのに・・・

 

カゲチヨ「あ~っと・・・シディは?」

ヒサメ「・・・・買い物だって」

カゲチヨ「お、おう。」

 

気まず〰〰っ!やべーよ。これ以上何話せばいいんだよ。

陰キャにはハードル高すぎるだろうが!

なに?謝ればいいの?土下座すればいいの?

いや謝るのはいいけど何に対して謝ればいいの?

昨日の事謝ればいいの?勝手に依頼に首突っ込んだこと謝ればいいの?

まぁこのままの空気が続けられるのも不味いし謝っとくか。

 

カゲチヨ「あ~ヒサメ・・・」

ヒサメ「・・・ごめん。」

カゲチヨ「あ?」

ヒサメ「昨日、私のせいで変な空気にさせちゃってごめん。」

カゲチヨ「・・・・いや、事の発端は俺が首突っ込んだ事だ。すまなかったな。

     お前の気持ち分かってやれなくて。」

ヒサメ「何でカゲが謝るの!?カゲは依頼人のためにやった事なのに・・・

    正しいことしたのに・・・。」

カゲチヨ「復讐に正しいもクソもねぇーよ。昨日言っただろ、正しいのはヒサメ達の方だって。

     お前はそのままの自分が正しいと思った行動をしてくれ。」

ヒサメ「カゲはこの先も無茶するの?」

カゲチヨ「ヒサメ。お前は勘違いしてるぞ。」

ヒサメ「え?」

カゲチヨ「俺は自分で出来る無茶しかしないんだよ。

     お前は俺を心配するかもしれないけどそこまで苦じゃねぇよ。

     他人に分かってもらえなくても目の前に分かってもらえる奴が居れば、

     俺は十分だよ。」

ヒサメ「・・・・・」

カゲチヨ「っと真面目に話したが、お前の気持ち分かってない俺が

     言えた事じゃないけどな!ははは~。はい!っと言う事で

     この話はお終いって事で、今日も一日頑張っていきましょー!

     あっ。俺ちょっとコンビニで買い物しに行ってくるわぁ~。」

 

ちょいと強引だがこの話を終わらせる。やっぱ真面目な話は向かんわ。

俺はそのまま部屋から出た。

 

 

ヒサメ「・・・そんな事ないよ。」

 

 

カレコレ屋前でシディに偶然遭遇した。

 

カゲチヨ「おうシディ。買い物ご苦労さん。」

シディ「カゲチヨ・・・」

 

おいおいお前も気まずそうな顔するなよ。

まったく普段は雑に扱うくせに。

まぁシディにもちゃんと謝っておこう。

 

カゲチヨ「昨日はすまなかったな。

     お前らの、特にヒサメの気持ちを考えてやれなくて。」

シディ「いや、俺もすまなかった。あんなこと言っておきながら

    俺もカゲチヨの考えを分かろうとしなかった。」

カゲチヨ「クズの考えなんて分からなくていいよ。」

シディ「いや、俺はもっとカゲチヨの事が知りたい!教えてくれカゲチヨの全てを!」

カゲチヨ「ちょ、外でそのホモ発言やめてくんない?」

シディ「ホモとは何だ?」

カゲチヨ「ヒサメに聞け。まぁともかく終わった事だ。今日も一日頑張っていこぜ。」

シディ「あぁ。」

 

俺はこれからも無茶する事は変わらないだろう。

二人に心配かけてしまう事が多くあるだろう。

 

二人には気にするなと言いたいが・・・無理だろうな〰〰。

お人好しだからな。あいつら。

はぁ~日差しが当たってマジつらたん。

 

カレコレ屋に帰ったらヒサメに

「シディになんて言葉を私に教えさそうとするのよ!!」と怒られました。

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