カゲチヨside
ギバー「死ねだなんて酷い事言うね。」
カゲチヨ「こういうのは、まず自分から行動しなきゃ
口だけの人間だと思われるぜ。」
ギバー「悪いけど、僕にはやるべきことがあるの。」
カゲチヨ「何だ?死ぬ勇気が無いのか?
だったら別の案を出してやるよ。
人間止める事だな。」
「これ以上。その薄汚い口を閉じろ。」
侍の吸血鬼は俺に斬りかかるが、逆に血の能力で刀を具現化しそいつの喉元に刃を突き立てた。
カゲチヨ「俺からしたら、薄汚ねぇのは
お前らの思考だけどな。・・・っ!」
口から血が流れた。どうやら俺の心臓がボティスに食われたようだ。
シディに何かあったんだろう。あいつ。本気出したな。
俺の胸あたりに蛇の紋章が浮き出た所を、ギバーは目にし驚きの表情を見せた。
ギバー「凄いわ・・・。彼女が動いた。」
そう言い、ギバーは時計を確認し始めた。
おそらくファミリアが研究所に着く頃合いを確認したのだろう。
黒い羊の異宙人が人差し指と親指で輪っかを作り覗いていた。
「ファミリア達が研究所の前に到着。
トッププレデターの兵士と交戦を開始しました。」
ギバー「ファミリア達が死ぬだけで、何千と言う命が助かるわ。
本当に・・・良かった・・・。ありがとう・・・。
今日死んでくれる人間達。」
「人間にすら涙を流すとは、ギバー様はなんと
心優しいでGOZARUか・・・。」
カゲチヨ「心優しい?テメェーで利用しておいて良くほざく。
アンタに泣く資格はねぇよ。」
「貴様。痛い目見ないと分からないようだな。」
殺気を放つ侍の吸血鬼が俺に斬撃を放つ。斬撃を避け、そいつの懐に入り殴る。
カゲチヨ「炎血拳!三連二撃!」
三回連続で殴り二回の爆発を喰らった侍の吸血鬼。
「ぐはっ!!」
カゲチヨ「最初に言っておく。俺はか~な~り強い。」
「な、舐めた真似を・・・。」
俺達がやりあってる中、黒い羊の異宙人の様子が変わった。
「な、なんか・・・なんか・・・。おかしいです!!」
ふっ。やっと気づいたか。
「どうしたでGOZARU。」
「皆・・・皆、倒れてる。」
カゲチヨ「そんなんじゃ伝わんねーだろ?
もっとちゃんと言わないとなぁ~。」
「どういう意味でGOZARUか。」
黒い羊の異宙人が汗を流しながら今見えている研究所の詳細を答えた。
「皆が一斉に倒れてるの!!誰も攻撃してないのに!!」
ギバー「・・・何かしたのね?」
涙が止まり、少し怒った表情をして俺を見たギバー。
カゲチヨ「あれれ?さっきまでの涙が止まってますよ?
まさか嘘泣きですか~。」
ギバー「良いから答えなさい。」
カゲチヨ「誰が答えるか。テメーで考えな。」
黒い羊の異宙人が言った攻撃せずに一斉に倒れた原因は、俺がゼクスと交戦した時に撒いたウイルスが原因だろうよ。
もしこの戦いが長引いた時の保険として撒いておいて良かったぜ。
どうやら黒い羊の異宙人は気付いた様だ。
「まさか・・・ウイルスを研究所周りに・・・。」
ギバー「あなた・・・最初っから・・・。
凄いわ。その優しさと先を見通す才覚。
感動するわ。」
カゲチヨ「お?負け惜しみか?負け惜しみぃ~。」
ギバー「本心よ。この先、カゲチヨが殺してくれる人数を考えれば、
何でもないわ。」
話し通じてないわ。誰か通訳呼んできてぇ~。
ドゴーン!!!!
すると研究所の方から何者かが壁を壊して出てきた。
全体的に白く人の形をした怪物が現れた。
カゲチヨ「まだ仲間がいやがったか。」
ギバー「いいえ。僕たちも知らないわ。」
ギバーは怪物に近づく。
ギバー「あなたもトッププレデターに作られたのかしら。
大丈夫よ。僕はあなたの・・・」
そう言った瞬間ギバーが殴られ吹き飛ばされた。
「ギバー様!!」
すると今度は、侍の吸血鬼の前に移動し蹴り飛ばされた。
『あー。警備の皆様。残念なごほーこくでーす。
僕が作り上げた最強のクリーチャーが何かの手違いで
放たれてしまいました~。そのクリーチャーは見境なく
殺しに来るので、特に混血児の皆さんは
気を付けてくださいね~。んじゃそーいう事で。』
カゲチヨ「何かの手違いって何だよ。
適当過ぎるだろうが。」
怪物は俺の方を見てニヤリと笑い出した。チッ。次の狙いは俺かよ。
一瞬きした時、奴は俺の前に来て顔面殴ってきやがった。
吹き飛ばされ複数回木に当たり、かなりの距離まで吹き飛ばされた所で、奴は上空から俺を蹴り上げてきた。
何とか回避したが、地面に亀裂が入りが大きな窪みが出来た。
こいつ、あのカブトムシ擬きほどでないにしろかなり強い。
「・・・キヒッ」
ニヤリと俺の方を向いて笑い出す。こいつ、俺で遊んでやがる。
カゲチヨ「上等だ。テメェの遊びに付き合ってやるよ!」
お互い、真正面に突っ込み、防御なんざ関係なしで殴り合った。
ドガガガガガガガガガガガガガ!!!!!
カゲチヨ「おおおおおおおおおおおお!!!!」
殴って殴って殴って殴って殴りまくるが、奴は怯む様子が無く関係なしに俺を殴り続けていた。
そして、俺が少し怯んだところ、隙を突かれ思いっきり殴られ後方に飛ばされる。
だがただでは飛ばされねぇーよ。
指を銃状に構え、奴に狙いを定めた。
カゲチヨ「喰らいやがれ!!」
俺は血放弾を放ち、奴に当てた。狙いは外したが、奴の右半身が無くなっていた。
どうやらカブトムシ擬きほど防御力は無いようだ。これなら・・・。
「ケヒャ」
右半身が無くなってるのにそれでもニヤケ顔を辞めない。薄気味悪い野郎だ。
そう思ってたら、奴は右半身を再生させた。
それだけでも驚きなのに、奴は指を銃状に構え、指先に血を溜め始めた。
カゲチヨ「おいおい。マジかよ。」
ズギューン!!!!
カゲチヨ「くっ!!」
奴は俺の血放弾をマネして撃ってきやがった。俺はそれを何とか避けた。
くっそ。パクリは俺の専売特許なんだぞ。
さて、俺と同じ再生能力にパクリ技。
しかも俺よりも強いと来たもんんだ。
カゲチヨ「どうしたもんかなぁ~。」
流石にちょこっとピンチかも。
白いクリーチャーのモデルイメージ
呪術廻戦1巻第6話に出て来る特級呪霊
防御無しの殴り合いイメージ
アニメ版幽遊白書 幽助VS酎