カゲチヨ日記   作:yakyo

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ストーリー編第2章 最終回

最初っから最後までGDGD(グダグダ)で、ご都合主義過ぎてすんません。


ストーリー第2章 PART9

カゲチヨside

 

俺たちはゼクス達二人をカレコレ屋へと連れて行った。

 

ニ人は俺の能力で首輪のような物を付けさせ、行動を起こさせないようにする。

 

カゲチヨ「いいか。変な行動するなよ。

     さもなければ俺の能力でドカン!

     首と胴体が離れることになるぜ。」

「「・・・・」」

ヒサメ「カゲ・・・どうするつもりなの?」

シディ「ヒサメ、とりあえずカゲチヨを信じよう。」

 

俺の行動に不安を持つヒサメを宥める様にするシディ。

これから俺がすることは、まずある道具を出した。

 

カゲチヨ「どっちかこの腕輪を付けろ。」

 

俺が脅しの雰囲気を出すと。カンナは俺を睨み付き能力を放とうとすると、ゼクスはカンナを落ち着かせる様に言い、腕輪を取り、腕に着ける。

 

ゼクス「付けたぞ。」

カゲチヨ「ん。じゃあ・・・大体80年くらいでいいか?」

ゼクス「は?」

 

腕輪が鳴り見てみると画面には「寿命 プラス80年」と表示された。

 

カゲチヨ「これで良しっと。もう外していいぞ。次お前な。」

 

ゼクスから腕輪を外し今度はカンナに装着させ、先ほどと同じように音が鳴り、「寿命 プラス80年」と表示された。

 

カゲチヨ「ほれヒサメ。お前も付けろ。」

ヒサメ「ちょ、ちょっと待って!!

    どういうことか説明して!!」

ゼクス「そうだ!プラス80年とはどういう事だ。」

 

二人は何が何だかわからず、俺に詰め寄ってきた。

 

カゲチヨ「説明も何も、お前らに俺の寿命80年タダで売ったんだよ。」

 

俺の発言に周囲は固まってしまった。あれ?俺なんかしました~ん?

 

カゲチヨ「あ、言ってなかったっけ?

     この道具は寿命を売買して金を貰う道具だ。

     依頼人を助けるときに依頼料として貰った道具だな。」

カンナ「まって・・・それじゃあアーシたち・・・。」

カゲチヨ「少なくとも、あと80年は生きられるな。」

 

俺がそういうとカンナはポロポロと涙を流した。

 

カンナ「アーシ達・・・長生きできるの?」

カゲチヨ「あぁ。」

カンナ「色んな事、自由に出来るの?」

カゲチヨ「あぁ。」

カンナ「ヒサメちゃんと・・・ずっと居られる?」

カゲチヨ「事故とかで死ななきゃ、したい事。全部できる。」

 

俺の返事にカンナは大泣きした。ヒサメも涙を流しながらカンナを抱きしめていた。

 

ヒサメ「よかったね・・・よかったね!カンナちゃん!!」

カンナ「うん・・・うん!!これからはずっと一緒だよ!!

    ヒサメちゃん!!」

 

喜び合ってる二人に笑顔になる面々。

そんな二人に申し訳ないと思ったがある事を注意した。

 

カゲチヨ「だが、もう二度とリデュースとか言う力使うなよ。

     俺ならともかくお前らは寿命があんだから大事にしろよ。」

シディ「カゲチヨが言っても説得力がないぞ。」

カゲチヨ「ありゃりゃ。」

ゼクス「腐血。」

 

俺を呼び、頭を下げたゼクス。

 

ゼクス「ありがとう。お前のおかげで、

    ズィーベンが寿命で死ぬ事は無くなった。」

カゲチヨ「礼はいい。ヒサメのついでだからな。

     勘違いするなよ。」

 

誰得か分からない俺のツンデレ発言をシディは笑顔で見ていた。

こっちを温かい目で見るんじゃないよ。

しかし感動的なのはここまでだ。

 

こっから交渉、もとい脅しに入る。

 

カゲチヨ「こっからが本題だ。

     いいかお前らは俺の言うことに従ってもらうからな。

     断れば俺の能力を発動させる。」

 

ゼクスは顔を上げ、俺の真剣な表情に唾を飲み込んだ。

 

 

 

 

 

 

カゲチヨ「お前ら。トッププレデターを抜けて普通の生活を送れ。」

 

 

 

 

 

 

俺の発言にまたもや沈黙になった。・・・あれ?聞こえなかったか?

 

カゲチヨ「お前ら。トッププレデターを抜けて普通の生活を送れ。」

ゼクス「いや。聞こえてるんだが・・・。」

ヒサメ「カゲ、みんなが言いたいのは、

    何でそんな命令するのって事だよ。」

 

あ、そっち?

 

カゲチヨ「そりゃあお前。

     トッププレデターの戦力を減らすためだ。

     他意はない。」

ヒサメ「嘘だ」

シディ「嘘だな」

ゼクス「嘘だろ」

カンナ「嘘っぽい」

 

う、嘘じゃないわい!!本当に戦力減らしたいだけだわい!!

 

ゼクス「そもそも、お前は僕達を救うと断言しておいて

    今更そんな台詞言っても説得力ないぞ。」

カゲチヨ「アレだよ。救って減らすんだよ。」

 

人の揚げ足を取るんじゃないよ!!

まったくこれだからイケメン野郎は!!プンスカプンスカ!!

 

カゲチヨ「んで?どうなんだよ?」

ゼクス「・・・すまない。提案してくれるのは嬉しい。」

カゲチヨ「提案じゃない。脅しだ。そこ間違えるな。」

ヒサメ「黙って聞きなさい。」

 

あでっ。ヒサメにチョップされてしまった。だって能力の首輪付けてるんだもん。脅しと何ら変わんないじゃん。俺は悪くない。はい論破!

 

ゼクス「だが、僕達が普通の生活を送っても、

    トッププレデターたちが僕達を捕獲しようとする。

    きっと周りに迷惑を掛けてしまうだろう。」

カンナ「・・・」

ヒサメ「そんな・・・。」

 

ゼクスの言葉にカンナは俯き、ヒサメは悲しい顔をする。

 

カゲチヨ「あ、それなら問題ない。

     お前ら死亡扱いにさせてもらったから。」

 

「「「「は?」」」」

 

カゲチヨ「研究所内の一部屋に電話が鳴っててな。

     取ったら状況を確認しろって言ってきたもんだから。

     ワザと爆発音出して、嘘の報告しちゃった。テヘペロ」

シディ「合流する前に、何か物音がしたと思ったら

    そんな事をしていたのか。」

ボティス「なんと言うか。ペテン師なやり方じゃの。」

カゲチヨ「褒めるなよ。」

ボティス「褒めとらん!!」

カンナ「じゃあ、もう組織に戻らなくてもいいって事?」

 

俺はカンナの頭を撫でて肯定として頷いた。それが分かったと知り、二人は俺の案・・・じゃなくて脅しに了承。能力を解除した。まぁもともと爆発なんてしないけどな。

 

ゼクス「しかし、僕達は住む場所が・・・。」

カゲチヨ「そうだな。まぁ思い当たる節はある。」

ゼクス「・・・え?」

 

 

 

 

 

 

カゲチヨ「っという事で。こいつら匿ってやってくんない?」

ゲンレイ「うちは避難所じゃないんだが?」

 

俺は現在二人を連れてゲンレイの所にやってきた。

 

カゲチヨ「いや、ここって結構広いじゃん?

     一人や二人増えても問題ないだろ?

     それに男手が増えるんだ。荷物持ちには最適だろ?」

ゲンレイ「あのねぇ~そういう問題じゃなくて。

     そういう大事なことを、

     報告もせずに来るなってことを言ってるんだよ。

     それに、私が誰これ構わず引き取ると思ってるのかい?」

カゲチヨ「うん。」

ゲンレイ「うんって・・・」

 

そりゃあ、ユキノ達を匿ってるんだからそう思われても仕方がないぞ。

 

ゲンレイ「そんなにここに住みたいのなら・・・」

 

ゲンレイは立って二人に殺気を放つ。

 

ゲンレイ「その場から立って見せろ。」

 

ゼクス「くっ・・・」

カンナ「うっ・・・」

 

二人はゲンレイの殺気を受け、汗を垂らしながら立てずにいた。本気じゃないとはいえ、ちとやりすぎでねぇーか?俺は和菓子を頬張りながらそう思った。

 

ゼクス「はぁ・・・はぁ・・・

   (なんて殺気だっ。恐怖で顔すら上げられない・・・!!)」

カンナ(怖い怖い怖い怖い怖い怖い!!)

 

殺気を浴び続ける二人。内心は恐怖でいっぱいだろう。

 

カゲチヨ「お前ら、このままでいいのか?

     ここで気張らなきゃ組織に居た頃となんも変わんないぞ。

     一生誰かの駒として生きる気か?

     自由が欲しいなら、強くなりたいなら何としてでも立て。

     恐怖を我が物にしろ。」

 

俺の言葉に二人は何かを決意したのか。ゆっくりだが立とうとしていた。時間をかけてやっと立った二人にゲンレイは笑みを見せ殺気を引っ込めた。

 

ゲンレイ「いいだろう。ここに住むといい。」

カゲチヨ「とか言って本当は端っから住まわすつもりだったくせに。

     このツンデレゲンレイ。略してツンレイ。」

ゲンレイ「黙れ陰キャボッチ。」

カゲチヨ「陰キャだけどボッチじゃないですー。」

 

俺らの言い争いにポカンとする二人。そこにユキノが部屋に入ってきて二人にタオルを渡した。

 

ユキノ「本当は、ゲンレイ様もあなた達を匿おうとしてくれてるんです。

    ただ、お二人を試したかったんだと思います。

    ちょっと意地悪なところありますから。」

ゲンレイ「誰が意地悪ババァだ小娘。」

ユキノ「そ、そこまで言ってません!!」

ゼクス「あれでちょっとか・・・」

カンナ「い、意地悪のレベルじゃないよ~。」

 

安心したのかへなへなと座ったカンナ。匿う気なら端っから了承すればいいのに。そんなに理由が必要かねぇ。まぁしばらくはこれで2人は大丈夫だろうよ。

 

カゲチヨ「あいつらが少しでも心身ともに強くなれば、

     ここから出ても大丈夫だろう。頼むぜ。」

ゲンレイ「仕方がない。弟子の頼みだ。

     匿うついでに鍛えてやろう。」

 

・・・・あ?

 

カゲチヨ「おい待て。誰が弟子だって?」

ゲンレイ「お前に決まってるだろう。一番弟子。」

 

おいおいおいおいおいおい。おい!

 

カゲチヨ「なった覚えねぇーよ!いつからそうなってた!?」

ゲンレイ「いつの間にかなってたって奴だよ。よく言うだろ?

     友達は今日からなると言って決めるんじゃなく、

     いつの間にか友達になってたというあれだ。」

カゲチヨ「あぁ~。なるほど~。・・・って納得できるか。」

ゲンレイ「じゃなきゃこの話は無かったことにするぞ。

     それに、断る理由は無いだろ?

     出来るようになったんだろ?気功を。」

 

知っていたか。流石長年の気功の使い手だ。

 

ゲンレイ「私ならお前に気功の全てを教えてられる。

     今以上に強くすることが出来る。

     いつの間にかがイヤなら、再度あの時の言葉を言うぞ。

     カゲチヨ、私の弟子になってみないか?」

カゲチヨ「・・・・。」

 

俺の顔を真剣な目で真っ直ぐ見て手を差し伸べてきた。

それ言われちゃあ仕方ねぇーじゃねぇーか。

 

カゲチヨ「言っておくが学校とかカレコレ屋とかで

     来る機会は少ないからな。」

ゲンレイ「構わん。うちは学校でも習い教室でもないからな。

     来たいときに来ればいい。」

カゲチヨ「おう、よろしくな師匠。」

ゲンレイ「あぁ、よろしくな弟子。」

 

俺は差し出された手を掴み握手をした。

こうしてしばらく、ゼクスとカンナはゲンレイの道場に住むことになり、俺は本格的にゲンレイの弟子になった。

 

神谷はこのまま教師を続けるそうだが、顔と名前を変えるらしい。まさか続けるとは思わなかったが本人が良いなら俺から言える事は無い。

流石にそのままだと生きてることがバレてしまうから仕方がないと思うがな。

 

これでしばらくは大丈夫だろう。

うん俺たちはよく頑張ったよ。

 

 

 




アハト、マジでどうしよう・・・
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