カゲチヨ日記   作:yakyo

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α月β日

 

今日はカレコレ屋にてクソ生意気な大富豪の幼女が自由研究をやれと言ってきた。

 

俺は幼女の襟首を掴み追い出しました。

さて、今日は特に何もない一日だった。

 

っと無理矢理そう思おうとしたらドアを勢いよく開けて入ってきて罵倒された。

自由研究くらい自分でやれってんだ。

大富豪だからって何でもかんでも許されると思うなよ。

 

この幼女が言うには、自由研究はドラゴンの事を調べたいそうだ。

そうか。頑張れ。っと言うと脛を蹴られた。

 

俺は常日頃気功を纏って修行してるため全然痛くない。

なんなら蹴った本人がスッゲー痛がってる。ばぁ~か。

 

ヒサメは笑顔で「お姉さん達と一緒にドラゴン調べに行こうか!」と言うが、幼女は「私に指図するな!!頭に黄色いかりんとう乗っけてふざけてるの!?」と言われへこみだした。

 

金払ってるから自由研究を完成させろと言ってくる幼女に「じゃあ金要らないから帰りな。」と言い返した。

テメェの親の金使ってるくせにその上からの態度が気に食わん。

 

百歩譲ってそれがよくても、その上からの態度のせいで協力すら出来ないな。

今、その甘ったれた態度を調教してやろうか?と怒気を少し強めたら涙目になりながら謝った。

謝るならこのお姉さんに謝んなさい。と言ったら素直に謝った。

 

両親が叱らずに甘やかせたからこんな高飛車な性格になってしまったんだな。

これで少しはまともになってくれればいいがな。

 

しかし、謝罪する時、キャラ変わり過ぎて「アッシ」とか「アネゴ」とか言ってたが、どこの組の人間だよお前。

 

シディは依頼関係なく幼女の自由研究を手伝うために出かけた。

ヒサメからは何故か感謝された。

 

俺はその小さい角可愛いと思うがな。と言ったら頬を引っ張られた。

何か久しぶりだなこの感じ。

 

 

 

α月β日

 

不倫関係の依頼で3徹状態で学校に登校。

眠くて眠くて仕方がない。

 

しかも今日は体育でサッカーとか怠い。

女子は見学でいいよな~。俺も見学したいな~。

 

またしてもオサレ番長が俺達キモ5に勝負を仕掛けてきた。

俺は眠たすぎて朦朧としてて話が右から左へと聞き流していた。

 

後日、その後の経緯をヒサメから聞くに、この勝負で負けた方がヒサメ達に近寄らないという事らしい。

何じゃそら?俺が朦朧としてる中、そんな事になってたわけ?本人たちの確認もせず勝手に?

 

全然学習しねぇーなあのオサレ番長。

 

それで試合開始していたところ、俺は棒立ちで寝てたらしい。

顔面にボール当たっても怪我もせずに平然と立って寝ていたそうだ。

無意識に気功を使いこなすとは、流石俺。てぇんっっっ才!

 

さらに話を聞くと、キモ5は全力でゴールを阻止するが、全然攻められない状態だったらしい。攻めてもすぐにボールは取られ、シュートしてもすぐにキャッチされるらしい。

何でも相手チームはほぼサッカー経験があるとかないとか。

 

んで、アサヲ達が俺にボールをよこして思いっきり蹴れって言ってきたそうだから蹴ったそうだ。

そして蹴ったボールはオサレ番長の顔面に当たり勝敗がうやむやになってしまったらしい。

・・・なんかごめん。

 

俺は体育後、ヒサメが気を使って先生に直談判してもらい保健室で寝る事になった。

 

ヒサメには世話になってしまったな。

今度何か奢るか。

 

しかし、目覚めたときヒサメの顔がどアップだったが

俺の顔に虫でもついてたのだろうか?

 

・・・俺が目覚めた時、笑顔で舌打ちしたのは俺の気のせいだよな?

 

 

α月β日

 

今日は中学生の女の子が依頼しに来た。

 

どうやらその子、気になる男子がいるが付き合っていいのか分からないらしい。

もしどーしようもない人だったらと不安がってるらしい。

 

まぁ付き合ってから豹変する人も世の中にはいるしな。

散々、そう言うクズ男関係の依頼とかあったからな。

 

女の子は、どういう男と付き合っちゃ駄目か教えてほしいらしい。

うん。教えてもいいんだが・・・何故うちに来たんだよ。

普通怪しいだろ。俺だったら金払ってまで絶対に来ないぞこんな所。

現代っ子ならネットで調べろよネットで。

 

どうやらその女の子、ヒサメが大人っぽいから恋愛経験豊富だと思ってらっしゃる。

 

・・・え?ここ笑う所?

 

あ、この子真剣に言ってるわ。目がガチ中のガチだわ。

 

ヒサメは女の子の言葉にやる気満々マンになって自分の胸を軽く叩いて任せろと依頼を受けた。

 

ヒサメが言うには、まず酒やギャンブルなどの依存するような奴は駄目だと。

イメージモデルに俺を使うんじゃない。金請求するぞ。

 

酒とギャンブル依存は良くないが相手は中学生だと正論言うシディに言葉を詰まらせる。

おいおい大丈夫かよこの恋愛マスターは。

 

気を取り直して、ヒサメは話を続ける

イケメンには気を付けるように言う。まぁ今までも、イケメンだけど中身はクソって奴多かったからなぁ~。

 

女の子は何で?と疑問に思ってる。イケメンは正義って言ってる時点で色々危ない気がする。偏見だけど。

 

ヒサメはそんな女の子の言葉にジト目で、優しい言葉と綺麗な顔で騙す男がいると語る。

それで浮気したりヒモになったりする男は絶対ダメだと言う。

 

全員が全員、イケメンは悪ではないからな?シディやサトウやスズキみたいな性格もイケメンも居るからな?

・・・俺?俺はイケメンじゃないからノーカンノーカン。

 

まぁシディは、見た目だけで中身は小学生だから、ウ〇コで喜ぶ奴だ。

俺がそう言うとヒサメは「いや流石に・・・」と否定しようとしたが、シディは噴き出して笑い出した。

「確かにヤベー奴だ・・・」とヒサメが呟いた。

 

それと母親扱いする奴は注意だと。

女の子はどういう事か分からなかったため、ヒサメは俺の顔を見て「演じてほしい」と目で訴えてきた。しょーがね~なぁ~と思い俺はダメ男を演じた。

「あれ何所?アレ取って。アレ点けて。」というダメ男演技をした。

 

ヒサメは俺を指差しあーいう母親みたいに甘えて来る男と説明した。

もうやめていい?って言ったらありがとうと礼言われた。構わんよ。

 

そして店員に横柄な態度する男も注意だって事を言った。

確かに、一緒に居る人も気分悪くなるし、いつかその怒りが自分に向けられるかもしれないからな。

そーいう奴に限って、お客は神様だと勘違いして叫び散らすだろうな。

その言葉は店員側が言う言葉であって、客自身が言うと、何?その歳で中二病なの?とか思わない?

・・・・あ、思わない。

 

そーいえば、シディが「店員を呼んでドリアが美味しかったからシェフを呼んでくれ。礼を言いたい」と言ってたなぁ~。

あれもある意味迷惑だな。店員側にも俺達側にも。

丁寧過ぎるのも考え物だな。

 

女の子は気を付ける事が多くてげんなりしてた。

ヒサメは結局大事なのは自分の心だと言い、まだ若いんだし、一回付き合ってみてもアリだよと言った。

若いってあーたも若いでしょーが。

 

女の子はヒサメの言葉で笑顔になり、勇気出して付き合う事を決めたみたいだ。

女の子に恋愛経験豊富なんだねと言われ、ヒサメは私も色んな恋愛してきたと引きつった笑みで言った。

 

その発言に「かっこいい!私もヒサメさんみたいになりたい。」と憧れていた。

 

よくよく考えると、恋愛経験豊富って悪い言い方すると結局恋人と別れまくってるって意味なんじゃね?つまり失敗続きって訳で・・・やめよう。これ以上の偏見は良くないな。

俺はズズズっと茶を飲んでそう考えてた。

 

女の子が帰った後、「アレは嘘だから!恋愛経験とか無いから!」と慌てた様子で言ってきた

何の弁明だよ。

 

いや、それくらいちゃんと分かってるから。

だから俺の肩掴んで大きく揺らさないで。

茶がこぼれるから。

 

 

 

 

 

ヒサメside

 

ヒサメ「どうしよう。」

 

私は机の上に置いあった壊れた美少女フィギュアを見ていた。

 

ボティス「あーはははは!やっちまったの~ヒサ子。」

ヒサメ「ぼ、ボティスさんが急に後ろから驚かすから・・・!」

ボティス「そもそも勝手に触って持っとるおぬしが悪いのじゃ。」

 

うぐっ・・・それ言われると何も言えない・・・。

 

そう、私は机に置いてあったフィギュアが気になって手に持ち眺めてたら後ろからボティスさんに驚かされてつい手に持ってたフィギュアを落としてしまい壊してしまった。

 

ボティス「しかし、どうするんじゃ~?

     そのフィギュアは限定物で中々手に入らないものじゃぞ?

     カゲ男が知ったら怒るじゃろーなぁ~。」

 

うぅ・・・他人事だと思って、人を嘲笑って~・・・。

 

ヒサメ「そ、そもそもこんな所に置くカゲが悪い。

    うんそうだよ!大事な物ならむき出しで出さずにちゃんと部屋に・・・」

ボティス「お?壊しておいて言い訳か?

     人のせいにするとはひどい女じゃ。」

ヒサメ「うっ・・・。」

ボティス「こんなこと知ったら、カゲ男はヒサ子の事

     嫌いになるかもしれないの~?」

 

カゲが・・・私の事嫌いに?

 

ボティス「もう一生話し掛けないかも。」

 

一生・・・・。

 

私は、カゲに嫌われるとへこんでると、カゲが帰ってきた。

 

カゲチヨ「た~でまぁ~。」

 

私は素早くフィギュアを持って

 

ヒサメ「カゲぇぇ~!!ごめんなさ~いぃ!!」

 

泣きながらカゲに謝罪した。

 

カゲチヨ「え?な、なに?どした?」

 

カゲは戸惑いながらも私の背中を擦って落ち着かせようとしてくれた。

 

ヒサメ「机に置いてあったフィギュア・・・壊しちゃった・・・。」

カゲチヨ「あぁ~そーいう。」

 

壊れたフィギュアを見たカゲ。

怒られるならまだいいけどカゲに嫌われるのは絶対にヤダ!!

 

カゲの顔を見ると怒ってる顔ではなく、申し訳なさそうな顔をしていた。

 

カゲチヨ「いや、別に泣く必要も謝る必要もないぞ?」

ヒサメ「だってこれ、限定品でしょ?」

カゲチヨ「いや、それ俺が自分で作った非売品だが?」

ヒサメ「ふぇ?」

 

え?だって・・・ボティスさんが限定品って・・・

私はハッっとしてボティスさんを見たらしたり顔でこちらを見て笑っていた。

 

だ、騙された~!!

 

カゲチヨ「ボティスにしてやられたな。

     このフィギュアは依頼人が作ってくれ

     って言った物を作った奴で

     お前が持ってる奴は失敗したやつだから、

     後で捨てようと思ってたんだ。」

 

そ、そうだったんだ・・・。

 

ヒサメ「じゃ、じゃあ。怒ってないんだよね?

    私の事嫌いにならない?」

カゲチヨ「怒る事はあってもお前を嫌いになる事は無いから

     安心しろ。」

ヒサメ「・・・うん。」

 

よかった・・・。カゲが私の頭を撫でてそう言ってくれたから安心した。

 

ボティス「ふん。イチャつきおって。あぁ~あつまらん。

     ・・・んぎゃっ!!」

 

私はボティスさんの体を握りつぶさんとばかりの力で掴んだ。

 

ヒサメ「私を騙したお返しをしなきゃ。・・・ね?」

ボティス「ははは、離せ!!ワシの体が潰れる!!」

カゲチヨ「自業自得だ。」

 

さて、どうお仕置きしようかな?うふふふ。

 

 

 

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