カゲチヨ日記   作:yakyo

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α月β日

 

アサヲ達がタトゥーを入れたいと言い出した。

とりあえず、そうかと一言だけ答えた。

本人たちがやりたいと言うんだ、自由にやらせよう。

と言う名の投げやり精神でいたらヒサメに「いや止めなさいよ。」っとチョップされた。

 

どうでもいいけど、何でタトゥー入れたいのかと聞いた。

 

昨日、シディがカツアゲされてる人を一言で追い払い、しかもカツアゲしてた連中と一緒に居た女子達がシディの連絡先を聞いたと言う。

 

カツアゲしておいてどういう神経してるのやら。

 

ヒサメはシディが強いのは有名だし、イケメンだからと答えたら

アサヲは「それは違う!」っと否定。

シディが恐れられてる理由は、シディが背中にタトゥーを入れてるからと答えた。

 

アホな答えに俺はヒサメに次の教科を聞いた。

無視された事が気に食わなかったのか持論を語り出した。

 

皆、タトゥーにビビり、かっこいいからと言うらしい。

そもそもの話、シディの背中にある模様は生まれつきな筈で、タトゥーじゃないぞ。

そもそも入れる性格じゃないだろ。

なぁ~っとヒサメに同調を求めると、ねぇ~。って返ってきた。

 

俺達を見てイチャつくなと怒られた。

 

いや、イチャついてないから。

ヒサメも顔赤くしてないで否定して。

 

 

そうじゃなくても一目見ればタトゥー。俺達もつければ、ナメられることもないし女性にモテるっとアサヲ達は断言した。

 

とりあえずお前らシディに謝れ。

 

それにタトゥー付けた所で、陰キャの背伸びぐらいにしか思われねぇーよ。それにタトゥー入れたら入れたで不便だと思うぞ?

 

バイトとかで印象悪くなるし、温泉だと入浴拒否の場合が多く、就職も不利になるぞと言ったら、あからさまにへこみ出したが、それでも諦めきれない様子だったので。

 

シールタトゥー付けて一ヶ月間試しに過ごせば?と提案したら

次の日にシールタトゥー付けて登校したアサヲ達。

 

最初は明るい表情だったが、放課後になると表情が暗くなる。

そりゃー先生に注意されるわ、女子達に引かれたり怯えられるわ、ヤンキー達に絡まれるわで災難続きだったからな。

 

こりゃあ一ヵ月持たずに明日には元に戻してるだろうな。

 

そんな4人に呆れる俺とヒサメであったとさ。

 

 

α月β日

 

カレコレ屋にて、一人の成人男性がやってきた。

 

何でも、会社辞めて漫画家を目指したいそうだ。

それで、どうやったら楽して漫画が描けて稼げるか教えてほしいって事。

 

ヒサメは楽しては漫画描けないんじゃないかな?と言い。

シディは努力しないとダメなのでは?と言う。

 

そんな二人の言葉にこの歳で努力とかダサいし面倒じゃん?って言った。

会社辞めるんだからすぐに稼ぎたいんだと。

 

知るかよ。

 

俺は、依頼人にいくつか質問した。

 

Q、あなたは今までの人生で漫画を描いたことがありますか?

A、無し。

 

Q、イラストは描いたことは?

A、落書き程度

 

Q、今、漫画が描ける環境は出来てますか?

A、画材と原稿を買った。

 

Q、物語のネタは考えてありますか?

A、今、とっておきのネタがある。

  全読者が面白いと思う事、間違いなし。

 

Q、教えてもらっても?

A、まだ構成途中だから出来たら知らせる。

 

Q、漫画描くのには、背景やモブなど描く事になりますが

  それはどうしますか?

A、外注する。有名になったらアシスタントを雇う。

 

最後に、どれくらいの絵心があるかを確認。

 

お世辞にもうまくなかった。

 

結果、全部外注した方が手っ取り早い。

会社で稼いでるんだから、外注くらいでいいだろうと答えたら、全部外注だと高くなるじゃん!と言い出した。

 

漫画描くなら、今から描きたいじゃなくて、もうすでに描いてるもんなんだよ。こんな所に来て楽に漫画で稼ぎたいと相談してる時点で無理だ。

 

と言ったら、顔を真っ赤にして「俺が有名になって擦り寄って来ても遅いからな!!」と捨て台詞を吐いて出て行った。

 

あの依頼人は、女子大生の漫画家みたいにはなれないな。

 

その後、ヒサメから、依頼人っぽい奴がSNSで漫画家を雇ってDLの漫画サイトに投稿したものの思ったほど売れなかったそうだ。

それで、漫画家に暴言を書いた文章をSNSにのっけて垢バンされたそうだ。

 

楽に稼げるほど漫画は簡単じゃねぇーって事だ。

 

 

α月β日

 

今日は豪雨。

 

天気予報では嵐が来るとの事だ。

流石にこの天候じゃぁ依頼も無く、暇だったためYouTube動画を流し見していた。

 

すると動画には「落雷が直撃して生き残った奇跡の人」という動画が流れていた。

しかも、そのおかげで特殊能力を手に入れたそうだ。

 

いいなぁ~俺も落雷喰らって特殊能力欲しい。

っと呟いたらヒサメに「こら!」と叱り、両頬を引っ張られた。

 

俺は落雷喰らったところで死なないし、それで能力手に入れればモーマンタイじゃんって言っても「だからってそんな危ない事しちゃ駄目!」と叱られてしまった。

 

ボティスからは、「バトル馬鹿じゃの」と言われた。

馬鹿とは何だ馬鹿とは。

バトル脳と言え。

 

今回は特に依頼も来ないし、早めに帰る事にした。

すると、ゴロゴロと音が鳴り。ヒサメに落雷が落ちてきたため、俺はヒサメを突き飛ばして代わりに落雷を喰らう事になった。

 

後日、俺は落雷を喰らった直後、気を失ってたようで、目を開けたら病院だった。

 

隣を見るとシディとヒサメが居て、ヒサメに至っては涙目になりながら何回も良かったと言った。

二人には心配かけてしまったようだ。

 

すると、俺の手がバチバチして部屋中に電撃が流れて出てしまった。

俺は何とか電撃を抑えコントロールを心得てみた。

 

うん、すぐにコントロールが出来た。

これも修行の賜物(前回も書いたような気がする)である。

 

目を覚ましたことなので退院。俺はこの目覚めた能力を使って修行しようと思い、いつもの修行場に行こうとするとヒサメもシディも心配だから付いて行くと言い出して聞かなかった。

大丈夫なのに~。

 

その後、ヒサメほどの能力の強さではないが、それでもやはり便利である。

超電磁砲や千鳥、イナズマキック、サンダーブレイク、ボルテッカーなどの電撃技を試してみた。

これはいい能力を手に入れたもんだ。

 

若干、ヒサメは不服そうな顔をしていた。

まぁ、自分以上に電撃技を使いこなしたら、そりゃあ不服にもなるか。

 

でも逆に考えて、俺が電撃使えれば教えることもできるし、コンビ技も出来るぞと言ったら元気になった。

 

シディは俺らを見て「お揃いだな。」と言い出し

ヒサメは顔を赤くしていた。

 

なぜ赤くなる?

 

 

 




数分前
「なんか私より能力扱えて、少しムカつく。」

数分後
「か、カゲとお揃い・・・。////」
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