カゲチヨ日記   作:yakyo

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ストーリーPERT3

カゲチヨside

 

 

俺の中のゴングが鳴った瞬間

お互い行動に移し、拳と拳がぶつかり合う。

 

こちらが蹴ろうとすれば向こうも蹴ろうとしてくる。

同じ思考かよ。

 

向こうは逆の足で蹴ろうとしたので、こっちは

片腕でガードするが軽く吹き飛んでしまった。

 

こちとらただでやられるつもりは無い。

 

指を銃状にし血放弾を放つ。

 

バギューン!!

 

「!!」

 

驚きの表情を見せたが避けられた。

 

カゲチヨ「ちっ避けられたか。」

「・・・今のは何ですか?あなたの能力は血液操作と超再生じゃないのですか?」

カゲチヨ「んなもん修行したに決まってんだろ。

     お前らとまともに戦えるためにな。しかし、ショックだぜ。

     まぁ速いアンタにかわされるのは想定内だが。」

「どうやら、あなたの認識を変えなければなりませんね。

 全力であなたを始末します。」

カゲチヨ「油断して欲しかったんだけどなぁ~。・・・ぐっ!!」

 

いつの間にか俺に近付き攻撃しやがった。

とっさにガードしたが、ぶっちゃけ危なかった。

まったくもって見えなかったぜチクショー。

あの女が言ってた全力って奴か?

 

「今のあなたの速度では私に攻撃は当たりません。」

カゲチヨ「だろうなっ!正直、目で追うのがやっと・・・ぐはっ!!」

 

吹き飛ばれ拍子に茂みに隠れながら移動。

時々、複数の血の矢を奴に放つが避けられ、放てば避けられ。

放てば避けられの繰り返し。

矢をさばいてる女の隙を狙って特大の血放弾を放つ

女は難なく避けるがそれが狙いよ。

 

バギっ!!

 

「ぐふっ!!」

 

女の脇腹を思いっきり殴った。

 

しかし俺の攻撃に耐え顔を鷲掴みし地面にたたきつけられた。

 

カゲチヨ「っ!!」

「やっと捕まえました。これでもう逃げられませんね。」

 

女の手に力が入り、頭が悲鳴を上げる。

 

「あなたは自分が不死身だと思い、殺されても死なないと思ってるでしょうが

 果たしてそれは本当でしょうか?あなたは実験したんですか?

 どうすれば自分が死ぬか、自分の身体を切り刻んで・・・

 トッププレデターの科学者はあなたの殺し方に見解を出してます。」

カゲチヨ「・・・吸血鬼は心臓を潰せば死ぬ。

     そしてゾンビなのに自我を持ち、物事を考える機能をしてる脳。

     脳と心臓、同時に潰せば俺は死ぬ・・・・あくまで、俺の予想だけどな。」

「えぇ。ですから今ここで実験しましょう。

 あなたの脳と心臓が同時に潰せば死ぬのか。」

カゲチヨ「ならしっかりと頭掴んでる手を離すなよ。」

 

俺は片腕の指をクイっと曲げる。

すると全方面に複数の血の矢が

女に放たれる。

 

「!?」

 

女は避けるが、片足片腕数本刺さった。

 

「あなた・・・もしかしてわざと。」

カゲチヨ「さぁ?どうだろうな?」

「・・・私が今まで会ってきた中であなたは強いです。」

カゲチヨ「俺は弱いよ。だからこそ頭も使わなければならない。」

 

俺が茂みに入った後、血の矢を放ちながら別の血の矢を

もしものために設置した。

戦いは、一芸じゃ生き残れないからな。

 

「本当はあなたの脳と心臓を潰して、実験の結果を知るつもりでしたが

 ここまでやるとは思いませんでした。正直、すぐに終わると思いました。」

カゲチヨ「可愛い顔して辛辣な事言いよる。」

 

お互いに見つめ合い隙を伺う。

するとシディとヒサメがやって来た。

ヒサメは女を氷漬けにしようとしたが難なく避けられる。

 

カゲチヨ「足怪我してるくせにまだそんな速度で避けれるのかよ。」

「・・・・」

シディ「カゲチヨ!大丈夫か!?」

カゲシヨ「シディ。お前壺はどうした。」

シディ「壺ならそこにあるぞ。」

カゲチヨ「最悪だ。」

ヒサメ「え?」

カゲチヨ「そいつはアヌビスから盗んだ壺だ。

     つまり、イーラはトッププレデターだ。」

ヒサメ「そんな!?」

カゲチヨ「その壺を持ってこの場から・・・」

「させると思いますか?」

 

俺の目の前に現れた女。

 

カゲチヨ「これはやべっ」

 

思いっきり蹴られ、思いっきり吹き飛ばされ、思いっきりあばら数本折られた。

蹴られたせいでしばらく立てなかった。

 

しばらくして、4割再生した所で急いで戻った。

 

保険をかけて。

 

戻ってみれば、ヒサメがシディがやられて、壺はイーラが持っていた。

 

カゲチヨ「おいおい最悪だなおい。一応この二人も強いはずなんだが?」

「あなたほど手応えは無かったですよ。」

ヒサメ(やばい!!夜になっちゃった・・・!!シディの力が落ちてる・・・!!

    カゲも吹き飛ばされて再生したとはいえ相当重症・・・!!

    もう私達に勝ち目は・・・壺を奪われた!!このまま逃げられたら・・・)

 

ヒサメは地面を氷漬けにし、女を閉じ込めた。

 

(壁?・・・こんな事しなくても私は逃げませんが。

 この壁を壊すのは少々面倒・・・)

ヒサメ「これで少しは時間を稼げそう・・・」

シディ「でも逃げてもすぐに追いかけるぞ。」

ヒサメ「そうだよね・・・(あの子が何よりすごいのは、

    目にも止まらない速度・・・)どうやって壺を取り返せば・・・。」

カゲチヨ「策はあるぜ。」

「「!!」」

シディ「それは本当か!」

カゲチヨ「あぁ、壺を取り返す且つあの女に勝つ策が。」

ヒサメ「あの子に勝つって、本当に言ってるの!?私やシディが

    束になっても勝てなかったんだよ!?カゲが加わっても多分・・・」

俺はヒサメの頭に手を置く。

カゲチヨ「信じろとは言わねぇ。女の方は一か八かの話だ。

     まぁ勝てなくても、壺さえ手に入ればそれで勝ち確定だが

     俺自身、あの女と決着つけてぇ。こいつは俺の我儘だ。」

シディ「カゲチヨ、お前・・・。」

ヒサメ「・・・聞かせて。その策を。」

 

ヒサメの言葉に俺はニッっと口角を上げる

カゲチヨ「そう来なくちゃな。」

 

 

 

 

「・・・・何ですか?それは?」

 

氷の檻を突破した女が俺を見て発した。

今の俺の姿は、頭と心臓がある部分に氷漬けになっている。

 

カゲチヨ「弱点が心臓と脳らしいからな。ガードさせてもらった。」

「ガード?」

カゲチヨ「お前はヒサメの氷の檻を突破するのに結構時間使ったじゃねぇか。

     つまりこうすれば奪えないんじゃないかと考えてな。

     そんじゃあ行くぞ!!」

 

俺とシディは女に向かい、ヒサメは後方で援護。

だが女は目の前に消え・・・

俺の胸を貫き、頭を潰された。

 

俺の胸を貫き、頭を潰された。

 

ヒサメ「カゲー!!!!」

カゲチヨ「な、んで・・・。」

「確かに氷の檻には手こずりました。

 それは助走距離が取れなかったからです。

 攻撃は加速する事で威力が上がる。当然でしょ?

 あなたにしては浅はかな行動。所詮、欠陥品は欠陥品でしたね。」

 

ヒサメは、怒りに任せて女に攻撃するが避けられ逆に攻撃され気絶。

シディも応戦しようとするが女にやられ

 

俺は塵となって消えた・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

分身の方だけどな

 

 

 

 

能力で壺を奪う

 

「!!?」

 

女は壺を取られた事に驚き俺の方に気付いた。

 

カゲチヨ「浅はかで欠陥品で悪かったな。だが壺は取り返したぜ。」

イーラ「な、なぜ生きてる!!」

カゲチヨ「あ?居たんだ?影薄くて忘れてたわ。」

イーラ「いいから答えなさい!!」

カゲチヨ「誰が教えるかバーカ。

     お前は自分の組織の秘密を他人にベラベラ話すか?」

「確かに。」

イーラ「納得するんじゃないわよ!!その壺を取り返すのよ!!」

「はい」

カゲチヨ「悪いなぁ。壺はアンタらには渡さねぇ。

     何故ならここで俺が契約するからだ。」

 

俺は壺を開けて悪魔と契約をした。

 

カゲチヨ「契約完了・・・・出来たのかこれ?」

 

俺の胸には蛇のマークが浮き出た。どうやら出来た様だ。

 

 

 

俺の作戦はシンプルかつ簡単な事。

隙を見て俺が壺を奪取してボティスと契約。

契約には心臓を捧げなければならない。

俺なら大丈夫だろうと思い提案する。確証はないがな。

ヒサメは心配するが、女に一度心臓潰されたが平気だったと嘘をついた。

 

すまん女。俺のために悪役になってくれ・・・いや今は悪役か。

二人には最初の隙を作るだけ協力して、後は休んでる様に言った。

心配そうに俺を見るが大丈夫、俺は死なん。と言って納得させる。

まぁとにかくだ・・・

 

カゲチヨ「残念だったな。ボティスは俺のもんになっちまった。」

イーラ「な、なんてことを・・・ソロモン72柱が・・・双角王が・・・

    地球を・・・人類の手を戻せるかもしれない・・・悪魔の力が・・・。」

カゲチヨ「これで、トッププレデターから壺を守る依頼は完了だ。

     今回は特別に壺だけで手を打ってやるよ。」

イーラ「ふざけるな!!ボティスを手に入れるために私がどれだけ・・・

    どれだけの犠牲を!!せっかくボティスをこの手に・・・この手にぃいいい・・・

    この欠陥品にぃいいいいい・・・・!!」

カゲチヨ「欠陥品が本気出せばこの最悪な状況下でも勝てるのさ。

     無論、あんたにもな。ボティスの力を使わなくても勝てるぜ。」

「聞き捨てになりませんね。あなたは強い。だけど、かなり体力を消耗している。

 そんなあなたが私に・・・・」

カゲチヨ「べらべらべらべらうるせぇなぁ。喋ってないでかかって来いよ。

     欠陥品の俺が勝ったら何でも言うこと聞いてもらうからな。」

「そうですか。では・・・!!」

 

女はガクッと膝をついた。

 

「な、何で・・・・」

カゲチヨ「やっと効いたか。

     あんたの傷からウィルスが体内に入るように、

     この戦い中ずっとしてた。

     ったく、あんたどんだけ効きづらい体質なんだよ。

     結構時間掛かっちまったぜ。」

「くっ・・・(身体が思い通りに動かない・・・)」

カゲチヨ「確かに今の俺には体力はねぇ。なにせ・・・」

 

俺は空を指差した。

そこには片足上げ、足には蝙蝠の羽が出ており、満月と重なり合った

分身の俺が居た。

 

カゲチヨ「全部分身()に託したからな!!

 

分身カゲチヨ「キバって行くぜ!!

 

そのまま空からキックを放ち女に直撃

 

「ぐはぁっ!!!!」

 

直撃した際、地面が蝙蝠状のマークが刻まれる。

 

カゲチヨ「言っただろ?勝てるって。」

 

 

 

 

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