α月β日
俺とヒサメが修行について話し合ってると、唐突にヒサメが消えた。
・・・はい?いつからヒサメは瞬間移動出来るようになった?
界王星でも行ってるのか?
突然の事で混乱してると、死亡フラグと言う幼女が久しぶりに現れた。
おぉ~久しぶりに見たが、前と変わらずちっこいな。
死亡フラグの話によると、この世界から女性が消えたらしい。
どーしたらそんな状況になったのか詳しく説明してもらおうか?っと問うが、死亡フラグ本人も分からないそうだ。
まぁ今の状況が死亡フラグなのは間違いないな。女性がいなければ人口が減って数百年後には誰も居なくなるな・・・って事は長く生きられる俺って物理的にボッチ確定じゃん。やだ~。
俺とシディと死亡フラグで街を回ってみるが、やはり男ばかりで女性が人っ子一人居ない。
遠くから女がいるぞ!って声が聞こえ振り向いてみると、壁に貼ってあるビールを片手で持ってる水着グラビアのポスターだった。
引くわ~。もう禁断症状じゃん。
今度は等身大の人形を持って歩き始めてるオタクが居た。
あれは~・・・秋葉原とかビッグサイトとかで良そうだから問題ないだろう。
だからそっとしとこうか2人とも。
他には喧嘩するわ、全裸で走るわで、この世界は終わったなご愁傷さま。
死亡フラグも哀れんだ表情してる。
すぐ近くに金髪女顔ショタを男2人で口説こうとする。
どんだけ性欲に忠実なんだよ。
シディが助けに行くところを俺は遠くで眺める。
あいつ1人いれば十分だろ。
俺が加われば過剰戦力だ。
「だからカレコレのイケメン枠はシディさんのままなんですよ。」っと呆れ顔で言ってきた。
悪かったなイケメンじゃなくて。
すると死亡フラグに近付く3人の男性が必死になって口説き落とそうとする。
おいおい、こんな小さい子を大の大人が口説きに来るんじゃねぇーよ。
このロリコンどもめ。
男共をのしてやって、この場から離れた。
俺が大丈夫かと安否確認したら大丈夫と小声で礼を言われた。
すると、ピンク髪の女がいきなり現れた。
・・・いや誰?
死亡フラグが言うには、恋愛フラグと言う女らしい。
また変なのが来たもんだな。
こいつが来るって事は恋が生まれる可能性が高いんだと。
こんな変な世界で恋とかふざけてるのか?
そんなフラグへし折ってやるよ。
誰か金属バット持ってこい!!
「そ、そんなことありえません!!第一カゲチヨさんにはヒサメさんがいますよ!」っと妄言吐く死亡フラグ。何口走っちゃってるの?この幼女は。
ヒサメとはカレコレ屋の仲間だ。おそらくあいつもそう思ってる。っと丁寧に訂正。
ガチャリっと俺と死亡フラグの手に手錠が付けられた。
恋愛フラグが勝手に俺等の手に付けてた物は24時間絶対に外れない手錠らしい。
まさかまた手錠付けられるとは・・・。
フラグ回収するのがこいつらの仕事。
ならへし折るのは俺の仕事だな。
俺は手錠をぶち壊し自由になる。
やっぱり力。力が全てを解決するのよ。
恋愛フラグと死亡フラグがまるで化け物を見る様な目で見てきた。
失礼な奴らだな。
んであーだこーだあって、二手に分かれる事になった。
恋愛フラグはシディと俺は死亡フラグと共に行動。
数時間経って俺等はカレコレ屋に戻る。
夜になってもシディ達は帰って来ず。
結局、この世界の事も収穫無し。
まぁシディ達もそうだがヒサメ達も心配だな。
いくら強いとはいえ、心配しない理由にはならないな。
そーいえば、恋愛フラグが行ってた「モブ男くん」って言うのは知り合いか?もしくは彼氏?っと質問すると、赤面して否定。おーおー、照れちゃってまぁ~。
だが、すぐに照れ顔から悲しい表情になった。
こいつにとって、そのモブ男という奴は大事なんだろうよ。
とっととこの世界の死亡フラグをへし折って回避させないとな。
死亡フラグの分の布団を用意して俺等は寝た。
次の日
死亡フラグのスマホからメッセージが届いたらしい。
相手は恋愛フラグだそうだ。
解決策が見つかったのかと思いきや、「モブ男とヒサメが付き合う事になった」というクソどうでもいい内容だった。
あの女。この状況を楽しんでやがるな。
もしかして今回の原因作ったのあいつじゃねぇーのか?
冷めた俺と違って死亡フラグは慌てまくる。
すると、死亡フラグのアホ毛がピンっと立ち上がり、死亡フラグの反応が出たそうだ。
何?お前のアホ毛妖怪アンテナなの?
んで、死亡フラグに付いて行くと、手錠で繋がれたヒサメと黒こげの・・・モブ男?らしき人物が居た。
よかった無事だったみたいだな。
どうやら、死亡フラグを呼ぶためにわざわざ死亡フラグを立てるためにやったみたいだ。
ヒサメの電撃喰らって黒こげ程度で済むとは凄い奴だ。
とりあえず、お前ら付き合う事になったらしいな。
おめでとーって言ったら、大声で反論して来た。
冗談だって・・・半分くらいは。
そーいやこの男とは初対面だったことを思い出して自己紹介をしておいた。
どうやら、俺の知らん間にそれぞれのチャンネル同士で交流があったらしい。
え~何それ初耳~。
出演NGだから別にいいんですけどね!フン!
まぁ冗談はさておいて、この状況を整理するに、この世界を作ったのはモブ男で、流れ星に願い事したせいで男と女が分かれたらしい。
何やってんだか。アホなの?
「そーいえば、カゲとフラグちゃんも手錠付けてるって聞いたんだけど・・・もしかしてカゲ。また腕切った?」っとハイライト無くした目で見てきた。
安心してください。切ってませんよ!
物理で破壊しました。
おい、モブ男とやら、化け物を見る様な目で見るんじゃない。
俺がヒサメとモブ男の手錠を壊して自由にさせた。
やっぱり力。力が全てを解決するのよ。(2回目)
そう思っているとシディと頬を膨らませた恋愛フラグがやって来た。
わざわざ鍵を持って来てくれたようだが、残念ながら俺が壊してしまった。
なんかすまん。
とりあえず、つまんなそうな顔をした恋愛フラグの頭をぐりぐりとしておいた。
んで、一番の問題はこの世界をどうやって元に戻すかって話だ。
あーだこーだ話し合うが、やはりもう一度流れ星にお願いすればいいと結論づくが、そう簡単に流れ星なんざ出ねぇよな~。
俺達が頭悩ませてると、恋愛フラグがピンクの大砲を出してきた。
この大砲は天界アイテムらしく「とぅいんくる☆ロマンティック砲」らしい。
ロマンチックな流れ星を降らせるんだと。
んなドラえもんみたいなアイテムがあるのか~。便利・・・便利か?
ただ、試作品らしく砲弾はモブ男を入れなきゃ流れ星にならないらしい。
よし、この世界を作った責任を取るんだ。
会ったばかりの君の事は忘れないよモブ何とか君!
そして流れ星となったモブ男。
俺等は元に戻るようにお願いした所、なんの力が発揮したのか知らんが元の世界に戻った。
あぁ~今日は一段と精神的に疲れた気がする。
銭湯にでも行こうかな。
サウナ入って整えたくなった。