自称真人のヒーローアカデミア 作:無花果
皆様、元気にお過ごしでしょうか。
大変お待たせしました、自称真人vsAFO戦です。
流石に一話で終わらせるには時間も文才も足りませんでした、申し訳ありません。
目に見えない相手、それもあらゆる機械の分析によってもその存在を認識できない――という事は、相手は
その上で使ったのが、個性【第六感】と【共感覚】。単体ではあまり優秀とは呼べない、おまけ感覚で
【第六感】で知覚の外にある現象を捉え、【共感覚】によって五感に共有する。摺り合わせには苦労したが、それに見合った効果は得られた。
こうして目の前に、異なる姿で在れど嘗て取り込んだ個性因子が、経緯は不明なれど活性化した状態で其処にある。永く生きて感じていた、些か刺激の足りない漠然とした物足りなさが充たされている。こうした未知は歓待して然るべきだと、他人事のように思い至る。
「年甲斐もなく驚かされたよ、
個性を奪われる前は只の何処にでもいる、一山いくらの少年の筈だった。持って産まれた個性にしか取り柄のない、可能性の原石。磨かれる前なら
君には才能が有った。天性の閃きが有った。唯我の自己が芽生えていた。それはあまりに圧倒的な、
先程まで話し合い、意気投合していた相手を笑顔で踏み躙れる人でなしの性根。性質。才覚。
ああ、勿体ない。なんて惜しい、出来る事なら語り合い、僕の腹心としてその悪辣な手腕を活かしてほしかった。
けれど駄目だ、今の君を一目見て瞬時に理解した。してしまった。眩い程の漆黒の悪意は霧散しない。折れない。そして一切の淀みもない。まるで存在そのものが世界に対する呪いと云える程に美しい。
沸き立つ嫉妬心を必死に抑えながらも、目の前で何処か胡乱気に佇む青年の姿をした
「出来れば君は欲しかったが、仕方ない。そんな
個性【鋲突】を瞬時に発動し、間髪入れず攻め立てる。成長途上の彼の力量を確認、あわよくば仕留めるために一切の加減をせずに。指先から伸びた無数の刃先が枝分かれし、先程まで彼が立っていた場所を周囲一帯纏めて串刺しにする。
無論、この程度で死ぬとも思っていない。肉体を自在に変形させる、といった
そうして思考に没頭していると、背後から
「こんな所でアンタと出会うなんて、今日の俺はツイてないんだなー。っと!!」
新しい玩具を見つけた子供のような、屈託のない笑みを浮かべてはにかむ
その肉体は粘土のように形を変えて、液体のように流動している。ああ、素晴らしいとも。まだまだ刺激的な時間は終わらないようだ。
個性【第六感】・【共感覚】に並行して【電波】と【光塵】・【斥力】、【霧】を用いて周りからの妨害をシャットアウトする。これで暫くは邪魔なマスコミやヒーローからの邪魔は入らない。
飛び入りの来客に用はない、今この時間を楽しむのは僕達だけで良い。そう簡単に僕の命を奪えると思わない事だ、産まれたての
「戸惑いもまた人生の醍醐味さ、長く生きるなら尚更ね。――おっと、君はもう死んでいたからこの喩えは正鵠を射ないか」
「ハハッ、どっちでもいいさ。痴呆を患った老人の戯言なんて、一々気にするだけ無駄だからね!」
赤黒い鋲と土気色をした飛び道具が交差する戦場の中で、皮肉を言い合える余裕を互いに認識する。まだまだ全力を出すには早い、もう少し楽しむとしよう。
どちらが生き残ったとしても、人類に平穏など訪れない。そんな戦争が前触れもなく幕を開けた。
「そぉれ、っと!!」
黒い鞭のように撓る鋲を圧し折り、または抉られるも気にせず前へ前へと突き進む。そんな見るも悍ましい人面瘡を表面に宿した愉快なオブジェに一切の動揺も見せず、AFOは涼しい顔で嗤いながら迎撃の体勢を取っていた。片手を前に出し、目に見えない衝撃波と光の束を斥力に乗せて放ち、改造人間たちを粉々に砕き壊す。
あまりの呆気なさに思わず笑ってしまう、やはりモラルのない低俗な人種を選んで改造しておいてよかったとも思う。こうして役に立たなくとも、
「なんて、ね!」
さっきのチンピラたちとの
「まだまだ
「自分の個性への理解を深めるためかい? いいさ、僕としてもキミの個性がどう変質したのか興味がある」
醜悪なオブジェを複数の個性で危なげなく対応し、笑みさえ浮かべて此方を見据える
周囲に散らばる血の池と屍の山をどう有効利用すべきか考えていると、あっさり疑問への答えは投げ渡された。
「君の個性、【再現】――
未だ支配全盛期の、潰れていない顔で
Q.(二か月以上待たせるとか)人の心とかないんか?
A.ああ、アイツが持ってっちまったからな(土下座)
Q.AFOさんもう認識できてるのかよ……!?
A.個性同士の組み合わせ、AFOさんだけやってる事がRPGの主人公か何かっていう。主人公にしてはあまりに邪悪だし本人目指してるの魔王だし個性が個性だから当たり前だしで、まぁ何が言いたいかというと全盛期のAFOさんならこれ位出来ても可笑しくないかなって、悪意から来る知性もチート級だし(一息)
Q.で、真人に攻撃効くの?
A.それは次回にて、まぁAFOさん自身も今回は小手調べのつもりでいますし仕留められたらラッキーで、本命は個性が欲しいから観察兼様子見が主。
Q.あれ、真仁(前世)君の個性チートじゃね?
A.扱い様によってはチート、下手をすれば根津校長のハイスペックの"人間版"みたいになる模様。だからドクターに目を付けられ、AFOさんに狙われたんですがねHAHAHA!
Q.で、続きは?
A.ただいま一生懸命時間を見つけて作成しております、もう暫くお時間を……!