ウイキを撃破し、{粉砕の竜}のカードを回収する事が出来た継美。しかし、彼女の様子はフータが声をかけられずに恐怖を感じるものであり………!?
翌日、フータはメリルの店を訪れた。そこでは継美と装着の天使の2人が働いている姿が見られ………
フータ「お、おっす………継美」
フータは恐怖を顕にしながら継美に声をかけた。
継美「あ………フータくん。昨日はごめんね………」
昨日の対決後、フータが継美に怯えていた事に気づいていたのか、申し訳なさそうな様子を見せていた。
フータ「気にすんなよ。俺は別に気にしてねぇからさ」
フータは笑いながら返事をした。
継美「………それならよかった。でも、あんまり遠慮しなくていいからね?」
継美はそう言うと、再び仕事に戻って行った。
フータ「(継美の奴、無理してないか………?)」
フータが心配そうに継美の背を見ていると………
エンジェル「継美の事ジロジロ見てどうしたのよ」
装着の天使がフータに声をかけてきた。
フータ「いや………昨日から継美の事が心配なんだよ。あんな継美は初めてだ」
フータは継美への心配を口にした。それを聞いた装着の天使は一度瞬きを挟むと………
エンジェル「………継美はね、いい子過ぎるのよ」
装着の天使が継美についてそう語った。
フータ「いい子過ぎるって?」
装着の天使の評し方に首を傾げるフータ。
エンジェル「継美はいい子なんだけど、たまにそれが悪い方向にも出ちゃうのよね」
装着の天使はそう言うと続けてこのような事を語った。
エンジェル「例えば………そうね。実は前に継美と喧嘩した事があったのよね」
それは、過去に継美と喧嘩した際の話である。
フータ「継美とエンジェルが喧嘩………!? そんな事あったのか………」
フータは驚いた様子を見せる。
エンジェル「きっかけは忘れちゃったけど………確か些細な理由でね。その後すぐに仲直りはしたんだけど………3日程継美が喧嘩の事を気にして落ち込んでいたのよ」
装着の天使との喧嘩後、継美はそれを引き摺って落ち込んでいたらしい。
フータ「あの継美が………つまり今みたいになったと?」
フータは驚きながらそう問いかける。
エンジェル「そうなるわね」
装着の天使はそう言って頷くと………
エンジェル「………しばらく継美の事は置いといて欲しいの。ああいう時の継美には何を話しても無駄だから………」
継美が落ち着くまで待つ事を選んでいたのか、フータに対してそう依頼する。
フータ「………分かったよ」
継美を心配するフータは、装着の天使の依頼を受け入れるのだった………
装着の天使の話から、継美の様子がおかしい理由を悟ったフータ。しかし、今のフータには元気づける術は何も無いのであった………
To Be Continued………
次回予告
継美を心配するフータは、偶然ながらエマとユリスに出会う。フータは継美の事を2人に話し………
次回「フータの心配」