幻想魔札技録〜マジシャンバトル〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
ユリスに矛先を定めたシイへ達は次々にユリスの魔を攻撃。しかし、ユリスは防御も、自分に有利な行動もろくにせず………!?


第117話 絆のターンジャンプ

ユリス「私は手札2枚を捨てて、{双力の月魔法戦士}を召喚!」

 

ユリスはパワー3500の双力の月魔法戦士を召喚。

 

ユリス「私のターン、ドロー。私はチェックのフェイズにて、{魔槍の戦士}を召喚」

 

ユリスはとうとう控えの魔が0に。手札も1枚しか無い中………

 

ユリス「魔槍の戦士を破壊して、魔法対抗カード{魔法使いの宝札}を発動………!」

 

ユリスは間一髪手札増強カードをドロー。魔槍の戦士が破壊される代わりに、全プレイヤーが手札6枚になるまでドローする。

 

ユリス「(ここは敢えて………)………ツインパワーで、大盾の戦士を攻撃!」

 

ユリスはシイへの大盾の戦士を攻撃。

 

シイへ「速攻対抗カード発動! {戦士の盾!}」

 

しかし、攻撃を防がれてしまう。

 

ユリス「………ターン終了」

 

ユリスはターン終了を宣言。シイへの魔は場の再攻撃の機械、大盾の戦士を含めて残り3体であり、控えの魔がいないユリスは絶体絶命の危機に。

 

ゴンマー「俺のターン、ドロー! 俺は控えの魔を生け贄にして攻撃だ!」

 

ゴンマーは撃滅の戦士で双力の月魔法戦士を攻撃。

 

ユリス「速攻対抗カード発動! {マジックフェンス}!」

 

ユリスは場に残す防御魔法でこれを凌ぐが………

 

シイへ「無駄だ! 手札2枚を捨てて、再攻撃の機械の効果を起動!」

 

シイへがここで動きを見せる。すると、撃滅の戦士が再び立ち上がった。

 

ユリス「名前の時点で察していたけど………やはり再攻撃効果持ちの魔だったんだ………」

 

そう、これによって撃滅の戦士は再攻撃可能に。

 

ゴンマー「そして、俺の撃滅の戦士の生け贄対象は控えか場の魔。俺の控えの魔は0だが………シイへの{大盾の戦士}は俺の場としても扱う!」

 

ゴンマーはそう言うと、大盾の戦士を破壊して攻撃を仕掛ける。

 

フータ「まずい、ユリス!!」

 

フータは慌てていた。このままではユリスが脱落してしまう。

 

シイへ「(………まずは1匹………!!)」

 

シイへもユリスの脱落を確信する………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エマ「………ユリス!! ………速攻対抗カード発動! {ターンジャンプ}!!」

 

しかし、この場面でエマはターンジャンプを起動。これにより、撃滅の戦士の攻撃が強制終了し、そのまま3ターン経過する。

 

ゴンマー「な、なんだ………!?」

 

シイへ達は驚きを隠せなかった。

 

エマ「そしてターンジャンプの効果で、相手プレイヤーに3枚ドローを与えるわ!」

 

代償でシイへ達の手札が増えたものの、結果としてユリスの脱落は免れた。

 

ユリス「………やってくれると信じてたよ、エマちゃん」

 

ユリスはそう言って、笑みを見せる。

 

フータ「ど、どういうことだ………?」

 

フータは何が何やら分からず困惑していた。フータの隣に立つ真子は………

 

真子「ユリスちゃんは自分に攻撃を引きつける事を最初から考えていて、あの{闇}属性の2体の効果を見た後にその相性を悟って………相手のコンボを潰す策に出たんだよ。だから、ユリスちゃんにサーチ効果のカード対象を譲った。ターンジャンプなら攻撃無効化も関係なく戦術を潰せるしね」

 

フータに分かりやすく状況を説明。フータはふむふむと頷いていた。一方ユリスを守って安堵する様子を見せたエマに対してユリスは………

 

ユリス「………そういえば。さっきしれっと呼び捨てしてたね、エマちゃん」

 

エマに対し、流れで呼び捨てをしていた事を問いかける。

 

エマ「えっ!? ………あれは、その………」

 

エマが必死に弁解しようとすると、ユリスはフッと笑みを零し………

 

ユリス「まあ、好きにすればいいよ。取り敢えず、助けてくれてありがとう」

 

ユリスはそう言うと、エマに対して感謝の言葉を口にする。それを聞いたエマは………

 

エマ「………どういたしまして」

 

笑みを返しながらそう言葉を返すのだった………

 

 

 

ユリスの策とエマの協力で危機を乗り越えた2人。果たして、ここから2人はどのように反撃するのか………!?

To Be Continued………




次回予告
ターンジャンプ後のゴンマーのターン。シイへの場に{再攻撃の機械}しか残っていない為にターンを終えようとするものの、そこへユリスが挑発をかける………!
次回「連携の逆転劇」
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