装着の天使完全鎧の使用を拒んだ継美は、打つ手をなくし、勝負に敗れてしまう。一方、ユリスの前にある人物が現れ………!?
メリルは装置のある地下室までゆっくりと歩いていた。そんな中、何かを感じたメリルは思わず足が止まった。
メリル「(………月の神の力………しかもかなり近づいてきている………まさか)」
どうやらメリルが知っている力を感じとったようだ。
ブレク「………足を止めるな」
ブレクはそう言ってメリルを急かす。
メリル「………分かってるわよ」
メリルは再び歩み始めた………
一方、フータ達は誰も動けなかった。皆ブレクの脅しに屈していたのだ。
フータ「クソ野郎! 俺達はどうすりゃいいんだよ!?
フータは地面に拳をうちつける。
エマ「今の私達にはどうしようも無いわよ………」
エマはそう言うものの、悔しそうな様子ははっきりと見えていた。誰もが動けない中、突如バイクの走行音が聞こえてきた。
エマ「………! この音は………!」
エマは聞き慣れた音に耳を傾ける。すると、バイクの音が店の入口で止まり………
?「………成程、確かにいた痕跡はあるようだな」
先程ユリスと会話していた人物が店の中へ入った。
フータ「あ、貴方は………!!」
フータはその人物を見ると、エマと揃って嬉しそうな様子を見せるのだった………
そして、メリル達へ視点は戻り、メリル達は機械のある部屋までやってきた。
メリル「貴方達が求める機械はこれでしょう? 魔を実体化させる為の装置。私が作った最高傑作になるはずだった子」
メリルは不貞腐れた様子でそう呟く。
ブレク「これが例の装置が………!」
ブレクは嬉しそうな様子で装置に触れようとする………
メリル「勝手に触らないで。今はシステムにロックをかけてて、これを解除出来るのは私だけだから」
メリルはそう言って、機械のロックを解除する為の作業を始める。
ブレク「ふん、あまり俺を待たすなよ」
ブレクはそう言って、メリルがロックを外すのを待つ事に………
メリル「(ロックは全部で2つ。1つはパスコード入力。2つ目は私の指紋認証………時間稼ぎにもならないわね………)」
メリルは困った様子で2つのロックを外す。最後にローディングが挟まる訳だが、そのローディングが突如としてエラー表示になってしまった。
ブレク「なんだ? 時間稼ぎのつもりか?」
ブレクはメリルに対し剣を向ける。
メリル「………そうだった。これはUの力を転用して作ったもの………Uが拒否したら動かないんだったわね………でもこれは一定距離にいなければ機能はしないはず………」
メリルはそう言って、入口の方へ視線を向けた。
ブレク「なんだ? どうしたと………なっ!?」
ブレクは入口の方へ視線を向ける。するとそこには、白髪の男がいた。それ即ち………
メリル「ゆ………U!!」
ウズクチョの英雄、Uが帰還したのだ。
U「僕のいない間に好き勝手しやがって………懲りない連中だよ、全く………」
Uは怒りを顕にしながらそう呟くのだった………
絶体絶命の危機に戻ってきたU。果たして、Uの登場でこの状況を巻き返せるのか………!?
To Be Continued………
次回予告
戻ってきたUは継美を盾にされてもそれを上回る動きでブレクを圧倒。Uの怒りは止まる事を知らず………!?
次回「Uの怒り」