幻想魔札技録〜マジシャンバトル〜   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
Uはブレク連合の組織に乗り込んだ際、魔を作り出す装置を発見する。結果としてUはその場で装置を破壊したのだった………


第135話 ブレクの目的

Uの話と資料を目にしたメリルは驚いた様子を見せると共に………

 

メリル「そうやって勝手に魔を作った訳ね………」

 

左手で握り拳を作ると、資料を丸めてブレクに向けてぶん投げた。

 

ブレク「ぐあっ!? な、何をする!?」

 

ブレクは驚いた様子を見せるが………

 

メリル「ゲームバランスを壊すような魔を作らないで!!」

 

メリルはゲームクリエイターとしての性からか、両頬を膨らませながら怒りを顕にした。

 

フータ「えっ………!?」

 

U「ふえっ!?」

 

メリルが怒った理由にフータ達は困惑。Uも真剣な表情から一転して呆然とした表情を見せる。少しして我に返ったUはメリルに近付くと………

 

U「ええと………落ち着いてくれよメリル………気持ちはわかるけどね………うん、よしよし」

 

思わずメリルを諭し、彼女の頭を撫でた。

 

メリル「撫でないでよ………!!」

 

メリルは恥ずかしそうな様子を見せながら、思わず反発する。

 

ブレク「ふ、ふざけた奴だ………!!」

 

これにはブレクも激高していたが………

 

U達「お前が言うな!!」

 

Uとメリルの2人は息ぴったりで反論を返した。2人の威圧に思わずブレクはすくみあがったが………

 

ブレク「ふ、ふん………! 俺の目的に気づいたと言うなら教えてやろう。俺の目的は、この装置と7体の{闇}属性の魔を使った世界の征服だ! この装置を使う事で、俺はこの世界を破壊するのだ! ふはははは!!」

 

ブレクは自分の目的を明かした。

 

フータ「世界征服だと………何考えてるんだよ!?」

 

これに対し、フータは怒りを顕にする………そう、フータは。

 

U「………相変わらずおめでたい野郎だ」

 

Uやメリルは恐ろしいくらいに呆れていた。

 

エマ「え、えっと………なんでU様達は呆れてるんですか………?」

 

2人の様子に気づいたエマは思わずそう問いかける。

 

メリル「あんまり言いたくないけど………小物なのよ、ブレク=スクラードという男は。こっちにはUっていうあからさまに最強の男がいるのに、世界征服なんてよく言えたものね………仮に実現しても一瞬でUが世界壊しちゃうわよ………」

 

そう、このブレク=スクラード。現実が見えないという致命的な問題点を抱えている男だった。それを知っているU達だからこそ目的を聞いて呆れていたのだ。しかし………

 

フータ「俺はお前を許しはしねぇ………マジシャンバトルだ、この野郎!!」

 

唯一真に受けてしまったフータはブレクにマジシャンバトルを仕掛けてしまう。

 

ブレク「ふん、小僧め………返り討ちにしてくれるわ!」

 

ブレクはこれを了承し勝負を行う事が確定する。2人がデッキシャッフルを始めるのを目にしたエマは………

 

エマ「フータのバカ………なんで勝負を仕掛けちゃうのよ………!」

 

呆れた様子を見せる。しかし、Uはエマの真横に立つと………

 

U「いや、意味はある。奴を倒せばルール上の土俵でカードを回収出来る。奴のくだらん野望も潰せて一石二鳥ってもんだよ」

 

Uはそう言って、対決に肯定する様子を見せる。そして、2人はデッキからカードを5枚ドローすると………

 

2人「マジシャンバトル………スタート!!」

 

2人はマジシャンバトルを始めるのだった………

 

 

 

ブレクの無理に近い目的に本気になってしまったフータはブレクとの対決に挑む事に。果たして、ブレクとの最終決戦にフータは勝てるのか………!?

To Be Continued………




次回予告
フータvsブレクの対決。その立ち上がりは、意外にもフータにとって目新しさを感じないものであり………?
次回「味気ない最終決戦」
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